私たち海洋社会デザイン科学研究室は、海に関わる現場の課題を、データと情報技術で可視化・分析し、その成果をビジネス・制度・地域づくりにつなげます。現場の声と科学的な知見を大切にし、持続可能で豊かな海洋社会の未来をデザインします。
現在は、情報科学を基盤に、生産・流通・消費に至る水産業システム全体を捉え、資源の持続的な利用と収益性の向上を両立する「儲かる水産業」のあり方を探究しています。今後は、水産業研究を核として、漁村・地域社会、洋上風力・海洋エネルギー、海運・港湾物流、海底鉱物資源などへと研究の視野を広げ、海洋空間の利用調整や制度設計にも取り組んでいきます。
研究テーマは、「私たちが探究したいこと」「情報科学を軸に、私たちの強みを生かせること」「地域や社会が求めていること」の三つが重なるところから見いだします。
地域の人々、事業者、行政、研究者、学生など、多様な関係者と対話・協働し、研究成果を現場の課題解決や社会の意思決定に役立つ知見・仕組みへとつなげていきます。
ズワイガニの資源量推定、操業データの活用、漁獲特性と管理方策
見えにくい海の資源をデータで捉え、持続的な利用を考える。
海洋レーダー、海況と漁場形成、観測情報の利活用
海の変化を捉え、現場の判断に役立つ情報につなげる。
魚価の変動、ブランド魚、購買行動、販売戦略
生産から消費までを捉え、水産物の価値と収益性を高める。
漁家民宿、インバウンド、海鮮食堂、地域の振興
海の資源や地域の強みを、産業や地域づくりにつなげる。