Zoom録画を使用する場合
講義/ イベントを同時配信やZoom録画する場合にご参照ください
講義/ イベントを同時配信やZoom録画する場合にご参照ください
講義でZoomを使用する場合、その設定方法、データの共有方法についてご案内します。
より安全に配信・録画を行うために、ご協力をお願いいたします。
Zoomを使用する講義は、いくつかパターンがあります。
講義を担当する講師が、研究室やご自宅から、自身で配信を行う場合(スタジオ型配信)
教室/会場での講義をスタッフが撮影しつつ、遠隔に同時配信する場合(ハイブリッド形式)
教室/会場での講義をスタッフが撮影、ゲスト講師がZoomで登壇し、教室のプロジェクターに投影し、遠隔にも同時配信する場合
(ハイブリッド形式)
掲載される動画では、スライドの横に先生の顔を表示します。
画面共有中も、カメラをONにした状態で講義をおこなってください。
※特別に事情がある場合、所属部局から特定の指示がある場合(通信量の制限に関する懸念など)は、ご相談ください。
出典:UTokyo Online Education 学術フロンティア講義 2022 石井剛先生
バーチャル背景の素材は、そのまま公開すると著作権違反になる可能性があることをご留意ください。ご自宅や研究室の背景にも、背後に
著名人のポスターや絵画がかかっている、本棚に本の書影が映り込んでいる等、著作権や肖像権の処理が必要な画像がないか、
ご確認ください
以下のようなものであれば、問題が生じる可能性が低くなります。
Zoom設定で、背景をぼかす
バーチャル背景:
ご自分で撮影した写真で、人物や著作物が映り込んでいない
所属部署で公式に配布している画像。所属部署のロゴ入りの画像
無地の背景
フリー素材
* UTokyo Account ( 共通ID @utac.u-tokyo.ac.jp )でZoomにログインすると、設定>背景とエフェクト>バーチャル背景内に
東京大学が作成したバーチャル背景があります。
OCW公式のバーチャル背景を使用
予め背景をぼかしている
Zoom録画の音声は、音質が高いとは言えません。音質が悪い場合、視聴しづらいと感じられてしまうこともあります。
クリアな音声を録音するために、以下のような対策が考えられます。ぜひご検討下さい。
マイク付きのヘッドセットなど、なるべく口元の近くにマイクを設定
講師の手元にICレコーダーを置き、別途、音声のみを録音。講義終了後、録音データ(WAV/mp3ファイルなど)を提出。
以下の設定は、講義がある前日、少なくとも講義開始の数時間前までに済ませておきましょう。
-代替ホストを設定
事前に設定しておくと、ミーティング開始時に自動的に代替ホストになるので便利です。
Zoomでミーティングをスケジュールする際、アプリケーション/ウェブサイトどちらからでも、[ミーティングをスケジュールする]設定の一番下に、[代替ホスト]という欄があります。(アプリケーションの場合は[詳細オプション]を表示する必要があります。)
この欄に代替ホストのサインイン用メールアドレス(10桁の共通ID@utac.u-tokyo.ac.jp)を入力しておきます。
既にスケジュールされているミーティングの欄から編集することも可能です。
-クラウドレコーディングの設定
この設定は、ダウンロード時に、
おなじみの、スライドの共有画面にスピーカーが映っている映像
スピーカーだけの映像
参加者全ての映像
音声ファイル
など、複数の種類の記録を取得するために行います。動画編集に備えて、複数の種類の動画素材をご準備ください。
Zoomにログインして、以下のページにアクセスします。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/profile/setting
設定パネルから[設定]の欄をクリックし、[記録]のタブを選択します。
[クラウド録画]の欄をご覧ください。
以下の項目にチェックを入れましょう。
☑ 共有画面でアクティブなスピーカーを録画
☑ 共有画面でのギャラリービューの録画
☑ 共有画面でアクティブなスピーカー、ギャラリービュー、および共有画面をそれぞれ録画
☑ アクティブなスピーカー
☑ ギャラリービュー
☑ 共有画面
☑ 音声のみのファイルを記録
☑ ミーティング/ウェビなーからのチャットメッセージを保存
設定が終了したら、左下の[保存]ボタンをクリックして、保存ください。
講義中にPCにトラブルが起きた場合などを想定し、複数名が違う方法で録画すると、予備を持つことができて安心です。
ホストがクラウド録画をする場合、代替ホストの方はローカルレコーディングを録っておいてください。
そのために、以下の設定を行ってください。
(できれば講義開始の直前ではなく、講義前日、または講義開始の数時間前などに設定を済ませておきましょう。)
-ローカルレコーディングの設定
Zoomのアプリケーションを起動し、設定パネルの[レコーディング]から、以下のように録画設定をしてください。
以下の項目にチェックを入れましょう。
☑ 画面共有時のビデオを録画する
☑ 録画中に共有された画面のとなりにビデオを移動してください
-ミーティング開始
講義の5分程度前に、スケジュールしていたミーティングを開始します。
-画面共有設定
ゲスト講師がいる場合、その方が画面共有できる設定にしておいてください。
-共同ホストの設定が必要な場合
当日、事前に代替ホストとして登録していない人が操作を手伝うことになった場合、手動で共同ホストに設定する必要があります。
[参加者]の欄に表示されている名前にマウスオーバーし、[詳細]をクリック、[共同ホストにする]を選択します。
-レコーディングを開始
録画を開始する順番が大事です!
1番最初に、代替ホストが、[このコンピュータにレコーディング]で、ローカルレコーディングを開始します。
この時、クラウドレコーディングを選択しないよう注意してください!
代替ホストのローカルレコーディングが開始されたことを確認したら、ホストはクラウドレコーディングを開始してください。
順番を間違えたときは、以下のように対応してください。
ホストがクラウドレコーディングを開始した後は、他の参加者がローカルレコーディングを始めることができません。
一旦ホストはクラウドレコーディング停止させましょう。
代替ホストがローカルレコーディングを開始したら、またホストはクラウドレコーディングを再開させましょう。
-レコーディングが止まっていないか確認
講義が始まったら、レコーディングが止まっていないかどうか、こまめに確認してください。
ホストがクラウドレコーディングを開始すると、録画状態を示すアイコンが雲の形に変化します。
この状態になっても代替ホストのローカルレコーディングは続いています。
代替ホストのローカルレコーディングが止まっていないかどうかを確認する方法がないため、停止ボタンに触れないように注意しましょう。
ローカルレコーディングを始めた状態
クラウドレコーディングを始めた状態
-ブレイクアウトセッションを行う場合
ブレイクアウトセッションを録画する場合は、別の設定が必要になります。
事前にご相談いただけましたら、スタッフからサポートいたします。
通常、ホストは1人だけメインルームに残り、ブレイクアウトルームには振り分けられません。
しかし、手動で特定のルームを選択してブレイクアウトルームに参加することはできます。
その場合でも、ホストが参加したルームの画面を録画することができません。メインルームの様子のみが録画に残ります。
ブレイクアウトセッションが複数回行われた場合、共同ホストのローカルレコーディングには、ブレイクアウトセッション中の録画のみが残るイメージです。
ブレイクアウトルームを使用した場合の録画の挙動
Zoomの設定に関連して、レコーディングしたデータの共有までの手順のご案内です。
-レコーディングの停止
直後ではなく、講義が終了してしばらくしてから、様子を見て録画の停止・会議室の終了を行なってください。
-ホスト:クラウドレコーディングの共有
ホストのアカウントでクラウドレコーディングされたファイルを、ダウンロード可能な状態で共有していただくための操作です。
ホストの方が行ってください。
Zoomのマイページから、レコーディングを管理するページにアクセスしてください。
まず、[記録]の中から、[クラウド録画]を開き、当該ミーティング名をクリックします。
下記のような画面が表示されます。
この画面から動画を視聴したり、データをダウンロードしたりすることが可能です。
右上の[共有]をクリックします。
ポップアップしたタブにて、[視聴者はダウンロードできます]をオンにして、左下の[Copy Sharing Information]をクリックします。
さきほどの操作でURLをコピーできているので、そのURLをメールで東大TV事務局/OCW事務局のスタッフまでお知らせください。
講義中に録画を一時停止して再開させた場合、1つのミーティングの中に複数の録画が作られます。
その場合は、上記の手順にある通り、ポップアップしたタブにて[視聴者はダウンロードできます]をオンにしたあと、[Copy Sharing Information]からでなく、それぞれの記録の[共有可能リンクをコピーする]からURLをコピーしてください。
-代替/共同ホスト:ローカルレコーディングの共有
ミーティングの終了後、自動でファイルの変換が開始されます。
処理が完了するまでお待ちください。
必要に応じて、Google共有ドライブにて、東大TV事務局/OCW事務局にご共有ください。
フォルダのご案内は、コースごとに個別にいたします。
-受講生にクラウドレコーディングを共有する場合
学生等の受講者に録画した映像を見せる必要がある場合の、共有の手順です。
下の図のように複数の形式の録画が作成されているはずです。
見せたい動画にマウスオーバーします。
リンクを取得するアイコンが表示されます。
このアイコンをクリックすると、クリップボードにURLがコピーされます。
コピーされたURLを学生等に通知してください。
共有する素材としては、一般的には「スピーカービューとの共有画面」がおすすめです!
「スピーカービューとの共有画面」は、画面共有したスライドの右上にスピーカービューが配置された映像です。
講義の性質によって、適切なファイルをお選びください。
この時、[視聴者はダウンロードできます]が東大TV事務局/UTokyoOCW事務局に共有したときのままオンになっていると、受講生もダウンロードできるようになってしまいます。
必要に応じて、オフにしてください。