基本的には、論文等での出典情報の書き方と同様です。
書籍などの出版物:著者名・書名・出版社・発行年・ページ数(図番号・図題)
論文:著者名・論文名・掲載誌名・発行年・ページ数
Webサイト:サイト運営者名(企業名・団体名など)・ページタイトル・URL・閲覧日
スライド上では、図版やグラフなどの近くに出典をお書きください。
スペースを取れない場合は、スライドの余白や「note欄」でも結構です。
気象データ・分布図・衛生写真など、特定のサービスを使用していても検索日時によって得られるデータ内容が変わるものについては、
特に、サービス名・対象となる年月日・検索した年月日など、必要な情報を記載してください。
基本的には、先生が作成・撮影されたもの以外は、全てが著作権処理の対象となります。
先生がご自身で撮った写真の場合、風景や建物の写真は、ほとんどの場合は問題になりません。
その場合は「講師撮影」などご記入ください。スライド下部の「note欄」にご記入くださっても結構です。
例:「2017年 フィールドワークにて撮影」「ホーチミン訪問時に撮影」「講師撮影」など
なお、写真に「先生以外の人物が写っている場合」、写真を講義資料に掲載してオンラインで利用する、東大TV・UTokyoOCWで一般公開するなど
用途を明確にして、写っている人物に「写真を公開することについて」許諾をもらってください。
「公開の可否」が分からない場合は、人物が特定できないように画像をモザイク処理等の編集をすることがあります。
本や雑誌の表紙(書影)を講義資料に利用する場合、原則出版社の利用許諾が必要です。
「版元ドットコム」で利用の可否を確認することもできます。
UTokyo Online Education 学術フロンティア講義 2021, 太田邦史 先生
利用許諾がない場合など、そのまま公開すると著作権法上問題があると判断した場合、書影を削除(その場合書誌事項のテキストを追記します)または
モザイク処理をさせていただきます。
画像は有料の場合もあるため、利用規約をご確認ください。
※著作権の切れた古い書物・図版・浮世絵などのいわゆるパブリックドメインも、詳細は利用規約をご確認ください。
【使用可能なもの】 現在の所属機関のロゴ
【許諾が必要なもの】企業、過去に所属していた機関のロゴ、NPO団体、研究機関などのロゴ、教育機関(他大学等)のロゴ
公式ウェブサイトなどで使用の可否を確認してください。
映画・アニメ・テレビ番組・漫画などのスクリーンショットや音声は、出演者当人・放送局など、権利関係が複雑に入り組んでいるため、
東大TV・UTokyoOCWで公開するためには許諾を得てください。
書籍の作者・思想家・歴史上の重要人物・研究者など、人物の写真については、個別の判断が必要となります。
Wikimedia Commons で検索して見つかる人物写真の場合は、使用可能な場合がありますのでご確認下さい。
ニュースサイト・芸能事務所などの写真が利用されている場合、削除・差し替えなどを行う場合があります。
写っているのが先生ご自身であっても、メディア出演や他イベントの際に撮影・公開されたものは、そのまま使用できない場合があります。
プロのカメラマン等に撮ってもらった写真は、著作権を譲渡してもらうことをお勧めします。
未発表のデータや研究内容などは、データ等の作成者から東大TV・OCWで公開することについて許諾を得て、
作成者(提供者)の氏名や所属情報等を記載してください。
フリー素材配布サイト
下記のようなWebサイトでは、許諾なく無料でダウンロードして再利用できる写真・イラストなどの画像素材を配布しています。
イラストAC:https://www.ac-illust.com/
Unsplash:https://unsplash.com/ja
Pixabay:https://pixabay.com/ja/
Flickr:https://www.flickr.com/
ピクトグラム2.0:http://pictogram2.com/
【注意】
著作権フリーは、著作権が消滅している、または、著作権を放棄しているために自由に利用できるものもありますが、「著作権フリー」の定義が不明確なため必ず利用規約をご確認ください。
ロイヤリティフリーは、著作権が放棄されているわけではなく有料のものもありますので、こちらも必ず利用規約をご確認ください。
パブリックドメイン・CCライセンス
「パブリックドメイン」「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」というのは、
「著作権が切れた素材」や「出典明記など一定の利用条件を守れば、許諾なく、ある程度は自由に使用することを著作権者が認めている素材」のこと
です。特に、Wikipedia・Wikimedia Commonsの素材は、これらに該当するものが多く掲載されています。
パブリックドメインやクリエイティブ・コモンズ・ライセンスについては、以下ご参照ください。