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保険 (学研災等)

学研災・付帯賠の加入者のしおり

学研災（がっけんさい／学生教育研究災害傷害保険）とは、学生が教育研究活動中に受けた災害・傷害に対し必要な給付を行う保険です。具体的には、「教育研究活動中に生じた急激かつ偶然な外来事故」によって起きた傷害をカバーするものです。原則として病気は対象とならないためご注意ください。

また、他人にケガや損害を負わせてしまった場合のための保険として、学研災の付帯賠（学研災付帯賠償責任保険）があります。

工学部、工学系研究科、情報理工学系研究科の学生は、全員この学研災、付帯賠に加入しています。機関側で加入手続きをおこないますので、手続きは不要です。

この保険に機関で加入した場合は保険証券は発行されません。冊子「加入者のしおり」がその代わりとなりますので、大切に保管してください。学研災ウェブサイトでダウンロードも可能です。

工学部、工学系研究科、情報理工学系研究科の学生が加入している保険のタイプ・コースは以下のとおりです。保険がカバーする範囲は加入者のしおり、提供元ウェブサイトにて確認できます。

学研災

付帯賠

外部機関での実習、インターンシップの参加などにおいて、保険に加入していることの証明が求められる場合があります。東京大学工学部・大学院工学系研究科・大学院情報理工学系研究科の学生は学研災・付帯賠に全員加入となっているため、加入していることの証明書を発行しておりません（ただし、事情により応相談）。

以下の学研災・付帯賠加入に関する説明文書に在学証明書（自動証明書発行機で取得可能）を添えることで、保険に加入していることの証明とすることができます。ご利用ください。

「加入者のしおり」を確認して、必要な手続きを行ってください。

手続きは、大きく「事故の通知」と「保険金の請求手続き」があります。不明な点があれば総務・学生支援チームにお問い合わせください。

事故の通知

事故が発生した場合は、まず、すみやかに大学へ報告してください。
- 正課中の事故：担当教員へ
- 課外活動中の事故：顧問教員や監督者へ
- その他通学中などでの事故：特に監督者等がいない場合は総務・学生支援チームにご報告ください。
事故から30日以内に、担当保険会社の窓口へ事故通知を行ってください。ウェブからの手続きも可能です。

保険金の請求手続き

学研災の提供元による学研災付帯学生生活総合保険（通称：付帯学総）という保険があります。加入は任意ですので、希望する場合は個人でお申し込みください。

その他の学生向け保険に申し込む際も、学研災の補償範囲を知っておくと保険料に無駄が生じません。あらかじめご確認ください。

以下のページにて情報提供があります。

留学や学会発表を含む海外での教育研究活動においても学研災はその一部をカバーしますが、病気や活動外の事故について補償されることはないため不十分です。必ず、学研災とは別に海外旅行保険に加入するようにしてください。

東京大学『海外渡航危機管理ガイドブック』にも海外における各保険適用に関する説明があります。このような資料を参照しつつ、さまざまなリスクを念頭に十分な補償のある保険に加入することをおすすめします。

東京大学が提供する海外派遣プログラムに参加する場合、学研災の付帯保険のひとつ「付帯海学（学研災付帯海外留学保険）」への加入を求められることがあります。付帯海学への加入に必要な保険料の支払いは学生個人から行ってください。なお、付帯海学以外の保険加入を求められることもあります。

海外旅行保険への加入は必須ですが、本学から特におすすめしているものはありません。特にプログラム派遣元から加入の指示がなければご自身で加入する保険を探していただく必要があります。たとえば、大学生協では海外旅行・海外留学の保険を案内しているため参考としてください。