Program
【プログラムご説明】
開発システムの習得プログラム
課題達成型開発を業務にお役立ていただくため、自動車メーカーの手法をご体験いただき各企業様において有用となる部分をご活用いただくご提案です。
1.習得プログラムの必要性
テキストやセミナー等による課題達成型開発の学習が見かけられますが、実際の活用に至らないことが多く見られます。
これは課題達成型開発が人間の意識(思考、判断など)を操る手法であり、自動車の運転のように実地教習を行わなければ習得できないためです。
さらに実業務として用いるには、業務環境を整備し組織化された運用が必要となります。
所謂OJTとの違いは、確実に成果をあげることを意図したシステムの上で習得が行われ単に担当する業務になれるものとは異なります。
特に効果がみられるのは「できたなり」が習慣となっている場合です。
2.プログラムの構成
企業様の実業務を素材として下記の習得を図ります。
(1)基本ルール(個人)
要件を用いた開発の基本となるフォーマットを習得します。
・「業務の言語化」必ず目的、目標、目標要件を定める習慣
・「そもそも」の重要性
・「要件」の理解
(2)開発のシステム化(組織)
「ゴール」に達しているレベルを適宜評価し、問題点の認識と取り組みの有効性を判断します。
・「運用体制の構築」評価システム
・「要件達成判定」評価者の能力と権限
3.実施例
ご提供させていただくプログラムイメージをご紹介いたします。
手順は”課題達成型開発”で用いられる一般的な手法です。
実施過程においてはご担当される方にスキルとしてご習得いただきます。
【企業様ご要望ヒアリング】
具体的なお取組みご要望事項に限らず現在の事業など広く御社の業態をお伺いしながら ”なぜなぜ”(wiki参照) を突き詰め 今一度 ”取り組み目的” の言語化と整理を行っていただきます。
全ての作業を企業様のご担当者と一緒に進めます。
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【現業または関連事業の潜在的な可能性を発掘】
煮詰まり感のあるテーマは勿論、新規開拓に明確な価値を見出し確信の持てるゴールをご探索いただくため言語化状況の確かさをお確かめいただきます。
このとき”できない理由”を一旦排除して考えた ”ありたい姿” を描くことで目的と手段が取り違えられていないことを確認します。
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【価値ある取り組みテーマの抽出】
目標達成のために必須のブレークスルーをバックキャスティングにより見出す作業を行うことで課題の明確化されたロードマップを描くことができるようになります。
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【事業化展開への取り組み】
(1)自社内テーマ
経営資源(人、物、金、技術など)の課題を取り込みご納得いただけるコンセプトメーキングを実施します。
また明確なスケジュールを決定しお取り組み頂くにあたり”課題達成型開発”による効率的な進捗を行っていただきます。
(2)他社協業テーマ
見い出された”取り組み価値のあるテーマ”をご協業を希望される企業様にご理解いただくお手伝いをいたします。
このマッチングにはターゲット企業様の状況分析が重要なため自社内でのお取組みと同様のヒアリングとご提案のPDCAを繰り返し売り込みのお手伝いを致します。
見い出した”取り組み価値のあるテーマ”は御社の商品であり”課題達成型開発”によって明確に言語化されたことでその付加価値は高く評価されるはずです。
4.プログラムの実施について
本プログラムは、ご習得された方のみが活用するためのものではありません。
システムとして活用できる仕組みづくりが必要になりますので、スキルを習得された方の再生産が行われます。
技術開発テーマ、業務改善テーマなどどの様なものでも題材として扱うことができます。
レッスンの対象者は、未経験の事項に抵抗がなく職制に頼らず業務に取り組める方や若手の方が望ましいです。
実施のご担当の方には準備段階から詳細なフォローをさせていただきます。
本プログラムは各企業様で既にお取組み中やイメージとしてお持ちの事業の否定を目的としていません。
内部にある”ありたい姿”を分かり易い表現に変換し事業や業務に新たな価値を見出していただくことで見通しよく経営資源のご活用をいただくものです。
特に事業計画の作りこみやスタートアップの支援でお役に立ちたいと考えております。
より具体的なオペレーションの内容等についてはメールにてお問い合わせください。
Email: shinichi_ogura@frontierconceptor.com