アジア学院スタディツアー
~「循環型農業、多様性のあるコミュニティ、平和」に根差した生活体験~
栃木県西那須野にあるアジア、アフリカの農村リーダーの研修施設です
~「循環型農業、多様性のあるコミュニティ、平和」に根差した生活体験~
栃木県西那須野にあるアジア、アフリカの農村リーダーの研修施設です
【For Others~CLA棟のセンター間の共同】
2017年に全学教養教育機構(CLA)がスタートしました。CLA棟にはFor Othersにかかわりがある宗教センター、バリアフリー推進室、ボランティアセンターが並んでいるので、共同してFor Othersの精神を育てるようなプログラムを行えないか、と当時の宗教センター長だった相澤一先生が考え、話し合いを重ねました。そして、ジェンダースタディーズセンター(2023年)、国際センターを加えて協力するなかで、2022年度からアジア学院スタディツアーを実施することとなりました。
※例年6月中旬の土日に実施されます。
【アジア学院とは】
アジア学院は、栃木県にあるアジア農村指導者養成専門学校です。
アジア、アフリカ、ラテンアメリカを中心に研修生を受け入れ、世界中から集まるボランティアとともに、食べ物といのちの大切さを分かち合い、平和について考える機会を通して農村の指導者を養成することを目的としたキリスト教精神に基づく学校です。
アジア学院ウエブサイト☞https://ari.ac.jp/
【スタディツアーのプログラム(例)】
1日目 13:30 那須塩原駅集合
13:50 那須セミナーハウス着
※アジア学院に隣接する宿泊施設
オリエンテーション
キャンパスツアー
17:00 夕食(バーベキュー)
研修生、ボランティアと一緒に
2日目 8:00 朝食(コイノニア食堂にて)
9:00 モーニングギャザリング
10:00 講話
11:30 昼食(カレー)づくりスタート
14:00 ふりかえり
15:00 解散
宗教センター発行「待望97号」より
6月15日、16日に行われたアジア学院スタディーツアーでは、世界中から集まった人たちの暮らしを見て、体験し、共に過ごすことで私たちが活きるために欠かせない「食べ物と命」について考えました。
アジア学院では、動物や野菜など、自分たちで育て、それらを調理し食事をします。ツアーでは育てている鶏や豚を見て、またその鶏が生んだ卵を食べられるようにきれいにしました。何気ない作業ですが、その卵が食事に出てきて実際に口に運ばれるとき、この卵がどこから来たのか知っているからこそ、命に感謝し食べることの喜びをかみしめました。
トークセッションでは生徒の方々と、アジア・アフリカの食糧問題について話し合いました。アフリカでは気候の問題などにより農業が難しいため、アジア学院で農業を学びに来ているとおっしゃっていて、今の自分の生活を振り返ることができました。
最終日の昼食で、葉っぱのお皿でバーベキューをした体験はとても貴重で時間がゆっくり流れていたような気がします。アジア学院では、大自然の中で様々なバックグラウンドを持った人たちと生活することで、人とも、食べ物とも「共に生きる」が実現できる場所だと思います。短い期間でしたが、命の大切さを十分学べたとても充実した2日間でした。
英語英米文学科3年/宗教センター発行「待望97号」より
自己紹介
キャンパスツアー
セミナーハウスでオリエンテーション
平和についてのお話
雨の中、草取り
コンポスト(堆肥)
畑へ向かう道
エンドウ豆の収穫体験
卵の出荷準備作業
バーベキューの準備
バナナのお皿で
カレーづくり(スパイスだけ!)
美味しそう!
座って手で食べます
礼拝堂は和風でエキュメニカル(あらゆる種類の宗教を持つ人に対応)
アジア学院はキリスト教に基づく