NPOインターンシップは、NPO法人アクションポート横浜が運営するプログラムです。横浜の地域やNPOに関心を持つ学生を募集し、市内のNPO団体にご協力をいただき、関心のある団体で活動できるよう、コーディネートします。
このプログラムには横浜近隣の8つの提携大学と受入NPO約20団体にご協力をいただいています。学生は関心のあるNPOで夏休みを中心におよそ10日間〜6ヶ月間の活動を体験します。
フェリス女学院大学は、「提携大学」となっています。
横浜市内を中心とした大学から、60名~70名の大学生が毎年参加しています。
短期は約80時間なので、夏休み中に活動ができます。また、ボランティア活動科目の短期1単位分(45時間以上)に該当します。
長期は団体によって活動時間が異なります。ボランティア活動科目の中期(2単位90時間以上)もしくは長期(6単位270時間以上)に該当します。
①相談会:受け入れ団体の方々と直接活動内容についてお話ができます。
②事前研修会:活動の目的などについて確認します。
③面接:受け入れ団体の方と日程調整や相互の希望などを確認しあいます。
④報告会・修了式:短期は10月、長期は2月に実施します。
⑤定例会:長期インターンを選んだ方は、他大学のインターン生とともに月に1回活動報告会を行います。
⑥活動期間:短期 8月~9月
長期 8月~翌年2月
募集スケジュール
5月15日(木) 19:00-20:00 オンライン説明会
(主催団体のアクションポート横浜)
5月22日(木)お昼休み@ボラセン
アクションポート横浜スタッフの説明会(対面)
5月23日(金) フェリス学内エントリー締切
6月7日(土) 12:30-16:30 学生とNPOの相談会
(NPO団体と直接お話ができます)
6月中 マッチング&最終希望団体決定
6月20日(金) 希望団体&面接日決定
7月5日(土) 14:00-16:30 事前研修会(全インターン生合同)
8月 活動期間
10月25日(土) 14:00-17:00 短期インターン成果報告会
11月 長期インターン定例会
2026年
2月23日(月) 14:00-16:00 長期インターン成果報告会
←2025年度用フェリス学内エントリーフォーム(5月23日(金)締切)
説明会などを経てNPOインターンシッププログラムに参加することを決めたら、こちらからエントリーしてください。
◆インターン生の声
今回のインターンシップに友達に誘われ初めて参加しました。メインの活動内容は、SDGsと関連付けて「ファッションロス」問題についてのオンライン交流会の主催です。社会に出て活動する経験が初めてだったので、名刺作成や名刺交換から教わりました。YNNでは自分が興味のあることについて自由に活動することができました。私はファッションロスに興味があったので、ファッションロスの原因や重要性、企業側と買い手側の双方向から見た対策、解決方法について追求し、より多くの人に知ってもらう必要があると考えたため、オンラインで交流会を開催しました。意見交流の場で、自分が司会進行側を務めたのも初めてでしたが、貴重な経験となりました。
横浜のSDGsを推進するネットワーク~SDGsよこはまCITY
SDGsよこはまCITYは、横浜および周辺地域に活動拠点を置き、SDGs、国際協力、国際交流、多文化共生、在住外国人支援に取り組むNGO/NPO、行政、国際機関、学校、企業等のネットワークのことです。横浜国際局、JICA横浜、横浜市国際交流協会(YOKE)、横浜NGOネットワーク、神奈川大学などが活動母体となっています。
◆活動分野:国際協力、SDGs
◆活動先:特定非営利活動法人横浜NGOネットワーク(YNN)
https://ynn-ngo.org/
よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム SDGsよこはまCITYプロジェクト
https://sdgs-yokohama-city.org/
◆活動期間:8月~10月
◆主な活動:オンライン勉強会(交流会)の企画運営 テーマ「ファッションは好きですか?」(末尾にちらし有り)
◆インターン生の声:主な業務は、例年秋季に行われる、横浜の音楽祭「ホッチポッチマーケット&ミュージックフェスティバル」の企画・運営です。私はその中でも、支援金担当として、寄付・物販を通してイベントに必要な支援金を集める活動を行っていました。
インターンを始めたきっかけは、音楽イベントに関わりたい・チームでの活動をしたいと思ったからです。私は元々、地域の音楽活動・イベントに携わってみたいと思っていたので、「人とまちを音楽でつなぐ」ことを目的としているアークシップはまさにピッタリだったのです。
また団体の一員として責任を持って活動することで、自分の長所・短所に気づけ成長できると思い、参加を決めました。
NPOインターンシップは、学生生活で学んできたことを社会の場でどのように活かせるかを実践的に学べる場です。何事も「経験する」ということに勝るものはないと思うので、ぜひ学生生活のうちに、このような活動に挑戦してみてください!
◆活動分野:まちづくり 「国も世代も性別も障がいの有無も関係なく」世界中の人をつなぐ、という大きな目標のもとに行われる市民が創る音楽祭 の運営を担う。
◆活動先:認定NPO法人アークシップについて
アークシップは、音楽で世界中の人―国も世代も性別も障がいの有無も関係なく―をつなぐ、をコンセプトに、「ホッチポッチミュージックフェスティバル」を開催している団体です。インターン生といえども、実際のイベント運営を責任をもって担当します。主に、広報・集客、ファンドレイジングなどを担当します。
◆活動期間:8月~2月(メインは11月の音楽祭)
◆主な業務:支援金集め。毎月ミーティング
《活動分野》 国際協力
《活動先》Act for Child https://act-for-child.org/
《活動期間》8月〜2月(11月〜1月は活動なし)
《主な活動》ミャンマー勉強会、フェアトレード品の品質チェック・値札付け、
SNS運用(instagram)、かながわボランティア フェスタの運営補助
◆インターン生の声
私がNPOインターンシップに参加したきっかけは、大学入学を機に新しいことに挑戦したいと思ったからです。Act for Childでのインターンを通じて、支援国であるミャンマーについて深く学び、フェアトレード品に関する業務に携わり、SNSでの広報活動にも挑戦するなど、さまざまな経験を積むことができました。また、2月にかながわ県民センターで行われた「かながわボランティアフェスタ」では、運営補助として参加し、横浜で活躍する他のNPO団体の取り組みを間近で見ることができたのも貴重な経験でした。
この経験を通じて、「国際支援のために自分は何ができるのか?」と考えるだけでなく、「そもそも国際支援はなぜ必要なのか?」「支援を行う上で大切なことは何か?」といった根本的な問いにも向き合うようになりました。さらに、Act for Child以外の横浜で活動するNPOやNGOにも関心を持つようになり、自分の視野が大きく広がったと感じています。
Act for Child は、ミャンマーの少数民族の子どもたちへの教育支援を中心に、フェアトレード商品の販売や人材育成を行う国際協力NGOです。貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもたちが将来の夢や選択肢を自由に描ける社会の実現を目指しています。