令和7年5月29日(木)
<注目記事>高3学術探究 グローカルミーティングⅠ
令和7年5月29日(木)
<注目記事>高3学術探究 グローカルミーティングⅠ
5月29日(木)、本校を会場に、高校3年の学術探究コースの探究活動の発信と実践活動「グローカル・ミーティングⅠ」を行いました。
この「グローカル・ミーティング」は、高3「学術探究コース」で行ってきた、社会問題や学術の課題の解決をテーマとしたグループ研究のまとめの活動の一つです。
社会人講師の方々に向けてこれまでの研究内容を発信、意見交換することを通して、研究内容のブラッシュアップを図るとともに、研究をさらに深めていくものになります。
今回、社会人講師としてお迎えしたのは、地域で活躍されている経営者の一人である、株式会社 清水組 代表取締役 清水 隆成 氏 です。
昨年度に引き続き、よろしくお願いします。
今年度は、佐藤副校長、三春高校教頭、伊藤中等部教頭の3名を加えた4名で意見交換を行いました。
全体会として開会行事を行った後、4つの分科会に分かれて活動しました。
分科会では、これまで取り組んできた研究内容をプレゼンテーション形式で発表。
講師の皆さんからは、研究内容について率直な疑問や意見、新たな提案などが出されました。
選択教室2では、経営者として地域の課題に取り組んでいる講師の方から、経験に基づいたご指摘やアドバイスを、生徒たちは真剣に聞いて、そして生まれた新たな考えについて、さらに議論を深めていました。
また、本校の佐藤副校長、三春高校教頭、伊藤中等部教頭からは、教育者の立場として、また経営者の立場として貴重なご意見をいただきました。
7月10日(木)には、秋田市役所で「グローバルミーティングⅡ」で開催します。
今回いただいたアドバイス等を参考にしながら、さらに内容の深いプレゼンテーションができるよう準備を進めていきます。
活動後の生徒の振り返り記述の一部を紹介します。
・推敲できるところはして、新しいことも盛り込んでいきたい。論文に合わせて発表を構成したが、調査と問題提起に時間をかけすぎて、いちばん伝えたいはずの提案内容を話す時間があまりなかった。
・3日分のツアーの日程を提示してほしいと清水さんがおっしゃっていたので、もっとツアーを説明して時間をかけてグローカル・ミーティングⅡに臨みたい。
・数値を都合よく判断して、実際にその数値を見たときに感じる感覚とずれていた部分があったので、データの見方を見直したい。
・プレゼンの練習が不十分だったので、2回目のグローカル・ミーティングまでにグループのメンバーと協力してプレゼンの質を高めたい。社会人と意見交換するにあたって、分野の知識を少しでも多く蓄えておくことが大切だと思った。