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2024年1月26日 具体的な小学校のICT教育カリキュラムを考える。
先生の皆さん、日々の校務お疲れ様です。
さて、佐々木もICT支援員の仕事に携わるようになり10ヶ月が経とうとしています。
前職は約2年間、GIGAスクールサポーターとして小中学校20校の先生や児童生徒へ
パソコン(クロームブック)やアプリの使い方を教えたり、ICT教育(授業)のサポートを行っていました。
佐々木がが携わった学校のICT教育が進んでいるかというと・・・・・、否な状況です。
学校も先生方も一生懸命、ICT教育(授業)に取り組まれているのですが、いきなりの児童生徒へのパソコン1台配布で、
今まで経験したことがないICT教育(授業)を行わなければならなくなりました。
行き当たりばったりの手探りでのICT教育(授業)をおこなわなければならない先生方の苦労は見ていて感じています。
パソコンが得意な先生・不得意な先生によってもICT教育(授業)格差は開くばかりです。
私自身も孫を4人持つ「一保護者」ですので、孫のICT教育(授業)の進捗が気になります。
私自身これまで30以上の仕事に携わり、その中でITやICTの仕事にも携わりその世の中のIT(ICT)変遷を経験してきました。
その経験から言うとこれまでの「昭和の教室(授業)」では子どもたちは生き抜くことができないと推測できます。
縁あって学校の先生や子どもたちのICT教育(授業)のサポートにつくことができました。
私の使命・・・・、とまではいきませんが少なくとも子どもたちに一定水準のICT教育(授業)を受けさせ、
ICTスキル(パソコンの活用・タイピング・ネット検索・情報リテラシー・プログラミング他)を習得させたいと考えています。
その為にもICT教育(授業)の可視化を、ようするにICT教育(授業)でやるべきこと(カリキュラム)が見えてわかれば
先生方も安心してICT教育(授業)に取り組むことができるのではと考え、日々ICT教育(授業)カリキュラムの作成に
取り組んでいます。
ICT教育(授業)カリキュラムを考え作ることはできますが、私自身教員経験がありませんので、
そのカリキュラムをどのように授業へ落とし込んでいけばいいかわかりませんので、先生方に考えて頂きたいと思っています。
あと先生自身の今後の人生も考えていかなければならない時代になりました。人生100年時代です。
先生スキル以外のものを今のうちに取得していないと先生自身がその時に困った事態になります。
今の若者は会社へ入りその会社でどのようなスキルが身につくことができるのかを考えています。
自身のスキルに繋がらないと判断するとサクッと会社を辞めていきます。
残念ながらそうゆう時代に子どもたちを送り出さなくてはなりません。
そのためにも少しでも困らないように私達大人が「未来の教室(授業)」を作っていかなければと強く思っています。
私自身も62歳(2月には63歳になります)ですが、まだまだ孫たちの将来のために頑張りますよ。V( ̄▽ ̄)V
2023年12月12日 「お母さん(お父さん)、プログラミングおしえて。」
私達や子供の時代(昭和・平成)であれば
「お母さん(お父さん)、勉強(国語・算数・理科・社会など)教えて。」
で子どもたちからの質問や分からないところを教えてもらって(教えて)いました。
ですが、あと10数年もすると今の小学・中学・高校の子どもたちが大人になり、
自分たちの子供に勉強を教えなければならなくなった時に
「お母さん(お父さん)、プログラミング教えて。」
「ネットワークに繋がらないんだけど。」
「ワードの文章入力でちょっとわからない部分があるんだけど。」
「エクセルの関数の入れ方がわからない。」
「AI(人工知能)の使い方を教えて。」
「ネットのこの画像(写真)使っていいのかな。」 等々
私達が想像もできないような世の中になっていることが予想されます。
まぁ、その頃には子どもたちに直接教えることは無くなって、
「ボブ(パーソナル人工知能の愛称)に聞けばいいよ。」
的な未来予想が見て取れますね。😂
ただ、何でもかんでも人工知能に丸投げするのではなく、人工知能が返してきた内容を親が精査し、
子どもたちにファシリテートする必要があると思います。
ChatGPTやGeminiなどの人工知能の進化が早すぎて、私達人間のほうが追いつけなくなりつつありますね。( ̄▽ ̄;)
2023年12月4日 頭が良い子ではなく、精神が強い子を育てる。
「日本の若者は弱い。」
「日本の若者には覇気がない。」
「日本の若者は大学を出ているのに英語がしゃべれない。」(海外では大学卒業までに英語がしゃべれる)
「日本はICT教育が遅れている。」
先日、とあるYou Tube動画を見ているときに日本に来て働いている海外の方の意見を聞きました。
「まったくその通りだよなぁ。」
とその動画を見ているときに感じました。
そう世界はものすごい速さで変化しているのに、このままでは対応できないのではとICT支援員として
小学校の教育現場を見ていると感じてしまいます。
もちろん、学校の先生方も少しでも子ども達に「ICT教育(授業)」をと頑張っておられますが・・・。
やはり進捗は芳しく無く、世界から、他の進んでいる自治体から、隣の学校から、隣のクラスから、
立ち遅れており、「教育格差」ではなく「ICT教育格差」が段々と広がってきていると感じています。
もちろん、「ICT教育」は重要ですが、それ以上に「弱い子」が多いと感じています。
それでも子供の頃は親が先生が社会がある程度守って助けてくれますが、
一歩社会へ出ると誰も助けれくれる人はいなくなります。
そのためにも頭が良い子ではなく、「精神が強い子」を育てる必要があると感じています。
すでに年功序列社会は崩壊し、海外のように実力主義で年齢に関係なく、
能力が高い人が高い給料をもらえる社会になりつつなります。
そのためにもまずは
子ども時代に失敗を沢山経験させて、徐々に精神を鍛えて、実社会で生き抜く力をつける。
学びが必要でなないかと考えています。
落ちこぼれの佐々木の人生は失敗続きでお陰様でかなり精神を鍛えることができました。
生き抜く力をつけることができたので、現在の62歳での年齢でも仕事に困ることはありません。
学生時代に頭の良かった友人(失敗の経験が少ない、チャレンジしなかった)、彼の今は・・・・・・。
佐々木が長年の経験の中で考えていることがあり、孫たちにもこの考えを教えたいと思っています。
・チャレンジしなければ ー1点
(迷ってチャレンジしなければー1点ですが、「チャレンジしない」と決めることができれば+1点だと思います。)
・チャレンジすれば +1点
・失敗しても +1点
・成功したら +2点
昔からの諺にもありますよね。
「やらぬ後悔よりも、やった後悔。」
2023年10月18日 宿題って本当に必要なのか?
「ICT教育(授業)中々忙しくて・・・・。」
「何を教えていいのかわからない。」
「ICT教育を勉強する暇がない。」
「タブレット(パソコン)を使った授業は、果たして効果があるのか。」
GIGAスクールサポーターとして2年間、ICT支援員として半年、小中学校にお伺いし、
先生や子供たちにパソコンやアプリの使い方、ICT教育(授業)の支援、授業提案を行ってきました。
行きついた答えは 「先生方の時間が足りない。」 でした。
忙しくて手が回らない、やることが多すぎる、子供たちに向き合う時間がない。
当然その様な状況でICT教育(授業)を行うのは非常に難しい。
私たちICT支援員も日々頭を悩ませています。
その中で一番の問題なのは「宿題」ではないかと感じています。
そこで「宿題」について色々調べてみました。
「宿題」の本来の目的は
「家庭学習を行うことにより、学習習慣を身につける事。」
「自分から勉強する習慣を身につけさせる事。」
「わからない事をわかるように努力する事」
?????????
佐々木の小学校時代の「宿題」ははっきり言って上記のことには当てはまらなかったように思います。
佐々木はまぁ勉強は嫌いでしたので、「宿題」は苦痛以外の何物でもありませんでしたね。(笑)
佐々木の場合はそうだっただけで、ほかの友達は「宿題」が役に立っていたかもしれません。
話を戻して今の学校の現状を考えると、今の教育方法は時代遅れで、教育環境は崩壊が始まっています。
未だに昔の教育方法にしがみついていることで、結局は先生の負担は増加し、
子どもたちの未来に向けての教育が滞っている状況だと感じています。
その中で全国の学校の中から「宿題の廃止」を行い「主体的な家庭学習」を取り入れる動きが出てきています。
「家庭学習に変わって、主体的に学ぶようになった。」
「わからないことを自分で学ぶようになった。」
「残業時間が減った。」
「一番の効果は宿題に取られていた時間が無くなり、子供たちに向き合う時間ができた。」
宿題を廃止し、主体的な家庭学習を取り入れることにより、本来の「宿題の目的」を達成することができる。
先生方の手間が減り、時間ができれば、心にも余裕ができICT教育(授業)も進むのではないかと考えています。
2023年9月22日 タイピング練習は最初が肝心
プレイグラムタイピング
▶ https://typing.playgram.jp/
e-typing技能検定模擬試験
▶ https://web.e-typing.ne.jp/mock/
2023年9月6日 本当の成功体験は失敗すること
人は上手く行った時や成功したときは結果を見て喜ぶことだけしかしませんが、
上手く行かない時や失敗したときはなぜ?と考えます。
そうなんです、人は振り返り(考える)を行うんですね。(中には振り返りをやらない人もいます。)
振り返り(考える)は人を成長させる大変重要なことだを考えています。
失敗は人の心に大きなダメージを与えますが、失敗は心を鍛える役割も担っています。
倒れて(失敗)も何度でも立ち上がる(再チャレンジ)、そうすることで倒れない(成功)方法を見つけ
倒れてもすぐに起き上がる(心が鍛えられる)ようになります。
失敗の繰り返しがやがて成功(成長)に繋がるんですね。
先日、孫3人を含めて遊びに行ったときに、一番下の孫が転ぶと小学生の孫が抱きかかえていました。
その光景は非常に微笑敷く、小学生の孫の行いも良いことだと思いましたが、
「転んでも手助けしなくてもいい。」「転んだら自分一人で立ち上がらないと。」
そのように小学生の孫にはなし、一番下の孫が転んでも知らん顔するようにしました。
今まで転んでも手助けしてもらっていたので、抱きかかえてもらうのを待っていましたが、
無視してツカツカとその場を離れると、やがて泣きながらでも自分で起き上がるようになりました。
失敗の話からは多少脱線してしまいましたが、何が言いたいかというと、
幼い頃より「小さな失敗を沢山経験させる」事をしないと、失敗の経験値(考え・再チャレンジ・心を鍛える)が不足してしまします。
年齢が増すとともに失敗の大きさ、心へのダメージも増していきますよね。
結果、失敗をあまり経験せずに社会にでると、すぐに心が折れ自分で対処できなくなります。
本当の成功体験は失敗すること
失敗だらけの人生を送ってきた身(佐々木)からすると「生き抜く力」はここにあるのではと思います。
ある方の言葉の引用ですが、
「失敗させない」=「考えさせない」
失敗させない教育は結局子供たちの成長を阻害していることになっていると思います。
2023年8月23日 ChatGPTを使うということ
「ChatGPT」2022年11月に突如リリースされ大きな話題になりました。
1年以上たちだいぶこの話題も落ち着き、世の中の関心も薄れてきたように感じます。
「色々、ChatGPT騒がれたけど一時のトレンドで自分にはそこまで関係ないかなぁ。」
確かに一時期みたいな話題は無くなりましたが・・・・・。
頭の良い人々は気づいています。
「今のうちにChatGPTを学んでおこう。」
「最初は何に役に立つのかわからなかったが、使えば使うほど便利。」
「ChatGPTを使い理解すればするほど、使えないことが恐ろしい。」
欧米では宗教観でロボットや人工知能に対する畏怖の念や(個人)情報保護の観点より、ChatGPTを規制する動きが出てきています。
でも日本ではちょっと認識が違うように感じます、それは・・・・。
・ChatGPTにアクティブ・ラーニングさせるには規制が緩い国
・鉄腕アトムやドラえもんを生み出しロボットなどに愛着を持つ国
・特定の宗教観がなく(無宗教)、「万物に神が宿る」考えをもつ国
なので日本人は比較的ロボットや人工知能に対してウエルカムな考えを持っています。
この独特の考えを持つ日本人に目をつけたのが、ChatGPTの生みの親OpenAIのサム・アルトマンです。
ChatGPTについて理屈っぽく語り前置きが長くなりましたが、ようするに。
「ChatGPT使ってみなけりゃわからない」
って事です。
佐々木はICT支援員という現在の業務において、ICT教育や世の中のICT動向を逐一リサーチしています。
最初はChatGPTの使い方などかなり迷いましたが・・・・・。
「まぁ、ChatGPT使ってみなけりゃわからない」
で最近では様々な業務において「佐々木のパーソナルアドバイザー」的な使い方をしています。
主に使っている内容は
・先生向けの研修会のカリキュラムの作成
・それこそ困っていることへのアドバイス
ですね。
「そんな事をやっていたら考える力がなくなる。」
と思われがちですが、ChatGPTに出してもらうのはあくまでも叩き台なので、内容はしっかり考えなければなりません。
むしろ昔と違い、忙しい現代では情報が膨大でその中から時間をかけて情報を引き出すのは非効率だと考えています。
皆さん、毎日クルマ便利に使っていますよね。でもクルマ使うと歩かなくなり足腰が弱りますよね。
毎日パソコンばかりで文字を入力すると、いざ紙に漢字を書こうとすると「あれっ?漢字思い出せない」ってなりますよね。
「進化(メリット)」と引き換えに「退化(デメリット)」するんです。
この何百年で人間は賢くなりましたが、基本的な能力(キャパ)は変わっていません。
なので何かを得るためには何かを削る必要があるんですね。
つまりそうゆうことです。この流れは止めることはできません。むしろ加速しています。
ではどうしますか?
「ChatGPTいつやりますか?今でしょ!」
ですよね。V( ̄▽ ̄)V
P.S
教育においても「ICT」が導入され、今後子供たちが「世の中を生き抜く」ためには、「ICT教育(ICTスキル)」は必須です。
「ICT教育(ICTスキル)」と引き換えに「昭和の教育」から削るものは削らないと、
先生の負担は増えるばかりで一向に「未来の教育(ICT教育)」には程遠いものになってしまいます。
今ぱっと小学校でいらないものを考えるとやっぱり「夏休みの宿題」ですね。
「一ヶ月も勉強をしないと学力が落ちる」本当ですか?
夏休みの宿題自体の目的と効果も疑問ですし、最後には親が夏休みの宿題を手伝うってなんか本末転倒な気がします。
※先生にお伺いすると佐々木の小学校時代に比べると多少ましになっているようです。
「勉強」ではなく「わくわくするような課題を一つ出す」方がいいと考えます。
それも先生からではなく、「わくわくするような課題」を子供たち自身で考えさせる(主体的)ほうがよっぽど勉強になるような気がしますけどね。