スリーブはんだ付け

スリーブはんだ付けとは

車の電気自動車化・自動運転などの電子高度化につれ、センサや電子モジュール等を接合するポイントはんだ付けが増加しています。そして、今後、急増が予想されます。車載機器におけるはんだ付けは、一般的な電子機器よりもはるかに厳しい品質と信頼性が求められます。

従来のポイントはんだ付け装置は、ポイント噴流はんだ方式、コテはんだ装置が主流ですが、これらの方式は、

  • 一定量のはんだ付けができない

  • スルーホールはんだ付けが不安定

  • はんだボールが飛散する

  • 鏝が喰われる

等の問題点をかかえています。

スリーブはんだ付けは、これらの問題点を解消し、IoTに対応した新しい技術です。

スリーブはんだ付け工程

スリーブはんだ付けの特徴

・はんだボールの飛散はない

・はんだが定量で、品質が安定

・スルーホールはんだ付けに適している

・こて食われなく、消耗部品が少ない

・はんだ濡れなく、急な温度導伝がない

ポイントはんだ付方式比較


・他のはんだ付方式に比べ、はんだの飛散がなく、はんだ量のばらつきがない。

・窒素ガスが酸素を遮断することにより、はんだ表面の酸化を防ぐことができる。