松盛

松盛(茨城) 岡部酒造

茨城県常陸太田市小沢町

蔵の沿革・歴史

岡部合名会社は、「水戸黄門」として広く親しまれる徳川光圀が、「大日本史」編纂および光圀自身の隠居所として西山荘を造営した風光明媚な城下町、茨城県常陸太田市の南部にあります。

蔵の近くには、水の美しさで知られる里川が流れ、近隣一帯は水、米に恵まれた水田地帯が広がっています。

明治8年の創業以来、常に地酒の持つ良さをいかに継続していくかを考え、「手づくりの精魂込めた酒造り」をモットーに、こだわりの中にも皆さまに愛される酒造りを続けております。

最近では平成10年より全国新酒鑑評会において4年連続金賞を受賞し、茨城県代表として国税局にて表彰を受けました。

銘柄の由来について

代表銘柄酒の「松盛」(まつざかり)は、創業当初からのもので、屋敷内にあった松をもとに、家業が末代まで栄えるようにと願いを込めて命名されました。

また、酒の神様である松尾大社が栄えるようにとの意味も含められております。

蔵元自慢

蔵の近くを流れる里川の水は、常陸太田市の上水道の水源の一つになっています。

その水質は、鉄成分が少なく、酒造りに適した軟水です。

酒の原料には一部、県外産地の酒造好適米なども使用しますが、基本的には現在も周囲の水田地帯から収穫される「日本晴」「美山錦」の米を使って仕込みます。

昔から変わらない手搾りによる工程を踏む酒造りにおいて、近年「大吟醸酒」などのジャンルにおいて評価を受けております。

最終更新日:平成28年10月23日

松盛