司牡丹

司牡丹(高知) 司牡丹酒造

高知県高岡郡佐川町甲1299番地

今から約400年昔の慶長8年(1603年)、徳川家康から土佐24万石を賜った山内一豊に伴い、土佐に入国した首席家老、深尾和泉守重良は佐川一万石を預かることになります。

その時深尾氏に従って来た、おかかえの酒屋が司牡丹酒造の前身であり、いまや創業400年を超える伝統蔵です。

大正7年(1918年)、佐川の酒造家が結集して近代企業としての株式会社を設立。

そして佐川出身の維新の志士、明治新政府の宮内大臣も務めた田中光顕伯爵(坂本龍馬・中岡慎太郎亡き後の陸援隊長)は、この酒を愛飲し、「天下の芳醇なり、今後は酒の王たるべし」と激励の一筆を寄せ、「司牡丹」と命名されました。

幾多の土佐の偉人たちにも愛飲されてきた、まさに土佐の歴史そのものと言える銘酒であります。

(蔵元案内より)

最終更新日:平成28年10月24日

司牡丹