プライベートクラウドを構築する理由
ファイルサーバが欲しい
ホームシェアリングできるiTunesサーバが欲しい
→つまり、常時起動状態のWindowsまたはMac OSが欲しい
仮想環境で業務系のOSSに実際に触れたい
ファイルサーバだけならNASでいいのですが、その他の要件はNASだけでは満たせません。特にはがゆいのが、NASに搭載されているiTunesサーバ機能。他のPCからiTunesを通して楽曲を共有するだけならこれで十分なのですが、AppleTVのようにホームシェアリングを前提とした機器とは連携できません。そんな訳で、WindowsのVMを常時起動させておきたい訳です。
使うのは、「たった15分、専門知識不要で普通のパソコンを自分専用のサーバーに変身させるOS」が謳い文句のWalbrix。OSSとして公開されていて、無料で使える仮想化基盤です。といっても、Walbrix上で動作するのはWalbrix用にパッケージングされたVMのみ。その分、インストールも設定もVMの追加もものすごく簡単です。
もっとも、最初はMac miniにインストールしてみたので「たった15分」とはいきませんでしたけれど。
ベースマシン
AT互換機
Core i5 / HDD 160GB / メモリ 8GB
当初はMac mini late 2009をベースに仮想環境を組んだのですが、Windows VMの動作のあまりの遅さに挫折し、別のマシンで組み直しました。
Walbrixを使ったプライベートクラウドの構築