本ページは, 下記の期間の内容を書いたページである. ただ, 毎日書いているとただの日記にしかなっていないのでは?と思う. 知っている方が見れば何を手こずっているのだろうと思われるかもしれないが, 私なりに一日一日を精一杯生きている(おおげさ?)記録をまとめる, という位置づけにしている. 何か参考にというよりは, 暇なときに読む読み物程度に思って頂ければ幸いである.
20Y8年03月22日〜20Y8年05月16日@スイス
20Y8年05月17日〜20Y8年05月31日@日本(一時帰国)
何度も書いておくが, あくまで私自身の経験を参考にしているものの, 本ページの内容は全てフィクションである. 大きな誇張表現や不正確または不適切な情報が含まれており, 登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものであることに注意して頂きたい.
出張や旅行の際, 個人的に苦手なのが飛行機である. 別に墜落するとか何で飛んでいるか分からないと言った理由ではない. 乗り込むまでの荷物預けや手荷物検査の手間, さらには長時間の狭い空間での無理な姿勢が嫌な理由である. 特に, 10時間以上も狭い座席で過ごすことが苦痛である. 後は, 10時間以上の過ごし方をどうするか?一応, フランス語の本は持ち込んだもののの読むだろうか.
いざ飛行機が飛び立ち, イヤフォンが配られない. えっ!?すぐにイヤフォンを貰えるんやないん?他の座席の方は自前のイヤフォンを挿して映画を見たりゲームをしたりしている. しまった!!ないのか...仕方なく, 慣れ親しんだゲーム「数独」をして時間を潰す. 小一時間ほどして, イヤフォンを配り始めた. 良かった. これで映画も見れる. 早速, 映画鑑賞を始める. 日本を離れるので, 邦画を3作(銀魂, 君の膵臓を食べたい, 四月は君の嘘)見る. 最近, 涙腺が弱くなったせいか, 後半2作で泣いてしまう... もう邦画(の興味を持てそうなもの)がなかったので, 洋画を1作見る. 一睡もせずにほとんどの時間を潰すことが出来た. 飛行機嫌いだが, 珍しく満足した時間だった. もちろん狭いのは辛かったが, 通路側ということもあり, トイレがてら歩けたので, まだマシだった.
天候が良かったので, 予定よりも30分以上早く, オランダ アムステルダムのスキポール空港に到着した. 着いてすぐに荷物チェックがあった. 7年前に来た時と違うぞ?と思いながら指示に従って列に並ぶ. 「指輪や腕時計はしてていいよー, ポケットのものはだしてねー♪, タブレットやパソコンは出してねー, 君の靴は****だから+++だけど, 君のは大丈夫だ!!ハハハー」と陽気な空港職員が指示を出している. ちょっと緊張感がないなーと思いながら進むと, その先にはガタイのいい空港職員が睨みを利かしている. 怖い. 何もしてないのに怖い. そのとき, 「おい, マスク外せ!!」 急にジェッシャーとともに声をかけられた. 顔が見えるように顎にかけていたが, その中に怪しい物でもあるんじゃないかと疑われた. すぐさま外して渡した. 何もないと分かるとニコッと笑って返してくれた. フー, マスクは機内で捨ててくれば良かった...その後, 電光掲示板を見てD66が搭乗口だと知り, 歩き出す. するとすぐにパスポートのチェックがあった. ん?入国審査?出国審査?他の人は何かしら会話(どこに行くの?何をするの?など)をしているが, 私のところでは会話もなく, 判子を押されてパスポートと航空券を返却された. なんだったんだ?あとでパスポートの判子を見ても, 入国なのか出国なのかは分からず... まあいいか(※). そう思ってゲートを目指す. (※ 着いてから聞いたところ, スイスへの入国審査だったらしい. それにしても何の会話もなくパスポートと航空券だけで入国させていいのか?)
途中, 一応確認しておこうと思って電光掲示板を見てみると, 乗る便のゲートがD66からD64に変更になっている. しかも特に, 「変更したから注意」みたいなことはいっさい記載されておらず, ただただD64としか書いていない. 仕方ない, D64まで行ってみるかな. 行ってみると時間が早いのかまだ誰もいない. 空港関係者すらいない. 間違っているのだろうか?しかし電光掲示板には乗る便とその時間が書いてあったので, ひとまずは安心する. その後, ぼちぼち人が集まってくる. それにしても眠い. 現地時間で17時は, 日本時間で深夜1時. 機内で寝ておけば良かった... スキポール空港->ジュネーブ空港の機内ではなんと一番後ろの窓際の席であった. 狭い. しかも背もたれも倒せない. 隣は大柄な若者2人. 完全に閉じ込められた... 前3席のマダム達は楽しそうに英語以外の言語で話している.
ジュネーブ空港に着いて, スーツケースを拾い上げ, 外に出る. あれ?入国審査は?いきなり外に出てしまった. ここでチズさんと加奈子さんと待ち合わせだが, どちらも顔を知らない. どうやったら分かるかなーと思っていたら, 同年代らしき日本人女性と目が合った. 手にしていた紙(紙には南 様と書いていた)を見せてアイコンタクトで会話して, 近づいて初めましてと挨拶, 加奈子さんだった. 少ししてチズさんも合流する. 賃貸契約の契約書にサインをして, SBB(スイス連邦鉄道)の窓口に行く. デミタリフ(demi-trarif)カードを作るためだ. このカードはCHF180もするが, 電車の運賃が半額になるカードである. 早速, 加奈子さんのサポートのもと, このカードを作ってもらう. 事前にこのカードについて加奈子さんに教えてもらっていたので, パスポートサイズの写真も持参済み. すんなりとカードが登録される. 紙切れのようなものを渡されて, ちゃんとしたカードが届くまでこれを使うとのことだった.
ジュネーブ空港からローザンヌに電車で向かう. ローザンヌの駅にあるcoopで朝食を買い, 晩ご飯を食べに向かう. 時刻は21:05. どうやらあちこち店が閉まっている. ローザンヌでは遅くても21時にはほとんどの店が閉まるらしい. 遅くまで開いているイタリアンの店を加奈子さんに案内してもらって入る. 何から何まで加奈子さんにサポートしてもらう. 有り難い. しかも携帯がなく連絡が取れないことを非常に心配してもらう. 明日また会ってお手伝いしてもらうのに何とも心配してくれる何て良い方だ. 最後にこれから1年住む部屋まで案内してもらった. 一人になり, スーツケースを開けてタンスなどに服などを収納する. もう時刻は23時を過ぎている. つまり, 日本時間では朝の7時だ. 非常に眠い. しかし, 時差のせいか, 寝ても途中で目が覚めてしまう. スイス初日の夜はあまり熟睡できずにいた.
加奈子さんのサポートのもと, 今日から色んな手続きや生活情報を教えてもらう. まずはミグロ(Migros)でポイントカードであるcumulusカードを申請する. スイスで大きなスーパーは2つあり, Migrosとcoopだ. そのうち, Migrosをよく使うらしいので, すぐにポイントカードを作っておきたかった. このポイントカードは, 買い物をして2ヶ月単位でCHF500を支払う毎にCHF5の割引券が送付されるらしい. 申請には名前, 住所, 生年月日, 電話番号が必要であったが, 電話番号はまだ携帯を契約していないので, 一旦保留にし, 加奈子さんに申請書を預けておく. さらに, ここローザンヌでは指定のゴミ袋があり, お店で買う必要がある. たいていはレジで, ゴミ袋下さいというと出してくれるようだが, 近所のミグロは大きなところだったので, サービスカウンターに行くように言われた. ここで, メモ程度に記す. 言い方と値段は, sac de poubelle (サック ド プベル, ゴミ袋) dix-sept (ディセット, 17L)で, CHF10であった. サイズは2種類あり, 17Lは小さい方だ.
11時過ぎに次に向かったのは, Controle des habitantsだ. ここで滞在許可証を申請する. スイスに90日(3ヶ月)以上滞在する場合には, 滞在許可証というものが必要である. しかもこの滞在許可証は, 家賃の契約や携帯電話の契約など様々なところで必要になってくる. ここで, 許可証の種類についてまとめておく.
短期滞在許可証(L)
L許可証は特定の目的で一定期間(多くの場合一年以内)スイスに滞在するための許可証だ.
3ヶ月から1年の期間にスイスでの就労が可能と立証(雇用契約)されたEUおよびEFTA加盟国の国籍保持者は,
ほとんどの場合, L許可証を受けることができる.
滞在許可証(B)
B許可証は長期滞在者に発行される. 一年以上の期間スイスで就労が可能と立証(雇用契約)されたEUおよびEFTA加盟国の国籍保有者は,
ほとんどの場合, B許可証を受けることができ, 5年間の滞在が許可される.
これ以外の国籍保有者の滞在許可期間は1年で, 許可証は毎年更新しなければならない.
定住許可証(C)
スイスに5年から10年滞在するとC許可証を受けることができる. 定住許可証保持者に滞在条件が課されることはない.
暫定滞在許可証(F)
難民と認定されない場合も, 暫定的にF許可証を受けることができる. F許可証は毎年更新が必要.
受け入れ許可書にvisa type Cと書いてあったので, permit Cか?と入国前から疑問であった. 色んなサイトで事前に情報を集めてみたものの, たいてい(の日本人)はBから始まり, 更新を繰り返して10年後にpermit Cになるらしい. でも受け入れ許可書にはCって書いてある. しかも太字で...加奈子さんに聞いてみてもいきなりpermit Cを申請することはないとのことであったが, 一旦, permit Cの窓口で加奈子さんに聞いてもらう. やはりpermit Bであることが分かる. そりゃそうだろう. permit Bを申請する場所に行き, 加奈子さんに教えてもらいながら申請書を書く. 加奈子さんの言い方では今日は申請書をもらうだけということだったが, 一日でも早く滞在許可証が欲しいので, その場で全て記入する. 顔写真は日本の証明写真とサイズが異なるから(写真を撮る機械があるところに行って)撮りに行かないといけないと加奈子さんが言ったが, 何と目の前に写真をとる機械(日本と同じようなもの)があり, それで滞在許可証用の写真を撮ることができた. 1シート4枚セットでCHF10. 全てを揃えて, いざ申請へ. どうやらかなり愛想の悪いオジサンにあたってしまった. 両隣の窓口からは明らかにフレンドリーな会話が聞こえるが, 目の前のオジサンは終止ムスッとしていた. 書類を渡す前に手元から奪い取ったり, 書類返却が雑だったり, コピー機にコピーした書類を自分が取り忘れていたのに機嫌が悪くなったり, ほんとにもうツイてない... ちなみにここで記入して提出した書類(+写真)のほかに, パスポート, 住宅の契約書, 受け入れ許可書, 40OASA(まだ書きかけ...)を渡してCHF147をカードで支払い, 手続きが終了. 結構時間がかかったと感じたが, このようなサポートに慣れている加奈子さんから言わせると, 早かったみたいだ. 普段はどれだけ遅いのか... そして, これから1ヶ月?くらいで書類が届き, 受け取りと指紋登録があるらしい. まだまだ滞在許可証ゲットまで先は長い...
12時も過ぎた頃, 昨日ジュネーブ空港で行ったSBBにローザンヌでも行くことにした. 理由は2つ. 1つ目は昨日のデミタリフカードの氏名がMinami Masatakとなっていた. 最後の"a"が抜けている!! このミスに昨晩気付いた. どうもタイプミスだろう. この変更は窓口で手数料なしで変更してもらえた. 加奈子さんによると翌日までは何かと変更が可能らしい. そして次に, 通勤やその他諸々に使う定期券を購入した. 定期券は1週間, 1ヶ月, 1年とあり, 1ヶ月CHF74, 1年CHF740なので, 1年定期券だと10ヶ月分の金額でいいということだ. 大学まで通うと伝えると, Grand Lausanne(zone11と12)の定期券を発行してくれた. これで, このエリアの電車とバスが1年間使える. ちゃんとした定期券(カード)は7-10日程度後に届くということなので, 仮の用紙が渡された. ここまで経験すると分かるように, どのカードもすぐには手に入らないようだ. (追記: 03月29日に届いた)
中華料理の店で昼食を取った後, フリーwi-fiを求めて, 昨夜行ったイタリアンのお店(VAPIANO)に行く. ローザンヌのあちこちにフリーwi-fiが飛んでいるが, たいていは電話番号を登録して, その番号宛にSMSが届き, それを登録してwi-fiが使用できるといった仕様だ. まだ携帯を持っていない私はこの方法でフリーwi-fiが利用できない. 有名どころで言うと, スターバックス, マクドナルド, 駅構内などのフリーwi-fiはこれに相当するらしい. 一方, イタリアンのお店(VAPINO)は電話番号ではなく, Emailアドレスを登録したら利用できる仕様になっている. 同じ店内でカフェもあり, 加奈子さんと二人でコーヒーを飲みながらフリーwi-fiを繋いでみる. 10分に1回程度wi-fiが切れてしまうが, おおむね使いやすかった. wi-fiが繋がったこともあり, 日本にいる妻と研究室の学生さんに連絡をした. LINEでビデオ通話も出来た. 便利な時代になったものだ.
いよいよ携帯電話を選んで契約しなければならない. 一番始めに, Saltという携帯ショップを見に行った. 結構安い. 店員さんから色々話を聞いて, 他も見てくるよと言って, 店を出る. その後, swisscomやその他2件ほど見て, やはりSaltが安いという結論になり, 再びSaltに戻る. 顔を覚えていてくれたようで, 戻ってきたのかい, とフレンドリーに話しかけてくれた. ここからが長かった. 日本でもどういう条件でどのような契約になっていて, 何にいくらかかるかを理解するのに時間がかかる. さらに, (さっき申請したところだから当たり前だが)私はまだ滞在許可証を持っていない. たいてい一年の契約をするには滞在許可証が必要であると加奈子さんが教えてくれた. そのため, 加奈子さんからの提案は, まず滞在許可証が届く1ヶ月強の間は, 携帯本体を買ってプリペイドSIMカードで細々とネットを使う. 滞在許可証が届いたら, そこから通信制限なしのSIMカードの数ヶ月契約をし, 携帯電話本体はそのままというものであった. 私もその話を聞いて, それが良いと思っていたが, 店員さんはそうではないと言った. どうやらこの店では, IDカードが2種類あればいいらしい. 1つはパスポート, もう1つは(日本の)運転免許証で良かった. 日本の運転免許証なんて意味ないと思っていたが, 何かしら証明書だったら良いと店員さんが言っていた. 意外といい加減なのかな?これでプリペイドSIMカードで通信料を気にしながらネットをしなくても良くなった. 次は1年契約の内容だ. 店員さんからwi-fiルーター+1年契約SIMカードの提案もあったが, それだと電話番号がなく, しかも高かった. 色々, 話した結果, 次のような内容になった(はずである). 1年SIMカードはCHF49+保証金CHF200(後で返ってくる)+CHF49/monthの契約で, 解約時には電話か店頭に来るようにと言われた. その手続きの中で, やたら娘の情報(名前や生年月日など)をというのでなぜか問うと, 名称はよく分からなかったが, 家族割?子供割?のようなサービスを適用したら安くなると教えてくれた. どうやら, 子供がいるだけで(スイスに居なくても)割引があるらしい. そのため, 子供のパスポートが必要だとか. 娘のパスポートはこれから申請するので, 後日コピーを送るようにと店員さんに言われた. さらに, 携帯電話本体はプリペイドSIMカード付きでCHF79.95+CHF10(電話代?)のものにした. なぜSIMカードが2つもあるかというと, プリペイドSIMカード付きにすると本体代が安くなるとのことだった. このプリペイドSIMカードはあるだけで使わないことになる. この手のことは日本に居た頃, willcomであったなぁーと思い出す. あのときは, 本体3台契約したら本体2台よりも安くなるということで1台は新品のまま眠っていた. さて, これでようやくネットが使えるようになった. 14時にVAPINOを出てから2時間半携帯電話の契約にかかった. サポートをして頂いてる加奈子さんは次の仕事があり途中で別れたが, ぎりぎりまでお世話になった. 感謝を言っても言い尽くせないほど感謝している. 店員さんも終止, 英語で説明したくれたので助かった. これが全部フランス語だったらと思うと全く理解できなかっただろう...
Migrosで買い物をして帰宅する. 時差ぼけのせいなのか, 18時(日本時間の深夜2時)でももう眠い. 銀行口座と医療保険などはまた後日にすることにした.
多くのお店は日曜日には閉まってしまう. そこで, 土曜日の今日は何としてでも6食(土曜: 昼晩, 日曜: 朝昼晩, 月曜: 朝)分の食料調達を行なわなければならない. 絶対居るものは水だ. 昨日買った1.5Lはほぼ飲み尽くしたので, Migrosで1.5L x 6本セットを買う. 非常に重いので, 軽めのものだけ他に買って, これで一旦帰宅する. Migrosは食料品だけでなく, 生活用品一式も売っている. そのため, 軽かったので部屋用のスリッパを2足買った. 私の住む部屋は基本土足なのだが, ずっと靴をはいているのはしんどい. そこで, キッチンまでを土足, そこから先を土禁として使っている. 土足用と土禁用とそれぞれのスリッパが必要であった. 荷物を家に置いて, 再びMigrosへ行く. このMigrosのある建物はショッピングセンターみたいになっていて色んなお店が入っている. せっかくなので, 全ての店を見て回る. 電気屋, kiosk, 化粧品店, スーパー(Migros, DENNER), レストラン, カフェ, 服屋, 眼鏡屋, 携帯ショップ, その他諸々. 残念ながら本屋はなかった. 早いところ本屋さんを探して, 地図を手に入れたい. 先日加奈子さんにもらった冊子は観光客用のローザンヌ周辺だけのものなので, ちょっと遠出する, もしくは, 歩き回るには地図が欲しいと思っている. 仕方がないので, 後日買いに行くことにする. 全てのお店をざっと見て回って, 最後にいつものMigrosで食料品を買い込んで, 午前の活動は終了. 家でゆっくりとお昼ご飯にする. そのとき, 買ったばかりの水のペットボトルを開けて気がついた. しまった...炭酸水を買ってしまった. ラベルには gazéifiéeの文字がある. フランス語を調べるまでもなくガス(炭酸)のことだろう. 重いのを頑張って持って帰ってきたのに炭酸水だったとは, 失敗した. この炭酸水はウイスキーか何かを飲むときに使おう. そのまま飲んでも個人的には美味しくない. 仕方がないので, 午後の買い物の1つが確定した. non gazéifiée の水を買うことだ. 再びMigrosで水+食料を買って帰る. さらにもう一度ショッピングセンターに向かう. お目当てはアルコールだ. Migrosではお酒を置いていない. 一見お酒のように見えてもアルコールフリー(これも間違えて買ってしまった...)しか置いていない. そこで, DENNERに買いに行くことにした. まだ観光には行っていないが, 地球の歩き方によると, このジュネーブからローザンヌ, そしてラヴォー地区にかけてブドウ生産地だそうだ. スイスワインは高品質かつ少数生産でしかも, 地産地消つまりスイス国内で飲まれることが多く. 日本には出回らない. 一説には輸出量は1%だとか. (ということは日本には0.数%?)そんなスイスワインを飲んでみたいと思い, 早速DENNERでスイスワインを探す. パッと見ただけで安い物でCHF5くらいから高い物はCHF80くらいまでがズラッと並んでいた. 安そうで美味しそうな赤ワイン(CHF9.95)とスイス白ワイン(CHF7.95)とビール(500mLでCHF1.20〜CHF2.50くらい)を買った. そこで, ふと気付く. ワインオープナーがない. 持ってくれば良かった. 持ってきていないものは現地調達するしかない. そこで, またまたMigrosに向かった. ワインオープナーはCHF4.95した. 日本ではダイソーでもあったが, ここはスイスなので, このくらいの値段でもまあまあかなと思えるようになってきた. 土曜日の昼過ぎなので, Migrosも混んできた. 現地の人でも日曜日にお店が閉まるので買い溜めに来るのだろう. レジも当然混んでいる. そこで, 初めてセルフレジを使ってみることにした. ワインオープナーだけの買い物だったので何も支障なく済ませられた. こっちの方が早いかもしれない. だいたいの買い物を済ませたので, ようやくゆっくりできる. といってもこれから遠出するには時間が少ない. あまり遠出も要らないローザンヌ駅周辺にしようと思い, 義母のホテルについて思い出した. 夏に義母がローザンヌに来て, 泊まるホテルがローザンヌ駅のすぐ近くだった. せっかくなので, そこまでの道順を確認しておこう. まず家からバスに乗る. ローザンヌ到着日に乗ったときは加奈子さんと一緒だったので, バスに一人で乗るのはこれが初めてである. 路線図を見て, 間違いないことを確認してバスに乗り, ローザンヌ駅に到着. 時刻は16時. このローザンヌ駅から坂をひたすら上って行ったところにホテルを見つけた. これは迷わなさそうだ. やはり坂は急だ. ローザンヌ駅からホテルまでの道順を写真で送り歩きやすい靴でどうぞと義母にLINEで連絡する. あっ日本時間を確認し忘れた...スイス16時なので, 日本は24時つまり深夜だ. ライン通知で起こさなかったらいいけど... 少し不安になる. これで一日の(外での)活動を終えた. 晩ご飯は, インドカレーを使った日本っぽいカレー(ルーがなかった)を作って, 早速赤ワインを飲んだ. 非常に美味しかった. ワインの味の表現は拙いのでこれくらいにしておく. そして, 1本飲みきった頃にはいい感じで酔っぱらい. そのまま寝てしまった.
さて, 滞在2日ちょっとであるが, スイスに来て, 多いなーと思ったものを挙げてみる.
・タバコを吸う人
あちこちでタバコを吸う人がいる. 室内は禁煙のところが多いため, 外に出るとタバコを老若男女問わず吸っている.
・電線
ヨーロッパは電線が地中にあって, 空が綺麗と聞いたことがあるが, スイスでは(ローザンヌでは?)電線が張り巡らされている.
ローザンヌに来る前からGoogleマップのストリートビューで見ていた疑問に思っていた.
こちらに着いてその謎が解けた. どうやらバスが電線と繋がっており, 主要な道路すべてに電線があることが分かった.
電車ならぬ電バスといったところだろうか.
・急な坂
地図で見ても分からないが, ローザンヌは急な坂が多い. 多分, 毎日歩いていたら痩せるだろうなと思う.
ローザンヌに着いた日に加奈子さんにこっちが北ですか?と聞いてみたら, 分からないと言われた.
坂の上側と湖側と言わないと分からないらしい. それって神戸で言う山側と海側と一緒では?と思った.
そういえば加奈子さんは兵庫の人だったので, その話は分かってくれた. 意外なところで神戸とローザンヌの共通点(?)を見つけた.
・キックボード(ローラースケート, ローラーブレード)
坂が多いことにも関係しているかもしれないが, キックボードなどを使う人も多い.
しかも, 普通のキックボードもあれば, 電動アシストキックボードみたいなものを乗りこなす人もいた.
なるほど, 自転車では荷物になるけどキックボードなら電車にもバスにも乗れるし便利みたいだ.
・犬連れの人
犬を散歩させている, または抱えている人が多い.
加奈子さんによるとこちらでは犬を飼うときに飼い主の教育と犬の教育と両方が義務づけられているらしい.
それでも犬を飼う人が多いのは意外であった.
・回転扉
ショッピングセンターや役所などの建物にはたいてい回転扉になっていた. 今のところ, 理由はよく分からない.
おそらく, 年中通して寒い地域なので暖房の効きが悪くならないようにではないかと思う.
3月25日のこの日(正確には3月最終日曜日午前1時)に, サマータイムが始まった. 朝起きてから時計を見る. 腕時計は自動でサマータイムに修正されていた. さすがCASIO. 先日契約したスマホも自動で修正されている. こちらの携帯なので当然なのだろう. 電波OFFにしている日本のガラケーだけを手動で修正する. その他は特に問題なくサマータイムを迎えた. 念のため, 日本に要る家族(妻と両親)そして研究室の学生にサマータイムが始まったので時差が変わったことをメールで伝える. たぶん分かっているだろう.
さて, 日曜日なので, 定番の観光スポットを散歩してみようと思い, Lac Léman(レマン湖)に行くことにした. 一番簡単なのは, 歩いてLausanne-Flon(フロン)の駅でmétroに乗ってOuchyに向かうのだが, せっかくなので別ルートで行くことにした. ローザンヌのmétroは2本走っている. フロンを中心に南北と東西に走っている. 来週から行く大学には東西に走っているmétroに乗る必要がある. 家から一番近い東西を走るmétroの駅がVigieを利用する. 下見がてらVigieの駅を使ってみることにした. Vigieの駅から大学と反対方向のLausanne-Flon行きに乗る. たった一駅だ. その後, 南北に走るmétroに乗り換えて, Ouchyに行く. どうも乗客の多くが観光客っぽい. 実際, Ouchyに着いたとたん, パシャパシャ写真を撮ったり, 観光案内のインフォメーションに流れて行ったりしていた. 観光案内のインフォメーションが混雑してたので, 素通りして, 湖まで歩いて行く. すぐ目の前にヨットや船が泊まっており, すぐ水辺に数十羽の白鳥が優雅に泳いでいた. 遊覧船もあったが, 日曜日のため便数が少なく, この日は乗船することを諦めた. 湖の向こう岸はフランスだ. 湖の近くからは向こう岸は山くらいしか見えなかったが, 家の近く(坂の上)からは天気のいいときには向こうまで見えるらしい. 湖のほとりをゆっくりと散歩していると, 色々な人を見かける. スケボーをしている若者, ローラースケートで颯爽と走っている老人, 子供は親と一緒にキックボードに乗ったり, ランニングしている人, 大きなチェスをしている人もいた. 一番多かったのが, 湖を見ながら座ったり寝っ転がったりしている人だ. ゆったりとした時間を感じながら湖の周りを散歩し続けた. 近くにあるOuchy城も気になって見てみたが, 日曜日だからか入れるような雰囲気ではなかったので, 写真だけ撮ってその場を後にした. オリンピック博物館はちょっと遠いと思ったので行かなかった. あとで地球の歩き方を見たらCHF18もするみたいだ. 今度時間のあるときにゆっくり行こう. Lac Léman周辺を堪能したので, métroに乗って帰る. 今度はLausanne-Flonまで行って, Flonの街をあてもなく歩きながら帰ることにした. やはり今日は日曜日. どこもかしこもお店は閉まっている. マクドナルドのような店は開いていたが, 多くは閉まっていて街にいる人も疎らだ. すると, 晴れていたのに急に雨が降り出した. そういえば, 出かける前も雨が降っていた. 雨が降ったり, 晴れたりと, 天気はどうやら変わりやすいようだ. 家に着いたがやることがない. 日本に居たときには, こんなゆっくりとした休日を過ごしたことはなかったのではないだろうかと思う. 家に帰った後, 妻と1時間ほどLINE通話をして, 晩御飯の準備に取りかかった. 今日は昨日買った白ワイン(CHF7.95)を飲んだ. 普段は白ワインより赤ワインばかり飲んでいてあまり味は分かっていないが, この白ワインもなかなか美味しかった.
ネットが開通したので, Googleマップを使えば道には迷わないが, 先日書いたように私は紙の地図が欲しい. 紙の地図に色々と書き込むことで新しい自分の地図になるからだ. Googleマップでも記録できるやろ, と言われるかもしれないが, Googleマップに記録するのに小さい画面で細かく記録するのが億劫なのだ. その点, 紙であればその場ですぐにボールペンで好きな記号やメモを書くことができる. とはいえ, Googleマップも便利なので併用する. そういうわけで, 今日の目標は本屋さんに行って, 地図を買うことだ. まず, 調べ物に便利なGoogleマップで「本屋」と入れてみる. さすがに反応はない, 当たり前か. 続いて「Bookstore」と入れてみる. 何件も見つかった. 家から近い順に回ってみることにした. 1件目 Librairie Bssta. レジに定員さんが居たので, 入ろうとするが, どうも店が暗い. 入り口の張り紙を見たら, Mardi-Vendredi 10:00-18:00, Samedi 10:00-16:30と書いてあった. 一応, フランス語の曜日は覚えていたが, 辞書で確認してみた. 火曜日から金曜日の時間と土曜日の時間が書いていた. つまり, この店は月曜日の今日は定休日であった. 残念. 外から見るに街の本屋さんのような小さめなお店だった. 次に向かったのが, Books Books Booksというお店. 入り口の張り紙を見て, 営業中であることを確認して, 中に入る. こちらもこじんまりした本屋さんだった. 入ってすぐに定員さんにBonjour!と話しかけた. 定員さんはフランス語で何か話したが, 残念ながら私は理解できない. désolé. I can't speak French...と英語に切り替えて, 地図を探していることを伝える. 定員さんもそれ以降は英語で話してくれた. 結局, この店には地図はなく, 店員さんは観光案内所とかに行ってもらった方がいいよと言ってくれた. その程度の地図はもう持っているんだけれど...と思ったが, Merciと伝えて, 店を出た. さて, 3件目の本屋さんに行くことにした. 3件目はMigrosのあるショッピングセンターのすぐ近くで, fnacという店だった. 店内は広く, 1階が本, 2階がDVDなどを陳列していた. 広いが, Tourisme(多分観光という意味だろう)の棚に行った. 観光案内の写真の載った本が多く. 地図だけのような本はなかった. しかもスイス全土で調べると広すぎて地図の縮尺が思っていたより大きく, 通りや交差点などを見ることには適していなかった. 逆に細かい地図は観光地の一部分しか載っておらず, 今手元にある観光用地図とさほど大差がなかった. 一方, 本の形態でなく, 一枚の大きな地図が折り畳まれたものはあった. しかしこれは使いにくい. ちょうど良いと思った地図はジュネーヴのものだった. この本を買うのはジュネーヴに観光に行く前で良いかと思った. これだけ大きな本屋さんでもないのだから, やはり当分は観光用地図とGoogleマップで過ごすかと心に決めた.
午後は, 妻が気になると言っていたPlace de la Riponne(リポンヌ広場)とparc de l'Hermitage(エルミタージュ公園)に行ってみることにした. 部屋から出てすぐに, 斜め向かいの住人である南米風の女性と鉢合わせた. Bonjour!とそろそろ慣れた挨拶をして出かけようとすると何やら困っているようなことをフランス語で言われた. フランス語は出来ないので, 英語でと言うと, どうやら窓が壊れたらしい. どうしたらいいか?どこに連絡をしたらいいか?と聞かれた. んー分からない...家のことは加奈子さんとチズさんを通じて家の管理人さんに連絡をしているので, 管理人さんへの連絡手段を知らない. 申し訳ない, 戦力外の通りすがりでした... 私も分からないと申し訳ないと英語で伝え, その場を後にした.
まずは, 水・土に食料品と日用品の市が立つと書いてあったPlace de la Riponne(リポンヌ広場)の場所を確認しに行く. 特に特徴もないなんて事もない場所だった. 住まいの近くにあるPlace Chauderon(ショドロン広場)もそうだが, 広場と言われても特に何もない場所である. これを読んでいる方は, 市が立ってないときのリポンヌ広場を期待せずに来てほしい. リポンヌ広場を通過し, エルミタージュ公園に向かう. その間, ずっと急な坂と長い階段が続いた. 持っている地図にはもう着いてもいいはずだがまだ着かない. そのとき, 看板を見つけた. 「Fondation de L'Hermitage (人のマーク)」道は間違っていなかった. さらにこの看板に従って, さらに急な坂を上る. すると途中にバス停を発見. 坂を上がらなくてもバスがあったのか...調べてみると16系統バスのPetit Châteauというバス停であった. 16系統ってChauderonからも出てるやん. 帰りは乗って帰ろう. そう思いながらさらに公園の入り口を探した. やっと入り口に到着し, 公園に入る. 広い, そしてさらに坂が続く. 公園が広すぎるので, どのあたりにいるのかGoogleマップで調べてみる. すると明らかに違う場所を現在地として指している. やはりネットワークが少なそうな場所では現在地検索が難しいのか?紙の地図が欲しい. (持っている地図ではもう上に切れたところにいる.) 午前に, Googleマップと手持ちの観光用地図で過ごすと決めたところなのに早くも挫折しそうだ. 公園の道を頼りに歩き進める. すると展望台のようなところに出てきた. 坂を上ってきたローザンヌの町並み, 昨日行ったLac Léman(レマン湖), そして対岸の山々が一望できた. 天気が良かったらもっと先まで見えてただろう. 今度また天気の良いときに来よう. 公園は広すぎて全域を歩くには体力を使いすぎた. あとで調べたが他にも池があったり, ミニ動物園があったり, オブジェがあったりするそうだ. 行く前に色々調べておけば良かった. それらはまた今度見に行こう. 坂を下りバス停に向かう. バス停の反対車線を見ても同じバス停がない. なぜだ?仕方なく坂を上る方のバス停を見てみると, どうやら坂を上る方と坂を下る方と経路がことなるようだ. そのため, このバス停に下りはない...バスの路線図には残念ながらどの道を走っているか地元民ではない私には分からない. バスに乗ることを諦めて, 坂を下ることにした. 途中に幼稚園児(?)の遠足らしき集団に遭遇した. 16系統のバス停(Barre)で待っていることから, 多分エルミタージュ公園に行くのであろう. その場であたりを見渡すと, 古いお城のような建物がいくつもあった. せっかくなので, 来た道とは違う道で帰ろうと思い, 別の坂道を下った. 坂を下りさえすれば知っている通りにでも出るだろう. そう思い当てのない散歩を続けた. えらい立派な建物だなあと思って, 見てみるとCathédrale de Lausanne(ローザンヌ大聖堂)と書いてあった. これが大聖堂か. 知らずに歩いてきてしまった. 今日は来るつもりがなかったので, 拝観はまた次回の楽しみにとっておくことにする. さらに坂を下る. 何か装飾の綺麗な噴水があったので, 写真を撮っておいた. これもあとで調べて分かったのだが, Fontaine de la Justice(正義の女神の噴水)というところだったらしい. 今日は事前準備なく行き当たりばったりな散歩になってしまった. 昨日のLac Léman(レマン湖)の散歩も大差ないかも. 3泊4日や1週間とかの旅ではなく, 1年も時間があるので, ゆっくり回ろう. そう思って, 膝が笑いながら家に帰った. 今日は2時間半もぶっ続けで歩いていたのだ.
そろそろ3月の最終週になったので, ドラゴン先生に4月第1週でいつから行くかメールで問い合わせてみる. するとすぐに返事が返ってきた. 「Lausanneにようこそ!!今週金曜日と来週月曜日は大学が休みだよ. だから, 今週中(28日or29日)に軽く来るかい?仕事はじめは来週の火曜日からでどう?」のような返事が来た. この時期だからイースター休暇か?ネットで2018年のイースター休暇について調べてみる. ビンゴ!地域によって異なるみたいだが, やはりグッドフライデー(Good Friday;聖金曜日)が03月30日, イースター(Easter)04月01日, イースターマンデー(Easter Monday)が04月02日だそうだ. そういえば, ウサギのチョコが街のあちこちで宣伝されていたな. あれはイースターが近いからだったのか. 異文化に触れて経験値が一つ上がった気がする. さて, 話はドラゴン先生に挨拶に行くことに戻す. なるべく早くが良いので, すぐ明日の28日に行くと返事する. さて, 無事にたどり着けるだろうか. 先日, 加奈子さんに大学の最寄り駅を聞いておいた方が良いよ. あそこは3駅あるからどこが近いか分からないと言っていた. 一応, ドラゴン先生にも聞いてみる. 確かに路線図を見ると, métroの駅が1つとバス停が2箇所あった. ドラゴン先生の研究室の建物をGoogleマップ(こういうときは便利)で調べると, métroの駅の近くだった. 一応, ダブルチェックもかねて, 聞いてみた. ドラゴン先生から「métroの駅だよ. 迷わないから大丈夫, (メールの)署名に携帯電話が書いてあるから何かあったらかけてね」と返事が来た. 何て親切な先生だろうか. まだメールのやり取りしかしていないが, すぐに受け入れてくれたことも含めて, とても人柄の良い方だと思う.
朝早く(と言っても)9時に妻から連絡が来た. どうやら, 妻と娘が乗る飛行機でバシネット席が予約できたみたいだ. バシネットとは飛行機に備え付けられている乳児用のベッドのことで, 付けられる場所が最前列の席になる. 第1章で述べた通り, 私と義母が妻のサポートをする予定である. そのため, バシネット席の近くに座席指定をする必要がある. 妻から私と義母の航空券の予約番号を教えてもらい, 航空会社のサイトから座席指定を初めてする. 私はすぐ隣の席に決めた. 決め手は最前列であること. 最前列なので, 前が広く, ゆったりとできる. しかし, この席はどうやら非常口座席と言われ, 緊急時にCAさんの指示に従って援助する必要があるみたいだ. この航空会社のサイトに書いてあるこの席に座る条件に, 「英語またはオランダ語で指示が分かること」とある. オランダ語はともかく, 英語はぎりぎり大丈夫だろう. そう思って, 予約した. 座席が広いだけあって座席指定の予約金額は一つ後ろの席の約3.5倍はした. 10時間以上のフライトを広々使えるなら安いか. 続いて, 同じく義母の座席指定も行なった. 義母も同じような席(広い非常口座席)でいい?と妻に聞くと, お母さんは英語もオランダ語も駄目だからその後ろ!と言われた. え?そうなの?お一人で米国まで行けちゃうのに!?義母は妻と同様, 小柄な人なので普通の席でも私ほど苦ではないそうだ. これで0歳数ヶ月の娘が10時間以上のフライトするサポート体制が整った. あとは泣くなよー. そう祈るばかりである.
今日も加奈子さんのサポートのもと, 細かいことから大事なことまで1つ1つ生活基盤を確立していく. 今日は加奈子さんのサポートは午前のみなので, 急いで進めていく. 書いていることは時系列が多少前後しているかもしれないが, 気にしないでほしい.
ゴミの出し方
ゴミのうち, 燃えるゴミ, 紙ゴミ, 瓶やガラスをマンションの共有ゴミ捨て場に捨てることを教えてもらった. 他には, プラスチック, ペットボトル, アルミ缶, 電池はMigrosでリサイクル用に回収している. これからはMigrosにゴミを持ってきて, その後に買い物をすることになりそうだ.
洗濯
マンションの各部屋に洗濯機はない. 部屋の外に共有の洗濯機がある. しかし, 各部屋ごとに使用できる曜日および時間帯が制限されている. 管理人さんから伝えられた私の利用可能時間帯は, 金曜日18-21時だけだ. しかも2週間に1回だけだ. 使用できる日時になったら管理人さんがポストに洗濯室の鍵を入れてくれるらしい. その鍵を使って共有の洗濯機がある洗濯室に入り, 利用するそうだ. その他の日に洗濯したかったら近くのコインランドリーに行かなければならないそうだ. せっかくなので, 後でコインランドリーを試してみることにした. 私は日本でもコインランドリーを使ったことがない. フランス語とちょっとの英語が書いてる掲示を見ながら, 洗濯を試してみる. 小さい方の洗濯機で1回CHF7, 洗剤はCHF1(ただしこれは自分で買った方が安いとのことだった)であった. ここでCHF10札を入れて, CHF3のおつりが出てきた. これがスイスに来て初めて手にした硬貨である. いままでほとんどがクレジットカードでしか買い物をしておらず, 唯一使ったのが, 滞在許可証の顔写真を撮るときに機械に支払ったCHF10札1枚だけだ. スイスに来る前に現金をいくら持ってくるか迷っていたが, これならばそんなにいらないのでは?と思い始めた. 洗濯が終わり, 家に持ち帰って, Migrosで買った物干し竿に吊るした. 部屋干しはかなり久し振りだ. 独身時代を思い出す. あの頃はベランダが狭くいつも部屋干しだったな, と一人寂しく思い出に浸っていた.
銀行口座の開設(できず)
銀行口座の開設には, 滞在許可証 or 滞在許可証を申請したという証明書が必要だそうだ. これはまだ手に入っていない. しかも, 申請したという証明書や領収書のようなものももらっていない. ことの重大さを分かっていない私とは裏腹に, 加奈子さんは急に心配され, 滞在許可証を申請した役所に聞きに行くことにした.
滞在許可証再び
先週と同じ役所に行き, 滞在許可証や入国届けが適切に出来ているか問い合わせにいった. 加奈子さんと二人で先日の愛想の悪いオジサンに当たるなよーと祈った. 残念なことに前と同じ窓口. あっあかんかも. そう思って窓口に行くと別の人だった. ほっとする. 先日とは打って変わって, 今日対応してくれた巨体のお姉さんは非常に親切にしかもゆっくり分かりやすい英語で対応してくれた. 助かった. パスポートを見せて, 申請状況を確認してもらう. どうやら滞在許可証と入国届けの申請は無事に進んでいるらしい. これから色々あるが, 全てで2ヶ月くらいだという. 2ヶ月もかかるのか... 色々というのはどういうことかというと, まず, 滞在許可証申請後にインビテーションレターが届く. これは滞在許可証の申請に必要なデータを取りに行って下さいよ. というものだ. これを受け取ったら, この紙とパスポートを持って, 別の役所(またこれが見つけにくいところにある)にいって, 指紋と顔写真を撮るそうだ. また顔写真いるの??それならはじめからこれだけセットで同じところでしてくれたらよくないか?そう思うが, ここはスイスである. 日本の常識は通じない. さて,その指紋と顔写真を撮ったら, やっと申請が完了らしい. そのうち、滞在許可証(免許書みたいなIDカードらしい)が届くそうだ. これを受け取れないとこの国に居ることはできない. かなり重要なIDカードである. あと2ヶ月か...5月の一時帰国の期間に被らなければいいが... そう思うと先が思いやられる.
4月分の家賃支払い
スイス到着当日にチズさんから渡された4月分の家賃を支払いに郵便局に行く. ちなみに荷物の不在票が入っていた場合もここに取りに行かなければならない. 郵便局では口座(日本で言うゆうちょ)を持っていたらそこから払えるけど, それ以外の支払いは現金のみだとのことだ. 家賃はCHF1**0. 財布にあったかな?ぎりぎりCHF100札10枚はあった. 残りは...あったよかった. けれども財布の中身が一気に軽くなってしまった. 家に帰ったら補充しよう.
SBBのアプリ
加奈子さんにSBB(スイス連邦鉄道)のアプリを教えてもらった. このアプリから切符を買ったり, 時刻表をみたりできるのだそうだ. しかも, ラッシュ時以外の割引切符もこのアプリからしか買えないのだそうだ. 早速, ダウンロードしてみる. 切符を買うにはSwissPassとやらでアカウントを作る必要があるみたいだ. 時間のあるときにアカウントを作って使えるようにしておこう.
(追記)翌日, SwissPassでアカウントを作ることに成功した. ただ携帯からだとアカウント作成ページがドイツ語で, 言語の変更ができなかった. 仕方なくパソコンからアクセスするとドイツ語, フランス語, 英語が選択できた. 英語を読んでアカウントを作り, 支払い方法でクレジットカードの番号を入力して完了した. これでSBBのアプリが使える.
日本食品の店(うちとみ)
Lausanneで唯一, 日本食品が売っている店うちとみを加奈子さんに案内してもらった. お弁当, 醤油, みりん, みそ, 出汁, 刺身, お刺身, 納豆, お味噌, 麺類、お酒, お菓子, 日本米, おもちなどなど他では手に入らない日本食品がいっぱい陳列してあった. もちろん高い. スイスの物価を考えてもそれ以上に高い. これはどうしても日本食が恋しくなったときに買おうと思った. さらに別店舗にイートイン専門のうちとみもある. 外から店内を除いてみると意外と日本人以外の方が日本食を食している. 意外と人気なのだろう.
携帯電話の番号
先日契約した携帯電話の設定のところで, 自分の番号を調べると"unknown"になっている. 自分の携帯電話から加奈子さんに電話をしたので, 番号を聞くと自分の番号が分かったが, なぜ"unknown"なのかが分からない. ローザンヌ駅すぐの携帯ショップに行くと, 丁寧に教えてくれた店員さんが居た. 自分の番号を知りたくて設定を見たら"unknown"なんだけれどどうして?と聞いてみる. 色々調べて, 結局, 店員さんが私の携帯電話から自分の携帯電話に電話をして, 表示された番号を見て, これが君の番号だよと言われた. いや, それは知っているよ...と思いながら, もう一度、なぜ"unknown"なの?と聞いてみたが,分からないとということだった. 加えて, 店員さんの方でも, 私に連絡しようと思っていたと話していた. 子供のID(パスポート)のコピーは手に入ったかい?と聞かれた. まだですよ...これから申請して届くまでさらに時間がかかるのにーと思ったがそこまでの説明を英語でできなかったので, まだだよちょっと待っててと話しておいた.
妻から先週, 郵便を送ったと連絡を受けた追跡を見たところ25日には大阪を発送されたそうだ. そろそろ届くかな?日本郵便のサイトではヨーロッパは標準2日と書いていたので今週受け取れるかなとワクワクしている. 加奈子さんにそれを話すと, 4日以上かかるよと言われた. え..そんなかかるの?それと荷物が重くなると料金が高くなることや中身の申請がいくらかを超えてしまうと税金(関税?)を大幅に取られてしまうらしい. えっそうなの?さらに受け取りについても教えてもらった. 家で待っていてもいい加減な宅配業者だとマンションの場合, 届け先の階まで上がらずにポストに不在票を入れるところもあるらしい. え!?家で待ってようと思ったのに...仕方がない. ポストをこまめに見ることにしよう.
同じ日に現金そんなにいらないのでは?と思った矢先, 4月分の家賃の支払いと加奈子さんのサポート代が現金だけだと聞き, 手持ちの現金がこれから足りるか気になった. 財布にお札を入れる際に, ふと気がついた. 全部新札なので連番なのにところどころ番号が抜けている!?始めは新札がくっ付いていただけの場合が多かったが, よくよく見ても抜けている番号がある. まさか, 抜かれている??日本で両替した際に一枚ずつは確認してなかった. まさか... 気になって全ての札を数える. ちょくちょく連番なのに数字が抜けているところもあったが, (使った分を除いて)日本で両替した枚数と一致した. 枚数に問題はなかった. しかし, 連番の札が抜けている理由は未だ不明である.
この1年間は, メールやSkypeなどを利用して日本にいる研究室の学生さんの研究指導を実施する予定である. メールは普段からしているが, Skypeは今日が初めてである. 無事に接続できるだろうか. 日本時間14時, スイス時間7時にSkypeをする. 無事繋がった. 一人およそ15分で4人分で1時間程度ディスカッションをした. この調子で毎週実施すれば, きちんと進めることが出来るであろう. 私が不在だが, 1年間ともに頑張ろう.
三宮高専のメールアドレス宛にプロキシサーバーが変更されたからプロキシ設定を変更するように案内が来た. 普段, 研究室の全てのPCは教員が管理しており, こういうサーバー変更に伴う個々の設定変更も私が一台ずつ変更している. しかし今スイスにいる. 三宮高専には行けない. さてどうする?研究室の学生にメールを送る. プロキシ設定を++++としてくれ. 併せて, 先ほどのSkypeでも同様のことを言ったが, 学生は「???」のような顔をしている.. 雷神先生助けてー!!同じ学科の若手の雷神先生にヘルプのメールを送る. 早速, 雷神先生から返事が来た. これで一安心. 雷神先生有り難う. 問題は私が一時帰国した際, 自分の居室にあるPCの設定を変更することを忘れないことだ.
午後にとアポを取ったので13時くらいに着くため, 12時半頃 métroに乗って大学を目指す. 先日加奈子さんが, métroの駅が3つもあって最寄りじゃないと歩くの遠いと心配してくれていたが, それって隣の大学では?と思った. 実際, 隣の大学近くの駅は, "大学名-場所"という駅が3つあったが, 私の目的地は, "大学名"だけであった. 駅を降りるとホームと反対側に大学があった. 線路をくぐるトンネルの壁には, 見慣れた数式(フーリエ変換や古典力学の微分方程式, 簡単な物は(a+b)^2の展開など)や説明が描かれていた. 何ともシャレたところだろう. トンネルを抜けるとそこは大学だった. 当たり前だがとてつもなく広い. 校内マップを見ないとたどり着けない. 大学構内に入ってすぐのマップを確認してドラゴン先生の部屋を探す. ドラゴン先生の部屋は扉が開いていた. 開いた扉をノックし, 「Nice to meet to you!」と明るく挨拶. それからは研究室の学生さんポスドクさんを紹介しつつ, 研究室(居室や実験室)を案内してもらった. さすがに全員の名前は覚えきれていない...部屋ごとにネームプレートがあるので, それを見ながら覚えていこう. 実験室は大掛かりな実験をされていることもあり広かった. さらに大掛かりな分, 危険であるので, 安全対策がきちんと整えられていた. 配線ひとつでも細かく整理整頓されていた. 日本に帰ったら見習わなければ. 事務手続き関係で秘書のマリーさんを紹介してもらおうとしたら, ちょうど離席していて居なかった. ドラゴン先生が言うには, 今週でマリーさんは定年退職する. 来週から新しい秘書のナーシャが来る. 事務手続きは来週しようとのことだった. メールでのやり取りしかしてなかったが, マリーさん辞めちゃうのか. 最後にここ半年のお礼が言いたかった. 結局会えずじまいになってしまった. 一通り案内が終わり, ドラゴン先生の部屋でディスカッションをした. 正直久し振りの長い(英語の)会話で緊張した. 日常生活はほとんど喋っていない or フランス語分からない状態だが, 1対1で英語で話すのは久し振りだ. どんな研究テーマがやりたい?という話になり, 迷ってしまう. 分野としてはだいたい考えているが, それがどのような研究の内容になるかまではよく分かっていない. もっと事前にサーベイしておけと日本からお叱りを受けそうだ.. ドラゴン先生は今決めなくていい, 来週から研究室のメンバーにどんな研究をしているか詳細を聞いて, それからゆっくり考えようということになった. ああ懐かしい感じだ. 初めて研究室に配属や着任してすることはいつも一緒だなと感じた. 師匠先生の研究室に配属になった大学4回生のときも, 研究テーマを決める前に皆にインタビューして回るように言われたし, イギリスでアル先生のところに言ったときも, すでに自分のテーマは決まっていたが, 研究室のメンバーにインタビューするように言われた. メンバーに慣れる意味もあるので, ひとまずの振る舞いが決まった. 早く馴染んでいけるように頑張ろう. ドラゴン先生に次は来週の火曜日に!と話し, 研究室を後にした.
三宮高専の事務からメールが来た. どうやら3/22〜3/30までの平日の取り扱いが年休扱いになった. なんで??出張か職免では?海外研修(サバティカル)のための生活基盤を確立するために2週間弱ほど4月より早く来ているのに, 年休か... 4月に入国していたらそれだけスイスでの研究も遅れてしまうと思うのですが, 事務的な取り扱いは出張でも職免でもなく年休なのか...決まったものは仕方がない. これを読んでいて, 海外研修(サバティカル)に行くことを考える方々は年休を多めに残しておいた方が良いかもしれない. そもそも大学では裁量労働制(ちなみに三宮高専はそうではない..)なので, そのような問題は発生しないのか?その辺りの法的取り扱いはよく分からない.
マンションのポストに書類が届いていた. 開けてみるとSwissPassカードがあった. 先日申し込んだ, デミタリフと1年定期の情報がこのカードにはあるらしい. これまでデミタリフと1年定期の領収書を持って電車やバスに乗っていたが, これからはこのカードを提示するだけでよくなった.
ローザンヌの街を覚えるとともに散歩しようと思い, 今日はParc Mon-Repos(モン・ルポ公園)を目的地にした. Place de la Riponne(リポンヌ広場)の近くのmétroの駅Riponne Maurice Béjartから2駅先のOurs(ウース)まで行き, すぐ近くにParc Mon-Repos(モン・ルポ公園)があった. 公園内にはオウムやアヒル, インコが飼われていたり, 子供が遊ぶ遊具や砂場があったり, 他にも何かしら(またまた調べずに行った)の建物や塔があった.
日本にいる流戸先生からメールがあった. Skypeでのディスカッションについての相談であった. その際, メールにCESTという文字を見つけ, 「?」となる. 調べてみると, CEST(Central European Summer Time):中央ヨーロッパ夏時間(UTC+2)だという, JST:日本標準時(UTC+9)はよく使うが, CESTは初めて見た. ついでにいろいろ調べてみた.
WET:西ヨーロッパ時間(UTC+0): ポルトガル, イギリス(*), アイルランド, アイスランドなど
CET:中央ヨーロッパ時間(UTC+1): ドイツ, フランス, ベルギー, オランダ, モナコ, スペイン, アンドラ, ジブラルタルなど
EET:東ヨーロッパ時間(UTC+2)
(*)ただ, イギリスはグリニッジ標準時(GMT: Greenwich Mean Time)(UTC+0), 夏時間として英国夏時間(BST: British Summer Time)(UTC+1)を使って(と呼んで)いるようだ.
それぞれにSの略称を付けて, 夏時間(サマータイム)となるみたいだ. 例: CEST:中央ヨーロッパ夏時間(UTC+2). 時差と世界の時間について少し勉強になった.
妻からの荷物がそろそろ着くはずだが, まだ届かない. ポストをこまめにチェックしているが不在票もない. おかしいな. ん?隣の掲示板を見てビックリした. 何と私宛の荷物の不在票が掲示板に置いてあった. どうやら配達の人がポストを探すことすら面倒になってここに置いていったんだろう. 何て杜撰でいい加減な配達だろうか. 仕方ない, これがスイスだと思おう. 4/13まで保管と書いてあった. 早速取りに行きたいが, 今日は祝日で郵便局も閉まっている. 明日, 土曜に取りに行こう.
今日は加奈子さんに緊急病院の場所とシステムを教えてもらった. まず, métroに乗ってCHUV行く. CHUV(Centre hospitalier universitaire vaudois)はローザンヌ大学病院だ. 駅を出るとあちこちに大学の建物がある. そして, urgence(フランス語で緊急)と書いてあるところが緊急病院だ. しかし, いくら緊急であっても何時間も待たされることは覚悟しなければならないらしい. この1年, ここを利用することがないようにと祈るだけだ. また, 緊急でない場合は, いったんGeneralドクターに連絡し, 指示を受けるらしい. そして, その後, 改善が見れなかったら専門医の紹介があるということだ. いきなり専門医まではたどり着けないみたいだ. このGeneralドクターはこれから入る健康保険によって決まるらしい. 次に, 緊急の小児科も案内してもらった. 同じCHUV関連の病院で, 家から路面電車orバスに乗って近くにある. Chemin de Montétan 16, 1000 Lausanneにあるアンファンス病院(Hôpital de l'Enfance)というところだ. 6月に来る娘に何かあったらここまで連れてくる必要がある. 場所を覚えておこう.
スイスでは, 健康保険に加入することが義務づけられている. しかも入国後3ヶ月以内に入らなければいけないらしい. 色々と条件が多い国ですね. 加奈子さんに調べてもらって, swisscareというところで, 保険に入ることにした. (加入は後日にすることにした.) さらに保険に入ったら, それを示す書類が送られてくるらしいので, それをまた滞在許可証関係の役所に持って行く. これがないと滞在許可証が来ないらしい. 滞在許可証をゲットするまでの道のりは遠い...
今日もローザンヌの街を散策して, 自分の行動範囲を広げてみようと思い, 昨日, 妻と話をしてみた. 近くに水族館があるらしい. 調べてみると, アクアティス(Aquatis)という水族館があった. 海に面していないスイスには水族館があまり多く存在しない. そんな中, 何と20Y7年10月オープンしたところだそうだ. 妻と娘が来たときに連れて行けるように, 場所だけ把握しておくか. あとは適当に散歩して道を覚えるだけで良いかな, そう思って出かけることにした. métroに乗ってVennnesという駅に向かう. 終着駅の1駅手前だ. 駅から出て周りを見渡してみる. 駅の近くに駐車場以外何もない. 乗っているときから気付いたが, 先日行ったOursや病院のあるCHUVくらいであれば, 歩いて帰ることができるが, CHUVよりも先になると一気に街から離れてしまっている. 歩いて帰る予定が崩れた. しかも, Vennesの駅近くには何もない. そのままmétroで引き返すのも面白くないし, せっかくなので一人で水族館に入ることにした. ちなみに妻が水族館を勧めてくれた理由は, 私が水族館が好きだからである. 左京大学の院生時代, 京都に水族館ができた. 内陸での水族館は日本初だった. 当時, 院生の同期とともに年間パスポート(1回の入館が2000円, 年パス4000円だった)を購入し, 何度も行った覚えがある. 他には妻(当時は彼女)と鳥羽水族館に行ったり, 大分でうみたまごという水族館に行ったりもしている. もちろん泳いでいる魚をみることも好きだし, クラゲがふわふわ泳いでいるのも癒される. イルカショーも迫力があって良い. さて, 話はアクアティスに戻そう. 無類の水族館好きな私は一人で水族館に入ることにした. 入館料はCHF29(日本円でおよそ3500円), かなり高いがスイスなので仕方ないか. 祝日ということもあり, 小さい子供連れが水族館内にいっぱい居た. さすがに新しいこともあって綺麗なないそうであった. 水槽一つ一つが小さいものしかなかったが, 今流行のプロジェクションマッピングであちこちの壁に映像を流したり, 足下や壁が鏡になっているところがあったりと工夫が凝らされていた. こじんまりとした水族館というのが感想だ. 小学生くらいまでの子供を連れてくるにはいいだろう. 実際, それくらいまでの子供達だらけだった. (カップルで来るという感じではない. ) 小一時間ほど水族館を堪能して, 帰路についた.
さあ, 今日は二週間に一度のマンション洗濯室で洗濯が出来る日である. 16時に家に帰ると無事に洗濯室の鍵がポストに入れてあった. 利用開始までは時間があるので, 部屋だけチェックしてみることにした. 洗濯機と乾燥機だけのある部屋, 使い方の書いた紙は全部フランス語. どうする?俺??(***カード風, 古いか)と思ったが, 使って覚えるしかない. 予定時間まで部屋でのんびりすることにした. 18時から21時までの利用可能なので, 18時に再び洗濯室に行った. どうやらコインランドリーと違って, 利用時間によって料金が決まっているみたいだ. (すでに受けとっている)プリペイドカード(?)を機械に入れて, ボタンを押してみる. 表示ではUnités 3で使えたので, 3とした. しかし洗濯機が動く気配がない. そもそも電源がついていない. どういうことだ?ふと乾燥機の方を見る. 乾燥機の電源が入り, コース選択のボタンが光っている. しまった!!洗濯機ではなく乾燥機の軌道にUnitésを使ってしまった. 機械の画面には残り時間(MIN表示)でどんどんと時間が減っている. 使用しなくてもUnitésを支払った時間から刻一刻と時間が過ぎるのか...Unitésを無駄にしてしまった. 仕方なく, もう一つのボタンを押しUnitésを支払い洗濯機を起動させる. 再びUnités 3を支払い, 洗濯機が動き始める. 部屋に戻って放置するのは心配なのでその場で時間を潰すことにした. 椅子がないのでただただ立って待つしかない. コインランドリーの方が使い方も分かりやすいし, 椅子もあった. そっちの方が断然良い. そうこう言っているうちに予定時間が来た. しかし, 洗濯機の表示と支払い機の表示(それぞれ残り時間)が合わない. 洗濯機の方が遅い. このままでは止まってしまう!仕方なく, 公衆電話で追加でコインを入れるのと同じように, 支払い機に追加のUnitésを支払う. 何とか時間が追加された. 使い方はこれであっていたのであろう. 一安心. 少しして, もうさすがに終わるだろうという頃になって, 再び洗濯機が遅い. 残り0h08と表示され, 支払い機は01MINだ. あれ??またか?しかし, 残り8分くらい何とかなるだろう. しかもほぼ終わっているので, 途中で切れても良いだろう. そう思って放置していた. 思った通り, 支払い機が00MINになってからも1分程度動いた. 洗濯機は0h07だ. このまま終わるかな?そう思ったときに, 洗濯機が止まった. やはり支払い機が0なので止まったのだろう. さて, 洗濯物を取り出すか. しかし, 洗濯機が開かない. え??ロックされたままびくともせず, 電源がオフになってしまっている. マジですか...あちこちボタンを押したが動かず, 諦める. 仕方ないな, もう1unités入れるか...入れるとエラー文が洗濯機に表示されながら動き始めた. 無事, 最後まで終わってやっと洗濯物を取り出すことができた. 一苦労だった.
ついに待望の荷物受け取りだ. 今日は9:00から11:30まで郵便局が開いているので, 受け取りに出かける. 時刻は9:40, 郵便局に着くと沢山の人だかりがあった. しまった!出遅れた... 受け取った受付番号は160, 現在の対応は110番代, 50人待ち!?確かにそうか, イースター休暇の中日で, 仕事は休みで郵便局は開いているのだから皆考えることは一緒か. しばらく待ち, 自分の順番が回ってきた. 窓口で不在票とパスポート(滞在許可証があればそちらでも良いらしい)を差し出して少し待つ. 窓口から荷物を2つ重ねて置かれ, 手元の機械にサインしろと言われる. 窓口の兄ちゃん(フランス語), 私(英語)なので, ほとんど身振り手振りだ. やっと荷物を受け取る. 段ボールがかなり濡れていて柔らかくなっている. ギリギリ箱としての機能を果たしていると言った具合だ. どこかで雨にでも濡れたのか?本当にかなり濡れている. これは送る際に防水対策が必要だ. 今後はそう言っておこう. 中身を開けてその場でスーツケースに詰め込む. 段ボール2箱は30kg越えで持って帰れる大きさでないことを妻に聞いていたので, スーツケースを2つ持ってきていた. 混雑した郵便局の中で, 「何してるの?この日本人」と思われているかもしれない. (声はかけられなかったが) そして, そそくさと郵便局を後にした. 外のリポンヌ広場や街のあちこちでは市が立っている. 荷物がなければ, ちょっと立ち寄ったのに. 後で来よう.
家に荷物を持ち帰り, 早速中身を見てみた.
救援物資
台所: 箸, スプール, フォーク, ナイフ, 包丁研ぎ, 栓抜き, ピーラー, スペチュラ(ヘラ), お玉, マグカップ, ボウル, しゃもじ,
調味料: アジシオ, 胡椒, 醤油, 出汁醤油, 砂糖, 角砂糖, お好みソース, 焼き肉のたれ, イチゴジャム,
食料: インスタントラーメン, インスタント焼きそば, レトルトカレー, 増えるわかめ, お茶, 日本酒(若竹, 1升)
衣服: 服, ハンガー
洗面所: シャンプー, 洗顔剤, 化粧水, 綿棒, 洗濯機用の洗剤, 歯ブラシ, 奥歯用歯ブラシ,
書籍: 事前に買っていた小説, 学会誌
その他: シャーペン, ポケットティッシュ, 箱ティッシュ, ドラゴン先生への手土産
スペチュラ(ヘラ)は日本に居たときに普段使っていた物で, 結婚披露宴のときはファーストバイトに妻が使った思い出の品だ. 無事に届いてよかった. 日本酒は出発前に卒業生がプレゼントしてくれたもので, こちらも割れずに, そして税関に引っ掛からずに届いてよかった. (もちろん, スイスにアルコールを送ることは合法だ)今夜は, この若竹を嗜むとしよう. いまから夜が待ち遠しい.
EMSで送ってもらった荷物に入っていた服が全て揺れていたので, 洗濯することにした. 家の裏手にあるコインランドリーに行く. CHF7なので, 今日はCHF2硬貨とCHF10札を入れてCHF5硬貨をおつりとしてもらおうと考えていた. CHF2硬貨を入れて, CHF10札を入れようとすると入らない. ん?入れ方が悪いのか?紙幣が悪いのか?仕方なく別のCHF10札を入れてみるが入らない...なぜだ?あたふたしていると同じくコインランドリーを利用している青年が洗剤(CHF1)を購入した. いやいやいや, それ私のCHF2やし!!英語で抗議してみた. 相手はやはりフランス語. 何とか話は通じた. その彼曰く, 今日はこのコインランドリーの機械が故障していて紙幣が入らないらしい. キヨスクで両替してきたら?仕方ない. 硬貨はまだ先日同じコインランドリーでおつりとしてもらったCHF2(すでに入れた)硬貨とCHF1硬貨しかない. どう考えてもCHF7には足りない. ショドロン広場のキヨスクに走る. 両替をフランス語で何て言うのか?そこまで調べるまでもなく, CHF1.6のお菓子を購入することにした. ただただ両替してくれてって言われて, 何か言われても通じないので...これで硬貨を手に入れ, 再びコインランドリーに行く. さきほどの青年がC'est bon.(セボン)と言ってきた. 聞き間違えか?確かC'est bon.(セボン)は「美味しい」って意味だったはずだが...何はともかく, 上手くいったか?みたいなことだったのだろうか. 有り難う, 上手くいったよ. と片言のフランス語で返してみる. それにしてもC'est bon.(セボン)って???
コインランドリー以外でもC'est bon.(セボン)と言っている場面に遭遇したので, 調べてみることにした. すると, C'est bon.(セボン)には「美味しい」という意味だけでなく, 色々な使われ方をするらしい. そもそもC'est bon. (フランス語) -> It's good. (英語)と直訳できる. 簡単に調べただけでも
「美味しい or 良い or 気持ちいい or (できた!)これでよし」(良い)
「それでいい or オーケー, もう大丈夫」(同意)
「もういい or わかった」(諦め)
と色々な意味があるらしい. ということでコインランドリーの青年は上手くいった?みたいな意味で使ったのかもしれない. 何となくだが理解できた. 同じ文でも言い方や場面で使い分けされるのか. 言語はどこもよく似ている. 左京大学1回生の頃, 関西圏外から来た友達が(関西人が使う)「なんぼ」の意味が分からないという話を思い出した. 「なんぼ」にも言い方によって色々と意味が変わってくる. 疑問文で「なんぼなん?」というと, How much is this? (or 値段まけてくれ), How old are you?, How many ... , How ...と色々な意味に使うし, 「なんぼなんでも」というと「いくら何でも」みたいな意味がある. 状況と会話を聞いて慣れていく必要があるみたいだ.
なぜか日本にいる先生に送ったメールの返事が来ない. もちろん休日だからということもあるだろうが, なぜか不思議に思った. メールを確認してみると, どうやら学生からのメールも止まっている. なぜだ?(詳しくは書けないが)色々試してみると, 学校のメールサーバのトラブルらしい. 困った...週明けから仕事なのに, 重要なメールが来ていたらどうしたものか... 日本にいる管理者の皆さんの頑張りを遠くから応援することしかできない. ドラゴン先生にもメールサーバがダウンしたから別のアドレスで連絡をしてくれとメールしておいた.
流戸先生と共同研究をしており, 今日はSkypeでする初めてのディスカッションだ. これまで自分の研究室の学生とは1対1でSkypeディスカッションをしたが, 1(私)対3(南研学生, 流戸先生, 流戸研学生)は試したことがない. Skypeをつなぎ, パソコンを囲んで, 右が流戸先生, 正面が南研学生, 左に流戸研学生と座ったみたいだ. 正面の南研学生の声が聞こえにくいが, ほとんど支障はなかった. 流戸先生は外付けカメラを買ってくれるみたいだ. 確かにパソコンに顔を近づけないと画面に映らないみたいだ.
普段お世話になっている加奈子さんのご自宅に訪問させてもらった. スイス入国以来, 一人でローザンヌ市内を走るmétro以外の電車に乗ったのは初めてだ. SBBのアプリで往復の切符を買い, Lausanneから東に向かった. 地図上では遠いように見えたが, 電車で約25分Lac Léman(レマン湖)に沿って走った. 湖側には雪山とLac Léman(レマン湖)の景色が広がり, 反対側は(ワインに使う)ブドウ畑が広がっていた. 頭の中ではずっと「世界の車窓から」のテーマソングが流れていた. これでまた行動範囲が少し広がった. 加奈子さん宅で晩ご飯を頂き, 子供達と戯れ, 久し振りに日本語(対 加奈子さん)と英語(対 ご主人)との会話をした. そして, スイス入国後, 初めて日本の白ご飯を御馳走になった. あまりに久し振りで美味しかった. やはり白ご飯を欲していたのだ. 炊飯器とお米を送ってもらおうか?でも5月に一時帰国なので, それまで我慢できるか?悩みどころである.
健康保険に加入しようとしたら, 自分のstatusが選択肢になかった. あった選択肢は, scholar, student, intern, au pair, PHD, postdocのみだった. さすがにもうstudent(学生)ではないし, PHDはPh.D candidate(博士後期課程学生)なのかPh.Dを持っている人を指すのか分からない. 給料をこちらでもらっているわけでもないので, postdoc(ポスドク)でもないし... scholar(学者)か?でも何でこの順なのだろう??色々調べてみたら, 学者という意味ではなく, studentよりも幼い学生(日本語で言う児童や生徒かも?)に近い意味らしい. 同じ英語でも意味合いが全然違う... 結局わかないので大学の秘書さんに自分のstatusを聞くことになった. まだ健康保険には入れずじまいである. 保険に入っている証明書がないと滞在許可証が手に入らない... まだまだ滞在許可証の獲得までは時間がかかりそうだ.
9時前に研究室に出勤してみる. ドラゴン先生はもっと早く来ているようだ. ドラゴン先生によると新しい秘書のナーシャさんは今日は来ないみたいだ. だから大学の手続き関係は多分明日からだよと伝えられた. その他の部屋を見渡してみても誰もいない... みんなにインタビューしようと思ったのだが朝はゆっくりなのかな?他の仕事をしておこう. そうこうしているうちに40分ほど経ち, 数人ほど集まってきた. するとドラゴン先生からコーヒーブレイクしにカフェに行こうと誘ってもらった. 5人でカフェでコーヒーを飲みながらたわいもない会話をする. ゆったりしつつ, 仲の良い(雰囲気の良い)感じな研究室だ. 午前の仕事を終え12時前, 再び研究室のメンバーが集まって昼食に向かった. 大学構内にキッチンカーで移動販売しているタイ料理を買い, 外でランチにした. タイ料理がCHF11と書いているのに, CHF21もしたので, なぜ?と思ったらデポジットシステムだった. つまり, 食後に容器を返却してくれたらCHF10キャッシュバックだとのことだった. なるほど, ビア祭り(ビールを飲むグラス)ではよく経験していたが, こういうランチボックス(容器)にもデポジットシステムが適用されているんだと分かった. 食後, 研究室に戻らずにみんなでカフェにコーヒーブレイク. コーヒーブレイク多いなー. コーヒーブレイク中の会話で, 私の歳が話題になった. どうやらProfessorと言われてもかなり若く見える(実際若い)から皆が不思議がっていたみたいだ. 32歳だと答え, 高専という学校について説明するとともに, 職位が早く上がることも言った. 日本では気にならないが, 海外でProfessorの敬称(教授と准教授)はかなりのプレッシャーだ. この重圧に押しつぶされないようにしないと... 実際, Professorだから大丈夫だろう(これくらい分かるだろう)とよく言われる. ヤバい, そんなに期待されても...この研究室は博士後期課程の学生, ポスドクや研究員のメンバーで構成されている(秘書さんを除く). おそらく私より若い人の方が少ないのではないだろうか?博士後期課程の学生も企業で研究を経て, こちらで学位を取りに来る人が多いので, 半分以上は年上に見える. 午後の仕事を一段落させ, 昼食時によく喋った韓国人学生オンジに研究についてインタビューしてみた. 彼のこれまでの研究実績とこの研究室に来てからの研究について教えてもらった. 研究インタビューが終わり, 私に生活で困っていることはないかと心配してくれた. 彼は家族と一緒にスイスに1年前に来て, かなり苦労したらしい. 健康保険について困っていると相談したら, 詳しい学生がいると紹介してくれたが, その彼は休暇中で来週にしか来ないという. 先日のイースター休暇はオフィシャルな祝日で, 先週から来週までにかけて, 研究室でも休暇を取る人が多いそうだ. だから空きデスクが多いのか. 少し納得した. オンジと話が終わると, 彼は時計を見て, コーヒーブレイクに行こうと言った. 時刻はいま15:45. いつもこれくらいにブレイクなのかな?ドラゴン先生と研究室のメンバーで再びカフェへ. 本日3回目のコーヒーブレイクだ. コーヒーブレイク前にドラゴン先生が, このブレイク終わったらニコンとディスカッションしようと言ってくれた. 先週, 挨拶に行った際に漠然とだが, こんな感じのことがやりたいと話していた. それから研究室のプロジェクトを色々調べたり, インタビューしたりして知ったが, このニコンもその分野の担当の一人だ. 非常に興味がある. ぜひ話をしたい. コーヒーブレイク後, 早速ニコンとドラゴン先生とディスカッションをした. 大方の方向性が決まり始めた. 細かいところはもう少し掘り進める必要がありそうだ. そして, このニコンと(今日はいなかったが)マークと一緒に研究を進めることになりそうだ. しかし, ニコンが明日から15日まで休暇で居ないと聞いた. 何!?いきなりいないの?15日の間までに色々と考えること(提案すること)が多いので, 一通り参考となる資料をもらった. 明日からはこれをもとに考えて, ドラゴン先生や他の人に色々聞きながら進めていこう. ディスカッションをしていて時間を気にしなかったせいか, もう19時前になってしまった. 研究室にはニコンと私しか残っていなかった. ニコンは明日から居ないのでまだ残って仕事をするらしい. かっちりとした勤務時間が決められていないからこそ, 自分の予定で仕事時間を調整しているのだなと思った.
ポスドクの人に連れられて, スラッと背の高いモデルのような美人が研究室周辺を案内されていた. もしかして新しい秘書のナーシャさんか??"ナーシャ"という固有名詞も廊下からうっすらと聞こえてくる. たぶんそうであろう. ナーシャさんも異動してすぐなので, 一段落してから私の大学の手続きをお願いしようと思った. 午後, 仕事が落ち着いたところで, ドラゴン先生に大学の手続き関係をしないといけないから新しい秘書さんを紹介して欲しいと言い, すぐにオフィスまで向かった. 研究室がある建物と秘書さん達がいるオフィスの建物はちょっとだけ離れたところにある. オフィスに着くと, 居たのは定年退職したはずのマリーさんだった. スイスに来るまでの半年間, 手続きでお世話になった方だ. 良かった, 会えた!定年だと聞いているけれども, まだまだバリバリ働けそうに若く見える. 今日居たのは, どうやら引き継ぎや残りの仕事を仕上げるためだそうだ. 新しい秘書のナーシャさんはもう帰ったらしい. 会えなかった, 残念... マリーさんから研究室の鍵を受け取る. この鍵の保証金としてCHF50必要みたいだ. 明日払ってくれと言われた. え?いまじゃないの??多分, 現金なので新しい秘書さんが受け取った方がいいのであろう. 仕事に必要なアカウント(メールを含む)はこれから作ってくれるらしい. それだけだよ, 他に何かある?と聞かれたので, 健康保険について困っていると話した. すると, 母国(日本)で入っている保険が海外でも適用されるんだったら入る必要ないよ. その証明書が英語またはフランス語で必要だと教えてもらった. わざわざ健康保険入らなくてもいいかも!?ドラゴン先生もマリーさんも, 3ヶ月以内に対応すれば良いからゆっくり確認したら?と言われた. いやいやいや, そんな悠長にしてられないって!!滞在許可証がないとこの国では非常に不便である. 心配は増していくばかりだ.
マリーさんに言われて, 早速, 自分の健康保険をチェックすることにした. 私が日本で加入している健康保険に対応しそうなものは2つだけだ.
・公立学校共済組合
日本では「国民皆保険」制度により, 原則すべての国民は何らかの公的医療保険に加入している. 主なものは次の通りである.
・健康保険:主に民間企業に勤める人とその家族
・共済組合:公務員等とその家族
・国民健康保険:上記2つなどの勤め先の医療保険に加入していない人
・後期高齢者医療制度:75歳以上の人
私はこの中で, 共済組合の中の公立学校共済組合に加入している. 早速, 公立学校共済組合のサイトを調べて英文証明書の発行についてチェックしてみた.
案の定, そんな便利な項目はなかった. 仕方がない, 日本の職場の担当者にお願いしよう...
・クレジットカードの自動付帯
クレジットカードには特に手続きもなく, 海外傷害保険が付いている. 当初はこれだけで充分だろうと思っていた. 早速, 英文証明書の発行のページを見たみた. 「出発の2週間前までに(該当部署に)連絡」と書いてあった!?しまった, もうとっくに出発してスイスに着いているんですけど.... どうしよう?ひとまずお問い合わせから事情を書いて送信した. さらにクレジットカードの保険を調べてみると, 私にとって悪い(?)情報を見つけてしまった. 「1旅行で最長90日」補償期間に制限があるのか??でもこれは普通の会員のケース, 会員のグレードが上がると変わるのでは?実際, 補償される金額も上がってる. 調べてみるが書いていない!書いていないってことはどの会員グレードでも90日なのか?それとも詳細がないだけで補償期間は長くなっているのか?分からないので, 再びお問い合わせから補償期間の質問を送信した. それぞれ良い返事が返ってくることを祈る.
こんなことになることが分かっていたら, (名称は定かではないが)海外長期滞在傷害保険に日本で入っておいて, 英文証明書を準備しておけば良かった.
マリーさんから受け取った鍵のうち, カードキーが一つあった. これは実験室に入るときや時間外(18時以降)の建物に入るときに使うものだそうだ. 実際に実験室のドアで使ってみると何故か反応しない. どうしたのだろうか?ドラゴン先生に聞いてみたら, それならローリーに聞いてくれと言われた. ローリーは研究室のスタッフだ. 先週挨拶に来たときに, 実験(の装置やデバイス)のことなら彼に聞いてくれと紹介された. テクニシャン(技術職員)なのかな?おそらくそのような位置づけだろう. 今日は来てないからまた明日かもね, とドラゴン先生に言われて仕事に戻ると, 何とタイミングよく, すぐにローリーが現れた. カードキーが反応しないことを告げて, カードキーをローリーに渡した. しばらくして, よく分からない, まだ登録されていないかも, とローリーに言われ, 代わりにこのカードキーを使うと良いよ, と古いカードキーを受け取った. 手続き的にこれはいいのかな?と疑問に思いつつ, ひとまずはこのカードキーを使うことにした. これで夜遅くなっても建物に出入りできる. もっとも, そんなに遅くならないようにしておかないと.
今日のお昼も太陽が眩しいくらい輝いていた. こちらの日光は強い. しかし, みんな今日は雨が降ると話している. こんなに晴れているのに?予報では午後3時に注意報が出るレベルの大雨みたいだ. 昼食後, 仕事をしていると午後2時過ぎにゲリラ豪雨+雹が降ってきた. ビックリするほど急変した. そう言えば, 休みの日に散歩していても晴れのち大雨になったこともある. どうやらスイスの天気は変わりやすいらしい. ゲリラ豪雨+雹にビックリしているとオンジが, 予報通りだろ?MeteoSwissという天気予報サイトが結構正確なんだと教えてくれた. さらに, それにはアプリもあり, 早速インストールしておいた.
研究室に出勤してもう3日目だが, まだ研究室の身の回りのことが分からない. まずはプリンタだ. 色々渡してもらった論文があるが, 印刷できていない. プリンタは, だいたい研究室に1台はあるはずだ. そして, どうやったら使えるのだろうか?オジンに聞いてみた. どうやら, 大学共有のプリンタがあるみたいで, 大学のアカウントとそのカードが必要みたいだ. そのアカウントを発行してもらうにはそのカード(CAMIPROカードと言うらしい)専門のオフィスに行かないといけない. いきなり行くのではなく, ちゃんとアポを取る必要があるとのことだ. 早速, 大学のwebページを見て, 連絡先(メール)に連絡してみた. どうせなかなか返事がなくて来週かなーと思っていたら, たった25分で返事が来た. Good morning! 明日の朝10:15に+++(オフィスの場所)にパスポートを持って来てねー, Have a good day!何て陽気な感じのメールだろうか... でもこれでCAMIPROカードの手続きが出来そうだ. ちなみにこのカードで電子マネーをチャージできて, 昼食やコーヒー代をここから支払えるみたいだ. 便利なカードだ.
昨日に引き続き, 健康保険が行き詰まっている. 日本の職場の担当者経由で, 公立学校共済組合の英文証明書を発行できないか問い合わせてもらったら, 案の定, 発行されないとのことだった. やっぱりね.... もう日本の英文証明書関係がでないことには出発前から慣れた. 仕方ない. クレジットカード付帯の保険についても問い合わせの返事があった. この付帯保険は最長90日までのものだそうだ. んーこれもスイス(の州)に提出するには不適...結果, スイスの健康保険に入って(その前にstatusが何なのか分からないといけないが)その証明書をもらうことにしよう. ちょうど, 帰宅時に「30日以内に健康保険の証明書を提出するように」との手紙が(証明書を入れる)返信用封筒とともに送られてきた. あと30日以内に健康保険の加入とその証明書の受け取りができるのであろうか. そして, それがないとまだまだ滞在許可証ゲットまでは道のりが長い....
研究室に3日間出勤して, 研究室の一日のスタイルが分かり始めてきた.
・朝9:40頃にコーヒーブレイク
・12時前から13時まで昼食とコーヒーブレイク
・15:40頃コーヒーブレイク
という感じだ. もちろん一緒に行くことは強制ではないが, せっかくなので常に一緒に行くことにしている. このコーヒーブレイクでは研究の話はもちろんするが話題としてはたまーにだ. 主に雑談(世界政情, 休日の出来事, PhDを取るまでの話, スポーツ, 登山, 世界各国の教育システム, 世界各国の1家族あたりの子供の数, 世界各国での働き方などなど)だ. よくもそんなに話題が尽きないなと関心する. そして, その話題に対して, それぞれの意見や主張を持っていて, ひたすら話し続けている. 英語が苦手な私にとっては, 強制的な英会話トレーニングとなっている. 今のところ全くと言っていいほど, ブレイクにはなっていない. もっとも, 聞いて理解すること(一部は聞き取れてない)に精一杯で, あまり会話に参加できていない気もする... 2週間前にスイスに入国したときよりは耳が慣れ始めてきた. これからは自分からもっと話せるようにならないといけない.
昨日, オジンに教えてもらったCAMIPROカードの申請をするべく, 指定された時間と場所(オフィス)に出かける. 私の順番が前の人(たぶん学生?)がフランス語でやり取りしている..えっ!?フランス語??心配になったが, 私の順番になって英語で話すと英語で答えてくれた. ひとまずは良かった. パスポートを見せて確認事項にYes, Noで答える. 専門用語(例えば, 微粒子が含まれること(実験かな?)をするかしないかなど)が多いので辞書を引きながら慎重に答える. 全ての確認事項が済むとCAMIPROカードに貼る写真をその場で撮影. これで後日にでも受け取れるのかな?と思って, これで終わり?と聞くとどうやら今カードを発行しているみたいだ. 何て早い対応だろう!!滞在許可証もこれくらい早くしてくれてもいいのに...と大学の事務と国の制度を頭の中で比較してみたりしていた. ものの数分でCAMIPROカードをゲット!!これで建物の鍵も開く, プリンタも使える, 電子マネーをチャージ&使用ができる, ... etc便利な大学に置けるIDカードを手に入れた. 最後に安全訓練を受けなければならないようで, これまた指定された時間と場所を教えてもらう. 安全講習が義務付けられているのであろう. しっかりとした大学だなと感心した.
CAMIPROカードを手に入れたので, 早速プリンタを使えるように設定する. まず, プリンタのドライバだ. 大学のサイトに書いてある手順にしたがって, 自動インストールしてみる. しかし, なぜか出来ない...原因は分からない. 仕方なく, 自動ではなく手動でドライバインストールを実施してみる. 私も読みながらやったのでうろ覚えだが, 大学にあるプリンタのPPD(PostScript Printer Description)ファイルをダウンロードして, 必要なディレクトリに入れておく. 印刷のページから大学のプリンタが現れた. これで印刷できるか?試してみるが失敗... どうやらCAMIPROカードの発行の次に, GASPARアカウントという大学のアカウントを知らなければならないそうだ. そのアカウントがないと, 大学のサービスにアクセスできない. またしてもプリンタは使えずじまいであった.
そう言えば, 前回マリーさんに会ったときに大学のメールアドレスとアカウントを作っておくよと言っていた. もうできたのかな?ちゃんとナーシャさんに引き継ぎ終わったかな?まだのような気もするが一応メールを二人に投げてみた. 来週にでも作ったアカウントについて教えてもらえれば手続きはまた一歩進むであろう.
今日は土曜日なので, どこかに足を伸ばしてみようと思い, 地球の歩き方を開けた. 近くの都市でVevey(ヴヴェイ)というところがあり, チャップリンが昔済んでいたことやNestlé(ネスレ)の本社(それ関連の博物館やモニュメント)があったりと色々あるみたいだ. 早速VeveyまでLausanneから電車で15分移動し, 観光案内で地図を貰う. どうやらChaplin's World(チャップリン・ワールド)が一番遠いみたいだ. 遠くからせめて最後は近場を見て帰ろうと計画する. Veveyの駅からバス(212)でChaplinで下車と地球の歩き方とかには書いてましたが, 212のバスは一つ手前のTerreauxで二手に分かれるみたいだ. Fenil行きはChaplinに停まる, Nant行きはChaplinに停まらない. 停まらない場合Terreauxで降りて少し歩いたら着くみたいだ. 実際, Terreauxから歩いてみた. 212のバスは1時間に1,2本しかないので, 時間を気にしてバスに乗る必要がある. 帰りはTerreauxまで戻ってくると, 212だけでなく213のバスもVevey駅に向かう. 行きは212と213が別場所にあるバス停なので212を選んだ. チャップリン・ワールドでは, 作品が上映されていたり, 晩年過ごした広い庭と建物が公開されていた. また, あちこちに作品の登場人物が蝋人形として展示されていた. 地球の歩き方には入館料CHF24と書いてあったが, 実際はCHF25だった. 値上がりしたのか?そう言えば, いままでチャーリー・チャップリンと思っていたが, チャールズが名前で, チャーリーが愛称(短縮形)なんですね. 知りなかった. ただ, 英語圏では短縮形も本名と同様に扱われることがあるみたいだ.
チャップリン・ワールドを後にして, そのままバスでLac Léman(レマン湖)に周辺まで下りてきた. この湖沿いには色々なモニュメントがあったり博物館があったりする. 全て回るのは時間的に難しいので, 一番遠い, Musée Suisse du Jeu (Swiss Museum of Games)に行くことにした. 直訳するとゲーム博物館だ. 途中, Lac Léman(レマン湖)沿いには確かに色々な銅像やモニュメントがあった. ひときわ目を引くのが, 巨大なフォークのモニュメントだ. これはNestlé(ネスレ)が建てたものみたいで, さらにNestlé(ネスレ)は近くに食の博物館(Alimentarium)も建てているみたいだ. Veveyに本社を置くNestlé(ネスレ)による食の総合博物館だそうだ. 時間がなかったので今度行くことにする.
ゲーム博物館では, ボードゲーム関係のものが展示されていたり, 実際に遊べるようになっていたりした. 一人ではさすがにボーリングみたいなものや輪投げみたいなもの, ダーツくらいしか遊べなかった(え?充分遊んでる?). この博物館の入館料はCHF9でクレジットカードは使えなかった. 博物館の展示物をiPod touchで写真を撮っていると, iPod touchの充電が切れてしまった!!一大事!!何が一大事かというと帰りの切符である. 切符を自販機で買わずに先日加奈子さんに教えてもらったSBBのアプリで購入し, その切符(QRコード)を表示していたのがiPod touchである. ここVeveyに来るために往復切符で買っていたのだ. iPod touchが電池が切れて切符(QRコード)を見せれないとなると, また切符を買うか?いや待てよ, iPod touchにテザリング(tethering)しかしていないスマホがあるではないか!早速, スマホの方でSBBアプリにログインして何とか既に買っていた往復切符のQRコードを出すことができた. 一安心. もしかしたら持ち運びバッテリーがいるのかな?日本に帰ったら購入を検討してみよう.
日曜日, 天気も良いのでどこかへ出かけようと思っていたが, どうも起きたら昼を過ぎていた. 遠出はできそうもない. さて近場でどこに行くか?先日, 妻が調べてくれたEspace des inventions(発明空間)という博物館に行ってみよう. 場所はいつも通勤で使っているmétroでMalleyまで行き, 歩いていけそうだ. 着いてみて分かったが, 博物館がメインではなく, Parc de la Vallée de la Jeunesse(ヴァレ・ド・ラ・ジュネス公園)という公園がメインのようだ. この公園の中に博物館があるといったところだ. 博物館に入り, 受付の若い兄ちゃんに話しかけると, 英語かい?と聞かれた. するとゆっくりと英語で説明してくれて, 英語で書いたガイドブック(?)を貸してくれた. 実際, 展示物の説明は全部フランス語だった. 入館料はCHF7でクレジットカードはごく一部のものしか使えない. (Visaは駄目だった) 展示物は全て触れて体験できる物理といった具合だ. 日本でも科学博物館があるが, それの子供向けといったような感じだ. コリオリの力を利用して小便小僧の小便をカーブさせて便器に入れるおもちゃや重さの異なるボールを同じタイミングで落として同じタイミングで落下するガリレオの実験, 振動を使って水面に波紋を浮き上がらす装置, その他にも色々な物理に関するデモがあった. 1階(こちらでは0階(ground floor))を一通り遊んで, 次は下の階に下りる. そこにはさらに子供向けのパズルやら神経衰弱的なボードやらがあり, 家族連れが遊んでいた. なるほど, やはり子供向けの博物館だ. こちらはさらって見渡して後にした. 博物館の外に出て公園を見渡すと来たときには博物館を目指していたのであまり分からなかったが, 公園の遊具がたくさんあったり, 花壇に花が綺麗に咲いていたりしていた. ランニングをする人やキックボードや自転車で坂を下る(この公園には結構な勾配がある)人もいた. また天気もいいのでレジャーシートを引いて寝ている人たちもいる. みんな思い思いに休日を楽しんでいるのだなと感じた.
毎週月曜日には研究室内で進捗状況報告会(Weekly meeting)をしているそうだ. 毎朝のコーヒーブレイクを短めに切り上げて, 今日はドクターの学生が進捗を発表した. うん!研究室っぽい感じだ. ただ, イースター休暇のせいか参加人数がかなり少ない. まだ本調子ではないといったところか. 発表が終わりディスカッションに入り, そのままそれ以外の連絡事項をドラゴン先生から伝えられた. また今週木曜日は修士学生の中間発表を予定しているみたいだ. 前にも書いたが, 研究室の構成メンバはドクターの学生とポスドクがメインだ. 一方, 修士学生はざっくりと数名といった感じで配属され, それぞれのテーマに取り組んでいるそうだ. 研究室のメンバというより長期の実習といった感じだ. どうりで最近, 見知らぬ学生の出入りが激しいはずだ. せっかくなので, その中間発表も聞くことにした. 果たして修士学生はどういうテーマでどう進んでいるのだろうか?こちらの大学の教育制度を学ぶ良い機会だ.
新しい秘書のナーシャさんからメールがきた. 大学のアカウントとそのパスワードだ. これで手続きが一歩前進. ただこれから各種設定や手続きがまだまだ残っているみたいだ. 先が思いやられる. しかの何をしたらいいのか?残念ながらナーシャさんのメールには書いていなかった.. Do it yourselfといったところか. 大学のサイトを色々調べてみて, アカウントとパスワードを入れてログインしてみる. 何をすれば良いのか分からないので, 片っ端からアクセスしてみる. その中に, log(これまでの経緯をまとめたもの)があり, 一応見てみる. するとこのアカウント3月に前任のマリーさんが作っているではないか... もっと早く教えてほしかった...でも秘書さんが新旧入れ替わるタイミングだったから, これは仕方のない遅れだと思っておこう.
私がスイスに持参したPCは2台. どちらもMacBookだ. 一台はドクターの学生時代に購入し, イギリス滞在も共に過ごし, 終わりの見えなかった博士論文の執筆にも共に戦ってきた. 言わば戦友だ. このPCには深い思い出と使い勝手の良い自分なりの設定がある. 一方, もう一台は私用として使っているMacBookだ. こちらは就職直後, 先のMacBookが故障した際, もう駄目かも...と思い, 急遽, 買ったPCだ. その当時, 修理に出したら戦友が生き返ったので, 新しく買ったMacBookは家で使用したり, 出張の際に持っていったりしている. スイスでは日本の学生とのSkypeディスカッション用として使っている. 古いMacBookにはディスカッション資料を入れて2台併用している. 古いMacBookをこちらの大学でも使用しているが, 問題が発生した. OSが古いことだ. このMacBookはMac OS X 10.6 (Snow Leopard)であり, Macに詳しい方なら, あぁーそんなのあったなーと言われそうなほど古い. まだネコ科の名前が付けられていたものだ. いままでいろんな困難もあったが, この古いOSで頑張ってきた. 単にアップグレードと設定し直しをサボってきたとも言う... そのせいで, このたび, 2つの問題に直面した. プリンタとCADソフトだ. やっと大学のアカウントを作ってもらい, いざ使ってみようとしたが, プリンタ(のドライバ)との相性が悪い. 何とかPPDファイルを入れてみたが, どうもまだ動かない. ただこれはアカウント設定のせいかもしれないので, また明日対応することにした. もう一つがくせ者である. こちらの研究で図面を描こうしたのだが, これまでのお絵描きソフトは2次元のものしか使ったことがない. ここにきて初めて3次元の図面を描こうとしている. そして, Macに入れられる無料の3D お絵描きソフト(CADソフト)を探してみた. すると, 何とMac対応でもOSが古かったらインストールすらできないことが分かった. 以下, 調べて3つを記載する.
Mac対応の無料3D CADソフト
・Fusion 360: Mac OS X 10.11以降
・Free CAD: Mac OS X 10.11以降
・Sketchup Mac OS X 10.11以降
どれもMac OS X 10.11 (El Capitan)以降しか使えなかった...仕方ない, これも良いきっかけだと思い, Snow Leopardをアップグレードしよう. さよならSnow Leopard. いまアップグレードできるものはmacOS 10.13 High Sierraみたいだ. しかしまたここでも問題発生. macOS 10.13 High SierraにアップグレードできるOSはOS X 10.8 Mountain Lion以降だそうだ. しまったーー!!やはりアップグレードをサボっていたツケが今回ってきた!!Macの新しいOSはだいたい1年程度で発表される. (確認してないが)多分, その都度アップグレードしておけば問題なかったものの, サポートが終了して約5年も経ったOSを使い続けているせいでアップグレードできなくなったしまった. 仕方ない... 次の案は, 家で使用しているMacBookをmacOS 10.13 High Sierraにアップグレードして, 3D お絵描きソフトを入れよう. しかし, 家で使っているMacBookはOS X 10.8 Mountain Lion以降だろうか?不安になってきた... さきほど述べたように就職直後に購入したものだ. 果たして.... 帰って確認したらOS X 10.9 Mavericksだった. 良かった. 明朝にSkypeで流戸先生とディスカッションがあるので, それが終わってから大学でアップグレード作業をしよう. そうして, 毎日大学までMacBookを2台背負って通勤する日々が始まりそうだ.
昨日からMacあるあるになっているが, 気にせず物語の続きだ. きっとMacユーザであれば共感してくれるだろう. 出勤して早速OSのアップグレードをと思ったが, プリンタの設定は果たしてできるのだろうかと気になり, そちらから取り掛かることにした. 大学のサイトから自動インストールするとすんなりと完了した. なんと!!OSが古かっただけで, 新しい(と言ってもOS X 10.9 Mavericks)とうまくいった. これまでの苦労が... 計算機関係のあるあるである. 済んでしまえば何てことはない. 実は大した問題ではなかった. さて, 本題のOSのアップグレードだ. App StoreからmacOS 10.13 High Sierraをダウンロードする. すぐにダウンロード完了し, 次はインストールだ. これは結構時間がかかるみたいなので, インストール中は別の仕事に取り掛かる. しかし, 昼を過ぎてもインストールが終わらない. どうなっているんだ??仕方なくもう一度インストールし直すことにした. すると次はもっとプログレスバー(進捗を表すバー)が進まずに止まっている... おかしい.. ネット情報を調べてみると, どうもこのOSはアップグレードのトラブルが多いみたいだ. エラーを確認するため, エラーログを見てみると, やはり問題があり止まっていた. いやいやいや, 止まってるならインストール中っぽくバーを波打たさず, さっさと「インストールできませんでした」と言って終了しろよー... やけに時間を費やしてしまった. macOS 10.13 High Sierraへアップグレードできないとなると, 次は一番近いOSへのアップグレードを試すことにした. ちょうど今朝の流戸先生とのディスカッションのときに, 流戸先生がOS X 10.8 Marvericksから急にmacOS 10.13 High Sierraにはできないんちゃう?一回, OS X 10.10 Yosemiteを経由せなあかんかもと言っていた. 確かにそうかもしれない. 私が入れたい3Dお絵描きソフトの最低条件はOS X 10.11 El Capitanだ. OSをインストール(アップグレード)可能環境かどうかをチェックして, いざインストール!しかし, 速攻でエラー&強制インストール終了...なぜだ???もうこうなったら最後の砦, 残ったOSはmacOS 10.12 Sierraだけだ. 祈りながらApp Storeでダウンロードし, その後インストールする. 時間はかかったものの何とすんなりとアップグレードが完了した!!やったー!!続いて, 先日調べた3D お絵描きソフト(Fusion 360)も何もトラブルなくインストール完了. やっと回路設計のスタートラインに立った.
いつものように研究室のメンバーと昼食を食べているときに, 日本食は恋しくなってないか?と聞かれた. あれ?自分の顔に出ていたかな?そりゃあ恋しいよ!特に米!!他の料理はちょっと味付けが微妙に違うが, まあまあ日本食みたいなものは自分で作れる. 塩コショウ砂糖にお酒をざっくり入れたら和風なテイスト!しかし米(いわゆるジャポニカ米)は替えがきかない. よく昼食にアジア料理などを食べるが, そこについているお米はインディカ米(通称タイ米)だ. ラボメイトたちはそんなに違うもんなのか?という顔(そう言ってはいないけど)をしていた. 私は日本に住んでいた頃, 朝食の主食は米, 昼食はお弁当を作ってもらっていたので, もちろん主食が米, さらに夜遅くまで仕事をしているので, 間食(18時くらい)に食べるおにぎりを持って行っていた. それくらい3食とも米が食べたい. 私の母方の実家は農家を営んでいて, 物心ついた時から祖母が作った米で育ってきた. 平成の米騒動の際にも, 周りがジャポニカ米を食べられない中, 私たち家族は祖母の米を頂いていた. これほど米のことを考えていると, 以前聞いた, 打首獄門同好会「日本の米は世界一」が思い出される. あぁ米が食べたい. レトルトの米は5パックある. まだ手をつけずに我慢している. なぜ我慢しているかって?まだ1ヶ月経ってないのに食べてしまったら, これから先まだまだ長いスイス生活を乗り切れない, そう思う. せめて1ヶ月くらい経ったら食べようかな?ライスう(来週)が楽しみだ.
外見ではラボメイト達の出身地は分からないが, どうもセルビア出身が多いみたいだ. 10時頃, セルビア出身のラボメイトに, 「セルビアンbreakfastに来ないか?」と誘われた. 彼ら曰く, ブランチ(brunch)だとか2nd breakfastだとか色々言っている. すでに家で朝食を済ませた私としては2nd breakfastかなと思いながら, せっかくなので参加することにした. ラボメイト達以外にも彼らの知り合いもいて, 大人数のbrunchとなった. 家で母親が作ってくれたというパイ(パンとピザ生地の間のようなもの)とソーセージ(ソーセージと言っていたがスパイシーサラミ)とチーズ, さらにはスパイシーな特製ソースであった. パイにサラミとチーズを乗せて, その上から特製ソースをかけて食べるスタイルだ. サラミも辛く, 特製ソースもさらに辛さを増している. セルビアンbreakfastを食べているとドラゴン先生もやってきた. 「やけに誰もいないと思ったらここにいたかー」「ドラゴンも一緒にどう?」先生と学生なのに何て距離感が近いのだろう. ちなみに先生であろうがfirst nameで呼び合うのはここでは自然なことみたいだ. イギリスにいた頃もそうであった. やはり西洋文化(?)なのだろう. ドラゴン先生は用事があるみたいで, すぐに戻っていった. しばらく, 食べながら話していると, 話題がbreakfastについてになり, 「日本のbreaksfastはどんなだい?」と聞かれたので, 「典型的な朝食はご飯に味噌汁, それに何かメインがある. 焼き魚があったら完璧かな」と話した. するとある一人が, 「日本に行ったことあるんだけど, 何だったっけ?あれ?みんなご飯の上に乗せて食べててさ. 酷い匂いがして...名前が出てこないなー, 俺はダメだったな. 」ああ納豆のことか. 実は私は納豆が嫌いである. その彼に「俺は日本人だけど, 納豆嫌いだよ」と言うとオジンが「俺は韓国人だけど, 納豆好きだよ」と笑いのセンスもあるのね, オジン.
午後3時から研究室の修士課程学生による中間発表があった. ドラゴン先生は初めに, 「これは試験じゃない, 今取り組んでいる研究テーマのゴールと現状, そしてこれから進めることや困っていることを5分程度で話してくれ」と言った. なるほど, 短縮weekly meetingの修士課程版といったところだろうか. 修士課程の学生は8人, 研究室でよく見かける学生からここ数日しか見てない学生, 初めて会った学生まで居た. それぞれ博士後期課程学生やポスドクの研究テーマの一部を話していた. 多分, 直接の指導やディスカッションはその彼らがして, 大元にドラゴン先生がいるといったスタイルだろう. 日本でもよく見かける関係のように感じるが, やはり若干雰囲気が異なる. 日本の場合, 博士後期課程学生とポスドクは居ても少数で, 修士課程学生が先生以外の"研究室のメインメンバ"といった感じだ. 一方ここでは, 博士後期課程学生とポスドクが先生以外の"研究室のメインメンバ"であり, 実際, 修士課程学生よりも人数が多い. 修士課程学生が研究実習(インターンシップみたいな感じ)に来ているといった方が雰囲気が伝わるかもしれない.
前日に来ていた郵便物を開けると強制加入しないといけない火災保険の案内が入っていた. てっきり日本みたいに保険の勧誘かと思ったが, 強制保険(assurance obligatoire)の文字にビックリした. どうやら確かに強制的に入らないといけないみたいだ. 案内を読むが, いつも通りやはりフランス語だ. これは骨が折れる. 必要事項を記入するのだが, 名前や生年月日や住所や家族構成などの個人情報は調べてすぐに記入できる. 問題は持っているものの価値(valeur)だ. おそらく火災などが合った時に何にどれくらいの価値があって, 補償金額がどれくらいか見積もるためであろう. それが何とも細かすぎる. 項目A 家具の価値, 部屋数と人数で最小から最大の価値が決まっていて, その間で決めるみたいだ. 次に項目B1 電子機器やコンピュータ(さらにその中にマルチメディア, アンテナ, パソコン類, 電話, ...と種類分けしてある). 項目B2 趣味や健康に関するもの, B3 旅行に関するもの, B4 ガーデニングに関するもの, B5 収集物, B6 芸術品, .....と延々に続く. 小さなもの(例えば, 本やおもちゃ)から大きなもの(キャンピングカー, 船, パラグライダー)まだ多種多様にある. そのフランス語で書かれた項目をGoogle翻訳に書きながら持っているものは概算をスイスフランで記入し, 持っていないものはCHF0と書き続けていった. 約2時間かけて一つの書類が完成した. これを返信用封筒に入れてポストに投函し, 保険料の請求書が来るみたいだ. まだまだ生活基盤の確立は終わりそうにない...
またまた大事そうな郵便が届いた. 住民登録証明書の内容確認だ. 一文ずつGoogle翻訳でフランス語を訳していく. どうやら内容を確認して問題なければそのまま, 矛盾(多分間違いのこと?)があれば訂正を連絡するようにとのことだった. 住民登録証明書を確認する. 1項目ずつ見ていく. 訳さなくても分かる単語も増えてきた. Nom(姓)Prénom(名)とかNationalité(国籍)は大丈夫だ. Né leは"生まれ"みたいだ. これは分からなかった. さて, もっと不明なものがある. Fils deとEt deだ. Google翻訳では"息子"と"そしてから"となった. ん?息子と娘だったら分かるが, "そしてから"って何だ?"それから"なら夏目漱石だ. さてさて, 分からない. それらの項目にはfiliation non déterminéeと書いていた. "親子関係決まっていない"あれ?もしかして戸籍謄本の英訳したものを出し忘れたか?さらにMarié(既婚)01.01.2017(date approx)"1月1日結婚した(日はおよそ)"?やっぱりそうかもしれない. 一応, 加奈子さんに聞いてみてから対応しよう. まだまだ先が思いやれる...
土日はせっかくなので, どこかへ観光へと思い, コーヒーブレイクの時にラボメンバーお勧めしてもらったNeuchâtel(ヌーシャテル)に行くことにした. 特に, いきなりの遠出はまだ不安なので, ちょっとずつLausanneからの距離を伸ばしていく作戦である. ちなみに先週のVeveyはLausanneから電車で15分(遅い電車に乗っても20分)だが, 今日のNeuchâtel(ヌーシャテル)までは50分前後かかる. SBBのアプリで時刻表を調べると1時間に2本しか電車がない. しかも直通はその内1本, もう1本は途中(イヴェルドン・レ・バン(Yverdon-les-Bains))で乗り換えが必要みたいだ. これはきちんと時間を調べないといけないな. 9:15Lausanne発の電車に乗り込む. 切符はいつも通りSBBのアプリで購入済みだ. 電車に乗ってしばらくすると, 駅員さんが前後からやったきた. これが切符確認か!スイスでは駅に改札はなく, いきなりホームに来る. そしてそのまま電車に乗るのだが, 車内で切符確認が行なわれる. 日本でも新幹線や特急ではそうであろう. ただ, 切符確認は必ずあるわけではなく, 特に近距離だとほとんどない. 今のところ, 私は遭遇していない. だからと言って切符を買わずに無賃乗車はいけない. 切符確認時に切符がなかったら, CHF100以上の罰金をその場で支払わなければならないそうだ. 順番に切符確認をする駅員さんが私のところまできた. Bonjour!と挨拶をしてSBBのアプリで購入した切符(画面上のQRコード)を見せて, 駅員さんはバーコードリーダーで読み取り, 切符確認は終了. 決して悪いことをしていないのに緊張した. その後, 電車がヌーシャテル湖(Lac de Neuchâtel)沿いを走り, 10時過ぎにNeuchâtel(ヌーシャテル)に到着した.
到着後, 始めは観光用のinfomationに向かうことにした. 前回のVeveyもそうだったが, 駅からinfomationまでが意外と遠く, 初見では見つけられない. せめて地球の歩き方の簡易な地図くらいは予習が必要だ. infomationで観光用のマップをもらう. そのマップには2時間散歩コース(勝手にそう訳した)があり, 観光ポイントごとに説明があり, フランス語, ドイツ語, 英語で書いてある. これなら読める. infomationでPlace des Hallesの市は12時までやってるよとも教えてもらった. 散歩コースだと最後の方になってしまいそうなので, 途中で寄ることにした. ルートはinfomationからデュペイロの館(Hôtel DuPeyrou)をみて, Fontain de la Justice(正義の女神の噴水)を通過してPlace des Hallesの市を見にいった. そういえばLausanneにもFontain de la Justice(正義の女神の噴水)があったような. 市は大勢の人で賑わっていて活気にあふれていた. また市沿いのレストランではほぼテラス席満席状態だった. 市を後にしてFontaine du Griffon(グリフォンの噴水)をみて, いよいよchâteau(お城)とÉglise Collégiale(参事会教会)に向かった. グリフォンの噴水からは急な階段が続き, 息が切れそうだった. するとそこに日本語の会話が聞こえてきた. 日本人観光客かな?そう思って近づいてみる. 話しかけようかなぁと思ったところで何か雰囲気が観光客っぽくない. 明らかにプロ用のカメラを持った人, 大学教授風のおじいちゃん(その人が何か偉そうに語ってた), そして他4名の集団であった. 何かの撮影か?それとも下見かな?そう思ったので, 少し距離をとって関わらないことにした. Église Collégiale(参事会教会)の中は綺麗なステンドグラスと巨大なパイプオルガンがあった. 私の拙い描写ではなかなか伝わらないと思うが, お城や教会の歴史とその芸術的な造りは圧倒される. さて一通りの観光名所を散歩したので最後に天気がいいので, ヌーシャテル湖(Lac de Neuchâtel)沿いを歩くことにした. 現地の人や観光客を含めてもこちらの人たちは天気がいいとあちこちで日光浴や昼寝をしている. 湖沿いと言えばな行動なのだろう. 確かに気持ちよさそうだ.
さて, だいぶ歩き疲れ, お腹が減ってきた. これまで言語の不安と物価の高さで一人外食をしたことがなかった. 意を決してレストランに入った. 入ってみて, すでにちょっと高そうな雰囲気がしている...(店は2Fだったので店内の様子が見れなかった...)席に案内されてメニューを見る. 幸い英語も書いてたので助かったし, 店員さんもお客に合わせてドイツ語, フランス語, 英語を使い分けていた. 一番安くて無難なマルゲリータ(CHF16)を注文してしばらく待つ. 流れで頼んでしまったが, すでに持ってきてもらった水も有料なのだろう. いくらするんだろうか... マルガリータはとても美味しく, 途中, 店員さんが「お味はどう?」と気さくに話しかけてくれた. お昼時で忙しそうなのに, どの客にも話しかけれている. さて, あっというまに平らげるとすぐに店員さんがきて「食後にコーヒーか紅茶かビールは?」えっそこでビール勧めるの?と疑問に思った(もしくは私が聞き間違えたか)が, さすがにこれ以上は高くなりそうだと思いお会計をお願いした. やはり飲み水は高かったCHF5.5, 日本円で600円強と言ったところだろうか. 会計を済ませてレストランを後にした.
Neuchâtel(ヌーシャテル)の街を一通り観光したし, さてどうしたものか?美術・歴史博物館があるそうだが, 結構歩き疲れてしまって行く気がしなくなってしまった. どうせなら, 帰り道にイヴェルドン・レ・バン(Yverdon-les-Bains)にでも寄って, 観光しようと思い, 地球の歩き方を読んでみた. しかし, あまり見所はなさそうだ. 温泉センターという施設に惹かれたが, 日本でいうところの健康ランドみたいなものらしい. 料金がCHF19(3時間)+温泉ごとに別途料金がかかるみたいだ. んーこれもパスかな. ヌーシャテル湖(Lac de Neuchâtel)を眺めながら地球の歩き方を読んでいたら, 不意に眠たくなってきた. 周りの人を真似て昼寝をすることにした. どれくらい寝ていたであろう. 時計を見るともう14:20を過ぎていた. 帰りの電車をチェックする. 15:03が次の電車みたいだ. (もちろんLausanne直通は1時間に1本) この電車に乗りLausanneに帰ることにした. 帰りの電車での早々に切符確認があった. 長距離の電車は大抵あるのかな?
土曜日に遠出をしたので, 日曜日はLausanne内の近場に行くことにした. 天気が良かったので散歩がてらVidyからOuchyまで歩いてみることにした. Vidyは先日(4/8)訪れたParc de la Vallée de la Jeunesse(ヴァレ・ド・ラ・ジュネス公園)の南側に(Lac Léman(レマン湖)側に)ある場所だ. 船の乗り場や公園が広がり, (妻が調べたのだが)ブログでも紹介されているレストランもあるみたいだ. 下見がてらVidyに行くことにした. 家からは6系統のバスに乗り, 終点Maladièreまで行く. バス停からは徒歩5分程度で到着. 今日も前日の土曜日と同様に天気がいいので, 家族連れで遊んでいたり, BBQする家族がいたり, ランニングやサイクリングを楽しむ人, 日光浴&昼寝している人など, もはや定番のスタイルである. 日光浴&昼寝をする人の中には, 堤防(?)のゴツゴツした岩の間に器用に入り寝ている人がいる. 一瞬, 火サスの水死体か!?と思うような格好をしていて驚いた. 気持ちいいのか?疑問に思ったら試してみよう!ということで岩の間で寝てみることにした. 背中には平らな岩がちょうどフィットするが, どうも頭の部分が痛い. たぶんタオルか何かを枕がわりにしたらいいのかもしれない. 直に頭を岩に置くと痛い. 当たり前だ. 岩の狭間で寝ること断念して, Lac Léman(レマン湖)沿いをVidyからOuchyに向かって散歩することにした.
ヴァケーションを終え, 今日から復帰するニコンに朝から会い, すぐにディスカッションを始めた. 途中, もう一人の博士学生(と言っても私より年上そうだが)のマークと3人で話をした. 彼ら2人の他に彼らが担当する修士学生のテーマもあるので, どの箇所を誰が担当していて, 今どの程度進んでいるのかを聞いた. その中で, まだ手つかずの部分やサポートできるところを話し合った. 途中もコーヒーブレイクも挟まずに気付けば昼食の時間までぶっ続けで話し続けていた.
午後のコーヒーブレイクの際, (自分たちの)子供の話になり, 私も自分の娘の写真を見せながら日本の習慣(お宮参り, お食い初め, 七五三)などを話した. オジンが話した韓国の習慣も似たようなものがあるらしい. また別の学生が教会で水を注がれて名前をもらうという話(幼児洗礼のこと)を話していたが, どうやらその名前はほとんど使っていないみたいだ. いろんな文化があるのだなと思っていた. 習慣の話をしながら私の娘のお宮参りの写真を見せていると, オジンが「奥さんめっちゃ若くない?」(もちろん英語なので関西弁ではないが, 私はそう頭の中で訳している)と言われた. 欧米人から東洋人を見て若いと言われることはよくあるが, 韓国人のオジンにもそう見られるとは. そう言えば, 確かに日本人同士でも妻は私より若いといつも言われていますね.
先日受け取った住民登録証明書のおかげで銀行口座が開設できるかもしれないと加奈子さんから伺い, 早速Flon方面へ行くことにした. 銀行は, BCVやUBSなどがあるのだが, 加奈子さんオススメは郵便局(La Poste)の口座だ. 日本で言うゆうちょ銀行のようなものだろうか. 何でも, 他の銀行だと口座使用料がかかったり, 滞在許可証がないと口座が開設できなかったりもするらしい. (もしくは窓口の担当者によって変わるんだとか...何ともいい加減な.) 住民登録証明書だけでかつ(学生でない)私が口座を開設するには郵便局がいいんだとか. ちなみに学生だと他と同じく使用料がかかるらしい. St-Françoisにある郵便局に行き, 口座を窓口に向かう. 住民登録証明書とパスポートを見せ, 必要書類に名前や住所などを記入したらすぐに開設できた. これで「スイス(にある)銀行の口座に振り込んでくれ」と言うゴルゴ13でお馴染みのフレーズが呟ける. 冗談はさておき, 携帯電話の支払いや日本からの送金もこれで何とかいけそうだ. ただ, 口座のカードや詳細のレターは1週間後くらいに郵送すると言われた. さて, 郵便が来るまでは心配が尽きない.
色々あった健康保険だが, 結局, こちらのassuraという保険に入ることになった. 研究室でもオジンが勧めてくれたし, 加奈子さんもこれが安そうだとのことだった. ちなみにもっと安いのはswisscareというところだが, 以前書いた後日談だが, 結局, 学生かポスドクしか入れなかった. またもプロフェッサーの肩書きが重い... さて, assuraのサイトにアクセスしフランス語を加奈子さんに読んでもらって必要事項をweb上で打ち込む. あとはきちんと請求書と加入証明書が届いてくれたらいいだけだ. まだまだ届くまでは不安である.
Facebookのメッセージで藤木先生から連絡がきた. 藤木先生とはウィッキーのセミナー合宿で知り合った先生だ. (20Y7年01月上旬 ガンオタ先生との再会を参照) 彼は私と同じようにこの1年間, 海外研修に行くと聞いていた. その行き先がノッティンガム大学だと言う. いろんなところで繋がっているな, と人の繋がりを実感した. アル先生によろしくと伝えておいた. ちなみに大学時代の師匠先生のところで現在, 助教をしている方も確かアル先生のところに行くって言っていたような...
滞在許可証の申請をした後, 指紋を取りにCentre de Biométrie(バイオメトリックセンター)に行かなければならない. そこに行くにはinvitaion(手続きしなさいよという招待状)が届く. 3月に入国後すぐに滞在許可証を申請したのに, まだinvitaionが届かない. もう3週間は経過しただろう. 研究室で聞いてみるとオジンが「大学からinvitation letterもらったで, 自分の場合, 入国後すぐに行った」とのことだった. どうゆうことだ?よくわからないので秘書さんに聞きにいくことにした. そしたらまだマリーさん(3月で退職のはず..)がいた. マリーさん曰く, 「年末からは大量の事務処理があって, 特にpermit Bは数が多いだろう. そのうちにinvitationが来るんじゃない?」だそうだ. それでも一応, 確認してくれるそうだ. 有り難い. しばらくすると, マリーが私のところに来た. 「ごめんごめん, ナーシャのデスクに置いてて忘れてた. 」え??やっぱりあったの?書類(invitation letter)を受け取った. 書類を見ると発行日が2月12日. いやいやいや, 入国前にメールで送ってよー, マリーさん!!invitation letterの他に2種類書類を受け取ったが, そのうち1つはまだ日本にいるときに受け取った3ヶ月の居住許可証だった. (第1章 20Y8年02月19日 3ヶ月の居住許可証を参照) やっぱりあのときに一緒にもらうはずだったのでは?と思った. そしてもう1つは40OASAという受け入れ許可書とは別の雇用(と言ってもノーサラリーだけれども)証明書だ. これも滞在許可証申請の時に欲しかった!(本章 20Y8年03月23日 生活基盤の確立 (その1)を参照) もうどうなっていることやら... しかしまだ問題ない, これでバイオメトリックセンターに行って指紋を登録してこよう. 滞在許可証の手続きがまた一歩(半歩?)進んだ.
受け取ったバイオメトリックセンターへのinvitation letterを持って朝からFlonまで歩いていった. 以前に下見に来ていたので迷わなかったが, ちょっと狭い通りに入って案内が少ない入り口を入り, 1階(日本で言うところの2階)に向かう. 受付番号を押すとすぐに窓口に呼ばれた. どうやら待ち人数0人だったみたいだ. 窓口には若い(多分20代くらい)お姉さんだった. 「フランス語を話せますか?」と英語で聞かれ, いや英語だけですと答えると, 丁寧な英語で対応してくれた. 丁寧な対応だっただけで何だか凄く得した気分だ. (初日の滞在許可証申請の対応が最悪だっただけに..) 何かトラブルがあったみたいだが, 「ちょっと問題あったけど大丈夫, 2分待って」そう言われ, しばらくお姉さんがパソコンを打ち込むと「OK!!じゃあこのボックスの中に入って」と言われ, その中に入る. 中は証明写真と指紋を取るようになっていて外からの指示にしたがって順番にこなす. まずメガネを外して写真を撮る. カメラらしき場所を見てと言われるのだが, メガネを外しているのでよく分からない. それでもちゃんと写真は撮れたみたいだ. 次に両手の人差し指をパネルに乗せて指紋を取る. 最後はパスポートと同じサインをして終了. 無事に写真と指紋が取れたみたいだ. 最後に支払いの窓口に行ってCHF20を支払って終わりだ. 滞在許可証の手続き関係は残すところ, 健康保険加入証明書の提出のみになった(はずである).
そもそも"学会発表"と言うものに馴染みのない方も多いだろうと言うことで, まずは"学会発表"について大まかに説明する. 研究者(研究に携わる者の意味, 学生さんも含む)が日々研究した成果は, 世の中に伝えなければ, ただの自己満足で終わってしまう. 特に, 大学などの研究教育期間は国民の税金を使わせてもらって研究しているので, その成果を還元する義務がある. このように言うと小難しく聞こえるが, 要は研究したら成果を報告せよ, と言うことだ. その発表の仕方には主に2つある(特許は除く). "学会発表"と"論文投稿"だ. そもそも学会とは, "同じ分野の学術研究を目的とした研究者の団体"である. 例えば, 一言に"電気"といってもいろんな分野があり, 日本国内だけでも, 電気学会, 電子情報通信学会, 日本音響学会, 照明学会, 映像情報メディア学会, 電気設備学会, パワーエレクトロニクス学会, プラズマ・核融合学会, 静電気学会, 情報処理学会, .....まだまだ沢山ある. その学会が主催する発表会でプレゼンテーションによって研究成果を世の中に報告することが"学会発表"だ. もう一つの"論文投稿"に関しての説明はまた別の機会に回すとしよう.
さて話を戻して, この学会発表では, 運営の仕事も多くの研究者が担っている. そしてさらに, 運営側が参加する研究者に委託(お願い)する仕事の一つに, 座長がある. 座長とは, 発表の場で司会進行のような仕事をする人だ. ただ司会進行として発表者を紹介するだけでなく, 発表時間の調整(長かったら切り上げさせたり, 時間が余ったら質疑を促したりなど), 事務的な連絡事項を伝えたり, 質疑応答の火付け役のような役割もある. これまで私も何度か座長をお願いされたことがあり, 経験している. ただ座長をするとなるとその場で発表される内容を事前に予習し, 理解しておかなければならない. 先ほど述べたように, 質疑応答中に議論が途切れたり, なかなか聴衆から質問が出なかったら, 火付け役として座長から質問しなければならない. そのため私は, 事前に内容を読んだ段階で, 複数個の質問は考えておくようにしている. これまで引き受けた座長のほとんどが日本の学会発表ばかりだった. たった一度だけ国際学会の座長を任されたことがある. 1年半前のことだ. 初日の受付を済ませると, 急に知り合いの先生(院生時代の先輩 長崎先生)に呼び止められ, 翌日の座長をお願いされた. このような学会活動を支えているのは同じ研究者であり, 大抵の場合, お願いされたら引き受けないといけない. 何故ならば, 逆の場合もあるからだ. お互いにお願いし合える関係を築くことが暗黙の了解だ(と思っている). 誰が言い出したか忘れたが, 「返事はハイ or Yes. Noを言うときはNo problem」という冗談半分な話がよくある. 初めての座長を引き受けたものの, 急なことに焦り, その夜, 必死になって発表内容を読んで予習したことが懐かしい. 自分の学会発表より緊張したと思う.
そして今日, 国際学会の座長を依頼された. 来月の5月に一時帰国して参加する国際学会@新潟だ. 別件で東京高専の古田先生とメールをしていたら, 座長の話をお願いされた. おそらく, 古田先生の中で「座長誰に頼もうか...ん?今メールのやり取りしている南先生ってもしかして, この学会来るのかな?(リスト検索)あっ来るみたい!!ならお願いしよう」という流れだったのであろう. あくまで予測だが, ほとんどそうだろう. Banquet(懇親会)直前のセッションの座長を仰せつかった. もし私がBanquetで相当酔っていたら, お察し下さい...
今日のランチは(学内の)外でBBQだ. ポスドクの方が(大学が管理している)電気ヒーター(ホットプレートの大きいようなもの)を予約しており, みんなで材料を適当に持ち寄るみたいだ. 11時過ぎくらいから同室の学生などと合わせて4人(マーク, ミオ, オジン, 私)で買い出しに行った. 駅の目の前にMigrosとDENNERがあり, 大学のCAMIPROカードも支払いに使える便利なところだ. DENNERでビールを買い込み, Migrosで肉, パン, チーズ, ポテトチップスなどを買い込んで, 電気ヒーターがある場所へ移動する. 場所はRolex Learning Centerの向こう側だ. 3台ある電気ヒーターの内, 2台を予約しているのだが, どうも1台が動かないらしい. 予約を取り消して再び予約してみるがどうもダメそうだ. 電気ヒーター自体の故障か?何人かで試してみたものの動かなかったので, 結局, 1台でやることになった. みんなが買って鶏肉, 豚肉, ソーセージを焼いて, BBQスタート. ほとんど肉である. マークが買ってきたチーズにベーコンを巻いてアルミホイルに包んでいた. なかなか美味しそうだ. 家でもやってみよう. BBQのメンバーはポスドク1名, 学生(マーク, オジン, ミオ, ハグリッド, ステフ, ディーディ, エーシー)さらにマークが彼女を連れてきていて, 総勢10人. ニコンがいないな?マークがニコンに電話をして, 呼び出した. 彼はあんまり乗り気ではないみたいだが, 何だかんだ言って, 後から来た. BBQは大体1時間半ほどで終わり, 各自研究室に戻って, 仕事をしていた(はずだ). 見ていないので, 多分だが... 今週一週間はドラゴン先生が出張で居ないので, 研究室の空気が何となくゆったりしている. どこの研究室も似たような感じなのだろう.
6月に妻と娘とスイスに戻ってくるので, 娘のベッドが必要だ. そのベッドは借りることにしたのだが, 大きさや何があって何が足りないのか分からないため, 早速, 持ってきてもらうことにした. すぐに組み立てられますよ, と言われて早速組み立てることにした. 実際は組み立てるというより折り畳んである支柱を固定するみたいだ. しかしどうもうまく固定できない. 何度やってもできないので, 側面に書いてある会社(kidapy)をGoogle先生の画像で調べてみるが出来上がりに間違っていそうな箇所はない. 仕方ないので, 結構強い目に引っ張ってみてようやく一箇所が固定された. 同じように残りの3辺の支柱も固定できた. かなり手こずった... 一応これで完成だ. あとは敷布団の上に防水シートとタオルをひいたら娘が寝れる. 防水シートは日本から持ってくるか?こちらで買うか?それとももう妻が送っているか?
LausanneからMorges(モルジュ)まで電車で15分弱. 今日の観光先は近場のMorgesでFête de la Tulipe(チューリップ祭り)に行った. 地球の歩き方にはこのチューリップ祭りとモルジュ城(博物館)(Château de Morges et ses musées)とボル財団(Fondation Bolle)くらいが観光地と書いてあった. 残り二つはあまり期待していなかったので, このチューリップ祭りを楽しみにきた. チューリップ祭りが実施されているアンデパ(ポ?)ンダス公園(Parc de l'Indépendance)では一面にチューリップが咲いていて, ところどころデザインされた植え方で鮮やかな色とりどりな光景だった. 中にはまだ蕾のものもあったがほとんどが満開でちょうど見頃のタイミングだった. チューリップ祭りは3/31-5/13まで実施予定らしいが, この4月下旬が一番いいだろう. 他にも公園ではあちこちで演奏されてる方(移動演奏家?)がいて, 中にはアルプホルン(Alphorn)を演奏しているおばちゃんもいた. アルプホルンはスイスなどの山地の住民が使っている民族楽器だ. 円錐管の長ーーーいものだと言ったらイメージできるだろう. 中学校の時に音楽の授業で習ったきり実物は初めてみた.
一通り, チューリップ祭りを堪能したので, ちょっとだけMorgesの街を散策した. 地球の歩き方に, ボル財団(Fondation Bolle)ではMorgesゆかりのオードリーヘップバーンの写真や衣装が展示されているとあったので, 行ってみたが, どうもやっていないみたいだ. 受け付けらしき人と話したがよく分からない.
毎週月曜日はweekly meeting(10:00-11:20)だ. 先週, ドラゴン先生が参加したワークショップ@ドイツの情報を研究室のみんなに紹介した. ワークショップなので詳細な研究成果という話ではなく, どのグループ(国や大学や企業やそれらの共同)がどんなテーマ(研究対象)でどのような研究をしているのか, さらにその予算はどこから出ている or これから予算獲得を目指しているのかなどの話であった. 自分で集めてきた情報だけでなく研究室のボス(ドラゴン先生)が知り得た情報を研究室で共有するというスタイルだ. 研究室運営の一つとして参考になる. さらにこの日はドラゴン先生の知り合いの研究者が訪問され, 午後はセミナー(13:00-16:55)もあった. この日はひたすら英語のレクチャーを受け続けた1日となり, 英語と研究を理解するために頭を使い過ぎてオーバーヒート.
スイス生活1ヶ月記念に「サトウのごはん」を食す. 美味い!! やはり美味い!!オカズなんていらない. ご飯だけで食べれる. 大学の昼食でもライスが付いているときはあるが, やはり味が違う. ジャポニカ米最高!! It's a soul food for me!!郷土料理ではないが, このご飯だけで幸せを感じることができる. 有り難う「サトウのごはん」. 持ってきた「サトウのごはん」は1袋(5パック). 残りは4パックだ. 大事に食べよう.
毎週火曜日CEST8時からは流戸先生(+学生2名)とディスカッションしている. 1時間前にパソコンを開き, Skypeをセッティングしながら, メールチェックなどをするのがいつものスタイルだ. ところが, いつもサインインしっぱなしだったSkypeがなぜかサインアウトされている!!サインインするために, パスコードを送ると, 登録していた携帯電話(電波受信不可)に送られてしまった. どうしよう!?仕方ないので, アカウント復帰のため, Skypeに支持される通り, アカウント情報を打ち込み, 自分がアカウントの持ち主であることを送信する. しかし, アカウントの持ち主とは判定されなかった. なぜだ!!もしかしたら, アカウントを作ったときにほとんどプロフィールを書かなかったので, プロフィール情報と一致しないのだろう. とはいえ, アカウント情報に空欄があると, 自分がアカウントの持ち主であることを送信できない. 何この無理ゲー.... 散々試したが無理そうなので新たにアカウントを作ることにした. 今度は携帯電話ではなく, メールアドレスで登録することにした. 7:49流戸先生にSkypeで新アカウントからメッセージを送信する. ギリギリ間に合った... そしていつも通りのディスカッションが始まった.
先日申し込んだ保険会社から郵便が届いていた. 滞在許可証のコピーか滞在許可証を申請した証明書のコピーを返送しないといけないらしい. 滞在許可証をゲットするために保険に入るのに滞在許可証があるわけないやんといつも通り, スイス矛盾あるあるを一人でツッコミを入れながら, 先日の登録情報証明書をコピーして返送する.
入居当初からIH(電磁調理器)の2口のうち1つが動かない件で, やっと業者が来てくれることになった. 心配だが管理人さんに合鍵を渡して(管理人さんのポストに鍵を入れて)待つことにした. そもそも何故, 管理人さんが合鍵を持っていないのだろう??? さて, やっとこの日, 業者さんが入ったみたいだ. 帰宅して唖然とした. 何かと言うと, 部屋の奥にある雨戸が開けっ放し, 部屋の電気が付けっ放し, 靴やスリッパが蹴飛ばしたのか元の場所から飛んで, (捨てるように)並べておいた空のペットボトルも転がっていた. は??雑過ぎるやろ!しかも修理を諦めたのかIHの上に別のIHがただただ置かれていた. 修理を諦めたと思ったのは, IHやシンクの下にあるゴミ箱が外れていたのと(キッチンの埋め込まれている)元のIHの縁(白いシリコンやゴムみたいなもの)が削られていた跡があったからだ. さすがに日本のクオリティーをスイスでは求めないが, せめて雨戸を閉めて照明は消そうや. 私が不在の時, 常に雨戸を閉めている. なぜならば雨戸を開けていると不在であることが分かってしまうからだ. 特に, この部屋は日本でいう2階なのだが, 坂が急なここLausanneでは窓の外が地上に繋がっている. いわば日本の1階と変わらない. 誰でも難なく侵入できると場所である. こんな不用心な事はない. 怒りとその怒りのぶつける先がないこのモヤモヤでイライラしていた.
強制火災保険から郵便物が届いた. このイライラしているときにフランス語をいちいち翻訳するのは, さらに気分が滅入る... 読んでみると加入証明書が送付されたとのことで, 振込みについては後日来るらしい. 出たまたこのパターン, 一度に済ませろよ... 何かと手続きが煩雑だ.
先日口座を開設した郵便局口座のカードが届いた. これでやっと口座が使える. まだ入金も出金も試していないので, これから試してみよう.
郵便局からさらに荷物が届いた. と言っても不在票があったので結局, 郵便局まで取りに行ったのだが... 開けてみるとカードリーダーが入っていた. 説明がフランス語なので, また骨が折れる... どうやらネット(E-finance)で取り引きをする際にこのカードリーダーを使うみたいだ. 加奈子さんに使い方の説明Youtubeを教えてもらい, 見てみることにした. 使い方説明はいろんな言語(英語, フランス語, ドイツ語)があった. 最近, 英語で書いてあったり聞いたりすることが嬉しくなってきた. フランス語とドイツ語はカラキシなので, せめて英語で説明してもらえると助かる. もちろん英語も苦手は苦手だが, 生きていくためにはフランス語よりマシといったところだろうか. さて, 試しにCHF0の状態の口座をネットからログインしてみる. 打ち込むコードがいろいろあって厳重だという感じだった. 無事にログインできて, 残高がCHF0であることを確認した. こちらでは日本でいう紙ベースの通帳はなく, カードのみで履歴はこのネットで見なければならないそうだ.
昼食の際, 行きつけのタイ料理の店で昼食を買って, 外でみんなと食事をする. いつもの光景だ. ミオが「何か今日から味付けが変わったみたいだ. 美味くない.」どうやら口に合わなかったみたいだ. 私は同じ店で別のものを頼んだので味は分からない. その流れで, 「こっちの食事はどうだい?文化が違うとstrangeに感じないか?こっちでは魚をほとんど食べないし」と聞かれたので, 「こっちの食事も特に不味くはないから大丈夫. でも日本の米が私にとってベストだ!!こっちでもライス食べるけど, ちょっと違うんだよ」そこからみんなで炊飯器の話やら日本の米にベトナム米(?)が近いとかそんな話になった. 韓国人のオンジでも「ベトナム米は日本米と自分にとってほとんど違いがないと思うからオススメだよ」と言った. もちろん, (親身になって親切で)生活のアドバイスをしてくれているのは分かるのだが, 自分にとっては日本の米と他は全然違う味なんだ!!と声を大にして言いたい. だが研究室のメンバは, そんな変わらないだろ?みたいな反応だ. 日本人だけだろうか, 日本の米にこだわっているのは?
17時過ぎから元 秘書のマリーさんの送別会があった. 薄々, もしかして....と思ったが, やはりそうだ. 今までマリーさんだと思っていた秘書さんがナーシャさんで, この会の主役の方がマリーさんだ. 初めてお会いした. これまでのナーシャさんとの会話で「ん?」と思っていたがここまで私の英語力がないとは...反省. 人の名前すらわかりません, はい. ナーシャさんだと思っていたのは, 多分別人でしょう. さて, 話は戻ってマリーさんの送別会だが, どうもいつ始まるのだろうか?飲み物を受け取ってしばらくしていると, 参加者が勝手にテーブルに並んだオードブルを食べ始めた. どうやら乾杯の挨拶やらはないラフな感じみたいだ. マリーさんに挨拶する以外は, 参加者は適当に知り合いと話し込んでいるだけだ. 私も研究室メンバと談笑. するとしばらくしてローリーがベル(?)をチリンチリンチリンと鳴らした. チューーモーク!!と言ったところだろうか. それからローリーがマリーさんのこれまでの仕事ぶり(?)をスライドショーで紹介した.
マリーさんは1972年から勤めて, その当時の教授が誰それで...とスライドショーには写真とちょっとした文字が書いていた. (私にとって)問題はローリーの話だ. 彼は全部フランス語で話している. 当然分からない. スライドの写真を見て当時の大学の写真だなぁくらいしか理解できない. 時々参加者の笑いがあるが, 何がどう面白かったのか分からない. このスライドショーが終わり, 今度はこれまで秘書をしてもらった歴代のプロフェッサー(参加されている方だけ)からマリーさんへの感謝の言葉を送るイベントだ. しかしながら, 彼らも全員フランス語!!分からない, 感動的なこと言っていたり面白いことを言っていたりするみたいだが, 一切フランス語が分からない. 分かるのは"マリーさん"と言う人名だけ... 最後にドラゴン先生の出番だ. 確か彼もフランス語は分からなかったような気がする. ドラゴン先生は英語でスピーチをした. その後, お開きかと思いきや, また談笑に戻った. 帰る人は適当に帰るみたいな感じだった. 何ともカジュアルな送別会なんだろうか. ここでもまた文化の違いを感じた.
学位にはいくつかの種類がある. 高専を卒業すると準学士(Associateと言ってもこちらでは伝わらないが...)号, 学部を卒業して学士(Bachelor)号, 大学院の修士課程を修了して修士(Master)号, 博士後期課程を修了して博士(PhD)号となる. 博士後期課程では自分が研究してきた内容およびその結果に伴う主張を認めてもらって初めて博士(PhD)号が取れる. そのためには自分の主張を最後まで守り通す大きな試練がある. それが公聴会(もしくは予備検討という大学もある)だ. 英語でFinal Defenseという. 自分の主張(研究の成果)を守り通すという意味だ. 大抵の場合, 指導教員の教授+2名くらいの教授から手厳しい質問攻めにあう. これに耐えれないと博士号は取れない. そのため, この公聴会は最後の最後まで気が抜けないイベントだ. ここの大学では公聴会は2回あるそうだ. 1回目は今述べたようにFinal Defenseで, 2回目はPublic speakingだそうだ. セレモニー的な発表みたいだ. 今所属する研究室に元いた学生の2回目の公聴会が今日実施された.
このセレモニー的な公聴会では, 研究室のメンバーの他に彼の家族や友達が参加していた. ただ, この公聴会は彼の母国語(?)であるフランス語で行なわれた. まはフランス語か... 口頭で彼が話す言葉は全く分からなかったが, 回路図と結果のグラフだけ見て, 何となく理解することにした. 彼の発表は45分ほどあり, その後, 指導教員のドラゴン先生からのプレゼンが15分ほどあった. ドラゴン先生のプレゼンは, 彼との思い出や彼が来た当時の大学や研究室の様子を写真で紹介したりしてユーモア溢れるプレゼンだった. 何だかほっこりする感じの雰囲気だ. その後, 大体2-3時間, 懇親会があった. 場所は昨日のマリーさんの送別会があった場所と同じところ. いつもコーヒーブレイクをしているカフェだ. 公聴会で彼が話したので, この懇親会ではただただ飲み食いしているだけで, 特にイベントらしきものはなかった. 普段研究室にデスクのない中国人も来たいたので, オジンと3人でよく話した. この中国人学生は, 研究が一通り終わり, あとは博士論文を書き上げ, 公聴会(defense)を6月に控えているそうだ. 普段は職場で勤めており, たまに研究室に来て, ドラゴン先生とディスカッションしている. 中国人, 韓国人, 日本人というアジア系の3人でひたすら飲んで話をしていた. 2-3時間も飲み続けたので, この日はグデングデンに酔っ払って帰宅した. 翌日は二日酔いでグロッキー...
二日続けて懇親会があり, そこで, Apéro(アペロ)という言葉をよく聞いた. 初めは何のことか分からなかったが, マリーさんの送別会や公聴会後の懇親会をそう呼んでいた. せっかくなので, この言葉について調べて見た. もともと, Apéro(アペロ)は略された言葉で, 実際はApéritif(アペリティフ)という単語だ. メールでもこの単語を見たことがあった. ただ, 調べてみると「食前酒」の意味で, メールを受け取った時には何のことかさっぱりだった. このApéritif(アペリティフ)は直訳すると食前酒なのだが, フランスの食文化で, 夕食が始まる前, 軽くおつまみを食べながらお酒を飲む習慣があるみたいだ. これをApéritif(アペリティフ)といい, 大抵は略してApéro(アペロ)という. 「アペロしよう!」みたいな感じで使うそうだ. 確かにこの2日とも干し肉やサンドイッチみたいなものがテーブルにあり, あとはワインやビールを飲んでいる感じだった. 意味としては食前のちょっとした飲み食いだが, これが2-3時間も続くとさすがにこれだけでもうお腹いっぱいだ. もともとフランスの食文化だが, ここLausanneはフランス語圏なのでフランスの文化が多く見られる. スイスにいながらフランスを感じることができる.
先日, 郵便口座のカードが届いたので, 郵便局のATMでお金の預け入れと引き出しを試してみることにした. カードを入れると画面にパスワードを打つように指示され, 打ち込む. ここまでは順調. しかしここからが厄介だった. 画面にはフランス語しかない. これもまあ想定内. 手元のiPod touchでGoogle翻訳を開きながら操作することにした. 問題はその時間. ボタンを選択しないとすぐに警告音が鳴り始め, その直後, カードが戻され始めに戻る... 1つのボタンを翻訳する程度の時間くらいしかない. "Acheter et charger"->Google翻訳"購入して読み込む"なんだそれ?押して見たら, créditなどの文字があり, 多分クレジットカードからのチャージなのか?私はキャッシュで預け入れしたかったので, これではないな. スタートメニューに戻って"Etat du compte"->Google翻訳"口座明細書", "Extrait de compte"->Google翻訳"口座明細書". どっちの項目も同じってどうゆうこと??(後で調べなおしたら, état du compte->アカウントステータス, どうやら画面では"é"のような上付き文字が表示されないみたいだ...) "Autre Fonction"->Google翻訳"その他の機能", "Retrait CHF"と"Retrait EUR"->Google翻訳"撤退 CHF"と"撤退 EUR". 撤退??何を撤退するのだ?(これも後で調べなおしたら"出金"の意味だった). さらに"Autres compte"->Google翻訳"その他のアカウント"などなど. 他にも適当にボタンを押した先のさらに表示されるボタンを翻訳しては, カードが戻され始めに戻り, ボタンを翻訳しては, カードが戻され始めに戻りを延々と繰り返していた. 40分〜50分ほどATMでジタバタしたが結局諦めることにした. ATMは2台しかなく, 後ろには列ができていたからだ. もしかしたらキャッシュの預け入れはできないのか??家に帰って郵便局から届いた(けれどフランス語なので読んでいない)案内パンフレットでも読もうかな... どっと疲れが増したので, 気分転換にmétroに乗ってOuchyにいき, Lac Léman(レマン湖)を眺める.
後で調べてみたのだが, ATMでは予想通り, キャッシュは引き出ししかできず, 預け入れはできないみたいだ. キャッシュで預け入れをする場合は, 先日口座を開設しに行った窓口に行って対応してもらうのだそうだ. 何という面倒さ... 何のためのATMやねん. 窓口は平日9:00-18:00と土曜日9:00-11:30に開いているみたいなので, 来週の土曜日にキャッシュで預け入れを試しに行ってみることにした. 果たしてどうなるだろうか. 乞うご期待.
管理人さんとの間をお世話にしてもらっているチズさんから連絡が来た. コンロを修理するためにまた業者が来たが, 管理人さんが鍵を持っていなくて入れなかた. 次も鍵を預かっていなかったら追加料金が取られるとのこと. え?話が通じていない. すでに修理(と言っても代替品を置いただけ)を済ませてもらって, 管理人さんから鍵も返してもらっている. 再び鍵を管理人さんに渡すということは聞いていない. そもそも何でまた業者が来るのだ?本当に疑問だらけ. チズさんとやり取りをして分かったが, どうやら業者が足りなかった部品を手配して再訪するみたいだ. はっきり言って, 部屋に入って欲しくない. 修理はもういいから辞めてもらいたい. しかし, 賃貸物件の設備を修繕しなければならないということも分かる. 渋々, 鍵を再び管理人さんに渡すことにした. そして, チズさんに前回の部屋の状況を話して, 対応してもらうことになった. その状況は泥棒に入られたのでは?と心配されたが, 一応, 身の回りの貴重品は特になくなったものはない. また来るのか... 憂鬱だ.
重要そうな郵便物が2通届いた. 健康保険と強制火災保険のものだった. 健康保険は保険契約書と3月途中から6月までの請求書+振込用紙だった. ようやくきた!!この健康保険の保険契約書を待っていた. 3/30以降ずっと健康保険について書いてきたが, 改めて説明する. スイスでは健康保険に加入することが義務付けられている. そして, 入国3ヶ月以内に加入しなければならない. どの健康保険でもいいのだが, 健康保険に加入した証明書を滞在許可証関係の役所に提出しなければならない. そして, 滞在許可証の申請に必要な書類の最後の一つがこれだった. 早速, コピーを取って送ることにした. あとは滞在許可証を受け取るだけだ. 長かった滞在許可証の手続きにようやくゴールが見えてきた. ちなみに健康保険はCHF257/month. これでもかなり安い方だが, 痛い出費だ... もう1通の方は強制火災保険の請求書+振込用紙だった. こちらはそれだけだったのですぐに理解できた. というのも, この2通とも全てフランス語の書類だ. 健康保険に関しては, 契約内容やらなんやらで数枚の書類が入っていた. それを全てGoogle翻訳に打ち込んでやっとのことで理解できる. ここでもやはり言語の大きな壁を感じる.
毎週水曜日の朝は, 日本に残してきた研究室の学生とSkypeを使ってディスカッションをしている. 日中はこちらの仕事をしているので, 合間に学生から送られてくる報告書を印刷して家に持ち帰っている. そして, 夜に読んで理解するとともにディスカッションに向けて準備をして水曜の朝を迎えている. この前日も準備に24時までかかってしまった. そして朝7時からディスカッションをするので, だいたい5:30に起きる. 確実に睡眠時間が足りない. そんな中, 学会の締め切り間近ということもあり, ディスカッションは6人で3時間もかかってしまった. いつもは1人15分で1時間半だが, その倍もかかってしまった... 朝からクタクタだ. 今日は大学に行くのが遅れてしまった...
昼間にオジンと「何でBachelor(学部生)がProfessor(准教授や教授, 私のこと)とディスカッションする必要があるんだ?」と疑問を持ったので高専について説明した. 国や大学によって研究室の構成メンバはかなり違うので, 非常に興味深い内容である. せっかくなので, ここでまとめてみる.
教員
日本の大学:教授+1〜数人(講座制) or 1人(1人1研究室制) (第1章 準備の20Y7年07月あたりを参照)
日本の高専:1人
イギリスの大学:いっぱい (ノッティンガム大学のPower Electronics, Machines and Control Groupのケース)
スイスの大学:1人 (今いるところ)
教員以外のスタッフ(共通で, いたりいなかったり)
ポスドク(研究員), 秘書, 技術職員
学生
日本の大学:学部4年+修士1,2年がメイン. すごーく稀に, 博士後期課程学生がいる. 大学によっては修士すらいないところもザラ.
日本の高専:本科5年(年齢としては学部2年), ごく稀に専攻科1,2年生(年齢としては学部3,4年)
イギリスの大学:修士と博士後期課程学生
スイスの大学:博士後期課程学生
さらにここでは, 博士後期課程の学生のタイプも日本とは大きく異なる. 修士修了後すぐに進学というよりも, 企業で勤めた後, 大学に戻ってくるケースが多い. 企業で現場の技術や経験を持つ方が有利だという考えなのだそうだ. 実際, 今いる研究室の学生のほとんどが企業経験のある人ばかりだ. そして, 博士後期課程の学生にも研究プロジェクトに参加しているということでお給料が出ている. 私も日本で博士後期課程時代にRA(リサーチアシスタント)としてお給料を頂いていたが, あくまで生活のサポートレベルだ. (もちろん日本ではお給料をもらえないことの方が多いので, お給料を頂いていたことは非常に感謝している.) 一方, こちらは普通に家族を養えるくらいのお給料をもらっている. 研究室のボス(ドラゴン先生)は博士後期課程学生に充分なお給料を支払える以上の研究費を獲得する必要がある. この大学では資金調達の能力もかなり求められるみたいだ. そのため, 教員にも企業経験があった方がプラスに働く. ドラゴン先生も元々, 超大手重電メーカーで勤めた経験があり, 今もその企業との研究プロジェクトをされている. 金額は比較にならないが, 高専で合同研究室を運営している埼玉先生も, 前職との共同研究をされて研究費を獲得している. これからの研究者人生を考えると, 科研費やその他の財団法人などの研究助成金の申請だけでなく, 関連企業との繋がりを持って, 研究費を獲得しなければならないなと思う.
スイスでは切符が抜き打ちでチェックされることはちょっと遠くに旅行した際に書いたと思う. 実は短距離でも切符の抜き打ちチェックがある. 大学からの帰り, 最寄駅のVigieで降りると, ホームに制服を着たちょっとガタイの良い駅員さん4人が通せん坊をして, 私を含む降りてきた乗客に何か言っている. フランス語だから何を言っているかはわからないが, 雰囲気から察するに切符チェックみたいだ. 短距離での切符チェックを始めて経験した. スイスパス見せて, 駅員さんがバーコードリーダで確認する. 当たり前だがすんなりと通過できた. 何も悪いことをしていないのに, ガタイの良い人たちに囲まれるとちょっと不安になる.
2日前と1日前にそれぞれ不在票が1通ずつ入っていた. 1つは妻からの救援物資で, もう1つはわからない. 郵便局は18時には閉まってしまうので, スーツケースを持って走って郵便局に向かった. スーツケースを持って行った理由は, 前回同様, 妻からの荷物(ダンボール2箱)を持って帰れないので, その場で開封してスーツケースに詰めて運ぶためだ. 郵便局に着くと, 4,5歳くらい子供が(順番待ちの番号を発券する機械の)受付ボタンを押したそうにしている. 言葉は通じないので, 私は「押して良いよ, どうぞ」みたいな顔をすると, その子が喜んで代わりにボタンを押してくれた. そして受付番号の紙を受け取って, 「Merci!!」と微笑んであげた.
20分ほど待ち, ようやく順番が回ってきた. 不在票と身分証(パスポート)を見せる. すると窓口のお姉さんがフランス語で何か話してきた. 私は英語で, フランス語わかりませんというと, 引き続きフランス語だがジェスチャーを交えて説明してくれた. 多分, 「荷物が2つもあって大きいけれども持って帰れるか?」みたいなことを言ってくれている. なんて親切な窓口のお姉さんだろう. 前回の窓口の人はそんなこと一切お構いなく荷物を出しただけだった. 「スーツケースに入れて持って帰るから大丈夫, 有り難う」とこちらは英語で話して, 何とか伝わった. 妻からの荷物は受け取ったが, もう1通の不在票のものはまだ届いていないそうだ. これは初めての経験だが, こちらではよくあることらしい.
家に帰り, 荷物を確認する.
赤ちゃん用品:オムツ, お尻ふき, 防水シート,
妻用品:美容関係, マグカップ, コンタクトレンズ, (海外対応)ドライヤー, レジャーシート
調味料:コンソメ, タンドリーチキンスパイス, みそ
食料品:サトウのご飯8パック, うどん, キットカット, 乾燥わかめ, ひじき, カレーのルウ, ガム,
ワンタン, 春雨, 味噌汁, 切り干し大根, きんぴら, お茶パック, 明太イワシ, お鍋のスープ
日用品:マスク, 鼻炎の薬, 歯ブラシ, 靴べら, ハンガー, 洗顔剤, 箱ティッシュ
今回は来月にスイス入りする妻と娘のものが多い. 特にオムツとお尻ふきは必須アイテムで大量に入っていた. 一応, MigrosやDENNERにもあるので, こちらに着いたら妻に案内しよう.
4月6日にCAMIPROカードを申請した際に, FOBS(Formation Obligatoire de Base en Sécurité;英語 Obligatory Basic Safety Training)(安全講習?)[こちらのweb site]を受けるように言われていた. そして, この日の08:30-11:30がその講習だった. 指定された部屋に行って, まずは全体の説明からだ. 様々な状況(事故,盗難,火災,負傷,病気)に対して緊急の際にどう行動したらいいかを学ぶということだ. 特にCAMIPROカードは大学内の身分証としての利用だけでなく, 学内のレストランやスーパーで買い物ができたり, カードキーとして使えたりとかなり大事なものなので, 紛失の際にはどうするかといったことを聞いた. そして, その後, 2グループに分かれて, Fire initiationとFirst aidの講習を受ける. Fire initationにはECAの消防士さんたちが来ていて, 実演をしてもらったり, 受講者の訓練(体験に近い)をした. 実際にした訓練としては, 燃え盛る炎に厚手の布(消火専用のもの)を被せて消火することや数種類の消火器(粉, 液体などなど)を使って消火することをした. 次のFirst aidでは倒れている人がいた時にどう対処するかというものだ. 主に心臓マッサージの訓練を受けた. 半日かけてなかなかしっかりとした講習(+訓練)を受けた. 安全面に関して, 大学側がしっかりと対応しているんだなと思った.
いつものコーヒーブレイクの終わりにオジンが「さっきカフェに並んでた2人(女性), 日本人じゃない?」えっ?そうなのか?アジア人の顔してたし, 中国人かなと思っていた. それに話している言語が聞こえないと日本人か中国人か韓国人か分からない. オジンが言うには, どう見ても(自分と同じ)韓国人ではなかったし, 日本人ぽかったと. そして, 「同じアジア人でも大体すぐに見分けがつく」と言っていた. 確かにそれには同意だ. 韓国人ぽい顔, 日本人ぽい顔, 中国人ぽい顔(それに加えてメガネなど)はそれぞれ異なるから分かる時も多い. そして, 「君はTypical AsianGuyだ, どの国の顔のAveregeっぽいよ」と言われた. 確かに!イギリスにいた時も国際学会に参加した時もよく中国人に間違われた. 学生時代はよく韓国人にも間違われた. 名前も韓国人であるらしい. 南 政孝(ナム ジョンヨ)みたいだ.
大学には言語のクラスがあり, 大学の関係者(学生や教員のような従業員, さらにはそのパートナー(妻)など)も受けれるそうだ. 早速申し込むために, Language center[こちらのweb site]のサイトを調べてみる. 言語は, 英語, フランス語, ドイツ語があり, 大学の講義みたいに半年のコースがあったり, 短期集中クラスがあったりTOEIC&TOEFL対策や博士後期課程学生向けの文章執筆クラスなどもあった. 研究室のメンバには短期集中を勧められていた. 短期集中クラスは1週間毎日1日中の場合や2週間毎日半日の場合などがある. 期間(春季, 夏季, 秋季, 冬季)によって日程が決まっているみたいだ. そして費用はCHF 650. まあまあな値段はするが, 日本で英会話教室などに通ったらそれくらいはするだろう. しかし, よく読むと大学の学生や従業員は20%のCHF130で済むらしい. 何と言う値引き!説明文を見ていると, (受講者が)言語の能力を上げて, 大学に貢献するようにと言う意図らしい. なるほど, 大学の成果を上げるために安くしているのか. ますますこの大学がしっかりとしたところだと感じる. さすがは英語圏以外の大学で世界2位だけのことはある. さて, 私はどうなるだろうか?学生と従業員はわかった. 私の身分は?続けてサイトの説明を読んでいると Persons considered equivalent to employees (従業員相当の人)に該当しそうだ. それならCHF130でこのクラスに申し込もう!!夏季の短期集中クラスは6/4-6/15の2週間コースだった. ちょうど妻と娘が来ている時期に被ってしまっている. 妻と私だけならまだいいが娘がいるので, いざという時に予定を変えられない. 仕方ないので, 次回の秋季のコースにすることにした. 具体的な日程は未定で受付もまだみたいだ. 夏に戻って来たら忘れずに登録しよう. 妻に冗談で, 一緒に受けるかと聞いていみたが, やはり娘がいるのでダメだと. 当たり前か. その話題をコーヒーブレイクのときに話してみたら, 「いやーその時はPCIM(学会)でいないから娘さんの面倒見てあげられないよー」と返ってきた.
朝早くからドラゴン先生が来客に研究室を紹介していた. ドラゴン先生は, この分野ではかなり有名な方で世界中の関連企業の方が見学(視察)にきたり, プロジェクトの契約を結んだりしている. その前の日は韓国の企業だったかな. 今日は確かドイツから来るとか言っていたような気がする. 私の部屋は実験室の扉を開けてすぐの場所なのだが, ちょうど実験室の紹介を終えたドラゴン先生がドイツから来た二人に私を紹介した. よくあることなので, Nice to meet you, my name is Masataka Minami.と握手をしたら, 「相田です」と返された. えっ?日本人なの?確かにアジア系だからもしかしてと思ったけれども... もう一人は完全に白人の方で日本人ではなかったが, 挨拶程度の日本語は話せるみたいだ. ん?なぜ?よくよく聞くと私もよく知っている日本の企業の方だった. ドイツの研究所から来たと言うことみたいだ. なるほど, そう言うことか. ドラゴン先生が私を紹介するのに間違えて, 千葉から来たと言った. ドラゴン先生, それは再来週, 先生が行くところでしょう. その間違えがきっかけで千葉の二輪先生の話になった. 二輪先生のこともドラゴン先生と企業の方はご存知であった. ドラゴン先生にしても二輪先生にしても, みなさんかなり顔が広いな.
今日の19時から26時にかけて大学内でFestivalがある. ここ一週間はそれの準備に来る業者の方を多く見かけた. ちなみに彼らはテントを張って一週間泊まり込みで作業をしていた. Balélec[こちらのweb site]と言う音楽のイベントで, 学外からも多く人が来るそうだ. 一般的な学園祭というよりは, 音楽イベントの会場が大学だっていうくらいだろうか. 研究室のメンバはどことなく嫌そうな雰囲気だった. 確かに無理はない. イベント会場がちょうど研究室のすぐ近くで, この一週間ずっと工事の音に悩まされていた. しかもこの日はスピーカーやマイクチェックをしていたので, 夕方にはもう仕事にならない. 多くの研究室メンバが早めに帰宅していた.
Balélecのせいではないが, 郵便局に用事があったので早めに大学を後にした. 郵便局では振込(Assura 3月22日から6月末分 CHF 829.30とECA 強制火災保険 4月から6月分 CHF 18.70)と不在票にあった手紙の受け取りの用事がある. この時期に不在票を入れるような手紙といえば....と内心期待していた. その思いは的中!何と滞在許可証をゲットした!!これまで, 長かった. でもこれでひと段落だ. それにしても不在票が入っていたのが5/1で, 必要書類の健康保険の契約書のコピーを投函したのが5/2だ. あれ?書類足りてなかったのに滞在許可証できちゃったの?もしかして指紋と写真を撮り終えたから発行されたのだろうか. きっちりしているかいい加減なのか分からない国である. 何はともあれ結果オーライだ. これで無事にスイスでの身分が確保された. 今晩は祝杯だ!!飲むぞー!!!
前日に遅くまで飲んでいたので, 起きたら昼を過ぎていた. 日本の学生から送られて来た学会に向けた原稿を修正しているともう3時を過ぎてしまった. 土曜日はMigrosが閉まるのが早く, しかも明日の日曜日は完全に閉まっているので, 買い出しに行く必要がある. その途中, Place Chaudron付近から旧市街地に向けて何やらパレードをしている. 仮装しているような姿で太鼓や笛を演奏している. 何かの祭だろうか?後で調べてみたがそれらしきイベントはない. 何だったのだろうか?
Gruyères(グリュイエール)に観光に行くことにした. お目当てはチーズ工場!Lausanneから約15分ほどでPalézieuxに着き, 乗り換える. 乗り換え時間3分と結構かつかつな乗り換え. 乗客は私を含めて走って乗り換えていた. PalézieuxからGruyèresまでは長閑な酪農風景(?)が広がり, ゆっくりと電車は進んでいた. 車窓からは牛や馬がのんびりと草を食べている. 普段, Lauusanneから出る電車は早い(特急?)電車ばかりなので, 鈍行(各駅停車)に乗るのは初めてだ. このローカル線で約1時間ほど揺られるとGruyèresに着く. 駅を降りてすぐにチーズ実演製造所(La Maison du Gruyère)がある. 入館料を払うところで, スイスパスは持っているかと聞かれた. ん?電車のカードがどうした?見せてみるとそれじゃないと. おそらく, 観光用のスイストラベルパスのことだったのだろう. 入館料が割り引かれる観光パスだ. そのカードは持っていないので, 普通料金でと話す. 次は学生かい?と聞かれた. まだまだ若く見られる. 笑いながら, 学生でないと答え, 大人料金CHF7を支払う. 学生だと嘘を言ったら, 学生証をだせと言われそうなので, 正直が一番. 若いからよく言われるよーと軽口を叩き, 工場の中に入る. 試食用のチーズと音声ガイドを受け取り, 中に入る. 音声ガイドは日本語のものもあり, それを聴きながら中(博物館+工場)を見学する. チーズの歴史や作り方を丁寧に説明されていた. 工場はガラス越しに見学でき, チーズ(の前の段階)をかき混ぜている様子が見学できた. 見学はだいたい30-40分くらい.
Gruyèresの駅前は, チーズ工場があるだけで他には何もない. この駅前から急な山道(地球の歩き方には"小高い丘"って書いてあったが, 丘レベルではない...)を約15分ほど登って行くと, Gruyèresの村に到着する. ここに着くと, 村は石畳の大通りが1本だけある中世の街並みが広がり, 奥にはお城が, その隣に教会があると言ったところだ. 観光客で賑わい, 出店やレストランは人でごった返していた. 私のように電車で来て, 山道を登る観光客もいるが, 多くは車でこの村まで観光に来ている. この村の観光スポットはお城, 教会, ギーガー博物館(映画 "エイリアン"のH.R.Gigerの博物館)だ. それ以外は買い物や食事を楽しむと言ったところだ. 特に, あちこちでチーズの良い匂いがする. レストランから漂って来る匂いもあれば, 路上でチーズを焼いてるところもある. 村の一本道を進み, 一番奥のグリュイエール城(Château de Gruyères)に到着した. 入館料はCHF12. 日本語のガイドを受け取った. ここでも学生か?と聞かれた. いや, 受付の兄ちゃんよりは若くないだろうと思ったが, やはりアジア人は若く見えるのだろう. 城の中は, 中世当時の家具や絵画が展示されているだけでなく, 一部は美術館のように企画展示の部屋もあった. ところどころに見られるGruyèresのマークは鶴である. ガイドによるとGruyèresの"Grue"がフランス語で鶴の意味だそうだ. このお城は1270-1282年に建てられ, 16世紀まで, 19代にわたって栄えたGruyères伯爵家が所有していたそうだ. その後, (間を割愛), 1993年からフリブール州(Freiburg)が管理している. ヨーロッパは長い歴史を持った建築物や絵画が多いので結構堪能してきた. その次に隣の教会を見にいったが, こちらはだいぶ改築されていて, かなり近代的な内装だった. ちょっと残念... スイスに来てから教会は, Lausanneの大聖堂が一番だと思った.
エイリアンはグロテスクなので, わざわざ博物館に行くことはやめておいた. 博物館の向かいにあるレストランは外から見てもわかるエイリアンづくしだ. エイリアンの骨を模った椅子やテーブルがあり, 入るのを躊躇った. (もともと入る気は無いが) エイリアンが好きな人は好きなのだろう. こちらは私には合わない.
Gruyèresの近くに(と言っても電車でさらに約25分)のところ(Broc-Fabrique)にチョコレート工場(Maison Cailler)もあるみたいだ. 地球の歩き方やGruyèresの駅に置いてあったパンフレットに書いてあった. そこに行くにはローカル線でGruyèresに行く途中のBulleという駅でさらに乗り換えて数駅先だそうだ. 地図で見たら3-4kmくらいなので, 車で来る観光客はGruyèresのチーズ工場とBroc-Fabriqueのチョコレート工場を合わせて行くようだ.
研究室のステフが, 「(来週(再来週?)新潟である国際学会に参加するので)日本で使えるSIMカードを買いたい, 何かオススメあるか?」と聞いてきた. 普段日本に住んでいる時にはわざわざ空港でSIMカードは買わないので分からないが, せっかくなので日本語のページを調べてみた. ステフに, どこの空港?と聞いたら東京!と答えた. 羽田か?と聞くと, どこそれ?みたいなリアクション. どうやら違うみたいだ. 成田?と聞いたら, そう!それ!みたいな返事. 日本人には違和感があるのだが, 成田は東京だと認識されていることが多いみたいだ. いつも千葉はそうだ... 以前, 参加した国際学会(@幕張メッセ)は, オフィシャルサイトにTokyoと書いてたし... さて, 調べてみるとSIMカードの自動販売機があるみたいだ. 他にはポケットWifiのレンタルなどのお店もある. 関連ページの英語版をステフに見せて, 日本語で書いてあったwebの記事からオススメを教えてあげた.
ポストに入っていた郵便物を開けるとMigrosのポイントカードがさらに2枚入っていた. よく分からない. しかもすでに持っているポイントカードと同じ番号だ. よくよく読んでみると, もともと始めにカードを申し込んだ際に追加で必要な枚数を申し込んでいたみたいだ. こちらに来る妻と義母の分だ. すっかり忘れていた. もう1ヶ月以上も前だが, 今頃来るとは.
今日はキリスト昇天祭(Ascension)という祝日だが, 天気が悪いので一日家にいることにした. 家にいても仕事をするのは日本人らしいところだろうか. 今日は主に日本の方の仕事をすることにした. 学会発表用の原稿を書いたり, 研究助成金の申請書を書いたり, 学生から送られてきた原稿をチェックしたりと終始書きものをこなす一日となった.
いつもの帰り道, 大学の最寄り駅でmétroを待っていると, なぜかmétroは2両だった. いつもは4両くらいなので, 半分くらいだ. なぜ??いつも車両の一番後ろで待っているのだが, そこには車両が届かないので, 前の方に移動する. 同じようにホームで待っている人も少し駆け足で向かう. 車内は珍しく人でいっぱいだった.
AXAの保険の証明書と振込用紙が送られてきた. 何だこれは?全然身に覚えがない. まだ何か保険があるのか?いつも通り, 単語を調べながら翻訳して読んでいく. responsabilité civile privée民事責任?色々調べたところ, 火災や水漏れなどの損害補償に関する義務保険だそうだ. 不動産契約に必要なので, チズさんが申し込んでいたみたいだ. もっとさきに説明しておいてよ... それにしてもこの国は義務保険が多過ぎる. 長く住むには保険にしっかり入っていると安心だと思うが, 1年という短い滞在する私のようなものにとっては, 面倒だらけだ. この保険は, 1年でCHF227.50だった.
AXAの保険料を振り込みに郵便局に行くと受付番号が019だった. 夕方なのになぜこの番号??呼び出し番号を見てその理由がわかった. 997, 998, 999, 001が呼び出されていた. どうやら3桁をオーバーフローして001番に戻っているのだろう. しかし, それでいいのか??受付記録が001が2つあったら, 事務処理に困らないだろうか. もしくは, どの受付番号が何の処理をしたかなんてどうでもいいのだろうか?多分, 後者の考え方なのかもしれない. 意外といい加減だ. 日本がきっちりしすぎているのか?
Assura(健康保険)から保険証(カード)が届いた. 日本の保険証と同様に, 薬局や病院ではこれを携帯して提示しないといけないみたいだ. これでひとまず, 病院関係で何かあったらすぐに対応してもらえそうだ.
役所から郵便物が送られてきた. 役所から送られてくる郵便にはいつも神経を研ぎ澄ましている. この郵便は, 老齢・遺族基礎年金保険(AVS; Assurance Vieillesse et Survivants, ドイツ語圏はAHV(Alters und Hinterlassenenversicherung))と言われる保険に入る義務があるという通知みたいだ. 本当に保険が多い. 嫌になる... でも1年しかいないのに年金を払わないといけないのか?それとも日本年金機構のウェブページにある申請が日本にいるときに必要だったのか?このページに書いてあることを読むと, これを申請していたら諸々の保険はいらなかったのでは?と思うのだが, どうなっているのだろう. さっぱりわからない. 一時帰国前に急にまたドタバタしだした. 明日はゆっくり荷造りの予定だったのに, ゆっくりできそうもない.
ついに一時帰国のための出発が明日に迫った. 飛行機が出発する30時間前からインターネットでチェックインでき, 空いている席で同じクラスなら無料で座席指定できるらしいので, 試してみることにした. 搭乗券(Boarding Pass)をpdfで受け取り, 座席を通路側へ変更できた. なかなか便利なサービスだ. チェックインカウンターで伝わるかどうか分からない英語を話す心配がなくなった.
雇用によって変わるかも, と加奈子さんから聞いたので, 大学の秘書さんに聞いてみることにした. 一応, 前日にメールは送っておいたが, 返事がない. 午前中にオフィスを訪ねたがいなかった. そして午後にもオフィスに行ってみたけれどナーシャさんはいなかった. 今日は出勤日じゃなかったのだろうか. 当分, 直接はナーシャさんに会えないのでメールの返信があることを期待しておこう.
去年の11月に新しいパスポートを受け取った際に, 在留届を出すようにとパスポートセンターの人に言われていた. 調べてみて知ったのだが, 旅券法第16条にで, 外国で3か月以上滞在する日本人は, その住所または居所を管轄する日本の大使館または総領事館(在外公館)に「在留届」を提出する義務がある. 申請は現地に着いた後ということだったので, すっかり忘れていた. 在留届を外務省のwebページから, 申請をオンラインですることができる. 申請を進めて知ったが, 私が住んでいるところの管轄は在ジュネーブ領事事務所(Consulat du Japon à Genève)みたいだ. そのまま手続きを進めると全てオンラインで完了できた. 管轄のところから連絡があるみたいだ. 当分スイスにいないので, スイスに戻ったらメールを確認しておこう. また, 3月に帰国するときには, 帰国届を申請しないといけないそうだ. これも忘れないようにしておかなければ.
ここに来て, Salt(携帯)から4月分の請求(CHF52.95)がきた. 振込期限は5/28まで. しかし, その日はまだ日本にいる. さてどうしようか... 調べてみるとジュネーブ空港に郵便局があるみたいだ. 出国前にそこに寄って振込を済まそう.
ついに一時帰国の日を迎えた. 朝早く起きて準備をして空港に向かう. 昨日急遽必要になった携帯代の振込を空港にある郵便局で済ませた. 普通の窓口の小さい感じのところだったが, 来る人が少ないので, すぐに対応してもらえた. その後, スーツケースを預けて身軽になった. 搭乗口は直前(搭乗の1時間前)にならないと分からないみたいだ. 搭乗の1時間前になり, 便の情報を見て場所を確認して搭乗口に向かう. 今のところ, 何も問題なし. 手荷物検査のところでパスポートを見せると空港職員のおじさんが「オハヨウゴザイマス」と日本語で挨拶してくれた. やはり母国語で話し掛けてくれると嬉しいものだ.
2時間のフライトはあっという間に終わり, オランダ アムステルダムのスキポール空港に到着した. さて, 乗り継ぎの搭乗口はどこだろうか. 空港の掲示を見て搭乗口の場所を確認する. 途中に, 出国審査があった. パスポートを機械に差し込み, その国の言葉(私の場合は日本語)で目の前の画面に「こちらをご覧ください」と表示され, カメラに自分の顔が映し出される. どうやらこの画像でパスポートの顔と照合しているみたいだ. 何て進んでいるのだろう. 以前(と言っても6年も前だが), この空港に来た時も, 今では当たり前の金属探知機ゲートが手を挙げてスキャンの機械が回転したのを見て驚いたことを思い出した. 今回は, アムステルダム到着が13:40で搭乗開始が14:00なので乗り継ぎの時間が短く, この空港を楽しむまでもなく, 次のKIX(関西国際空港)行きの搭乗口に向かった. この乗り継ぎは結構ギリギリだ. 搭乗口でアナウンスを聞いていて思ったが, 英語が聞き取りやすい. ジュネーブよりも丁寧に発音しているからだろうか. そして, 無事に日本時間の翌朝, KIX(関西国際空港)に到着した.
以前(20Y8年4月19日)に研究成果を世の中に報告する方法の1つに論文投稿があると言った. ここではまず, 論文の流れと今の私の状況を述べよう. 研究成果を文章にまとめたものが論文であり, それを学会が運営する論文誌に投稿する. 学会発表の際にも述べた通り, 同じ"電気"の専門と言っても数多くの論文誌がある. そしてそれぞれには特徴(どういう専門分野か?どんな読者か?どんな内容が多いのか?)がある. 書いた論文を投稿したからと言って, すぐに掲載されるわけではない. (完全に一致している訳でないが)漫画の例と並べて説明する. 論文も漫画も書いたら(描いたら), 出版社に持っていったりネット経由で提出する. そして, チェックを受けて, その雑誌に載せて良いかどうか判断される. そのチェックで, 載せるレベルではない or 種類が異なると言った場合には, 全く見向きもされず返却される. 直した方がいいよとアドバイスを受けて一旦, 返される場合もある. 中には一発OKで掲載!ということもあるだろう. 漫画と同じく論文もそのチェックを受けることが必要だ. さて, 論文は誰がチェックするのか?それは同じ専門分野の研究者である. このチェックのことを査読という. 査読者は匿名になっていて, どの研究者が査読をしているのかは論文を書いた著者からは分からない. そして, 査読者からコメント(アドバイス)をもらうとともに, 論文誌の質を保証されたものだけが論文誌に掲載される. 先ほどの査読結果を専門用語で紹介しよう. 何も修正なしで一発OKという判定は, 「判定A; accept 掲載決定」と言われる結果だ. 内容は問題ないけど, 些細なところだけちょっと修正したら掲載していいよという判定は, 「判定B; minor revision 条件付掲載, 照会後掲載」, もっと詳細な結果や説明がないとよく分からない, その修正の結果次第でもう一度判断するという判定が, 「判定C; major revision 照会後判定」, 全く話にならない, 出直してこい or この論文誌にそもそも合ってないと突き返される判定が, 「D reject 返却, 掲載不可」である. 判定Aになることは滅多となく, 私はそんな経験はしたことがない. たいていの場合は判定Cで, 査読者にアドバイス(コメント)頂いた貴重な意見を元に論文をよりよく修正して出し直す.
さて, 自分が書いた論文が掲載されるまでのプロセスを説明したところで, 最近の状況を話そう. スイスに来て, 日中はこちらの仕事(研究)をしているが, それ以外の時間(朝や夕方(夜も..))は日本にいた時にしていた(継続してしている)仕事をしている. この論文に関しても同じだ. 研究内容ごとに論文を投稿しているので, スイスにいながら, 3本の論文を並列に対応をしている. まず, Aという論文は2/20に投稿して, 4/05に判定Bで返ってきた. これはすぐに修正可能だったので, 共同研究者の流戸先生と相談しながら修正して4/13に修正版を再投稿した. そして無事に5/09に判定Aを頂いた. よし!やったー!!流戸先生との共同研究は, 20Y5年からスタートしているが, これが初めての論文である. その第1号が無事に掲載決定したので, かなり嬉しい. その日の晩酌は格別だった. Bという論文は, 12/27に投稿したのだが, 2/22に判定Dで一発アウトをもらってしまい, 担当している学生とともに, かなりショックを受けた. まさか, 一発アウトのrejectとは... その後, スイス出発前のバタバタしていた時期に何とか急ピッチで修正をして, 再投稿(と言っても今回は初めからやり直し)を2/28にした. 査読期間は1ヶ月のはずなのだが, 査読がかなり遅れたため, スイスに到着後の4/18に判定Cで返ってきた. これまた辛辣なコメントをもらい, 日本にいる学生に指示して再実験してもらったりして何とか5/06に大幅修正版を再投稿した. そして2度目(実質3度目)の査読があり, 帰国直前の5/14に査読が終わった. その結果がこの日5/16になっても返ってこない. どうなんだろうか?判定Aだったら嬉しいが, 判定Dだったら立ち直れない...と言いつつも立ち直らなければ, お蔵入りになってしまうので, 泣き言は長くも言っていられない. 判定がどうなっているかハラハラしながら帰国となった. 最後にCという論文は3/13に投稿したのだが, 同じく査読が長引き, これも帰国直前の5/15に結果が返ってきた. 判定D... この短期間に1勝1敗1未定という状況だ. 何とかBという論文は掲載が決まって欲しいと願っている.
朝にKIX(関西国際空港)に到着して, 帰宅してすぐに, 予定していた娘のお食い初めをした. 久し振りに返ったからか娘には人見知り(?)されてギャンギャン泣かれてしまった. 父ちゃんは辛いよ... その後, 一日かけてやっと娘に慣れてもらった. 次に会うときにはどうなってしまうだろうか. さて, お昼にお食い初めというイベントを終えたのだが, かなり眠い. 原因はわかっている. 11時間のフライト中に寝ていなかったからだ. 日本時間の13時, 私の身体は徹夜した朝6時の状況だ. 完全な時差ボケだ. 今寝てしまったら夜寝れないよという妻の忠告を振り切って, 午後は娘と遊びながら寝てしまった.
この一時帰国で唯一, 三宮高専に出勤する日である. この日は仕事が目白押しだ. まずは帰国直前に通知の来た年金に関する手続きだ. 先日のサイトにあった申請書と共済組合の申請書は異なるということだったので, その申請書に改めて記入して提出した. さて, その証明書はいつもらえるだろうか?不安な要素はまだまだ消えない. 次に期中面談だ. これは人事評価のための面談なのだが, 私はこの1年間研究以外の業務に携わっていない. いらないのでは?と思うのだが, 実施しないといけないということで副校長と面談をした. その次は出張に関連する旅費の申請だ. これも1年間国内にいないということで何やら手続きが厄介で手こずったが問題なくできた. それらを済ませてから研究室の学生とのディスカッションを順番にしていった. 毎週Skypeでディスカッションしているとはいえ, やはり目の前でディスカッションしていると様子がよく分かる. そして, 彼らが分かっていないところもよく分かった. Skype越しではなかなか理解が難しいのだなと実感した. これから残りの10ヶ月しっかりとしていこう. そうこうしているうちに18:40を回ってしまった. まだまだ学生さんとのディスカッションがしたかったが, 永田先生と埼玉先生に飲みに誘われていたので, 三宮に繰り出していった.
例年は4月に研究室の決起会をしているが, 今年はスイスに滞在していることもあり, 一時帰国したこの日に決起会をした. 遠いところ研究室の学生は自宅まで来てくれて, 楽しい時間を過ごした. 学生の北川さんからは娘の本をプレゼントしてもらった. この本もスイスに持って行こう. 決起会で1年間の頑張りを誓った. 彼らも私も1年間頑張ろう.
国際学会は新潟であるので, 伊丹空港から新潟に向かう. 飛行機はだいぶ苦手だったが, 国際線に何度も乗ってきたので, だんだん慣れてきた. しかし, 一緒に連れていった学生の近場くんはまだ慣れていないみたいだ. 行きの飛行機から近場くんのプチトラブルが2つほどあった. 1つ目は, 手荷物預けのスーツケースの中にパソコンを入れたままということに直前で気付く. 空港内でスーツケースを開けるとは... モバイルバッテリーはダメって書いてあるけど, パソコンは該当すると思わなかったそうだ... そして機内で2つ目, 読書灯をつけようとして(ボタンを間違え)CAさんを呼ぶ. これもよくある飛行機内のプチ失敗談だ.
初日はWelcome Receptionだけ参加するつもりだったので, ホテルに荷物を預けて学会会場の朱鷺メッセに向かう. Registration(受付)に行くと新潟の若竹先生の元に送り込んだ(編入して研究室に配属された)卒業生 建木くんが受付対応をしていた. 若竹先生の研究室の修士や博士の学生は発表することもあるそうだが, 建木くんは発表がないのでアルバイトとして働いているみたいだ. ちなみに建木くんはスイス行きの前に新潟の酒(越しの若竹)を持ってきてくれた学生だ(20Y8年03月12日 卒業生の帰還). そしてすぐにその後, ドラゴン先生も受付に来ていて挨拶した. どうやら研究室の学生(オンジ, ステフ, マルコ)とはぐれたそうだが, そのうち来るだろうと結構気楽そうに話していた. ドラゴン先生は二日前に千葉で講演があったそうなのだが, そこで日本人の研究者が口々にMasatakaは元気にやっているかなどと聞かれたそうだ. 「彼らのことはよく知らないけど, 彼らはMasatakaのことよく知っているんだな」とドラゴン先生は話していた. 千葉ということは二輪先生やオレンジ先生かな. 色んな方に支えられてるなと実感した.
Welcome Receptionが始まると色々な人に会った. ドラゴン先生を紹介してくれた二輪先生や若竹先生, そしてスイスに数年前に滞在していた若竹先生のところの木下さんにも会った. 木下さんとスイスの研究室メンバーとみんなでワイワイ話していた. 研究室にいるのと変わらないのでは?とも思ったが, 帰国してから久し振りに英語を話した気がする(国際学会なので当たり前だが). Welcome Receptionでは食事も出たのだが, ほとんど人と話しててありつけず...
学会2〜4日目, 本格的に学会がスタートした雰囲気だ. 学生の近場くんのポスター発表もまずまずの出来だった. ポスター発表前にノッティンガム大学のアル先生にも出会えた. アル先生とは6年振りだったが, ガンオタ先生の同僚の藤木先生がノッティンガムに滞在しているそうなので, よく話題にでたみたいだ. そして, その時アル先生と一緒にいたのが伊賀さんだった. 伊賀さんはKindle版 ガンオタ教授のイギリス留学漂流記の後半に登場した方だ. 初めましてだったが伊賀先生は学会の仕事関係(パワエレ動画コンテスト)で私のことを知っていたみたいだ. 世の中は狭いなと感じる. その他にも本当に色んな方と会い, 話をした. あまり登場人物を増やすと読者がこんがらがるので, このあたりでやめておく. 学会に参加すると, 発表を聞いて最新の研究状況を知ることもできるとともに, 色んな方と知り合えたり, 再会したり, 仕事をお願いしたりと何かと大事なイベントである. これからも学校の仕事を何とか都合をつけて学会に顔を出し続けなければ.
学会から戻って息つく暇もなく, すぐに妻と娘の出国準備に追われた. ベビーグッズのお店で娘のものを大量に買い込んだり, スイス生活に必要なものをあちこちで買い出しに行ったり, 娘の定期検診を受けに行ったり, 妻が荷物を国際郵便で送ったりと毎日毎日何かとバタバタしていた.
さらに重要なことだが, 妻と娘の海外保険は私が持っているクレジットカードに付帯されている保険にすることにした. (20Y8年04月05日) 妻と娘は90日以内なので, この保険が適用できる. しかし, この保険は自動で付いているから証明書があるわけではない. クレジットカードのサイトには証明書はいりませんと書いている. しかし2ヶ月弱だがスイスで生活していて, 証明書がないとどれだけ苦労するかは容易に想像できる. スイスにいる間に証明書を取り寄せたかったが, どうやら日本国内からクレジットカード契約者本人(私)が電話して依頼すると(クレジットカードのサイトに)書いてあった. 仕方なくこの一時帰国した際に電話で証明書を依頼した. 電話の向こうからは優しい声だが「なぜ証明書がご入用でしょうか?」といかにも必要ないことちゃんとサイトで読んでないの?と責められるような感じで言われた. スイスの事情を説明して, 病院に行った時には証明書を見せないと受診もしれくれないという話を延々としてやっと証明書の依頼ができた. 念には念をということで, 英文と仏文と両方の証明書をお願いした. 証明書は出国前日(ギリギリ)に届いた. ([追記]この証明書を手に入れるのに苦労したが, 後日, 証明書があって良かったという事故が発生する. それは第3章 夏 へ)
私の渡航準備は航空券の購入, (自分の)口座に生活費を振込, 買い出しの3つだ. 8月に再び一時帰国する航空券までは購入したのだが, 次は9月上旬にスイスに行って, 翌年3月に戻ってくる便の予約だ. もはや常連になりつつある, いつものJTBへ行き, 航空券を予約した. これまでKLMばかり使っていたが, 今回の日程では安いものがなく, 最低でも40万円以上するみたいだ. そこで, ほぼ同じようなルートのルフトハンザ航空の航空券(9/3-3/7)を約21万円で購入した.
スイス滞在とは関係ないが, ふるさと納税のワンストップが非該当だったみたいで, 税務署にも行かなければならなかった. どうやら住所変更があったら非該当になるらしい. 20Y8年11月末に引っ越したので, その手続きが必要だったみたいだ. こういう役所関係は苦手だが, 何とか問題なく処理することができた.
最後に郵便局へ, 自分の(スイスの)銀行口座に送金しに行った. この番号は口座番号(IBAN)だと受付のおじさんに言っているのになぜか銀行コードにIBANを書くように言われて, 書いた. その後, やはり間違いであったので訂正した. 本当に二度手間だ. また, 身分証としてマイナンバーとパスポートの2点を出したがパスポートの住所の最後に「**様方」と書いてあるのが身分証の住所が一致しないとして, これまたパスポートをその場で書き直させられた. 日本では, 妻の実家に住んでいるので, 郵便物が確実に届くように「**様方」と書いているが, 公的な書類にはそれは記載されなていない(これまた当たり前だが..). そんなこんなで郵便局の窓口に行ってから約1時間もかかって送金の手続きが完了した. あとはスイスに戻ったら自分の口座を確認しないといけない.
だいたい出国準備ができた頃, 妻と娘が立て続けに体調不良になった. 症状は風邪っぽい. 娘は妻が小児科に連れて行き, 妻は授乳があるので薬が飲めずに自力で回復するしかなかった. これから家族三人でスイス滞在なのに, 何とも幸先が悪い. 大丈夫か?私たち家族は... そう心配しながら出発前夜を迎えた.
バスでKIX(関西国際空港)に到着し, チェックインしようと機械で操作するが何故かチェックインできず. 何故だ?もしかして同乗者のフライトプランが違うから?結局, 理由はわからないまま手荷物預けの受付でチェックインもした. 手荷物(スーツケース)を預けてもまだベビーカーに加えて, (夫婦2人で)機内持ち込み用の大きめのリュック3つがあり, 身軽にはなれない. その後, 乳幼児を連れているということで手荷物検査にはfast gateに案内された. 初めて通ったfast gateでは私たちのほかはCAさんばかりだった. CAさんも手荷物検査があるのかと初めて知った. 機内への搭乗も優先されて早めに乗り込んだ.
11時間半のフライトでは, 夫婦二人で娘の面倒を見るだけで手一杯だった. 授乳にオムツ替え, そしてグズった娘をあやしたり, 追加のオムツやお尻拭きを出すために荷物を棚から出したりと, ずっとてんやわんやで, 二人でぐったりとした. 機内食も味わう間も無く急いで交互に食べて対応した. 帰りのフライトは私の代わりに義母が付き添ってくれるが, 大丈夫だろうか. 今から1ヵ月半先のことが不安になった. 妻はバシネット席(簡易ベッドが設置できる席)で, 私は通路を挟んで非常口席に座っていたので, トイレに席が近く, トイレに来た乗客も娘に声をかけてくれた. 声をかけてくれた乗客にグズることもなく娘は笑顔で神対応. 長時間の泣きわめきもなく, かなり良い子にしていた娘は, なかなか肝が座っている. まだ首は座ったところなのに. 11時間半の1/3以上は立っていたような気がする長時間のフライトを終えて, オランダ アムステルダム(トランジット)に到着した.
第3章 夏 へ続く
最終更新日 2019年01月06日