1.はじめに
新型コロナ感染が継続し、地震や水害などの自然災害の発生も多くなってきております。令和4年度は、安心(福祉の増進)と安全(防災・防火、防犯、交通安全)に重点をおいて、事業を実施します。
また、会員の皆様への広報活動を身近に感じていただくため、「吉身中町自治会のホームページ」を作成します。
会員のみなさんの協力を引き続きお願いいたします。
2. 主な事業計画
(1)安心:健康と福祉の増進
① なかまちサロンを開催します (6月、11月実施)
高齢者が孤独にならないように、仲間づくりのためのふれあい交流活動「なかまちサロン」を年2回(6月、11月)実施します。昨年に引き続き健康増進につながるプログラムを検討していきます。
② 見守りが必要な方へ訪問活動と「助け愛よしみ」の充実を目指します
日常的に民生委員と連携し、見守りが必要な方へ訪問活動をします。それを踏まえて、要援護者の福祉マップを作成していきます。また、敬老会をきっかけに対象者へ訪問すると同時に、向こう3軒両隣で助け合う支え合い活動「助け愛よしみ」の充実を目指していきます。
③ 健康講座を開催します
「なかまちサロン」と連動して健康講座を開催します。知識だけでなく、運動の重要性を体験できる内容を検討していきます。
④ 「子育てサロン」を始めます
自治会として初めての取り組みですが、孤立しがちな子育て家庭を地域で支援するため、子育て家庭の親子など地域住民が多様な活動を通じて子育てを楽しみ、仲間づくりを行い、支え合う場「子育てサロン」を提供します。
⑤ 4つの健康教室を支援します
運動や文化などの趣味を通して会員の健康促進を図るために、自治会館の便宜供与、活動案内など自治会として次の各種団体、「健康のび体操教室」、「健康マージャン教室」「健康太極拳呼吸法教室」、「健康カラオケ教室」を支援します。
⑥ 健康福祉部会を2か月に1度開催します
各種活動やイベントの実施準備・総括などのために、健康福祉部会を2か月に1度開催します。 具体的日程については、年度初めの部会で確認します。
⑦ 守山市社会福祉協議会との連携を強化します
守山市社会福祉協議会が開催する会議等に参加して、社協と自治会活動との連携を深めていきます。
(2) 安全:防災・防火、防犯、交通安全
① 自衛消防活動をより身近な活動にします
今年度からは、自治会全体の防災・防火訓練だけでなく、5年をかけて地域住民の方全員に消火栓や消火器の使用方法を知っていただくことを目標にします。
組織の再編
女性消防隊という概念が時代にそぐわなくなり、また高齢化の進展により隊員の選出をよりフレキシブルにする必要があることから女性消防隊と自衛消防隊(男性)を統合します。
消防隊の活動
消防隊の活動は、救急救命や消火器等の使い方など、イザというときに役に立つ知識の習得や啓発活動に重点をおきます。具体的には、自衛消防隊が地域に出向き、住民の方が実際に防火活動を実施できるよう消火器や消火栓の使い方について研修を行います。
防災訓練
10月には吉身中町防災訓練(海添地区)を予定しています。年末には歳末夜警も行います。
②子供たちの安心・安全を守る活動を実施します
子どもたちへの朝の挨拶運動・交通安全見守り活動やこども安全パトロールも引き続き実施します。
(3)明るく・住みよいまちづくり:会員の親睦、環境整備と保全
① 地区懇談会を開催します
7月と11月に地区懇談会を開催し、自治会全体の課題を共有した後に地区別の組長会に分かれて地域の課題に関する意見交換を実施します。
② 親睦会を実施します
自治会とこども会が連携して、会員や子ども達の親睦を目的として、5月に「なかまちのつどい」、12月に「もちつき大会」を計画しています。
③ 町内一斉清掃を実施します
今年度も、7月と11月に町内一斉清掃を予定しています。7月は、河川の清掃にご協力をお願いします。自宅の周りだけでなく公園なども清掃し、地域全体の環境美化を進めていきます。
④ インターネットを活用した広報活動を開始します
新しく「吉身中町自治会ホームページ」を作成し、多くの会員の方に自治会活動や守山市の情報にアクセスし易い環境を構築していきます。また、引き続きイベント報告などをホップ・ステップ中町情報で実施し、健康講座のポイントを分かりやすく伝えるなど参加しなかった方への啓発にも努めます。
(4)地域を愛する活動
① 「吉身中町正史」を発刊します
昨年度会員に配布しました「吉身中町史誌ダイジェスト版」に続けて、今年度は「吉身中町正史」を発刊し、ダイジェスト版と同様に会員全戸に配布させていただきます。吉身中町に関する歴史を詳しく知ることができます。
②地域の伝統行事に協力します
今年度も地域の伝統行事の開催に自治会として協力していきますが、新型コロナ感染の関係で残念ながら「馬路石邊神社の春大祭」は既に縮小開催されることが決まりました。「慈眼寺の地藏盆」は、8 月に開催される予定です
〔定例行事〕
・定例役員会議開催 (原則として月1回)
・「ホップ・ステップ中町情報」発行 (原則年4回)
・隣組消火訓練 (年6回)
・子育てサロン (年2回)
〔各種団体の定例行事〕
・健康マージャン教室 (毎週木曜日)
・健康のび体操教室 (第2・4週(火)(金))
・健康太極拳呼吸法教室 (第1・3週(火))
・健康カラオケ教室 (第2・4週(月)) (新型コロナ感染収束まで活動休止)
・ニコニコ会(老人クラブ) (第1(月))
・グラウンドゴルフ同好会(毎週(日)・第5休み)
・ゴルフ同好会 (年2回)
※事業計画の日程は諸般の都合により変更することがあります。
〔主な参加行事 〕
朝のあいさつ運動・交通安全見守り活動、見守り支え合い活動、助け愛よしみ、まちづくり推進会議・専門部会健康推進員会、福祉協力員会、人権同和教育大会、県民のつどい、学区民のつどい、出初め式、成人式、挨拶運動、子ども安全パトロール、グラウンドゴルフ(吉身幼稚園庭)など
■吉身中町史誌編さん委員会
令和4年度の吉身中町正史発刊に向けて編さんの進捗報告と、取材先の担当者や編さん作業について検討しています。出版社2社に依頼した見積り結果等をもとに依頼先を決めるとともに、正史発刊の予算案を再検討した結果をあらためて令和4年度の総会に提案することを決定しました。
■吉身中町自治会館建替え準備委員会
吉身中町自治会館は、昭和53年(1978年)に建築され、築44年を迎えます。外壁のひび割れや建具のひずみ等、老朽化が目立ち、耐震基準も満たしていません。このような状況から、早急に何らかの対応をする必要に迫られ、昨年度、自治会役員の中で新たに「吉身中町自治会館建替え準備委員会」を発足しました。昨年度は近隣の自治会(元町、本町、梅田)を訪問し、中町自治会館の建て替えに向けて参考にさせていただけるよう、建て替えに関わるプロセス等、各自治会長さんから丁寧にご説明をしていただきました。今後、自治会の皆さまからいろいろご意見を伺いたいと考えておりますので、何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
■吉身中町規約・組織検討委員会
吉身中町自治会の会則は昭和53年4月1日施行されており、44年が経過しています。その間に会則の一部改正や付則の追加がなされていますが、現状の自治会活動に合わなくなっている条文も散見されます。また、自治会の組織についても、より機動的に活動できる組織への変革が求められています。自治会として令和3年度より規約について検討を始めましたが、今年度より新たに「吉身中町規約・組織検討委員会」を設置し、自治会の活動方針・目的を整理した後、各機関・各部・役員等の役割や具体的活動等を再検討して会則の問題点を抽出し、規約や組織体制を修正し策定します。新しく策定した会則(案)と組織(案)は令和5年度の総会に提案させていただきます