2023年10月7日に何が起きたのか?
―イスラエルの虚偽捏造殺戮政策―

ハマスは何を目的としたのか?


ヘリからの民衆への無差別攻撃

人質のいる民家への砲撃

『10月7日、イスラエル軍は自国の民間人を殺害したのか?』
(「クリス・ヘッジズ・レポート」の翻字からの日本語全訳)

(ヤスミン植月千春・やぎさん共訳)
DID ISRAEL’S MILITARY KILL ITS OWN CIVILIANS ON OCT.7?”
Max Blumenthal

The Real News Network より
https://therealnews.com/did-israels-military-kill-its-own-civilians-on-oct-7

マックス・ブルメンタール(MAX BLUMENTHAL)

『グレイゾーン』の編集長で、受賞歴のあるジャーナリスト。ベストセラーの『共和党ゴモラ』、『ゴリアテ』、『五十一日戦争』、『野蛮の管理』など数冊の本の著者。一連の出版物への記事、多くのビデオレポート、また『ガザ殺戮(Killing Gaza)』を含むいくつかのドキュメンタリーを制作。アメリカの永続的な戦争状態とその危険な国内への影響にジャーナリズムの光を当てるために、2015年にグレイゾーンを設立

10.7の真実を調査した記事は以下が詳しい

( October 7 testimonies reveal Israel’s military ‘shelling’ Israeli citizens with tanks, missiles

MAX BLUMENTHAL·OCTOBER 27, 2023

https://thegrayzone.com/2023/10/27/israels-military-shelled-burning-tanks-helicopters/ )


クリス・ヘッジズ

ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストで、ニューヨーク・タイムズの海外特派員を15年間務め、同紙の中東支局長とバルカン支局長を務めた。 それ以前は、ダラス・モーニング・ニュース、クリスチャン・サイエンス・モニター、NPRのために海外で活躍。「クリス・ヘッジズ・レポート」トーク・ショーの主催者

「クリス・ヘッジズ・レポート」トーク・ショー 

アル・アクサ洪水作戦の生存者たちからの証言と、これまでイスラエル軍が、捕虜となった自国の兵士や民間人たちに対して行ってきたその行動記録を照らし合わせてみると、何が実際にイスラエル人の死者数をそれほど高くしたのか、その本当の原因に疑いが生じる。

クリス・ヘッジズ  2023 年 11 月 17 日

ハマスがアル・アクサ洪水作戦の一環としてガザの分離壁を突破し、ガザを包囲する地域の領土を占拠した10月7日の出来事を巡るセンセーショナルな報道とは裏腹に、まだ私たちが知らないことがたくさんある。この攻撃によるイスラエル人の民間人の公式死者数は、当初推定の1,400人から、1,200人に修正された。この数字の中には、イスラエルはハマスの過激派によって殺害された数百人の民間人が含まれていると言っている。10月7日の生存者による他の証言は、イスラエル軍司令官はハマス打倒への熱意から、意図的に集中砲火の中でイスラエル兵士や民間人を標的にし、犠牲にした可能性があるという別の説明を示唆している。『グレイゾーン』のマックス・ブルメンタールがクリス・ヘッジズ・レポートに加わり、詳細にみていきます。


【対談翻字訳】


(クリス・ヘッジズ)

10月7日にハマスの戦闘員がイスラエルに入ってから起こった戦闘の混乱において、イスラエル軍が、標的としてハマスの戦闘員だけでなく、彼らに捕えられたイスラエル人も標的にすることを決めたという証拠が増えています。キブツ・ベーリの警備団の要員であるトゥバル・エスカパ氏は、イスラエルの報道陣に、キブツ住民とイスラエル軍の間を調整するために緊急通信をしたと語りました。エスカパ氏はイスラエルの新聞ハアレツに対し、絶望するようになったといいます。「現場の指揮官らは、テロリストを抹殺するためには、人質の居る占拠された住宅に対して砲撃を行うことを含む難しい決断を下した」と。同紙は、イスラエル軍司令官らが「ガザへのエレズ国境検問所内にある自国施設がテロリストに掌握されたため、これを撃退するために、同施設を空爆するよう要求せざるを得なくなった」と報じました。

 

その基地にはイスラエル民政局の職員と兵士たちが収容されていました。イスラエルは1986年、ヒズボラによってイスラエル兵2人が捕らえられた後、ハンニバル指令と呼ばれる軍事政策を制定しましたが、明らかに、この命名は、ローマ人に捕らえられるよりも自ら毒を飲んだカルタゴの将軍にちなんたものと思われます。この指令は、たとえ捕虜となった兵士や民間人たちの命を犠牲にしても、最大限の武力を行使することによってイスラエル軍が敵の手に落ちることを防ぐことを目的としています。この指令は、境界防衛作戦("Operation Protective Edge")として知られる2014年のイスラエルによるガザ侵攻で実施されました。 2014年8月1日、ハマスの戦闘員はイスラエル兵のハダル・ゴールデン中尉を拘束しましたが、これに対して、彼が拘束されていた地域にイスラエルは2,000発以上の爆弾、ミサイル、砲弾を投下しました。ゴールデンは100人以上のパレスチナ民間人とともに殺害されました。この指令は2016年に撤回されたとみられています。

 

イスラエルが自国民を戦車やミサイルで砲撃しているという報道について、私と議論してくださるのは『グレイゾーン』(訳注:独立系ニュース・ウェブサイト)でこの件を調査したマックス・ブルメンタール氏です。

あなたは、イスラエルから出てきているこれらの報告をまとめる素晴らしい仕事をしてくれましたね。この侵攻からおよそ10時間後...数時間後にイスラエルの司令官たちが直面したことを説明し、そしてその後あなたに何か分ったことについて少し詳しく教えてくれませんか?


(マックス・ブルメンタール)

そうですね、ありがとう、クリス。

私はまだ10月7日に何が起こったのかをまとめようとしているところです。私が包括的だと思っていたこの報告書の後でさえ、私が調査を続けている理由の1つは、イスラエル軍によって引き起こされている、基本的には虐殺に等しい、ガザでのあまりにも多くの死と破壊を目の当たりにしているということです。ガザでは組織的な殺人が行われています。私がそこで知っている人は皆…幸いなことに私は殺された本人を知ってはいませんが・・・私の知っているみんなが、隣人や親戚を亡くしています。彼らはすべて家を失いました。

つまり、イスラエル軍とネタニヤフ政府は、現在、ガザでの悲惨な状況に焦点を当て始めているメディアのレンズを10月7日に集中させ続けるために、10月7日の残虐行為を繰り返して利用し、新たな欺瞞も導入しているのです。

オーブンで焼かれた赤ん坊についての新しい話のすべてや、ハマスのテロリストと呼ばれている者によって母親の子宮から赤ん坊が切り取られたといったこと、連行された女性を強姦、集団強姦、ガザ市の路上で集団強姦したというような話です。

 

これらの嘘はすべてでっちあげられたものでした。バイデンは、首を切断された40人の赤ん坊の話を繰り返し、写真を見たと主張しました。これらの嘘はすべて、私たちが現在目撃しているこの大量虐殺を実行する自由裁量をイスラエルに与えるために繰り返され、喧伝されたのです。 そして、見た通り、バイデンがネタニヤフ政府と親イスラエルメディアによって押しつけられたプロパガンダにひどく驚き、あっという間に降参してしまったわけです。また、トニー・ブリンケン(訳注:米国務長官)も最近の上院証言でこうした嘘のいくつかを繰り返しました。

それで、私はまだそれを解明しようとしているところですが、なぜなら、これらの嘘は、10月7日にガザ地区の武装集団によって実際に為されたものを超える殺害と残虐行為であり、これらの嘘こそが、イスラエルにガザ地区の何百もの家族全員だけでなく、病院や医療センターまでも標的にして絶滅することを可能にしたからです。

そこで、10月7日の公式報道に反する証言がイスラエルのメデイアから漏れ始めてから、私は調査を始めました。

 

アメリカ人とイスラエル人に伝えられた公式の話は、「テロリスト」ハマスがイスラエル南部に突入し、人々を無差別に銃撃し殺害し始めたというものです。

それから彼らを生きたまま焼き殺し、家族全員を家に縛り付け、そして全員を焼き、どういう方法によってなのか自動車を溶かし、逃げようとしていた人々を車ごと焼き、この大規模な銃乱射事件を実行したというのです。

公式の話では、多くのイスラエル非戦闘員がハマスの武装集団によって射殺されたことは明らかだというところで止まっています。

これらの証言と、イスラエルの外務大臣と外務省や首相官邸が提示した写真の基本的かつ視覚的な分析から私が判断できたことは、15年間にわたってガザ地区を包囲していたイスラエル国家から政治的譲歩を引き出すことを目的としたハマスとパレスチナ・イスラム聖戦による政治主導の軍事攻撃を排除するために、イスラエルが自国民に対して不当な武力を行使したということでした。

これらの証言の1つを読んでいただければ、それらの証言と、私がどのようにして結論に達したかについて詳しく説明できると思います。

(クリス・ヘッジズ)

はい、それでは、『グレイゾーン』で読めるあなたの記事には写真が掲載されているので、そこから説明に入りましょう。 証拠写真はエルサレムから出た声明と矛盾しているようですね。

 

(マックス・ブルメンタール)

今回のハマスとパレスチナのイスラム聖戦軍の攻撃の主な目的は、2011年、イスラエル兵のギルアド・シャリート釈放時に見られたような捕虜交換をまた実現するために、できるだけ多くの捕虜、特にイスラエル兵を集めることであったことを理解することが重要です。2006年に捕えられたこのイスラエル兵は、ガザ郊外で戦車を操縦していたのですが、現ガザ首相のヤヒヤ・シンワール氏を含むパレスチナ捕虜1,027人と引き換えるために囚われました。したがって、このアル・アクサ洪水作戦全体は、ギルアド・シャリート捕虜交換を背景として理解されています。そのため、武装集団は詳細な地図を持って人口密集地や軍事基地に送り出されました。その軍事基地の中では、ずっとガザの包囲を担ってきたイスラエル兵を攻撃して殺害するよう指示されたのは明らかです。そして、長年にわたりガザ内で非常に多くの虐殺を引き起こしてきた対ガザ応師団の大部分は壊滅しました。エレズ検問所…あなたがそこを通ったことがあるかどうかはわかりませんが、クリス


(クリス・ヘッジズ)

ええ、何度もありますよ、何度も。

 

(マックス・ブルメンタール)

OK、そうですか、あなたはガザに行ったことがありますものね。私も3回通ったことが有ります。

そこは、ガザ包囲の結節点で、中枢ですね。

そこは、ガザに入国して戻りたい場合に通過する場所であるだけでなく、ガザの居住者であれば、外部で治療を受けるためにそこを通過する必要があります。そこはガザのパノプティコン型(訳注:放射状の全展望監視可能な型)占領の役所、民政管理の本拠地です。ですから、そこはすぐに武装集団によって軍事目標として制圧され、その対ガザ師団長は兵士全員と一緒に実際に地下壕に潜って行きました。彼はこの話をハアレツに語り、エレズ検問所を爆撃するという苦渋の決断を下し、彼らはアパッチヘリコプターからヘルファイアミサイルをエレズ交差点に発射したのです。

そしてこれが基本的にネタニヤフ首相が数日後に宣言した「鉄の剣作戦」の始まりであり、本質的にはガザの絨毯爆撃になるわけです。


しかし、アパッチのヘリコプターは午前中に緊急発進しました。 襲撃は夜明けの午前6時頃に始まり、イスラエルのメディア報道によると、午前10時30分までに特殊部隊の特殊部隊全員とよく訓練されたハマスのチームはすでにすべて出発していました。 その時点で、アパッチヘリコプターの2個飛行隊が緊急発進していましたが、午後12時まで全力を発揮することさえできなかった。つまり、エレズ検問所での行動があり、次に非戦闘員の最も多くの死傷者が記録されたキブツ・ベエルがありました。ハアレツに掲載されて確認された死者数の中から150人ほどを数えましたが、そのほとんどは兵士ではありませんでした。これらは集中砲火に巻き込まれた人々であり、ハマスの武装集団が彼らを捕虜にしようとしていたために、彼らの住宅内ではにらみ合いが発生していました。 そして、イスラエル特殊部隊が到着するまでには、こうした膠着状態の多くは終わっているか、単に戦車でそれらの民家を砲撃するだけで終わらせていたのです。

 

電子音楽祭はキブツ・ベーリとキブツ・ラヒムの間で開催されており、また、それらのキブツ間の道には軍事基地も元来そこに設置されていて、攻撃を受けることとなりました。多くの捕虜が捕らえられました。襲われた音楽祭から逃げてきたヤスミン・ポラットさんによれば、彼女はキブツ・ベーリに逃亡し、パートナーと一緒にひとつの住居に入った後、武装集団に一時的に捕らえられました。彼女はイスラエル国営ラジオに対し、イスラエル特殊部隊が到着すると全員を撃ち始め、捕虜のほとんどとハマスの武装集団が集中砲火に巻き込まれ、彼女と彼女を捕らえた者を除いて全員が殺され、その者が降伏した際に自身の安全を確保するために彼女を人間の盾として利用したと語りました。

重火器で砲撃されたとみられるキブツ・ベエリにある多くの家のうちの1つ

彼女は、自分を拘束していた者に手を縛られていた自分のパートナーが、イスラエルの特殊部隊に撃たれ、その後、彼女がそれまで居た家に彼らは戦車で砲弾2発を撃ち込んだのを目のあたりにした。ですから、キブツ・ベエリのその写真を見てもらえば、それらの家々は、私が見たことがある、あるいはあなたが見たかもしれないイスラエル軍の戦車やイスラエル軍の大砲で砲撃を受けたガザの家々と同じように見えます。

ハマスの武装集団が装備していたカラシニコフやRPG等の小型武器でこのキブツ全体にこれほど大きな構造的損傷を与えることは不可能です。

イスラエル外務省が後援するプロパガンダネットワークであるI24は、ガイド付きツアーで実際にこのキブツを訪れ、いたるところで戦車の通った後を見たと言っています。そこで何が起こったかは明らかであり、このインタビューの冒頭で引用したキブツ ベエリのセキュリティ・コーディネーターによって明確に述べられています。彼はイスラエル軍司令部とホットラインで連絡を取り合っており、彼らはイスラエル民間人を含む居住者の家々の上に砲撃することを決定したと。

さて、なぜ彼らはこんなことをしたのでしょうか?

あなたが言及したように、ハンニバル指令というものがあります。これは、イスラエルがパレスチナ解放人民総司令部、だったと思うけど、と大規模な捕虜交換を結んだ後に導入された、かつては秘密だった指令で、パレスチナ解放人民総司令部は、レバノン内戦で捕虜となった数人のイスラエル兵と、アフメド・ジャブリルと他の何百人もの捕虜との引き換えのためにシリアから活動しました。 


(クリス・ヘッジズ)

たったの3人でしたよ。そんなに多いものでは..

 

(マックス・ブルメンタール)

ええ、3人でしたね。

 

(クリス・ヘッジズ)

ええ。

 

(マックス・ブルメンタール)

つまり、これは政治的に苦痛を伴う捕虜交換であり、イスラエル国民は激怒し、右翼政治家も激怒しました。そこで彼らは、カルタゴの将軍ハンニバルにちなんで名付けられたこの指令を導入しました。ハンニバルは敵の捕虜になるのではなく、毒を飲んで自ら命を絶ったのです。そして、この指令は、そのような捕虜交換が行われないようにするために、イスラエルの指揮官たちに、自国の兵士が敵の捕虜となった場合、彼らを殺害する権限を与えているのです。そして、これは再び使用されました。2014年にそれが暴露されたときです。2014年8月1日、ガザ南部でブラック・フライデーとして知られています。そして、私は実際にこの虐殺の直後にそこにいました。ハダル・ゴールデンという名の中尉がハマスの戦闘員に連行されました。イスラエルが停戦を破って、南部の都市ラファ周辺で攻撃を開始したとき、彼はその現場にいたのです。イスラエル軍司令部は、確実にこの兵士が生け捕りにならないよう、イスラエル軍の完全な怒りをこの地域へもたらすための空爆、砲撃、戦車砲撃を許可したのです。


この虐殺ではラファで100人以上が殺害されました。遺体安置所はいっぱいになっていました。おぞましいものでしたよ。私は、実際にクウェート病院という病院、現在これは再び攻撃を受けているわけですが、を訪れましたが、この日は霊安室が遺体でいっぱいになっていて、実際のところ乳児の遺体を保管するためにアイスクリームクーラーを持ち込まなければなりませんでした。私と面談した医師は、クウェート病院から避難せよというイスラエルの命令を拒否したために、約1週間半前に家族全員が殺害されたと、面談で聞きました。

さて、ハンニバル指令に戻りましょう。我々は、それが10月7日に実行に移されたかどうかを問題にしなければなりません。なぜなら、多くの兵士が殺されたエレズ検問所があるだけではなく―そしてその状態を見ると、明らかに屋根が崩壊していました。 エレズ検問所の屋根には深刻な構造的損傷があるのです―キブツ・ベエリでは戦車砲撃があり、空を飛ぶアパッチ・ヘリコプターのパイロットは、イスラエルのメディアに対して、自分たちには情報がなく、地上の民間人と戦闘員を区別する方法はなかったとヘブライ語で証言していました。

 

それなのに彼らは、燃料タンクを空にし、弾薬を撃ち尽くせと、そして基地に戻って再び満タンにし、再装填して、行って地上の車と人をできるだけ多く撃つように言われたのです。全くの混沌。ちなみに、これらの証言は、西側メディアによって完全に無視されています。彼らは捕虜を殺害したり、捕虜がいると思われる車を撃ったりするよう奨励されていたのだろうか?私たちには分からないことです。私たちに分ることは、ハマスの武装集団を殺すためには、イスラエル民間人の周りに武装集団がいる場合は、これを殺すよう上層部から命令があったということです。そしてそれはガザで採用されているのと同じ軍事方針のようなもので、「テロリストの隣人」であれば民間人は誰でも標的となるということです。イスラエルは実際にこれを近隣政策と呼んでいます。 彼らは他の方針を知りません。彼らには他に標的を定める手段がなく、明らかにこの軍事攻撃に対する準備ができていませんでした。 そこで彼らは、目に見えるものすべてを爆撃するという方針を核心とするようになったのです。

これは3番目のシナリオにつながります。エレズ検問所とキブツ・ベーリについては話しましたが、その後にノヴァ電子音楽祭での混乱が始まります。 そして、ハマスとパレスチナのイスラム聖戦武装団の多くが撤退した後、これは多くの西側メディアで省略されている要素であることは明らかなのですが、ガザから、武装勢力ではない人たちを含む多くの人々がなだれ込んできたということがあります。それらの人々は、武器を持っていたかもしれないが、作戦には参加していないか、訓練を受けていなかったかもしれない人、見物人、イスラエルがどのような国なのか見たい人、自分の家族が追い出されてきた土地を見たいと思っていた人たちでした。凶悪な殺人事件も発生し、オートバイに乗った武器すら持たない男たちによって実際に捕虜が連れていかれる様子も見られました。彼らは人々を捕まえていました。


ノヴァ電子音楽祭の周りでは、このようなことがたくさん起こりました。 音楽祭の警備員とさまざまな戦闘員の間では銃撃戦が発生し、多くの死亡者がでましたが、たくさんの人々は自動車で会場から逃げだしていました。ハマスの戦闘員数人が車を止めて人々を射っているビデオもあります。

しかし、これらのイスラエル外務省が公開した自動車を撮影したすべて画像では、車は完全に溶け、車内の死体は黒焦げになっています。それらは私にとって、紛れもなくアパッチヘリコプター、アパッチ乗組員、飛行隊からのヘルファイア・ミサイル攻撃の形跡です。彼らはその後、車を撃ち、ヘルファイア・ミサイルで車を攻撃し、地面を歩いている歩行者を大砲で撃つ様子を映したビデオを公開しました。

その人たちがどういう人たちだったのかはわかりませんが、見てみると判りますが、たくさんの車はガザに向かっていたのです。したがって、それらは捕虜を連行していた可能性のあるガザ地区の人々の車である可能性が非常に高く、非常に多くの捕虜または捕虜となるであろう人々が殺害されたのです。その中の一人が、ショーニー・ルークでしたか?イスラエル外務省が大々的に取り上げているその女性は、祭りのパーティーに参加していた魅力的な女性で、ドイツ国籍でした。彼女が撮影されているビデオがいくつかあります。彼女の頭蓋骨の破片が発見されたと言います。


彼女がヘルファイア・ミサイルの直撃を受けた車に乗っていたかですか? わかりません。しかし、これらの車の多くがアパッチヘリコプターの攻撃を受けたことは明らかであり、ヘリコプターのパイロットは誰が乗っていたのか全く分からなかったと述べています。彼らは、10月7日午後までにガザに入った後、反対側でも人々を銃撃していました。多くの人が殺されたことは、私にとって非常に明らかです。ガザ包囲に積極的に従事していた戦闘員である多くの現役の制服を着たイスラエル兵とともに、多くのイスラエル人がイスラエル軍によって殺害されました。


(クリス・ヘッジズ)

第一次湾岸戦争の後、私はクウェートに入って、何マイルにもわたってイラクの軍用車両が連なっている「死のハイウェイ」を辿ったのですが、そのすべてがアパッチのヘリコプターによって攻撃されたものであったことを強調したいと思います。そしてこれらの写真の中のひとつですが、真っ黒こげの2つの遺体を乗せた車の画像のひとつは、まさしく私が見たクウェートに向かう車両そのものです。イスラエル国防軍によって広められたこれらの画像のいくつかは削除されました。おそらく、皆さんは、それらが何故もう公開されなくなったのか、その理由と思われることを説明できるかもしれません。

(マックス・ブルメンタール)

そうですね、私も2014年に初めてガザを訪れたとき、イスラエルによる51日間にわたるガザ攻撃の最中、道端にあった車が運転手ごとヘルファイア・ミサイルで焼かれたものに出くわしました。運転手の遺体は取り除かれていましたが、間違いなく炭化しており、実際に彼のサンダルがアクセルペダルに溶け込んでいるのが確認できました。彼はヘルファイア・ミサイルの直撃を受けていたということです。

私は、私の記事にこの写真を埋め込み、イスラエル外務省がハマスの蛮行の証拠として指摘している車両と、これを比較してみましたが、それは全く同じ車両でした。ちなみに、彼はファディ・アロワという名前の貧しい若者のタクシー運転手でしたが、負傷したハマスの戦闘員を、彼自身はその人が戦闘員だったことも知らずに、病院に連れて行っていました。それで彼は殺されたのです。

 

イスラエル外務省には、hamas-massacre.com というウェブサイトがあります。そして、その国連大使は、蝶番が外れた性格で名前はギラッド・イラダンといいますが、イスラエルの干渉作戦を担当していて、イスラエルをボイコットし、資本を剥奪し、制裁しようと組織したり、パレスチナと連帯する学生グループを結成したりする大学生を攻撃していましたが、ギラッド・イラダンは約2週間前の国連演説でこのQRコードを公開しました。このQR コードは、黒焦げの車、溶けた遺体、その他ハマスが犯したあらゆる種類の残虐行為のすべての画像が掲載されたGoogle ドライブのフォルダーにつながるはずでした しかし、最終的には、これらすべての写真は消えてしまいました。私の最初の読みは、これらの写真の多くは偽物であるか、あるいは突入してヘルファイア・ミサイルで攻撃を受けたハマスの戦闘員を映したものである可能性さえある、と彼らが結論付けたのではないかというものでした。しかしその後、ギラッド・イラダンは当惑しながら、技術的なミスがあったと言い、そして、画像を再投稿しようとしていると言いました。

 

彼らには恥じらいがないのですから、それは当然です。彼らは執拗に、恥かしげもなく嘘をつくのですから、実際には、恥ずかしくて削除したわけではないようです。彼らがそれらを削除したのは、重大な技術的エラーのためでしたが、そのイスラエルが、技術的に精通した新興国であり、イノベーションと創造性を通じてAIの未来にどうやって参入できるかを世界に教えているはずなのに、単純なGoogleドライブさえ維持できないということは皮肉なことです。

そして、それは、この作戦全体の愚かさを示しています。しかし、うまくいったのです。ブリュッセルとワシントンにハマスがISISであると信じさせることに大きな成功を収めたからです。それがイスラエルのメッセージなのです。つまり、ハマスはISISであり、彼らは非合理的であり、彼らは単にユダヤ人たちを殺すことを目的としており、彼らはいかなる政治的要求も持っていない。彼らに対する唯一の回答は、米国がISISに対して行った回答であると。つまり、米国はISISを支援した後、ちなみに、シリアでは、ISISの活動拠点であるラッカの大部分とイラクのモスルを破壊することになった。これらの作戦を実際に監督した海兵隊員のジェームス・グリンは、10月7日の直後に、どのように対応すべきかについてイスラエル軍と協議するためにイスラエルに派遣されたのです。今、米国防総省は手を引いて、おっと、これは私たちにとっても、少しまともではないと言っています。一体、あなたが何をターゲットにしているのか、どこからターゲットを絞っているのかさえわからないと。しかし、彼らはこれらの写真のプロパガンダの衝撃と畏怖のキャンペーンに騙されたため、彼に青信号を与えました。

 

そして最近実際に、ラスベガスのアデルソン・ホテルで行われた共和党ユダヤ人連合の募金活動で、この連合には、寡黙な寡頭支配者の故シェルドン・アデルソンのアデルソン家が多額の、そのほかでも、多くの裕福な共和党員、親イスラエル系ユダヤ人が資金を提供していますが、エリー・ベイアという名前の人が、そのステージに登場します。彼は、ボランティア救助活動家であり、ニューヨーク出身と思われる宗教国家主義者の正統派ユダヤ人で、イスラエルに住んでおり、ユナイテッド・ハザラーと呼ばれる団体を通じて10月7日に初期対応者として到着していた人です。つまり、これは明らかに募金活動のスピーチのようなものですが、ここで、彼は、赤ん坊がハマスの「テロリスト」によってオーブンで焼かれた、と断言したのです。


今、彼のコメントを見ています。私の目の前にあります。実際、彼は赤ちゃんがオーブンに入れられているのを見たことなどないのです。

彼への最初の情報提供者は、ユナイテッド・ハザラー・チームの一員だった、エリー・モスコウィッツという名前の人物でした。そして、彼も、赤ちゃんがオーブンで焼かれているのを見たことがありませんでした。彼は、発熱体に押し付けられたとみられる身体の一部の内容物が入った小さな袋を見つけたというのです。 これらの体の部分は、40人の首を切られた赤ん坊に関する記事の撤回で当惑させられた後のネタニヤフ首相によってツイッター上で広汎に表示され、首相官邸のイスラエル外務省によって影響力のある人々に送られました。

そういう訳で、10月8日まで戻って話せば、CNNとバイデンは40人の首を切られた赤ん坊についての作り話をし始めたけれど、二人とも撤回を余儀なくされ、ネタニヤフはいくつかの焼かれた身体部分の画像を出して、それが赤ん坊であると言い、そして、このラスベガスの募金活動では、最初の情報提供者たちが、袋の中に発熱体を押し当てた体の一部をもとに、赤ちゃんがオーブンで焼かれていたと演出したというわけです。

さあ、正しい結論を導き出しましょう。赤ちゃんのものでもないのに、ネタニヤフ首相が体面を保つために提唱した体の一部を焦がすほどの熱を発生させる発熱体は何でしょうか?おそらくヘルファイア・ミサイルであり、ヘルファイア・ミサイルによって粉々に吹き飛ばされた身体の一部はイスラエル国民のものである可能性が高いが、ガザ出身者のものである可能性もあるのに、イスラエル人の赤ん坊のものとして主張されています。しかし、確認された死亡者数を見ると、死亡したイスラエル人の乳児はたったの1人だけです。恐ろしく悲劇的なことです。銃撃戦の中でハマスの武装集団に誤って射殺されたのは、ミリー・コーエンという生後10か月の赤ちゃんでした。

 

これについての報道は、今後さらに出てくるでしょうが、ハアレツ紙で確認された死者数を見てみましょう。他に赤ちゃんはいません。オーブンで火傷した赤ちゃんはいないし、そんなことを言う人もいません。

つまり、私たちが目にしているのは、最も恐ろしく不気味なプロパガンダで、それはでたらめであり、すべて明らかな味方による誤射に由来しており、ガザ地区で実際に行われているミサイルによる幼児の斬首と組織的な社会全体の殲滅を正当化するために捏造されているのです。イスラエルの治安当局幹部は、イスラエルのトップタブロイド紙イェディオト・アハロノスに対し、ガザでは2万人が殺害されたと語った。私は個人的にはこれは過剰集計であるかも知れないと考えていますが、彼らは10月7日以降、国民の殺意を満たすためにどれだけの人を殺したのかをイスラエル国民に自慢しようとしているのです。

 

しかし、もしそれが本当なら、それは全人口の1%程度にもなり、間違いなく大量虐殺に該当します。つまり、このプロパガンダは、嘘の実現を正当化するために利用されてきたのです。この軍事作戦に参加している、あるいはカメラにヨルダン川西岸の人々やヨルダン川西岸の労働者を拷問しているところを撮影されている多くのイスラエル人は、10月7日について真実だと信じている不気味なプロパガンダを再現しており、それが地域規模の混乱につながる可能性があるのです。大量虐殺の怒りがイスラエル社会を圧倒したため、プロパガンダ、衝撃と畏怖のキャンペーンにより、ブリュッセルとワシントンはそれを抑制することができなくなっているのです。

(クリス・ヘッジズ)

これはガザにいる人質にとって何を意味すると思いますか?

 

(マックス・ブルメンタール)

それは素晴らしい質問で、人質の一人がそれに答えてくれています。彼女の名前は知りませんが、ニル・オズの近くといわれますが、最も多くの捕虜が連行されたキブツの出身のようで、解放された高齢の捕虜のうち2人もそこから来たということです。ここは、ネタニヤフを批判するイスラエルの政治志向を持つ左派の出身者が多いキブツです。したがって、彼もネタニヤフ首相とその政府、そしてイスラエル国民に対して、あまり好意的ではないかもしれません。しかし、それらの人質の中の一人で、年配の女性なのですが、ガザ市内で拘束されている場所からカメラに向かって、ネタニヤフ首相を激しく非難し、「あなたたちは私たちを取り戻す気はないのね。何しているの?停戦を結んで、私たちの解放を交渉し、私たちをここから解放してちょうだい。あなたは、私たちのうち、既に50人殺したのですよ」と語りました。それは正しいです。2,000ポンド爆弾とマーク82バンカーバスター爆弾を使用した電撃戦のようなイスラエル爆撃で、すでに少なくとも50人の捕虜が死亡しています。

 

だから、私は、彼らが生きて帰れるとは思えません。彼らが生還できたら奇跡でしょう。誰もが彼らを生きて帰したいと思っているでしょう。反シオニスト側に居ようと、あるいは..まあ、誰もが彼らを生きて返したいと思っていると言うべきではないでしょう。彼らの釈放を望んでいるように見えるのは、首相官邸や軍司令部の外でネタニヤフに抗議活動をしているイスラエルでの左派や反シオニストの傾向がある人たちです。そして、彼ら人質が出てくることをあまり気にかけないのは、ネタニヤフの支持者、軍の支持者、そして軍司令官自身です。なぜなら、この作戦の何が、彼らが実際に人質を救出しようとしていることを示唆しているのでしょうか?ありません。全くないのです。そして、ガザ地区の住民全員を攻撃することで引き起こされる政治力学は、まったく交渉は不可能であるというメッセージを送っています。

 

この作戦が続く限り、何かが起こればネタニヤフ首相はいつでも崩壊する可能性があります。たとえば、イスラエル軍がメルカバ戦車の事実上の基地を設置しているガザ北部のいくつかの人口の少ない地域に送り込んだ兵士たちが、実際に戦車から降りて瓦礫の中を歩いたり、自分たちでトンネルを撤去すれば、多くの命が失われることになるし、ネタニヤフはおそらく倒れるだろうが、もし捕虜の解放を求めて交渉したとしてもネタニヤフ首相は倒れるだろう。なぜか?

彼が行ったプロパガンダはあまりにも極端でばかばかしく、10月7日の恐ろしい現実をはるかに超えていたため、イスラエル国民はハマスとのいかなる交渉にも耐えられないほどの熱狂に駆り立てられてしまったからです。そして、ガザにおける政権交代というのは、捕虜が生き残ることが不可能な、何ヶ月も続く過酷な虐殺戦争を意味するからです。

(クリス・ヘッジズ)

それは簡単ではありませんか?彼らは捕虜交換を望んでいたので捕虜を連れて行った。ネタニヤフ首相は4人か5人か、6人かわからないが、イスラエルの刑務所をからにして1万人のパレスチナ人囚人と交換にすればできるのでは。人質たちは家に帰れるのでは、無理ですか?

 

(マックス・ブルメンタール)

ええ。これはハマスそのものに関するものではありません。ハマスには武装闘争を実行するという政治的使命があります。2006年に、拠点外の必ずしもイスラム主義者ではない人々も含めてハマスが選出されたのはそのためです。彼らは実際にヨルダン川西岸全域の都市で勝利しました。彼らはガザで勝利したのではなく、投票できるパレスチナ全土で勝利したのです。つまり、彼らの使命は、ファタハとパレスチナ当局が基本的に諦めたところで、抵抗するための武装闘争を行うことであり、彼らはそれを続けるつもりです。しかし、パレスチナの武装闘争は常に本質的に合理的で、民族浄化で終わることやパレスチナ人の軍事占領で終わることに結びついている政治的要求によって動かされてきたのです。 ハマス指導部は、2014年のキャスト・リード作戦中に行ったように、アル・アクサ洪水の最初でも明確な政治的要求を提起しました。それらは、イスラム教で3番目の聖地であるアル・アクサ複合施設への狂信的な宗教国家主義者の侵入を阻止することについてで、ガザ包囲を終わらせて実際にある程度の主権を享受できると判断できるようにすることについてです。彼らが現実に実際に自分たちの海で魚を捕ることができる。彼らが経済活動をすることができ、エルサレムを訪れることができるように。

 

現在、約1,500人のパレスチナ人が罪状もなく拘留されており、毎年700人のパレスチナ人の子供たちが出入りしている、そのイスラエルの刑務所を空にすること。現在少なくとも150人、おそらく200人のパレスチナ人の子供たちがこれらの刑務所に収容されています。彼らは人質です。 彼らは誘拐されたのです。私はイスラエルの児童裁判所での彼らの裁判に行ったことがありますが、彼らは自分のベッドで寝ているところを誘拐されました。アハド・タミミが誘拐されました。私は彼女が子供の頃から知っているのですが、彼女の村であるナビ・サリフはヨルダン川西岸でイスラエルの占領に対して非武装での闘争を続けてきました。彼女の父親バサムは誘拐されましたが、まさにその闘争のリーダーであり、国際的な英雄です。

それは占領全体に関係します。あらゆる外交ルートが遮断されていたため、何らかの交渉を引き起こす唯一の方法は捕虜を捕らえることであったと彼らは信じているのです。西側諸国全体がハマスを交渉不可能なテロ組織と宣言しています。ですから、交渉を始める唯一の方法は暴力によるものになるのです。彼らがやったのは正しくそれだったわけです。そして彼らがやったことは、シオニズムの本質的な力学を加速させたということです。なぜなら、シオニズムは、時代錯誤的なイデオロギー、つまり世紀末ヨーロッパのヘロン・フォルク・イデオロギーに基づく入植者植民地運動として、入植者・植民地としての存在感を強化しようとする一方で、先住民を受け入れることに消極的であることを示しているからです。そして、他のすべての入植者植民地運動が行ってきたように、それは大量虐殺に向かって進むことになるのです。そして、それが私たちが今いるところであって、イスラエルが1948年に始めた仕事をやり遂げることができるかどうかの段階なのです。

 

そして、冷静な機関間で行われた可能性のある如何なる交渉も立ち入り禁止となっています。これはまた、アメリカと西側の指導者たちが、あらゆる外交手段が遮断されたために政治力学を刺激するのに暴力を行使しているパレスチナの一部であるガザ地区で何を彼らが解決しようとしているかということだけではなく、イスラエルでも彼らが何を解決しようとしているのかをも認識していないことの明らかな失敗でもあります。そこでは、彼らは基本的に大量虐殺的な政治運動と大量虐殺的な社会を解決しようとしているのです。このイスラエル社会は大量虐殺が起こる寸前です。私たちはソーシャルメディアによる口コミで素早く広がるビデオを見ることができます。イスラエルのソーシャルメディアで拡散している動画は、なんと親たちが自分の子供たちを小道具として協力させ、死にゆくパレスチナの子供たちを嘲笑し、ヒジャブを着せて死に瀕し、飢え、断水されて喉が渇いているパレスチナの少女たちを嘲笑するものです。

 イスラエルでは、ヨルダン川西岸のパレスチナ人捕虜を嘲笑するために、8時間もの間拘束されて、子供たちの歌を延々と聞かされて拷問を受けている捕虜のビデオを嘲笑しながら踊っています。その子供たちの歌の歌い手はイスラエルの軍事基地で演奏するために連れてこられました。予備兵がガザへの進軍を準備している軍事基地や、いわゆる「ガザ包囲網」に登場するポップ歌手全員の映像を見ることができますが、それは、単刀直入に言ってガザの再征服と住民の追い出しについての大量虐殺賛歌であり、以前のガシュ・カティフのセツルメントよりもさらに大きなイスラエル入植地を再設立するというものです。イスラエル情報省は、ガザ地区の完全な民族浄化と住民のエジプトへの強制移送を求めるシンクタンクの論文も紹介しました。彼らはそれを「鉄の剣」と呼ぶこの作戦の次の公式の青写真として提案しました。

つまり、これこそ、米国がここでゴーサインを出したものなのです。そして、ハマスは基本的な政治的勢いと包囲の緩和を促進しようとすることによって、有権者に何かをもたらすために包囲の緩和に同意しただけかもしれないが、すべての外交ルートが遮断されている今、暴力でそれを行なおうとすることによって、 彼らがやったことは、この紛争を最終段階に追い込んだことです。私は、イスラエルが1948年に始めた仕事を終えたと思えるまでは止まらないと思います。

(クリス・ヘッジズ)

素晴らしかったです。

『グレイゾーン』のマックス・ブルメンタールさんでした。 彼の記事「10月7日の証言がイスラエル軍が戦車とミサイルでイスラエル国民を砲撃したことを明らかにする」を『グレイゾーン(The Grayzone)で読むことができます。

( October 7 testimonies reveal Israel’s military ‘shelling’ Israeli citizens with tanks, missiles

MAX BLUMENTHAL·OCTOBER 27, 2023

https://thegrayzone.com/2023/10/27/israels-military-shelled-burning-tanks-helicopters/ )


The Real News Network とその制作チーム、Cameron Granadino、Adam Coley、David Hebden、Kayla Rivara に感謝します。

私については、chrisedges.substack.com をご覧ください。 

(参考映像)

イスラエルの子ども達による大量虐殺賛歌

私たちは勝利世代の子どもたち

ガザの砂浜に秋の夜のとばりが降りる

飛行機が爆撃をしてる、破壊、破壊

イスラエル防衛軍が一線を超えている

かぎ十字をつけた者たちを殲滅するために

来年には、そこには何もなくなる

そして、私たちは無事にうちに戻れる

一年以内に全ての者を殲滅するだろう

そうすれば、私たちは、私たちの畑をたがやすために帰るんだ


(ガザを殲滅して自分の土地にし、畑を作るという歌の動画)