卒業して10年、早稲田周辺にしばらく行っていないという方も多くいることでしょう。
そこで早稲田周辺の移り変わりを調査し地図にしてみました!あのお気に入りだった場所は今どうなっているのか。ぜひ確認してみてください。
<地図の見方>
●:この5年間で新しくできた店
★:この5年間で新しくできた又は今後できる予定の建物
●:この5年間で閉店した店
●:5年よりも前に閉店した店、建物
●:現在も変わらず存在する店、建物
是非拡大してご覧ください!
明治39年創業の蕎麦屋三朝庵は従業員の高齢化などもあり2018年12月に惜しまれつつ閉店。建物はそのまま残りコンビニになっている。
創業70年の銭湯、松の湯も2020年7月末で施設の老朽化などで閉店。跡地はマンションになった(①)。
また安くコピーができると親しまれた早美舎も47年の歴史に2020年11月で幕。跡地にはなんとターリー屋が2店舗目をオープンさせた。
①松の湯の跡地にはマンションが建つ
2017年に閉店したカレー屋さんメーヤウが早稲田大学OBの手によって2020年7月に西早稲田駅傍に復活したのは記憶に新しい。
最近ではキッチン南海が2022年9月に閉店。その後後継者が11月にキッチン南国をオープンさせ味を受け継いでいる(②―1)。
居酒屋もちだは2019年、もちだ酒店の閉店を惜しみ、同期メッセージを頂いた上野真さんをはじめとする早大SHOCKERSのOBが同店の元倉庫を借り受け改装しオープンした(②―2)。
②ー1 キッチン南海
②ー2 居酒屋もちだ
新3号館や語学の授業で使用する新29号館の竣工はもう5年前。その後記念会堂跡地に早稲田アリーナや戸山の丘ができるなど早稲田のキャンパスも変わりつつある。
そんな中2020年に旧早稲田実業校舎跡地に竣工したのは121号館リサーチイノベーションセンター(写真③)。
さらに早稲田キャンパスでは9号館を建て替えることが決定。2027年竣工後は教育学部が使用する予定だ。
③ 121号館リサーチイノベーションセンター
2021年に4号館を改装した国際文学館(村上春樹ライブラリー)がオープンしたのは周知の通り(④―1)。
2018年には1号館を改装した早稲田大学歴史館、2019年に戸山キャンパスに早稲田スポーツミュージアムが開館(④―2)。既存の會津八一記念博物館、演劇博物館とあわせて、キャンパスそのものをミュージアム化するプロジェクトも進んでいる。
全ての博物館が無料で見学できるので、ぜひ一度巡ってみてはいかがだろうか。
④ー1 村上春樹ライブラリー
④ー2 早稲田スポーツミュージアム