上野 真 さん
(2013年政治経済学部卒)
早稲田で「学生やOBと地域の交差点」をテーマに営業する「居酒屋もちだ」副店長。
早稲田で「学生やOBと地域の交差点」をテーマに営業する「居酒屋もちだ」副店長。
写真右下が上野さん
政治経済学部国際政治経済学科卒の上野 真です。
学生時代には主に男子チアSHOCKERSで早慶戦や早稲田祭といった様々な場面でたくさんの方々にお世話になりました。
2年前、13年次のインスタ企画に取り上げていただきましたが、2019年より早稲田のもちだ酒店に併設した「居酒屋もちだ」を立ち上げ、副店長として「学生やOBと地域の交差点」をテーマに営業活動をしております。
居酒屋立ち上げの契機は学生時代に配達アルバイトをしていたもちだ酒店の閉店を耳にしたことでした。閉店の理由は高齢化と売上の低下。当時もちだを通じて応援部や地域の方々といった沢山の人と繋がり、学生生活に彩りを与えてくれた場を残したい、との思いから「家賃代は僕らが稼ぐのでまだこの場所に『もちだ』を残してください」とショカ同期(現居酒屋店主)と社長に頭を下げに行きました。
※当時クラウドファンディングでご支援いただきました皆さま、あらためまして感謝申し上げます。
皆様の応援のおかげでコロナ禍も乗り越えることができ、今はまた学生や社会人が集まる場として4年目の活動を迎えております。
やっとコロナ禍を乗り越えホッとしており、今後の目標として具体的なイメージはまだないのですが、「もちだモデル」をヒントに地域コミュニティの活性化や事業継承といった課題に取り組みたいと、夜な夜な思いを馳せています。
先日応援部チアリーダーズの卒部公演に行ったのですが、そこで10年前に新社会人としての働き始めの頃、長野市のキッズチアでコーチした時の教え子(当時13歳)が活躍する姿を見て号泣しました。彼女と彼女の周りに広がる笑顔に感動したのですが、同時に10年前に「ちょっとでも人の役に立ちたい」と思って始めたボランティアでの出会いに改めて感謝しました。
実はショッカーズに入る後押しをしてくれたのも、社会人でチアに関わるのも決めたのも、もちだ酒店(の奥さんの一言)でしたが、いまだに感謝してもしきれないな、と言ったところです。。
学生時代、僕にとって「もちだ」は集まる人が心で会話し人生を変えるきっかけを与えてくれる場所でした。これからの10年も、そんな場所を提供し続けていくことと、更にその輪を広げていけたらと考えています。
また10年後に何が起きているか、乞うご期待ください!
10年前も今も、辛い時・悲しい時に思い出す同期の言葉があります。悩んだ時には飲みに付き合ってくれる同期がいます。いつも本当にありがとう!
「早稲田」に恋しくなった時、「早稲田」を感じたくなった時は、ぜひ居酒屋もちだにお立ち寄りください。これからもどうぞよろしくお願いします。
上野さんは以前Instagramの企画で取材に応じてくださいました。
是非そちらもご覧ください!