偏見を持たない

人でありたいと思う

でも

不可能に思える

バンディ石田

バンディ石田 何もないのに すべてがある

昨日から 僕の 心の中にある 偏見を数えている

ある種の 国の 体制や 文化に偏見がある

ある種の 職業に 偏見がある

ある種の 人の考え方や 行動パターンに偏見がある いろいろ

あなたも 何かに対して 偏見が ありませんか?

偏見は なぜ 心の中に うまれるのだろう?

実際 人の社会は 偏見にあふれていて

メディアは 不快感をあおる 人や 物事を あげつらって 叩けば

商売になってしまう


偏見って 人や 物事を 悪いほうに見てしまうだけじゃない

人を 必要以上に 美化したり 崇拝してしまうのも 偏見だ

逆偏見かな? まあ 思い込みってやつだ

これも 怖いよね カルト宗教が生まれたり 独裁国家が生まれたり


だから 偏見のない 人間に なりたいものだ と 思う

だって そのほうが ハッピーでしょ?

しかし 現実は 難しい

情報が いっぱい 入ってくる

自分にとって 都合のいい人 悪い人は つねに存在する

社会は 自分と 他人 自分たちと 自分たち以外

絶えず 何か 対立構造で できあがっている


本当は 世の中には 誰も悪いひとなんか いなくて

状況によって 良かったり 悪かったり するだけなんだけどね

寝る前に 自分の偏見を 数えてみた

偏見だって 神様は 何かしら必要だから 人間の心に プログラムしたに違いない

だから 偏見ゼロの 人間になるのは 不可能に思える


だけど 偏見に振り回されて 過剰反応したりするのは 避けたいね!

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