釣り場環境を守る

タナゴサミットのお知らせ

檜原村に焼却場はいらない

東京労釣連が自然保護活動の一環として、ヤマメ発眼卵 放流をしていますが、その秋川に産廃焼却場をつくるといういう。小さな沢筋に一日96トンもの産廃を処理をする工場ができればどうなるか。最近の豪雨にによる影響は?トラックの往来は?2022年11月には東京都の許可・不許可が決まる。


檜原村の産廃施設に反対する連絡協議会 ←Facebook

サンクスヒノハラ ←サイト

 ~村の中も、外にも優しい空気で共感の輪を広げながら、意志を表明していくような活動はできないかな~ こんなコンセプトです 

都知事、都議会議長、檜原村村長、同議長、比留間運送社長 あて署名 ←change.org 

アメリカザリガニ 特定外来生物指定、規制へ

特定外来生物、規制指定へ

2021.07.07朝日新聞

バスの漁業権問題とコクチバスの脅威

2021.05.23外来魚駆除つり会&清掃活動

2021.05四つ池外来魚駆除

ブルーギル1143尾駆除

ブラックバス、ブルーギル1140尾駆除

外来魚駆除つり 会  

外来魚駆除で陽の目を見る「釣り技術」!

東京労釣連の外来魚駆除つり会は今年2019年で9回になりました。このつりは毎年1回の実施していますが、2017年にはBBネット(ブラックバス防除市民ネットワーク)所属の「手賀沼水生生物研究会」からの呼びかけがあり、有志が数人参加しました。この年はBBネットに加わっている「琵琶湖を戻す会」が、4月に駆除大会では、169名(新規49名)、駆除重量は184.0キロとのこと。琵琶湖では5月に実施する計画が16回目にあたるとのことです。(滋賀県、滋賀県水産試験場、滋賀県水産課、滋賀県漁業協同組合連合青年会、山田漁業協同組合、琵琶湖博物館うおの会、滋賀県立琵琶湖博物館、草津ライオンズクラブが後援・協賛)

釣るという方法で駆除することは、普段つりに縁遠い人でも手軽に道具も簡便なもので参加できるので、楽しみながらやって効果を上げるという点で、良い駆除方法です。カイボリやら網やら電気ショッカーでも効果をあげますが、駆除つり場の形状=つりポイントが狭くてもやれるところが特質です。釣り愛好者となれば日々の切磋琢磨のおかげで、釣り駆除は効果的と実感しています。

外来魚駆除つり会の釣果

外来魚の繁殖は、つりの対象とする魚も喰いつくしてしまいます。在来魚の減少は釣り文化への影響も大きいものです。外来魚駆除つり会は千葉県の与田浦周辺で開催しています。駆除のための釣りは効果的と考えられます。

外来魚駆除暦年釣果表

ザリガニ「ミステリークレイフィッシュ属」が脅威

ヤマメ発眼卵埋設、カゴ回収事業

4月になってから、前年11月に埋設放流したカゴの回収のために埋設場所に向かいます。途中の渓流では最近は特に孵ったヤマメの稚魚や、2年は過ぎたかと思われる20センチクラスの姿を見ることが多くなりました。渓流沿いの林道を春の息吹を感じながら歩くのはとても気持ちが良いものです。東京労釣連の埋設放流は2019年で37回を数えます。

(1)1カゴに約2000粒位収容してあります。(現在は1500粒)  水温10℃ 平均あれば、1週間位で孵化します。

(2)ヤマメは1尾の親から500~ 1500粒とれます。受精率は非常によく90%以上で、ニジマス、イワナよりも高率です。

(3)卵の埋設場所は流れのよい処が理想ですが、低気圧の来襲等で降雨、増水すると流失します。

(4)流失しない場所は、大きな岩陰、淵では渕尻の両側等です。(別図参照)  川底は砂利がよい。

(5)場所を選んだら、カゴを固定する。

・平たい石、カゴより大きめの石をのせる。日除け。・カゴを動かないように固定。・コブシ大石で、目つぶしする。

(6)卵カゴを沈める時、静かに沈めないと上ぶた網目から卵が流失しますから、注意してください。

(7)今日の河川の流量は平均的な量と思いますので、これから降雨等はあまり望めませんから、現況より水位が低下しますので、深さも考えて埋設

してください。

(8)埋設カゴについて  周囲と底の網目からは孵化しても逃げない。泳ぎ出すと上面の網目から抜け出る。(他の魚・カジカ、ヤマメ、または川ネズなどからは、網の中にいる限り被害を受けない) 欠点は、水温が低く孵化までに日数がかかると、酸素欠乏で卵の窒息があることです。

沢ごとに割り振り

長靴を消毒

回収時のカゴ

回収時のカゴ中点検

埋設カゴに卵を移す

蓋を閉じて固定する

埋設後の確認

カゴが流されないように

埋設の「お知らせ」掲示

行動後のまとめ

2015.11.15ヤマメ発眼卵埋設放流映像(1分5秒)

渓流魚の放流マニュアル(水産庁・全国内水面漁業協同組合連合会)       

渓流魚の人口産卵場のつくり方(水産庁・水産総合研究センター中央水産研究所)

※スマホで参照の場合は、PDFをダウンロードしてしまいますのでご注意ください。

※スマホで参照の場合は、PDFをダウンロードしてしまいますのでご注意ください。

かいぼりで自然再生を

昨日、生態工房の佐藤さんを紹介する記事が東京新聞から配信されていましたのでお知らせします。

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<ひと ゆめ みらい>かいぼりで自然再生を NPO法人「生態工房」事務局長・佐藤方博さん(47)=武蔵野市

2020年10月26日 東京新聞


 今年六月。三鷹市と武蔵野市にまたがる都立井の頭恩賜公園内の井の頭池は、一年で最も美しい時期を迎えていた。透明度の上がった池を覆い尽くすように絶滅危惧種の水草「ツツイトモ」が繁殖し、水面で無数の小さな花をつけた。人気の水鳥カイツブリのつがいが子育てにいそしみ、水草の上ではのんびりと甲羅干しをするスッポンの姿…。

 「驚くべきほどの変わりようです。劇的と言っても過言ではない。自然の回復力の強さを感じます」。池の様子に認定NPO法人「生態工房」(武蔵野市)で事務局長を務める佐藤方博(まさひろ)さん(47)は感慨深げだ。脳裏に浮かぶのは、外来魚に占領されていたかつての池の様子だ。水は茶色く濁り、夏にはアオコが発生していた。

 池では二〇一三年度から一七年度にかけ、三度にわたり池の水を抜き、池底を天日で干す「かいぼり」が行われた。佐藤さんはかいぼりのコーディネーターとして陣頭指揮を執り、特定外来生物のブルーギルやブラックバスの完全駆除に成功した。よどんでいた池の水質改善が進むと同時に、長年池の底に眠っていたツツイトモなどの希少な水草や藻類が復活を遂げた。昨年、水草に覆われた池の美しさに驚いた来園者が「まるでモネの池のよう」と会員制交流サイト(SNS)に投稿し、大きな話題になった。「『モネの池』との表現は、元の生態系を取り戻しつつある井の頭池への最大限の賛辞ですね」と受け止める。

 知名度の高い井の頭池での成功が注目され、佐藤さんの元には池の環境悪化や外来魚に悩む公園や自治体から相談が相次いでいる。井の頭池の後に生態工房が請け負ったかいぼりは都内を中心に二十カ所、三十回を数える。「かいぼりは池の生態系復活の切り札です。〇一年に練馬区内で初めて手が

けて以来、こつこつと実践を重ね、積み上げてきたノウハウを生かせた」。今ではかいぼりの第一人者に数えられる佐藤さんだが、一七年に始まった民放テレビ番組の影響で「かいぼりは単に池の水を抜くイベントだという誤った認識が一部の自治体などに広がっている」と警鐘を鳴らす。

 「自然再生を目指すかいぼりは池の水を抜くだけでは終わりません。水を抜いた後に外来魚の駆除の徹底はもちろん、池底の天日干しは不可欠です」。かいぼり後に池の自然を保つには「地元住民と協力しながら継続的に取り組むことが大切です」と力を込める。 (花井勝規)


<さとう・まさひろ> 埼玉県所沢市生まれ。日本野鳥の会や日本自然保護協会などの活動に参加。1998年に仲間と市民団体「生態工房」を設立して、2002年にNPO法人化。自然の保全・再生を市民参加で進めている。生態工房は、電0422(27)5634。

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 高田 昌彦 (琵琶湖を戻す会 事務局)

  542-0066 大阪市中央区瓦屋町1-10-2

  090-8527-3752 06-6768-9408(FAX)

  E-mail:masahiko.takada@nifty.ne.jp

  Twitter:@modosukai

   http://biwako.eco.coocan.jp/

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