八幡町内会は豊川市の中央に位置し、北西から南東へ約2.3km、北東から南西に約1.2kmのほぼ長方形の地域です。
住宅地は西と東に分かれており、西は名鉄の国府駅、東は名鉄の八幡駅が最寄り駅です。
八幡駅付近には市民病院、大型商業施設があり、隣接して今後、文化施設、医療施設が計画されており、豊川市の副都心の様相をなしています。
地域内には、三河国分寺跡、三河国分尼寺史跡跡公園、八幡宮、八幡桜(西古瀬川沿いの河津桜並木)があり、最寄りのバス停は「やわた町民館」で、名鉄国府駅、及び名鉄八幡駅に連絡するコミュニティーバスが運行されています。
古代にさかのぼれば、八幡町付近一帯は後期旧石器時代よりずっと人々の生活が営まれており(「東赤土遺跡」豊川市教育委員会)、自然災害等が少ないなど自然環境に優れていたものと推察されます。
農業が主産業の地域でしたが、近隣の工業、商業の発展に伴い、町内2地区の区画整理事業も実施され、転入者の増加に繋がっています。
近年では通勤者のベットタウンとなっております。
1975年(昭和50年)の町内会会員は365世帯でしたが、現在ではおよそ1500世帯、4000人程となっています。
八幡町内会はそのような自然環境を享受し、社会環境では「安心感」のある町内会を目指しています。
八幡町内会コンセプト
1、八幡町内会の「あるべき姿」は、「住んで良かったと思える、居心地の良い地域社会の形成を目指す!」
企業や役所は、金、物、効率、競争が求められ、目的達成のために精神的な余裕がない。一方、町内会は企業や役所とは異なり家庭を基礎とし、地域で形成するコミュニティーは安心感や信頼感を育くむ。そこには共に生きようとする倫理観が芽生え、互いに尊重し合い、寛容でくつろげる地域社会が醸成される。
共に生きようとする倫理観を喪失すれば、個人の理論や組織の理論が地域社会をひっかきまわし、他者への配慮を持たない自己主張が横行するようになってしまう。ここに、共に生きようとする町内会組織の必要性がある。
2、八幡町内会の目指す地域社会は「緩やかなつながりの面識社会(顔見知り社会)」
町内会のような地域社会は、たまたまそこに住む「ご縁ですね」組織である。快晴では日に焼けるが闇夜では不安、満月程度の明るさがちょうどいい(顔見知り程度の明るさ)。町内会は、多くの住民が緩やかに繋がり合う面識社会を目指すことが、住民の安心に繋がり、寛容でくつろげる住み心地の良い地域社会へと醸成される。
3、面識社会構築の基本は「協働(順番に汗を流す、共に汗を流す)」
順番に町内会の役割を引き受けることで、顔見知りが増える。また地域活動に自主的に参加し汗を流すことで更に顔見知りが広がり、地域に対するに理解も深まる。これが面識社会の基本であり、共に生きようとする倫理観が育まれ、八幡町内会の目指す地域社会へと発展してゆく。
4、八幡町内会の運営は「住民一人一人のボランティア(アマチュア)で支えられている」
企業や役所の経験を活かした厳密な運営(企業や役所のルール)を求めたら、アマチュアでボランティアの町内役員は耐えられないし、役員のなり手は居なくなる。町内会は組織である以上一定のルール(会則)は必要であるが、そのルールは緩やかな運用が求められている。
ボランティアである役員は、会則の大幅逸脱や重大な過失を除いて、町内運営に対して責任を問われるものではない。むしろ住民の寛容さが求められている。責任を問わなければ安心して役割を担うことができる。組長・区議員等の役割を担う年は、面識を広げるチャンスで、その結果として居心地の良さに繋がる。そのような思いで、1年間ボランティアで住民代表の務めを果たすのが望ましい。
5、八幡町内会は「多様な価値観の反映」を目指す
八幡町内会は世代交代や転入者の増加により住民の価値観は多様化している。住民の思いに耳を傾け、その思いに応えようとする立場に立って活動するような組織の柔軟性が求められている。町内会としての意思決定は一部の声の大きさに対応するのではなく、より多くの住民の気持ちが収まるかどうかが肝心である。このような意思決定を常に心がける必要がある。pyright © 2021,八幡町内会 All rights reserved.
町内会加入のメリット・デメリットが話題になるが、そもそも町内会をそのような見方をするべきではない。
町内会は、一般社会の会社、役所と違い、利益・効率・公平(注1)が優先ではないし、町内会は性善説(注2)を取るべきで、一般社会の物差しでとらえるべきではない。
町内会の目的は、集団でいることのどことない安心感のある暮らしを得ること。
具体的にわが町内会の活動を見てみると
空き巣や交通事故のない地域を守る
防犯灯の設置や管理
児童の登下校の見守り
地震、水害、火事等の災害時は自主防災会や自警団で支え合います
防災訓練の実施
防災知識の普及・啓発
市設営の避難所活動への協力、自主的なやわた町民館の避難所開設
住宅街を美しく、住みやすい環境づくりを行います
八幡宮・道路・水路・公園などの清掃活動
ゴミ集積場所の管理
八幡桜を育てる活動
地域の花壇管理活動
市の一斉清掃への協力
顔見知りを増やす面識社会をつくる
役員を引き受ける
多くの人を知る機会となり、また人のためになることはどことなく心地よい自己満足が得られる。
運動会、町民館祭りなどの行事に参加する
地域に密着した情報を提供しています。
ホームページ「八幡町内会」の発信
町内会や市からの回覧や掲示
誰もが町内でいきいきとすこやかに
児童、障害のある人や高齢者の見守り
趣味等のサークルに参加する
やわた町民館は八幡町内会が自主管理する施設です。ほかの同様施設よりも規制は緩く、利用については町民館管理者に相談してみてください。
また、趣味等のサークルを立ち上げたい、小グループであってもイベントをやりたいなど、自主的な活動について町内会で支援します。区長に相談してみてください。