day 2
苑里 Yuanli → 嘉義 Chiayi
苑里 Yuanli → 嘉義 Chiayi
10月5日。苑里から出発します。近くのファミマでおにぎりとラテを貪ってライド開始です。
引き続き海岸沿いの道路を走っていきます。すぐに台中市に入り、再び快速道路61号と合流しました。高速道路のすぐそばを走る妙な経験、再びです。高速道路の入り口だと勘違いして迂回するという間違いを2回ほどやりました。「機車専用道」と書いてあったら原付が走れるので自転車もOK、という理屈で大丈夫のはずです(が当然見えないということはある)。
途中でアヒルが大量に群がってる謎の空き地に遭遇しました。多すぎだろ。
台中の海沿いは港町になっており、三井アウトレットや新興住宅ができたりするなど現在進行中で開発の進んでいるエリアです。ここで一旦休憩を挟みました。この日を境に「あれ、ライド休憩中のコーラって意外と良いのか?」と気づき、バナナと一緒に買う頻度が増えます。あとスイカミルク(西瓜牛奶)が好きでした。
当初あんまり観光の意識は強くなかったのですが、淡々と進むのも勿体無い気がしてきたので、ルートを無理に変えることなく立ち寄れる観光スポットに1日1ヶ所寄り道することにしました。この日は鹿港、台中の隣町の彰化縣に位置するお寺で有名なエリアに立ち寄ることにしました。海沿いを走っていたので台湾の国道1号よりは西寄りだったのですが、素直にまっすぐ進めば着きました。鹿港天后宮が有名なお寺らしいです。何が有名なのかはわかってないですが、とりあえずありがたい気はしてきました。
お昼ご飯はこの寺の近くの日本食料理店で済ませました。カツ丼を頼んだと思ったらカツ定食でした。まあ大体一緒なのですが。。。
この日の目的地は嘉義ですが、この町と台中の間は広大な農耕地帯です。中くらいの町がポツポツとはありますが、基本田んぼや畑に囲まれたエリアを淡々と走っていくのみです。斗南のあたりで国道1号線に合流しました。記憶が正しければ鹿港→溪湖→西螺→民雄(大林で休もうとしたもののコンビニを見つけられなかった)という順で休憩を挟んだと思います。西螺の直前で同じくライド中の男女二人組の男性に話しかけられました。台湾一周の2日目であることだけは話せたのですが後はわかりませんでした。彼は僕のことを「やたら中国語の下手なオタク」だと思ってるに違いません。
夜6:40ごろに嘉義のホステル(https://maps.app.goo.gl/BVnftLvdh2oaEDkB9)に着きました。受付時間には10分ほど遅れてしまいましたがスタッフがやはり対応してくれました。大変ありがたかったです。シャワーが寝室についてるタイプは初めてでした。シャワー後は近くの夜市で晩御飯を探し、牛肉湯を食べました。本当は台南の名産なんですが、以前旅行で食べた時に美味しく食べたのでまたトライした次第です。
2日目、まずまずだったと思います。実は内陸の方で行きたいスポットがいくつかあるので、機会があれば挑戦したいですね(鉄道橋跡地,埔里,日月潭)。
嘉義は古くからある町です。ここから阿里山や台湾最高峰の玉山へ向かう道路ができています。阿里山で調達した木材の交易で栄えたというのが僕がうろ覚えで聞いた話です。
また台湾野球の聖地とされています。戦前の甲子園で一度だけ台湾代表が準優勝したことがあり、その元となった学校は嘉義にあります。代表のピッチャーの銅像が市内の交差点でくるくる回っています。
台北に故宮博物院がありますが、隠れて北部区院という名前がついています。となると南部区院があるのか、という予想が立つと思いますが、実は嘉義にあります。嘉義の新幹線駅の近くにあり、北部と違って現代的な作りをしているのが対照的です。
他にもタイル博物館があったり、台湾の吹奏楽が盛んな町だったり、チキンライスが七面鳥だったりと、嘉義は結構楽しい町だと思っています。台湾南部の旅行先として台南とセットで組むと面白いかもしれません。