(日本語)(English description will be implemented following Japanese in the future)
買ったもの
私のロードバイクはクロモリのほっそいボディの自転車です。そういった自転車には装備をごちゃごちゃ載せたくない、という勝手な美意識を持ち合わせています(実際、普段は前後のライトとベル、ドリンクホルダーのみ付けてます。サイコンは持ってません)。また台湾一周の経路にはそれなりの峠道も含まれるため、自身の重量が大きいことは負担になるという懸念がありました。
そのため、15Lの鞄だけ取り付けて、そこに必要最低限のものだけ突っ込むことにしました。初めてのロングライドだったり日本から来る方だったりすると心配になって色々積みたくなる気持ちはわかりますが、「軽いとは大正義である」という第一原理を受け入れることが大事です。もし忘れ物があっても、買えるものは現地で買えばいいのです(パスポートとかは忘れちゃダメです)。
以下、台湾一周にあたって買ったものと準備したものです。特によかったものはURLも載せています。
TOPEAK WATERPROOF INNER BAG 15L
サドル後方に取り付けるタイプのカバン。15Lで十分だった。切り詰めれば10Lでも行けたと思うが、個人的にはこれで正解。台湾で買って2,000NTDくらい。
https://www.topeak.com/global/en/product/1220-waterproof-inner-bag-15l
ドリンクホルダー
1個はすでに持っていたが、2個目を買った。一方にボトルを、もう一方にチューブや修理キットを入れるツールキットを突っ込んでいた。ボトル2個用意して、ツールキットはカバンに入れても良いと思う。DECATHLONにて購入。
サイクル用手袋
DECATHLONで購入。400NTDくらいだった気がする。手のひらの皮が剥けていたので、正直自分の手にフィットしていたのかよくわからない。
サドルのクッション
神アイテムその1。8日間乗ったのにお尻はそんなに痛くない。
https://www.decathlon.tw/p/m%E8%99%9F%E8%A8%98%E6%86%B6%E6%B3%A1%E6%A3%89%E5%9D%90%E5%A2%8A%E5%A5%97500-%E9%BB%91%E8%89%B2-decathlon-8381098.html
キツくないヘッドバンド
おそらくジョギング用のもの。汗が顔に垂れてくるのを防げるので重宝していたが、3日目の朝に無くした。かなしい。
スマホのクリアケース
スマホを汗や汚れから守るためのもの。ケースに入れっぱなしでもスマホ操作ができる。見た目だけはよかったが、ケースに入れっぱなしで写真を撮るとちょっと曇るし、取り出しにくい。正直プチプチで包むだけとかのほうが機能性は高い気がする。
スマホスタンドを使っている人はそれでいいと思います。僕はサイクルパンツのポケットのうち日が当たらない側に入れてました。
折りたたみのハンガー一個
要らなかったかも。
ホステルなら服を干す場所でハンガーがたくさん使える。ホテルなら絶対に乾いて欲しいもの(靴下、下着など)はちゃんとハンガーに吊るし、足りなくなった他のウェアはてきとうに広げておいてました。それでも7割は乾きます。どうせ汗ですぐ濡れるので気にしませんでした。そもそも乾燥機を使えば用済み。
チェーンキー
GIANT小売店で550NTDのものを購入。その辺で売ってるちゃっちいやつは一瞬でパチンて切られて持ってかれるし、かといって今使ってるABUSのチェーンは重すぎると思い、軽いチェーンのものを買いました。田舎のコンビニならともかく、都市部で休憩する時は何だかんだ鍵をしてるほうが安心だと思います。
持って行ったもの
輪行袋
緊急時やアクシデント発生時に公共交通機関で輪行せざるを得なくなった時のために持って行った。結局、花蓮宜蘭間の電車スキップ時に普通に使ったので、持ってってよかった。モンベルの輪行バッグが使いやすいです。
チューブ1個、パンク修理キット
いつも持って行ってるもの。世話にならずに済んでよかった。万が一パンクしたとして一人で直せる自信はない(チューブ交換してもパンクした経験が数回あり)
ヘルメット
当たり前。
サングラス
DECATHLONの安いやつだけど、台湾の厳しい太陽光線に対抗するには欠かせない。日が暮れてからは外してました。
ウインドブレーカー(なぜか2種類)
この時期の朝晩は涼しいと思ったので持って行った。涼しいのは事実だったが使わなかった。
寝巻きのパジャマ
台湾なら半袖短パンでよし。パジャマで夜市やレストラン街を歩き回ってました。
ネックウェア
首の日焼けを防ぐのに重宝したと思う。たぶん。
ハンドタオル
シャワーを浴びた後に体を拭くために持って行った。バスタオルはデカすぎるのでハンドタオルで十分。なお3日目からは無くしたヘッドバンドの代わりをしてもらっていたので、時折ホステルで新しいタオルを買った。
ライド中に着る衣類1日分 + サイクルウェアと下着だけもう1着ずつ
毎日洗濯をするという前提であれば、衣類は1日分+αで十分です。
私は日焼けするのが苦手(体力持ってかれる気がする + 単に痛い)なので、日焼けしないように上も下もタイツを身につけています。その上から、その辺のイベントでもらったサイクルウェアと、モンベルで買ったサイクルパンツを着てました。これに手袋、靴下、ヘッドバンド、ネックウェアをする、というのが基本の服装です。サイクルウェアと下着はもう1着ずつ持って行ってカバンに入れ、日替わりで着ていました。下着は複数必要でしょうが、サイクルウェアは1着でも構いません(単にその日の気分で着る服を変えていた)。
旅行用の洗剤5パック
毎日洗濯するという前提で持って行った。洗剤が勝手に出てくるコインランドリーがあったり、ホステルに誰でも使える洗剤があったりしたので、使ったのは3つくらい。個人経営の小さなホステルなら洗剤を使わせてもらえることが多い印象。
普段の旅行で持って行く洗面台用品
歯ブラシ、髭剃り、爪切り、日焼け止めなど。後者二つは地味に必須。ダイソーで買ったポーチにまとめて持って行きました。台湾の宿泊施設ではアメニティの提供が控えられているので、持ってった方が出費は減ります。たいして嵩張らないし。ボディーソープやシャンプーはホステルには大抵ついているので、よほどのこだわりがなければ持って行く必要はないです。次の日またバカみたいに汗かくわけですし。。。
ウェットティッシュ10枚入り1袋
台湾のコンビニにもお手洗いはあることが多い(特に国道のような大きい道路沿いのコンビニなら確実にある)のですが、トイレットペーパーがあることは保証されてません。また便座が汚れていることもあります。さらにウォシュレットが欠かせない人にとっては必需品でしょう。おそらく10枚入りを2,3袋くらい持っていっていいと思います。
僕の場合、すでにウォシュレットがない環境に慣れてしまったこと、トイレットペーパーがなかったことが1, 2回くらいしかなかったので1袋で十分でした。ただし7日目に一気に使い切ることになります(7日目参照)。
シャモアクリーム
前週のサイクリングイベント以来股間(尻ではない)に痛みがあったので、以前もらった小さいやつを試してみた。たぶんマシにはなったと思う。なお使い方を間違えていた模様 ChatGPTによるとワセリンでも代用可能らしい。ほんと?
でかめのポリ袋
洗濯物を突っ込むために必要。
モバイルバッテリー
神アイテムその2。私のスマホはバッテリーがへたっていたので、Stravaで走行記録をとっていると夕方4時頃には20%に減ってることがほとんどでした。フル充電はせず、コンビニ休憩の合間に20%を40%までに充電するというやり方で使っていましたが、毎日やっても一週間もちました。スマホの充電切れの心配はモバイルバッテリーで解決しましょう。
充電器
(持って行くのを忘れて、初日の夜に電気屋で買ったのは内緒。コンセント部がType-Cのコードと接続できるやつにしました。充電早いっすね。)
財布
小さいやつがいいと思います。僕はA6?くらいのプラスチックの袋にモバイルバッテリー、充電器、財布、ウェットティッシュを入れてカバンの入り口付近に置いておき、コンビニ休憩時にその袋ごと持って行ってました。休憩中にカバンに放っておくのは盗難と発火の点で危ない気がしたので。
なお台湾在住者は居留証(ARC)さえ持ってればホテルのチェックインができます。パスポートより小さいのでこちらでOK。
使い古したボロボロのサンダル
神アイテムその3。適当にポリ袋に突っ込んで、カバンのゴム紐に括り付けていました。ボロボロなら何かの拍子で落としてもノーダメージ。
ホステルに着いたら、外出時は窮屈なビンディングシューズなんか履かずにサンダルを履いて歩き回る。僕はオフィスで使っている、いまにも底に穴が開きそうなボロいやつを持って行きましたが、現地で買ってもいいと思います。
塩あめ
たぶんこいつにもすごく助けられています。日藥本舖とかいう、いかにも日本にありそうなドラッグストアでてきとうに買いました。しかし甘い味付けでした。岩塩レモンを謳っているやつの方がおすすめです。喉が冷えて気持ちがいい。
赤入れする論文
いらん。読むわけがなかった。
持って行かなかったがあってもいいかもしれないもの
雨具
実は雨が降った時のことは甘く考えていました。ウインドブレーカーを羽織ればいいかなと安直に考えていましたが、次の日風邪を引くこと間違いなし。雨合羽をコンビニかホームセンターで買うことになるのでしょう。台湾は本当に天気の変わりやすい国なのですが、僕が走っていた間は奇跡的に全日晴れだったので世話にならずに済みました。豪運を引いていく男。
「環島中!」と書かれた旗とかラベル
カバンに引っさげておくと、親切な台湾人が「加油!」って応援してくれるらしいです。僕は特に何もつけませんでした(が、1, 2回ほど応援されたような気がします。ありがとう。)。
方位磁針
前乗ってたクロスバイクにはAmazonで買った小さい方位磁針をハンドルに取り付けてました。これで方角だけは分かるので道を間違えるリスクが15%くらい減る(要出典)。今回も買うか迷ったが結局買わず、太陽の位置でなんとなく方角を探ってました。
腕時計
スマホで位置を確認する時に見るので基本いらない。スマホスタンドを使ってる人はそれでもOK。個人の好みで。
Stravaでの走行経路の記録もそうですが、GARMINの高級サイコンを買えば方角や地図、時間、経路記録、この辺の懸念が一発で解決するんですよね。いかに便利かは百も承知なんですけど、そういう趣味ではないのです。。。
アクションカメラ(GoProとかInsta360とか)
あるとたのしいっすよね。でも今回は諦めました。ずっとビデオ撮るわけでもないし荷物になる時間の方が長い。
ただ壽卡→達仁のヒルダウンはビデオ撮りたかったかも。
1日のルーチン
AM6:30。アラームが鳴る。だらだらして7:00から着替え始める。
AM7:20。ホステルをでて朝ごはんを食べる。台湾は朝ごはんも外食で済ませる文化が根付いています。4日目からは朝ごはん屋で食べていました。連続したコンビニ飯は人間の精神衛生を蝕みます(3日目参照)。人の手のこもった、あったかい物を食べましょう。
AM8:00-8:30。出発。
PM6:00-7:00。到着。チェックインの手続きが済んだらシャワー。次に洗濯。それから夕食。
PM12:00。寝る。
計画
台湾は九州と同じくらいの面積の島国です。公道を一周すると1000kmほどとされています。
台湾一周のルートとして、反時計回りと時計回りがあります。台湾は自動車や自転車が右側通行の国なので、反時計回りに進むと海沿いを走ることになり、景色を思う存分楽しむことができます。これが一般的なルートと思われます。
台湾東部の花蓮と宜蘭の間は道路が狭くトラックや観光客の車の交通量が多く、勾配もキツく、落石の危険も否めないため、自転車で通るのは大変です。台湾の観光庁の推奨ルートでもこの区間は電車等でスキップすることが提案されています。私も今回が初めてだったのでこの区間は電車でスキップすることにしました(ただしこの区間、めっちゃ綺麗らしいです)。
花蓮宜蘭間の120kmを除外すると、トータルの総合距離は900kmほどです。これを元に日数もしくは1日で走らないといけない距離を算段するといいと思われます。自転車に慣れてない人が挑戦する場合、1日90kmほど走ると仮定すると10日ほどかかります。これが観光庁の推奨です。
私はロードバイクに乗る日は100kmくらいは普通に走るので、もっと早いペースで行けると考えました。120kmくらいはまあいけるだろう、150kmは走れなくはないが数日連続は辛いだろうと思い、1日120kmのペースを想定しました。すると必要な日数は8日間となります。
次に8日間をどう確保するかです。台湾は日本に比べて祝日が少ないように思いますが、その代わり長期連休を取りやすいような配置になっている印象です。2025年の場合、10月初旬の中秋節と国慶節が同一週の月曜と金曜に設定されてました。それが10/4-10/11の週です。そこで、気合を入れて10/7,8,9の三日間で有休をとり、9日間の休みを確保しました。これなら8日間を確保できますし、万が一何かあっても予備日を1日充てられます。
そしてどこで寝泊まりするかです。寝る場所のクオリティーに拘らないのであれば、民宿やホステルは田舎でも普通に見つかります。なので思慮深く考える必要はないように思います。単に泊まりたい場所で泊まれば良いです。ただし恆春から台東の山登りは難所ゆえ、難所前日は近くで宿泊するべきだと思います。僕は1日120km走るとするとこの辺の街で止まることになるな。。。という合理的発想と、ここは見に行きたいな。。。という観光客並みの発想のもと泊まる場所を決めました。結果、台北→苑里→嘉義→高雄→恆春→台東→玉里→花蓮&宜蘭→台北という経路になりました。たぶんもっと上手なプロが切り詰めて走ると、最短6, 7日間で一周できると思います(それが楽しいかは知らない)。ちなみに台湾一周の話を知り合いにすると体感9割の人が「野宿したの?」と聞いてくるのですが、僕はそんなワイルドな人に見えるんですかね。
ホステルは基本前日の夜に予約していましたが、当日昼とかでも空いてると思います。むしろホステルはだいたい空きがあって直前の方が安くなってる気がしますし(高雄のホステルが500NTDしなかった)、なにかと日程を柔軟に変更できるので、当日昼に取る方が便利かもしれません。僕の場合、出発前は6日目は瑞穂で泊まろうと思ってましたが、前日に玉里に変更しました。これで次の日の朝に牧場に立ち寄ることができたのと、玉里が面白い町だったので正解でした。一方、7日目は電車移動後の宜蘭で宿泊しましたが、花蓮到着が遅くなったので花蓮の宿を取るべきだったと少し後悔しています(7日目参照)。
予算(1 NTD ~ 5 JPY)
宿泊費:一泊600NTDとして、7泊で4200NTD。ホステル続きなら合計5000NTDかかりません。
食費(朝昼晩):最大でも朝は100NTD、昼夜は200NTDくらいだと思う。ただし東港と台東では欲張ってる。合計4000NTD。
食費(休憩):1-2時間に一回は休憩を挟んでいた。8日間で合計2500NTDくらい。1日300NTDと思えばそんなもんか。
合計12000NTD(日本円で6万円)くらい。
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