研究室見学をご希望の方は、永井(tnagai@ict.eng.isct.ac.jp)までお気軽にご連絡ください。日時調整の上、対応いたします。
昨年度博士課程を修了した孫さんの論文がLighting Research and Technology誌で出版されました。背景輝度が急低下したあとにはターゲット検出の応答時間が長くなってしまうのですが、その影響が輝度ターゲットでも色ターゲットでも変わらないことを示したという内容になっています。これは環境光が急変した際の基礎視覚特性に関する重要な知見になります。
Minwoo Son, Takehiro Nagai: Comparison of simple reaction times across colour and luminance conditions under an abrupt decrease in background luminance. Lighting Research & Technology, 14771535261442940, 2026. (https://doi.org/10.1177/14771535261442940)
5月15日〜20日の日程でアメリカフロリダ州で行われたVision Sciences Societyで、Dの中島くん、花田くん、そして永井が発表してきました。結果はすでにまとまっていたものですが、知り合いが増えたり海外発表の経験が積めて良かったのではないかと思います。また、アメリカの学会ならではの活気を感じ、久しぶりのフロリダを少し観光でき、良いリハビリになりました!
Kenta Nakajima & Takehiro Nagai: The impact of temporal attitudes on physical and affective material impressions.
Ikuto Hanada & Takehiro Nagai: The possible role of real-world color distribution rarity in aesthetic preference for abstract paintings: A machine-learning approach.
Takehiro Nagai, Ruka Watanabe, & Juno Kim: Material perceptual space for translucent objects: a comparison between australian and japanese observers.
2025年度の終わりとともに、博士課程の孫さん、修士課程のWangさん、小田くん、河原くん、木下くん、三好くんが修了し、それぞれ新たな道へと進みました。これからのご活躍を期待しています。なお、孫さんは今後も近い分野で研究を続けられるとのことで、学会でお会いする機会もありそうで、さらに成長した姿を見るのが楽しみです。そして新年度。本研究室には新たにM1の伊藤さん、大宮くん、松田さんが加わりました。新しいメンバーとともに、研究室もまた新しい雰囲気になっていくはずです。今年度もよろしくお願いいたします。
博士課程Killian Duayさんの論文がPLOS ONEに出版されました。シーンの色分布に応じて、どの色が光ったり不自然に見えたりするかが変わるという現象はこれまでは単純な色パッチで検証されてきました。彼の実験は、その現象が、もっとリアルな画像(例えば花)などにおいても生じることを示しました。これは、VRやARにおける色表現において重要な知見です。そんなKillianも今はフランス留学中です。やりたいことを精一杯やってきてほしいです。
Killian Duay, & Takehiro Nagai: Optimal colors can predict luminosity thresholds in natural scenes. PLOS ONE. 21(3):e0343984. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0343984.