英検1次15回挑戦、2次2回挑戦
プロフィール:東京都在住・放送局ディレクター、50代後半
最初に英検1級を受けたのは、大学1年生後半。相当勉強して1級にチャレンジしましたが、合格にはほど遠い点数で心が折れて、その後ほぼ30年間英検にはノータッチ。そんな自分に転機が訪れたのは2017年。還暦を前に、若い時に諦めた1級に再チャレンジしてみようという気持ちがなぜか沸き起こったのです。しかし、さすが英検1級。おいそれとは簡単には合格させてくれませんでした。受験を再開して5年経った2022年、なかなか合格できない原因とおぼしき目に見えないハードルを乗り越えるため、真剣なリサーチの末にたどり着いたのが、ホンダさん主催のこの『オンライン英検1級勉強会』。初参加は再受験後5年の2022年7月のお悩み相談会でした。 この勉強会で個人的に特に力がついたと思ったのは、単語力と長文読解力でした。毎日の仕事に追われている中で、一人で長文を読み切ろうとする気力は、なかなかわかないものです。そうした中で定期的に行われる勉強会がいいリズムを作ってくれました。単語は、ホンダさんお手製の会員限定Quizletの単語カードのセットがとても役立ちました! 私は100語のセットで毎日トレーニング。覚えられない単語は、AIにその覚えられなかった単語を使った100語程度の短い物語を作ってもらい、その文章を音読して覚えるやり方をとりました。鉛筆やペンなしで効果的に覚えられました。それでも覚えにくい単語はEtymonline.comで語源にさかのぼってみました。いまは、Translate to: 日本語 (Japanese) というボタンがあるので、日本語でも読めます。
英作文のエッセイもみなさん苦労されると思います。ベースは、PREP法で、言いたいPointや主張を先に述べ、それをサポートするReason理由とそのExample具体例を3セット述べ、最後にPoint主張や結論を繰り返すという1次の英作文での鉄板ですが、この勉強会で開催されるときには、ぜひ見逃さず、参加してみてください。
二次試験は2回目での合格でした。PREP法を体に定着させることと、考え込まないで何でもいいからしゃべって切り抜けるのがポイント。1回目、2回目でどう点数が変わったかというと…
1回目:スピーチ5/10, インタラクション6/10, 文法と語彙6/10, 発音7/10 計24点
2回目:スピーチ9/10, インタラクション10/10,文法と語彙8/10, 発音8/10 計35点 勉強会では皆さんから、「大丈夫、合格するよ!」と言葉をいただいて半信半疑でしたが、Interactionでは何と満点の10点でした! やはり大事なのは習慣。そして場慣れ。その2つです。その両方ともがホンダさん主催の『オンライン英検1級勉強会』でカバーされています。ぜひこの勉強会に入り、そしてホンダさんや受験生の仲間たちが惜しげもなく提供してくれる情報を活用してみてください。
最後にみなさんの英検1級へのチャレンジが稔り豊かなものになるよう祈念しています。短い旅になるか、長い旅になるかは神様に任せつつ、ぜひ勉強会の仲間と1級までの道中を楽しんでください。いつかは必ず目的地に到着できると思います!