講演概要
咳は最も身近でありながら、多くの疾患に共通する複雑な症状です。気道防御の重要な役割を担う一方で、慢性化すると患者の生活の質を大きく損ないます。本講演では、咳の基本メカニズムを最新知見に基づき解説するとともに、喘息、間質性肺炎、感染症など疾患ごとの特徴を整理します。また、症状に応じた効果的な対処法や治療戦略についてご紹介し、咳にまつわる「謎」を解き明かすとともに、診療に直結する知識とヒントをお届けします。ぜひご参加ください。
座長
公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科 主任部長
木村 智樹 先生
咳の謎を解く
今知っておきたい咳のメカニズムと疾患・症状別のアプローチ
松阪市民病院 院長
畑地 治 先生
共催:杏林製薬株式会社
テーマ:呼吸ケア・リハビリテーションの幅広い普及をめざして
講演概要
COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対する呼吸リハビリテーションは、多くの研究によりその有効性が証明され、現代医療において不可欠な治療法として広く認知されています。しかし、COPD以外の呼吸器疾患への呼吸リハビリテーションの普及については、まだ十分に理解が深まっておらず、臨床現場でもその実践は限られています。
近年、間質性肺疾患の呼吸リハビリテーションが注目されつつあり、またアレルギー性疾患の増加に伴い、気管支喘息においても呼吸リハビリテーションの実践が期待されています。
このような背景を踏まえ、当学術集会では、呼吸リハビリテーションの多様な可能性を探求し、その普及を広げるための講演会を企画いたしました。
今回のランチョンセミナーおよび特別講演2では、こうした呼吸リハビリテーションの多様な可能性を探り、従来の枠を超えた新たな実践について議論します。最先端の知見をもとに、間質性肺疾患や気管支喘息における治療法の最新情報と、呼吸リハビリテーションの役割について深く掘り下げていきます。
皆様の臨床における知識の向上に役立つこと間違いありません。ぜひご参加ください。
座長
名古屋大学大学院医学系研究科 総合医学専攻 病態内科学講座 呼吸器内科学 教授
石井 誠 先生
間質性肺疾患の最新治療
~薬物療法から酸素療法、そして呼吸リハビリテーションの実践とその効果~
愛知医科大学 医学部 内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)特命教授
近藤 康博 先生
共催:日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
座長
平松内科・呼吸器内科 小牧ぜんそく睡眠リハビリクリニック
辻村 康彦 先生
気管支喘息の最新治療
~吸入療法を中心とした薬物療法、そして呼吸リハビリテーションがもたらす効果とは~
平松内科・呼吸器内科 小牧ぜんそく睡眠リハビリクリニック 院長
平松 哲夫 先生
共催:グラクソ・スミスクライン株式会社
1.株式会社インボディ・ジャパン
テーマ:医療機関でなぜ、『InBody』が多く導入されているのか
定員数:50名
会 場:プラザホール(4F)
2.株式会社ホ-マ-イオン研究所
テーマ:呼吸リハビリの幅を広げる!B-SES(ビーセス:ベルト電極式骨格筋電気刺激)のご提案
定員数:30名
会 場:若草(5F)
3.チェスト株式会社
テーマ:呼吸抵抗を測定するMostGraphと気道炎症評価の呼気NO測定の紹介
定員数:20名
会 場:春日(5F)
4.株式会社エバホ-ムケアサ-ビス・帝人ヘルスケア株式会社
テーマ:在宅酸素療法患者様における災害対応
定員数:なし
資料数:40名分
会 場:さくら(2F)
<企業によるミニセミナーご参加にあたってのお願い>
今回の学術集会にて開催される企業によるミニセミナーにつきましては,会場の都合により定員数および配布資料数に限りがございます.そのため,学会開催当日の受付開始時より整理券を配布させていただきます.ご希望の方は,お早めに受付にて整理券をお受け取りくださいますようお願い申し上げます.
なお,整理券が定員に達し次第、配布を終了いたしますので,予めご了承ください.
参加を予定されている皆さまにはご不便をおかけいたしますが,円滑な運営のためご理解とご協力を賜りますよう.何卒よろしくお願い申し上げます.
抄録集は,当日受付にて配布いたします.また,第11回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 東海支部学術集会の公式ホームページおよび日本呼吸ケア・リハビリテーション学会のホームページからも,PDFファイルをダウンロードいただけます.ぜひご活用ください.