④動画制作の準備をしよう!(素材集め編)



さて、目玉くんに質問です。

実況動画には不要で、

架空デュエル動画に必要な素材は何でしょうか?



馬鹿にしないで? 

流石にそれぐらいは分かるよ。



『カード画像』だよぉぉぉぉぉぉ!!



そ、その通り。ごめんね・・・?



大目に見ましょう!!

邪眼なだけに!!



(それが言いたかっただけかい。)



さて、目玉くんの言う通り、

架空デュエル動画の制作にはカード画像が必要です。

今回は比較的ホワイトな方法でカード画像を揃えてみます!



比較的ホワイト・・・?



お察しください。

まずはMTGの公式サイトへアクセスします。

そこでPRODUCTSからカードギャラリーへ飛んでください。

そうすると各エキスパンションの

フルスポイラーを見ることができます。


このフルスポイラーを利用すれば、

スタン環境辺りまでなら、

比較的高解像度のカード画像

全く同じ規格(サイズ)で揃えることができます!



同じ規格なんですか? そりゃありがたい!

同じサイズの画像なら、編集のしやすさが段違いですからね!


ただ逆に言うと、スタンよりも下の環境の

『古めのカード画像』は『同じ規格』で入手できません。

一応、ミラディン辺りまでなら日本語版の画像も入手できますが・・・。

レガシー等のフォーマットで架空デュエル動画を制作したい場合は、別の方法でカード画像を入手することをオススメします。



別の方法って?



お察しください。

さて、ここで1番重要なポイントです!

使用するカード画像は、

必ずカード素材のフォルダに保存してください!

※AviUtl→script→カード並べ→カード素材(ここ!)


そしてカード画像のファイル名は必ず一文字かつPNG形式で

保存してください!



なんで?



こうすることで、

カード並べスクリプトに対応した素材になるからです!

逆に言うと、たったこれだけで、

カード並べスクリプトの準備が完了しちゃいます!



それって、そんなにすごいことなの?



実際に編集してみれば分かるよ、ふふふ・・・♪


あと、既にご存じの方も多いでしょうが、

PSDToolという無料サービスも紹介しておきます!

多分、これからの動画制作で立ち絵管理をする場合は、

ほぼ必須の機能になると思うので、

知らない方は必ずチェックをしておいてくださいね。

立ち絵支援ツール PSDTool の使い方

https://www.nicovideo.jp/watch/sm28712861



最近増えてますもんね、PSDファイル対応の立ち絵。


ちなみに・・・、

もっと高画質なカード画像を入手する方法ってあります?


一応、補足しておいた方がいいかな?

あるかないかで言ったら『あります』。

①実際手元にある紙のカードを、コンビニなどにある業務用のスキャナーで『高画質』でスキャンする。

②スキャンされたカード画像は、確実に枠が傾いたり見切れたりしているので、Gimpを利用してカードの枠以外を切り取り、フォーマットのカード画像に貼り付けしてサイズを整える。

この方法を利用すれば、古いカードでもテキストがはっきり読み取れる画像を用意できます。

(※ただしあまり高画質にしてサイズを大きくしすぎると、AviUtlで読み取れなくなる可能性があります。)

手間と時間とお金を使うことに抵抗のない方のみ、

お試しください♪

それと、最後に。MTGの生みの親である

ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の

ファンコンテンツポリシーについてちょっとだけ触れておきます。



簡単に言うと、

公式を騙ったり、御社の不利益になるような内容でない限り、

架空デュエル動画でのIP(知的財産)の使用は許可されています!


逆にWotC社があなたの創作物を使用することもあるそうですよ!


ただし営利を目的としたコミュニティでの使用、

WotC社公式を騙ることや、ロゴを自分の販売品に使用すること、

他者を傷つけたり貶めたりする公序良俗に反するような創作、

コラボ先の著作権を侵害するような内容はNGだそうです。


この辺はちょっと注意が必要ですね・・・。


なお、これはあくまで『お上品なファンになるためのマナー』以上のものではありません。

このファンコンテンツ・ポリシーを根拠に、

他のクリエイターを攻撃するような行為は絶対にやめてください。

御社が一番、MTGコミュニティの荒廃を望んでいません。



ルールを守って、楽しくデュエル!