浅間神社

ご祭神

ご由緒

浅間神社・御嶽神社・八幡神社を相殿でお祭りしています。詳細は明らかではありませんが、伝承によれば天喜3年(1055)にそれぞれの神社が創建されたと伝えられています。

現社殿の所在地は、もともとは御嶽神社鎮座地です。上村の山の中にあった浅間神社が寛政6年(1794)に遷座、その後に正島にあった八幡神社が明治10年(1877)に遷座し現在に至ると伝えられています。

現本殿は文政11年(1828)に、拝殿・境内は昭和12年(1937)年に改築されました

歴史的な資料には、江戸時代に入ってからの文書にその存在や関係が確認できます。文化9年(1811)に桑原藤泰翁が記した大井河源紀行 波摩都豆羅(おおいがわみなもときこう はまつづら)には、

本郷徳堀之内村に至る。家員百四五戸有りて、村落にぎにぎ敷見えたり。産土神は野志本八幡、其外、浅間、御嶽、相殿

とあります。

文化9年には、野志本に八幡神社が鎮座して産土神としてお祭りされ、現在の浅間神社のある場所に浅間神社と御嶽神社が相殿でお祭りされていることがわかります。徳山地区は、当時は徳堀之内村と呼ばれていたこともうかがえます。

また、文政11年(1828)の資料から、八幡神社は8月15日に例祭が行われていたことが判明しています。現在もこの日を例祭日としています。

祭典

例祭 8月15日

国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産「徳山の盆踊」が奉納されます。 

参拝ご案内

鎮座地 榛原郡川根本町徳山2893 

電車 

 JR金谷駅より大井川線(60分)駿河徳山駅下車徒歩10分

※現在大井川鉄道の家山-千頭間は運休中です

自動車

静岡より国道362号線沿い(90分)

島田より県道・国道362号線沿い(50分) 

駐車場10台

※例祭日は神社の駐車場には駐車できません。詳しくは徳山古典芸能保存会のページをご覧ください。