経歴
ハイライト
高校、大学で政治学、経済学を学び、音楽制作と文学活動も少々
インドネシアの政治経済分野の新聞記者
デジタルマーケティング・メディアの編集者、アナリスト
ニュース・アプリケーションのスタートアップ起業家
2017年9月〜現在
株式会社アクシオンテクノロジーズ
創業者 / CEO
プロダクトマネジメント。市場調査、プロトタイプのデザイン、簡易なプログラミング、マーケティング、運営、資金調達、ファイナンス、経理、会計、法務。スタートアップに必要なフルスタック・プロダクトマネージャー。
ソフトウェア開発:WordPressやGhost CMSを使ったニュースサイトを開発。AppStoreの認可を得たiOSアプリを開発。Backend as a Service (BaaS)を活用したスタートアップ初期のためのアプリケーション開発の経験が多数。ソフトウェア工学とコンピュータ科学を独学。
デザイン。UIデザインツールでウェブサイトとAndroid / iOSアプリケーションをデザイン。その他、Adobe PhotoshopでYoutubeやポッドキャスト、ブログ記事のアイキャッチ画像のようなアートワークをデザイン。
iOSアプリのプロトタイピングはこちら。
高品質テクノロジートレンド分析:日本語情報では出会えない世界中の情報を分析し、デジタル経済の成長に関与しそうなトレンドを分析。週7本発行のニュースレターを2年以上運営。
欧米金融経済メディアの高品質な翻訳:ブルームバーグ、フィナンシャル・タイムズ、The Economist、ニューヨーク・タイムズ、サイエンティフィック・アメリカンの記事コンテンツを160本翻訳。通常は編集部で行う仕事を他の仕事と並行しながら一人で行った。
調査報道:Web3ハイプのデバンキング。大手投資会社のクレジット状況の分析によって公表の数字と異なるシビアな負債比率の指摘。
コーポレートファイナンス:財務モデルを利用したビジネスシミュレーションと財務状態の評価。DCF法による企業価値の算定。資本政策の策定。日本で最も複雑な財務構造をした企業の財務状況を分析し、特にその企業の負債比率に関しては日本の証券会社のアナリストを凌ぐ洞察を導き出した。
経理・会計:新興企業が考慮すべき税法を、法令の原文とガイダンスに当たることで理解している。日本の複雑なストックオプションに対する税法について熟知。4期の決算を終了。そのうち2期分の決算を税理士なしで独力で申告。
スタートアップ法務の実務経験と知識:吉田は会社法、商法、民法、各種係争の判例知識を学んだ。投資契約書・株主間契約書を弁護士の助けなしでレビュー可能。日本の特殊な契約観光に対応するため、独自のタームシートを作成。種類株を採用し、経営権を保全した。ストックオプションの法務・税務的取り扱いも熟知。日本の業界特有の慣行についても熟知する。
個人投資家から3,300万円を調達:金融商品取引法の規定する公募の枠組みの中で積極的にインターネットを利用した公募手法を確立。エンジェル投資家向けの種類株を採用し、経営権を保全。海外在住の投資家からの投資の受け入れについても、外為法に準拠の上行った。
法人登記:各種の法人登記において司法書士を使わず、独力で必要書類を作成し、法務局に登記できる。
ポッドキャスト製作:収録、編集、公開を一人で管理。マイク、オーディオインターフェースのような機材を使用し、音楽編集ソフトウェア「Ableton Live 10」で編集、ミックスを敢行した。
動画制作:Youtubeでテクノロジー分野を解説するシリーズを制作・配信。企画、台本、出演、収録からAdobe Premiere Proによる動画編集、Adobe Photoshopによる画像編集を実行。ピンマイク、業務用4Kビデオカメラなどの業務用機材を使い撮影を遂行。
2015年7月~2017年8月
DIGIDAY日本版/株式会社インフォバーングループ、株式会社メディアジーン
編集者 / ジャーナリスト
創刊から成長期までを経験:吉田は米系デジタルマーケティングメディア「DIGIDAY日本版」の2015年9月のローンチとその後の運営に関わった。編集とビジネス開発の一部、イベント運営に関与。媒体は開始直後からデジタルマーケティング分野で大きなシェアを獲得し、開始一年足らずで会社の重要な収益源となった。
米国のコンテンツのローカライズ:翻訳手法と体系を確立し、編集パイプラインを構築。日本のビジネスパーソンが理解するのに最適なボキャブラリーと知識体系を調整し、当時効果的な対訳のなかったデジタルマーケティングの翻訳を作り上げた。
オリジナルコンテンツの制作:日本のビジネスパーソンの嗜好に合わせたコンテンツの制作。大手メディア企業デジタル担当役員のインタビュー企画、米系企業幹部の訪日の際の英語での取材、日本側の編集体制を整備。デジタルマーケティングについての翻訳体系を確立し、それを広告代理店やコンサルファームが採用した。
ネットワーキング:取材と記事発信を通じて関係を構築し、営業やビジネス開発担当者につなぐ方法で、新聞社、出版社、テクノロジーベンダー、広告代理店、広告主との関係を築いた。
年次カンファレンスの構築:事業の柱である、新聞社/出版社60社、技術ベンダー30社が参加する年2回のカンファレンス「DIGIDAY Publisher Summit」や、その他のカンファレンスの構築にも貢献した。所属企業が新聞社や出版社への人脈を余り持たなかったところを、記者出身の利を用いて営業活動を行った。
デジタルマーケティングを日本に紹介:メディア企業や消費財(CPG)企業に対して、デジタルマーケティングに関する洞察を提供し、社内システムの構築からマーケティング予算のデジタル化への投資方法まで様々なビジネス・戦略情報を発信。日本語への翻訳が確立していなかった分野で、翻訳体系のデファクトスタンダードを作った。吉田の仕事の評判によって、所属していた会社は、オウンドメディアやデジタルマーケティング戦略の策定に関する仕事を多数受注。この分野のグローバル大手企業のエグゼクティブの取材多数。
アドテクノロジー(広告技術)の知見:吉田は、編集者の立場を通じて、アドテクノロジーの知見を深め、読者に向けてその知識を有益でアクセシブルな形で発信する責任を持ってきた。これらの経験により、私はアドテク業界のトレンド、課題、そして可能性を詳細に把握することができ、これらの洞察を業界の進歩と成長に活用した。この分野のグローバル大手企業のエグゼクティブの取材多数。
エンタープライズITの知見:SaaS、PasS、CRM、デジタルマーケティング・ソフトウェア、オープンソースソフトウェア(OSS)など幅広い分野をカバーし、知識を蓄えた。定期的に大手ITコンサル会社の月次カンファレンスを取材。この分野のグローバル大手企業のエグゼクティブの取材多数。
ソフトウェア工学、コンピュータ科学の独学:デジタルメディア、ソフトウェア、デジタルマーケティング業界をカバーするため、ヘネシー&パターソン コンピュータアーキテクチャ 定量的アプローチから独習を開始。 Ruby on RailsやPHP、Wordpressを使った簡易なウェブアプリケーションからスタートし、サーバーレスアーキテクチャのブログサイトを作るようになる。
暗号資産・ブロックチェーンの研究:本格的なブームの前からビットコインとEthereumを調査。これらの要素技術であるブロックチェーンの応用方法を探る。技術的な側面と経済学的な側面の双方についてプロフェッショナルな知見を得る。
米系大手企業のオウンドメディアの製作:吉田の翻訳とオリジナル記事の評判によって受注した仕事。翻訳体制の確立やオリジナル記事の製作に関与した。
広告案件のディレクション:国内最大級の大手消費財から受注した広告案件で、クリエイティブ・ディレクション、製作、文章の執筆、広告戦略を手掛けた。
英語による専門的な取材:欧米のテクノロジー企業の幹部が来日時には英語で取材し、記事を執筆した。ビジネスレベルの英語力だけならず、デジタルマーケティングやビジネス、フィナンスなどの多岐にわたる専門性を要する作業である。
広範な範囲のリサーチ:オリジナルコンテンツの製作を行い、多くの記事が日本の業界に大きなインパクトを及ぼした。私が扱った領域はデジタルマーケティングだけでなく、エンタープライズIT、データサイエンス、コンサルティング、デジタルエンターテインメント、ゲーミング、暗号通貨、決済、電子商取引と多岐に渡る。
2015年3月~2015年6月
▼3月〜5月
- バックパッキングで東南アジア、中国、インドを周遊。
ブログ: [https://taxi-yoshida.hatenablog.com/entry/2015/04/27/011343]
写真:[https://www.flickr.com/photos/108348457@N06/albums/72177720306213557/]
- 日本のコンサル、シンクタンク、研究所、金融機関などへのレポート提供
- 経済誌や雑誌などへの寄稿
▼6月
- 起業準備(共同創業者が突如やめ頓挫)
- 転職活動
2010年9月〜2015年2月
じゃかるた新聞 / PT. BINA KOMUNIKA ASIATAMA
ジャーナリスト / 編集 / 紙面デザイン / IT支援
政治情勢分析。2014年インドネシア大統領選挙で、公的機関の分析官、商社、アカデミア等の日本筋の中で最も重要性の高い情勢分析と精度の高い予測を継続して出した。
大型汚職問題で国際的スクープ。インドネシア政府予算の22%に及ぶ石油燃料補助金を巡る汚職疑惑を海外ジャーナリストとして初のスクープする調査報道を行った。政府内の「石油利権」の存在とそれが国政選挙やエネルギー政策、国家財政に及ぼす影響を精査。
国際会議での豊富な取材経験。APEC首脳会議、ASEAN首脳会議、日本政府とインドネシア政府の間の二国間通商交渉を取材。インドネシア大統領官邸やバリのコンベンションセンターで行われる首脳会談や国際会議の取材経験もあります。APCEではTPPやRCEPのような地域経済統合の行方や南シナ海の領海問題、通商交渉などをカバーしました。
首脳、大臣、有力政治家、政府高官の取材。日本の大臣がインドネシアを訪問した際には、日本外務省が主催するブリーフィングに参加し、政府高官に取材。記者会見が開かれる際には、直接大臣を取材した。安倍晋三、ヒラリー・クリントン、温家宝、李明博、潘基文、ウラジーミル・プーチン、リー・シェンロン、ジョコ・ウィドド、スシロ・バンバン・ユドヨノ等の参加する国際会議、記者会見、ブリーフィングを取材した。南シナ海問題をめぐるスリン・ピッスワンASEAN事務局長への独占インタビューを手掛けたこともある。
現地政治の深い探究。政治家、財界人、官僚へのインタビューを基にした情報資産の構築。インドネシア大統領官邸、省庁、国会、政党、裁判所等を取材範囲にしていた。
インドネシア語の文章の調査、研究。新聞、書籍、政府の行政文書、裁判文書、論文、研究所のサーベイ、金融機関やコンサルティング会社の調査、決算資料など大量の文書を読み込んでいた。日系企業や機関を通じた取材を組み合わせて、ユニークなドメイン知識を形成。これにより、群を抜くインサイトを得ていた。
インドネシア語による専門的な取材。数々の要人をインドネシア語でインタビューした。インドネシア語で行われる大統領官邸や国会議事堂、ホテルにおける記者会見、囲み取材で情報を収集した。
在イ日系企業コミュニティに関する報道。相次ぐ工業団地の建設、チャイナ・プラス・ワンや日本国内の事業環境悪化に伴う日系製造業の移転ラッシュ、日系企業がシェアの殆どを握る自動車産業、二輪車産業の取材を手掛けた。
マクロ経済、金融政策のデータやファクトの取得と加工。日本の金融機関向けの調査業務では、政府や中央銀行から提供される経済統計を綿密に扱い、整理し、日本語に変換した。複雑で微妙なテーマを日本の読者が理解できるように、翻訳プロセスを工夫した。これには、原文で使われている独特の分類や指標を、日本の読者が理解しやすい文脈に合わせることも含まれ、情報をより親しみやすく、アクセスしやすいものにした。
広範な範囲の取材。刑事事件から、大型汚職事件まで。
新聞紙面のデザイン。Adobe InDesign等で新聞紙面のデザインに従事。日本の政府機関が発行する東南アジア経済情報雑誌などのデザインにも参加。
インドネシア人スタッフ・日本人記者のマネジメント。社員数約100人の会社の大半はインドネシア人。宗教、出自、政治等の複雑な問題を踏まえた協同。もともと日本人が担当していた新聞編集やIT部門の多くをインドネシア人のチームに移管。
LinkedIn (English)
※より詳細な情報はこちらから。
2005年4月〜2010年3月
早稲田大学政治経済学部政治学科
政治学、法律学、経済学、社会学にわたって広い範囲を学んだ。政治哲学、政治科学、国際関係論、経済学、金融経済学などを履修。
朝日新聞社でアルバイト。築地の本社で現行係と呼ばれる雑務係を1.5年ほど務める。
元々は芸術家志望。大学時代は「音楽家→映画監督→小説家」というキャリアを歩もうと思っていた。映画監督を多数輩出している映像学科のある早稲田大学第一文学部を浪人してまで受験したが再び落ち、同大学の政治経済学部に入ることになった。
バンド活動。2010年に結成。新大久保、新宿、三軒茶屋、吉祥寺のライブハウスで出演。パンク、ガレージからデジタル・ロック、エレクトロニカへと転身した(バンド楽曲)
ソロ音楽活動。デジタルMTR、ドラムマシン、シーケンサーでの作曲から、Ableton Liveでの制作に移行(個人プロジェクト楽曲)
アメリカをロードトリップ(自動車で周遊)。メリーランド州から東海岸を北上。デトロイト、シカゴ等の北部主要都市を訪れた後、中部のネブラスカ州で自動車が過負荷で故障。ユタ州「バーニングマン」の後、ロサンゼルスのベニスビーチに滞在、その後メリーランド州で数週間過ごし帰国。
小説家活動。社会人時代までずっと書いていた。データが残存しているのは一部。
映画活動。友人の東京芸大の入試用の映像作品に出演。自分でも映像作品を作っていた。
2001年4月〜2004年3月
埼玉県立浦和高等学校
映画監督になるため早稲田大学文学部(現文化構想学部)を現役と浪人の二回受験し、2回とも不合格。同学部の映像学科は多くの有名映画監督を輩出している。