講師:谷義幸先生 宿題レポートの意見交換と講義
テキスト:渡部律子著,福祉専門職のための統合的・多面的アセスメント,ミネルヴァ書房,2021年
◎ P30「アセスメントは道具」「自分自身も道具」道具は使う人によってその役割や効果が違ってくる。自分はどんな道具なんだろう?
◎自分のどんなところを、道具として使っていると思う?観察する目、傾聴する耳、前屈みな姿勢、いろんなところを使っている。
◎専門職としての価値は「熱い胸」、知識だったり冷静さは「冷たい頭」、専門職としてのスキルは「たくましい腕」(谷先生)
なるほど〜。専門職としての「価値」「知識」「技術」ですね。
気づきの事例検討会のシートは、それを書いていく作業そのものが、振り返りの大切な作業になるよう項目が立てられています。事例のテーマ、検討したいと思った理由、関わりのきっかけ等。
谷先生より「現場での経験を、自分だけの感動や感銘で終わらせずに、その意味と根拠を考えること」「なぜ、気持ちが動かされたのか・・・」「それは・・」と書いていくことが大事、と。
このシートを書く作業は、自分の仕事を言葉にし、それを振り返る「省察的実践」を身につけるための作業でもあります。ちょっと違う角度から、利用者さんや家族、そして自分自身の支援もみつめて言葉にすること。そして考えること。仲間と一緒に繰り返しやっていきたいと思います。
◎基礎学習の進め方
◎事前にレポート作成「大事と思ったところ」「難しいと思ったところ」をA4・1枚程度にまとめる
◎当日、参加者数分、印刷してそれぞれ配布する。