①飯倉神社
①飯倉神社
飯倉神社は,1300年くらい前に宮中福良に建てられました。ここは,食飯魂命(うがだまのいこと)や初代天皇(神武天皇)の母玉依姫(たまよりひめ)が奉られており,何となく女性的な雰囲気が感じられる神社です。だから,昔から子宝安産の神,また,豊作豊漁・商売繁盛のご利益があると言われています。
境内には,県文化財指定の樹齢1200年の巨大大楠がありますが,この木は,雷の被災にあい,幹の真ん中は空洞になっています。この木に触れて生命力の強さを感じ取ってください。7月の第1日曜日には,お田植祭りで神舞や棒踊りが奉納されます。
鹿児島県指定文化財(天然記念物)
クスノキは,クスノキ科の常緑高木で関東以南の暖地に見られる。成長は遅いが二十メートル以上の高木になる。
川辺の大クスは,樹齢1200年と推定され,県内では蒲生の大クス,志布志町安楽の大クスに次ぐ巨木であるが,落雷で幹が三つに裂けて一つが枯死したため二本の木のように見える。町内では「宮の大クス」と呼ばれ親しまれている。