研究室のタイプに関する注意事項
１：修士２年目以降は, なるべく自分自身で研究を遂行するように促します（註：指導教員は研究に関する議論や相談には出来る限り応じますし、論文執筆のアドバイスやプレゼン指導など，研究者にとっての基本スキル習得をサポートします）. 研究テーマは, 私（宮尾）が提案するいくつかの課題の中から選択することが出来ます．
２：博士課程では，私が出す課題を一緒に協力して研究することを前提としています．方向性や課題が合わない等の理由で私と共同研究をしない場合には，自分が研究してみたいテーマの将来性，希望するキャリアおよび様々なリスクについて，私とよく話し合う必要があります． その上でどこまでリスクを取るかを各自の責任において判断してもらいます．
3：長期的な研究計画と短期的な研究計画の両方を考えてもらいます. 短期的な研究計画についてはアウトプットを意識してください. 企業就職前提の人も博士課程に受け入れます．もちろん， 指導法や待遇については他のメンバーと何も変わりません（註：就職活動中のセミナーなどは配慮します）.
修士課程セミナー時の注意事項
宮尾研のセミナーは，セミナー用ノートを必ず作成してください．このノートは， 場合によっては出席者全員にコピーして配布をするよう指示する場合があります． セミナー発表の際には，ノートはできるだけ見ないようにしてください．ただ し，どうしても進めないときにはノートの閲覧を許可します．教科書や論文をセ ミナー時に見ることは許可しません．よく準備をしてセミナーに臨んでください． セミナーにおいては以下の点に注意してください：
• 冒頭に，その日にやる内容とその動機・背景の簡単な説明をすること．
• セミナーに用いた文献リストを明らかにすること．
• 大きな声ではっきりと説明すること．
• できるだけ聴衆を見るように心がけること．