「SEA TO SUMMIT®」の参加に向けて、様々なハードルを感じられるかもしれません。でも大丈夫。興味をお持ちいただいた方が、安心して大会に参加できるようサポートします。
「山口 長門・美祢SEA TO SUMMIT」ってどれくらいの強度?私でも完走できる?
という疑問にお答えするため、普段、運動をしていないスタッフが大会と同じコースを試走してみました!
20代男性編「自分の限界への挑戦と感動体験」
「本当に最後まで完走できるのだろうか?」という不安の中、カヤック3㎞、自転車54㎞、ハイク3㎞の未知の体験に、挑戦してきました!
最初の種目はカヤックで3㎞。これまで一度も漕いだことがなかったので、一番不安に感じていた種目でした。しかし、実際に乗ってみると、思っていた以上に安定感があり、簡単に前に進む。自分の力だけで海の上を移動している感覚は新鮮で、すぐに不安よりも楽しさが勝っていました。3㎞という距離も、心配していたほどのきつさはなく、最後まで楽しめました!
続いて自転車で54㎞(笑)。やはり最大の不安はこの距離です。正直、しんどかったです。それでも、下り坂を駆け降りる瞬間は格別で、風を切る爽快感と、秋吉台カルスト台地の壮大な景色の中を走る感覚は、苦しさを忘れるほど最高の気分でした。
最後は3㎞のハイク。カヤックと自転車を終えた後の体力だけが心配でしたが、想像以上に体が軽く、むしろ余裕を持って進むことができました。秋吉台カルスト台地の絶景は、疲れを忘れさせるほどきれいで、「ここまで自力で来たんだ」という充実感もありました。
最初は完走できるか不安だった試走でしたが、不安よりも「自然の中を自分の力で駆け抜ける気持ちよさ」が印象に残りました。SEA TO SUMMITは単なる競技ではなく、海・里・台地という自然を味わえます。自分の限界を試すと同時に、自然の中で動ける喜びを発見できる体験だと思います!
初カヤック!も無事に完走できました。
自転車もゴール!手を挙げる余裕もありました(笑)
30代女性編「中学部活動以来のアクティビティでリフレッシュ」
中学の部活動以来、運動といえば週に一度の散歩をするかどうか。そんな“ほぼ運動ゼロ”の私が、思い切ってアウトドアアクティビティに挑戦してきました!
人生初のカヤック、3km!
まずは2人乗りのカヤック。カヤックなんてもちろん初めてで、「3kmも漕げるの?」と不安でしたが、実際は驚くほど穏やかでのんびりした時間。水面がこんなにも近く感じる体験は初めてで、海の景色や振り返ったときの陸地の風景が絶景でした。2人乗りは一緒に乗る人の息を合わせて漕いだり交互に漕いだりして自分のペースで漕ぎながら進めるのでグループ参加の際はおすすめです!気がつけば、あっという間の3kmでした。
続いてはサイクリング。全行程は54kmでしたが、私は電動バイクでそのうちの25kmを走行。最初は「絶対しんどい」と思っていたのに、途中の風景がとにかく素晴らしくて、こちらもあっという間の楽しいひとときでした。54kmに自信のないグループ参加の方は交代で漕がれてみてもいいのではないでしょうか。
最後はハイキング、カルスト台地へ
「自転車の後にハイクなんて無理でしょ」と思っていましたが、カルスト台地を眺めながら歩く道のりは想像以上に爽快で、疲れよりも楽しさが勝る体験でした。
体力にまったく自信がなかった私でも、終わってみれば達成感もあり、道中の景色の美しさも手伝って、心も体もリフレッシュできる最高の時間でした。ぜひ、大自然の中で気分転換してみてください!
2人乗りカヤックに挑戦してみました。
電動バイクで25kmを走破しました!
一人での完走が難しいと思われる方は、是非、チームでの参加を検討してみてください。
カヤックとハイクは、距離が短く難易度も低いため、家族全員で参加してはどうでしょうか?
カヤックは、レンタル用で2人乗り・3人乗りも用意しています。声を掛け合いながら、息を合わせてパドルを漕ぎましょう。
自転車(バイク)は距離が長いので作戦が必要です。大人が中心となって、エイドステーションで交代しながら完走を目指してもいいでしょう。お子さんの体力に自信があれば、キッズバイクをレンタルして、1区間をお子さんに任せてみるのもいいかもしれません。または、自家用車で並走できるのであれば、大人が一緒に並走して、お子さんの体力が尽きたときは、お子さんを自家用車で回収してあげてください。(誰か一人が完走できればOKですので、並走した大人が完走を目指してください。)
自転車(バイク)の最終盤、秋吉台カルストロードの急傾斜は、大人の体力の見せ所です。お子さんの声援を受けながら、頑張って走破してください。
※チーム参加は中学生以上の方が参加できます。小学生以下のお子様の参加については、事前にお問い合わせください。
カヤック
2人用・3人用にみんなで乗って、息を合わせてパドルを漕ぎましょう
自転車(バイク)
大人が並走してあげて、お子さんの体力が尽きたら自家用車で回収してあげましょう
ハイク
高低差もあまりないので、みんなで秋吉台を体感しながら歩きましょう
カヤックはチーム全員で参加しましょう。全員が、それぞれ1人乗りカヤックに乗っても良いし、2人用・3人用に乗っても楽しいです。
バイクは距離が長いので、エイドステーションで交代しましょう。チームのメンバーは、自家用車で並走しながら声をかけて励ましてあげてください。豊田湖を過ぎてからの山道や、秋吉台カルストロードの急傾斜は難関区間ですので、ここを誰が走るかがポイント。誰が傾斜のきつい坂を登るかでケンカをしないでね。
自転車をレンタルする際は、遠慮なく電動自転車を選びましょう。
ハイクは写真撮影ポイントでもあるので、チーム全員で登って、フィニッシュ地点で写真を撮りましょう。
カヤック
簡単に漕げるので全員が1人乗りに乗ってもヨシ、2人乗り・3人乗りでもヨシ
自転車(バイク)
エイドステーションで交代しましょう。誰がどの区間を走るかがポイント
ハイク
フィニッシュ地点での写真撮影を目指して、みんなで登りましょう
体力に自信がないので、どうしても特定のステージを回避したいという場合は、希望するステージのみ参加することが可能です。
例えば、山口 長門・美祢大会では全国最長の自転車(バイク)ステージが特徴ですが、そこを回避して、カヤック・ハイクのみの参加もOKです。逆に、自転車(バイク)ステージのみ挑戦したい、という方もいらっしゃるかもしれません。
この場合は、申込サイトから「パラチャレンジ」という枠で応募してください。
このパラチャレンジは、トップの選手の成績に関わらず、定刻になったらバイクやハイクをスタートすることになりますので、タイムアウトを気にすることなく、3ステージ全てに挑戦するよりも長い時間かけて特定のステージだけにチャレンジすることができます。
障害のある方などは、他の方とチームを組んで完走を目指すこともできますが、一人で挑戦したいケースなどでは、カヤック・自転車(バイク)・ハイクのうち、特定のステージだけ挑戦することができます。
申込サイトから「パラチャレンジ」という枠で応募してください。
このパラチャレンジは、トップの選手の成績に関わらず、定刻になったらバイクやハイクをスタートすることになりますので、タイムアウトを気にすることなく、3ステージ全てに挑戦するよりも長い時間かけて特定のステージだけにチャレンジすることができます。
カヤックや自転車をお持ちでない方に向けて、レンタル用を御用意しています。
自転車が不安な方は、遠慮なく電動自転車をレンタルしてください。また、チーム参加の方は、複数人(2人・3人)で乗船できるカヤックもありますので、仲良く乗船してみてください。
自転車とハイクはともかく、カヤックを漕いだことがないと、不安ですよね。そんなカヤック初心者向けの体験会を企画しました。お時間の都合が合えば、是非、参加してみてください。
大会のプレイベントとして、令和7(2025)年9月23日(火・祝)にカヤックの体験会と海岸の清掃活動を行いました。20名以上の方に参加いただき、体験会をきっかけに大会参加を検討される方もいらっしゃるなど、好評いただきました。
カヤックの体験のために、わざわざ山口県まで行けないという方も多いかと思います。そうした方向けに、11/8(土)(※開会式の前)に大会コースの一部を使った講習会を開催します。アクティビティの前日ですので、きっと安心材料になると思います。
日時:令和7(2025)年11月8日(土曜日)12:00~13:00
場所:伊上海浜公園オートキャンプ場(長門市油谷伊上2403-8。大会のカヤック会場と同じ場所です。)
対象者:カヤック初心者の方
定員:特に設けていません
参加料:無料
申込方法:以下のリンクからお申込みください。
問い合わせ先:長門市スポーツ文化交流課(TEL:0837-23-1295)
カヤックを漕ぐ際のウェアやサンダル、自転車やハイク時のウェアや靴など、おススメグッズを紹介していく予定です。この機会に、グッズの購入を検討される場合は参考にされてください。