令和5年 瀬戸市3月議会 

厚生文教委員会 議事録文字起こし(陳情関連)

陳情 第1号 

子どもたちの教育環境がより文化的なものとなるよう、感染症対策の緩和について瀬戸市からのメッセージ発出を求める陳情書

◎提出者からの趣旨説明(5分)

・今回、わたしたちは、委員会の場で趣旨説明を行いませんでした。

・委員会において「陳情者からの趣旨説明」を行う際には、事前説明において「議事録に氏名が掲載されること」についての意志確認がなされます。

・わたしたちは「公的文書に氏名が載ること」については承諾しています。しかし今回から、「ネットの議事録にも氏名が載る」ことを承諾しなければ、趣旨説明はできない、と議会事務局から言われました。

・この点について、「紙の文書に氏名が載ることと、ネットに氏名が載ることでは、リスクが全く異なるのではないか」「そういった不利益を受け入れなければ、趣旨説明ができないのはおかしいのでは?」と申し上げましたが改善されず、趣旨説明を諦めました。

◎意見交換

髙島淳 議員・不採択

はい。えー...この陳情を出されたのが、あー...2月3日ということで、その時の状況と現在とは、あー...だいぶ変わってきているということを踏まえて、えー...現在は、あのー...マスクの着用は個人の自由となっています。で、本市においても、今後のマスクの着用について、えー国や県の方針に従っていくことと思われます。よって、市や議会がいまの時点で、メッセージを発信などをしなくても、浸透をしていくと考えておりますので、このタイミングでのー...は、不採択とさせて頂きます。と、いう意見です。はい。

宮薗伸仁 議員・不採択

えーっと...わたくしもですねぇ、えーやはりこのー市民の中には、あーマスクをしたいっていう人も居るし、まぁ...したくないっていう人も居るので、まぁお互いの気持ちを尊重しながら、また、尚且つですね、えー国の動向をー...見ながら進めていきたいと、いう風にわたくしは考えておりますので、不採択と致します。

冨田宗一議員・不採択

あのぉー...わたくしもですね、あのぉー...昨日から、マスクについては個人の自由と、いうことを、国の方から出されました。それによってですね、えー...改めて瀬戸市から、えー...マスクの着用は強制ではないと、いったようなことを出していくと、やはり市民の方に対して、やっぱり混乱を招く恐れがあるということで、やはり、国からの方針、これを基本として、えー...あのー...していかなければならない。そして、ここにもありますように、まぁあのぉー...瀬戸市長への要望として、卒業式のマスクの着用に関してっていうことで、えー...小学校中学校においては、卒業式マスクを、の、着用というのは、あのー...しないでも良いっていうことを、あのー...聞いておりますので、まぁあのー...この方の思っている事、は、まぁあのー...今の段階では、もうあのー市も国も、しっかりとあのぉー...そのように、あのぉー......行っておりますので、えー...この陳情に対しては、えー...不採択と致したいと思います。以上です。

馬嶋みゆき議員・不採択

えー...マスクについてはですねぇ、まぁ広報ですとか、まぁポスター掲示など取り組んで、まぁ強制ではないということは既に、あの市民の方々に周知出来ているという風に考えています。えー...マスクをする方されない方、それぞれにまぁ理由があるということも考えられます。えー...今の時期ですね、特にまぁ花粉症のためにね、マスクをしている方ですとか、まぁ冷えた空気で、のどを刺激するから、咳が出るからと言う方もいらっしゃいます。あのぉー...また、3年間続いたマスク生活ですのでねぇ、心理的に外したくない方もいらっしゃるかもしれません。まぁこれからあのー...気温も上がっていきますので、外す方が自然と増えていくのでは無いかなぁという風には思います。えー今後についても、まぁマスクをするかしないかというのは、ご本人の判断、小さなお子さんであれば、ご家族で話し合い、えー...判断をして頂ければという風に思いますので、不採択で、お願い致します。

長江公夫議員・不採択

あのぉー...皆さん仰ったように、あのぉ最終的に最終的にと言いますか、これからは個人の判断を尊重するということですし、あのぉー...国の方や県の方も、あー...そうしたメッセージを積極的に発信もしておりますし、あのぉー......私共の庁舎の、市の庁舎のエレベーター、色んなところに、あのぉー...感染症の、これからの感染症に対するえー...基本的な方針ていうのの掲示のポスターも、貼られておるところでございますので、まぁそうした意味では、周知等きちんとなされてると、いう風に考えておりますので、不採択でお願いを致します。

高桑茂樹議員・不採択

わたくしもですね、今回の陳情、えーこれは、ぃっと、その時期からえー...かなり、えー...変化があって、で、えー...3月13日から任意ですよということが......公になっております。また、市の方は、えー...っと、えー...瀬戸市新型コロナウイルス総合対策本部の方から、えー...あらゆる、えーところで、えーポスター掲示をして、で、えー...啓発しておりますので、えー今回は、えー...この陳情は、えー不採択でお願いを致します。

中川昌也議員・不採択

はい。えー...不採択で、お願いします。理由は、えー、これまでに、十分瀬戸市として、えー...啓発をしてきたと感じております。以上です。

新井亜由美議員・採択

はい。あのー...私は、採択させて貰いたいと思っています。

えー...この間、あの、昨年の9月・12月、そして今回3月と、今回の陳情者の会の皆さんは、陳情を提出しています。えーで、あの、中身は、どれも、どのような環境の下でも、子どもたちが安心して健やかに成長するよう願ってというところで、あのー子育て中の親御さん方の、えー子育て中だからこその切実な願いを、繰り返し、要望しています。で、やって、あのー実際ポスターが作られたりだとか、っていう中で、えーあの、前に進んでいるところもありますけれども、えー今回の陳情項目について、一つ目のマスクの着用を強制ではないということ、あのこれは、先日からマスクは自己判断ですよっていう風に変わったというものの、任意であるマスクの着用に対して、大人が、子どもたちの前で分かりやすい行動をして欲しいということを求めているんだと感じています。あのー大人の中でもいろいろな判断があるけれども、でも、えー学校の先生や私たちも含めて、まぁ今、こういう状況だから、自分は外している。こういう状況だけども、はめているんだ、っていうところを、わかりやすく、子どもたちに、えー言葉や態度で示して欲しいという事の表れかと感じています。

そして2つめの感染症対策に取り組んでいただくっていうところですけれども、あのー...会の皆さんから、事前に、会派の方にお手紙を頂いていますが、あの、これ、本当は少し訂正が、あの、ミスがあったみたいですけれども、「感染症対策の緩和に取り組んで欲しい」という風に、私は伺っています。もう、それの中で、引き続き対策が必要であることを前提としたうえでの、あのー認識、緩和の認識という風に、私たち会派では、受け止めました。

で、日本共産党としては、5類への引き下げや安易な緩和には、反対の立場ですけれども、えーしかし、学校や子どもにとっては、マスクの着脱を巡って様々な弊害があるのも事実です。国の政策に基本的に学校は従うものですが、その政策が子どもに及ぼす影響を十分考慮して頂いて、不十分や行き過ぎが無いよう市としても発信をする必要は、“ある”という風に考えますので、採択致します。以上です。