2月22日現在の被害状況をお知らせいたします。
(1)能登教区(全寺院数353ヵ寺)
◇確認済寺院数353ヵ寺(未連絡寺院数0ヵ寺)
●何かしらの被害が報告されている寺院数:321ヵ寺
内、本堂の大規模被害が報告されている寺院数:72ヵ寺
内、庫裡の大規模被害が報告されている寺院数:69ヵ寺
●確認中又は避難などにより被害状況不明と報告されている寺院数:14ヵ寺
●被害なしと報告されている寺院数:18ヵ寺
他教区(第六報)はリンク先で確認してください
Facebookも随時更新していますのでご覧ください
能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島市。 13年前被災した福島県の寺の住職と高校2年生の娘が炊き出しを続けています。 「恩返しをしたい」親子の思いとは…
震災支援ネットびんご 第一回能登地震支援活動報告--報告4
(珠洲市の海岸の町の様子)-
「炊き出しボランティア」がおわり、車で10分ばかりの珠洲市の中心部、海岸周辺の街場に車をはしらせました。殆どの家が全壊、または半壊で、寺院も神社も完全に潰れている姿を目にしました。そして、海岸にはたぶん津波で運ばれて今だそのままになっている放置された車、地震で倒壊し、津波が襲って積み上がったようよな倒壊した家屋が、道の両側につみあがったままの状態です。たぶん道路を何とかあけ、その時のがれきが積み上げられたのが今の状況かと想像しました。
給水によって開かれている銭湯に10人ではない人達が、寒い中を外で待っておられました。
2/25 能登半島地震 現地の声を聴く
2/21 【能登半島地震】宗教者支援の方向探る 宗援連、被災地で活動調査
2/22 YouTubeより
2/21 【能登半島地震】土砂崩れ…住職・御堂失う 珠洲市大谷地区
2/20 能登密着の情報誌「復興の歩み伝えたい」 創刊13年、震災で初の休刊
2/19 野口健さん 被災地の【ボランティア不足】を訴える 「今、最も必要とされているのはボランティアによるマンパワーです」 【能登半島地震】 News Dig
2/18 本堂倒壊の寺で四十九日法要 被災の住職「半歩でも進んでいきたい」 朝日新聞
2/15 能登地震「被害調査」 建築年代古い木造建物が倒壊・大破 テレビ朝日
2/14 文化時報社の記事より
能登半島地震の発生1カ月に際して頂いた識者の談話です。災害に詳しく宗教に理解のあるお2人に聞きました。文化時報2024年2月9日号の掲載記事です。
2/11 YouTubeより
2/10氷点下の朝
氷点下5℃まで下がったが-3℃まで上がった♪笑
こんなに寒い朝なのに雨
今日も新たにボランティアメンバーが、福井、富山から来てくれる♪
受け入れ体制は整っていますので、行くよ♪って方は、ルール守ってぜひお願いしたいです。
本部運営に関わっていただける方も歓迎します。
ライフラインや通信も整えてありますが、寒さ対策はよろしくお願いします。
ふくい美山きときとき隊のホームページに詳細ありますのでご確認下さい。
2/10 北国新聞 本堂被災 取り壊し決断 本尊無事、再建目指す 七尾・願正寺
2/8 中外日報より 能登教区の8割超被災 住職・坊守死亡も判明 大谷派
2/8 北陸中日新聞より 地震の翌日、遺体安置所の中学校に読経が響いた 輪島の集落で寺守る僧侶
2/7 能登教区 公式LINEより
〇済美精舎(能登教務所)は、前々日(5日)「通水」いたしました。これでトイレに雨水や、雪を利用せずにすみます(まだ飲み水には使用できませんが)。
〇通水したことで、生活用水を運搬することが可能となりました。能登町のあるご寺院から「町に給水車が来ても、お年寄りが多い能登で、20リットルのタンクを十数分かけて往復することは、とても酷なこと。本当は給水車が家の前まで来てくれて、なんだったら家の中まで運んでくれたら有難いのに…」と昨日つぶやかれたことを本日実行してみました。「怪しまれないか」「水は要りません」、こんな予測とは真逆に、こちらが驚くほどの感謝をいただきました。
〇水以外にもいろんなものを運ぶことができ、また作業にも使える軽トラック(4WD)を真宗興法議員団からご寄附いただきました。深く感謝いたします。
2/2 文春オンラインより 《金沢にも迫る液状化》震源地から100kmの異変「能登地震」が石川県に残したエグい爪痕「紗栄子さんにも助けてもらって…」
2/2 NHK石川より 珠洲市の寺では本堂が倒壊し法要を本来の形ではできない状態が
1/30 能登教区 公式LINEより
●本山隊2名で、お洗濯プロジェクトの実験を行っています。
被災地の坊守さんたちから承ったご意見に応えようと、本山研修部の備品の洗濯機を搬送し、大型貯水タンク、下水を流すシステムを組み合わせて、可能な限り汎用性のあるものを製作してます。
また、水の確保が最も問題です。洗濯とはこれほどまでに大量の水を消費するのか、思いもしませんでした。
本日、奥能登で水を確保できる協力寺院が見つかりましたので、現地で電気と下水溝があれば運用可能なレベルにまで達しました。あとは、〇〇〇教区の有志の方々がプレゼントしていただける複数台の洗濯機、そしてこのプロジェクトの協力者の到来を待つのみ。
今後のボランティアに期待したい内容の一つです。
1/29 能登教区 公式LINEより
●引き続き珠洲、輪島方面の避難所等に物資をお届けするとともに、本LINEで募集した、本山派遣職員による「寺院お片付け・清掃」を毎日行っております(本日もご要望をいただきました)。今後、行政や社会福祉協議会による一般ボランティアが開始されるでしょうが、お寺のことをお願いできるボランティアのニーズに、体制として取り組んでいけるよう検討しています。
1/26 能登教区 公式LINEより
本日の動き(1/25-26)
●25日、雪が吹きすさぶなか早朝から行動し、本堂・庫裡に大きな被害に遭われたご寺院の清掃業務を本山隊によって行いました。
御住職に「こんな雪の中、本当に来てくれたの!?」と驚かれながら、剥離した大きな壁材の撤去や、倒壊した棚の片付けなど夕方近くまで行いました。「本当に助かった。自分たちだけではどうにもできなかった」と喜んでいただきました。
高齢者が多く、大きな被害に遭われた家の片づけは容易ではありません。このような中、寺院の片づけをご門徒にお願いできない状況が、1か月経過した今も続いています。今後のボランティアに期待したい活動の一つです。
●25-26日、教務所長と駐在教導で、金沢市の葬祭業者(7社)を訪問し、能登のご門徒の対応の際、①能登のお手次に連絡できない場合、寺院の携帯電話番号をお伝えするので金沢教務所または能登教務所にお問合せを②火葬または炉前勤行のみの場合には「落ち着かれてから能登のお手次にご連絡ください」と添えていただく、この二点をお願いさせていただきました。全社ご快諾いただき、グループ内で徹底することをお約束いただきました。
「先日、お寺につながらないと心配されたお客様がおられて、教務所さんにお尋ねして取り次ぐことができました。御住職がお元気だとわかったお客様は泣いて喜んでおられました。能登ではご寺院様とご門徒の関係がこんなにも近いのかと非常に驚きました」との実話をお聞きすることができました。こういうつながりこそ、能登のこれからの力になるのだと感じます。
1/25 珠洲市正院小学校避難所
当初は約200人が避難してきて、廊下も教室もいっぱいだった。カーテンなどを外して体に巻いて暖をとっていた。
しばらくして、二次避難が始まって、現在は110人ほどがいる。110人に減ったというよりは、二次避難に出る人がいれば、自宅で避難していたが限界で避難所に入る人と、出入りけっこうあった。
今も半壊の自宅にいる人が相当数いるので、ニュースで出ている被災者の数よりもまだまだいると思う。
体育館は雨漏りがはげしく、ブルーシートをかけて支援物資置きになっている。
小学校の一階と二階が避難所になっている。三階では子どもたちが授業をうけている。
この先のことも、今何をやればいいのかもまだわからない状態。写真で被災状況を見ることはあるが、写真ではこの状況は伝わらないと思った。
支援物資はある程度届いているが、上下水道が使えないのが大変。電気はきている。移動式のコインランドリーが先日来たが、場所を提供している避難所が優先で使えなかった。
食べ物はカップラーメンなどの支援物資が中心で、炊き出しがあると本当に助かる。
一月中は、天理教の団体(新潟や富山のチームが交代交代で来ている)とイスラム教の団体(毎週土曜)が中心に来てくれているが、1/25以降は全く予定はない。
簡単な大工道具なんかも、家と一緒に潰されてしまっているので、そういうものがあると、半壊や損傷した家の簡単な補修などができる。近くのホームセンターはまた再開の予定はないそう。
毎日、子どもたちと一緒に新聞を作っているので見ていってほしい。
1/24 輪島市 KさんのFacebookより抜粋
1月24日(水) 雪
炊き出し
昼 大屋公民館60 クリームシチュー
長井 20
市役所 100
夜 穴水プルート 250 とり野菜味噌
雪の心配をしていたがうっすらとしか積もらず一安心。家の片付けをするが、何から手をつけていいのかわからない。とりあえず、紙のものを捨ててしまおう。会議の資料、コピーした楽譜を捨てる。家具を元の位置に戻したいが壁が崩れたりボードごと外れているのでどうしたらいいかわからない。
教務所来寺
必要な物資を取り寄せ配達してくれるとの事。欲しいものがあれば取り寄せます。DMください。
穴水ではもう水が出る地域があるようだ。漏れの検査のため絶対出さないでと放送が流れていた。夜は冷え込む。自分の息でシュラフが結露する。町の中は働く人が本当に増えた。復興に向けて動き出している感じがする。
1/23 能登教区 公式LINEより
能登教区(公式アカウント) 本日の動き(1/23)
●引き続き被災寺院のお見舞いと要望の聞き取りを行うとともに、各種資料を整えております。
●今準備している資料は、能登教区全カ寺の安否と被害状況、避難先などをリスト化したものです。この資料を各組の正副組長さんにお渡しし、組内から情報提供の要望があった際にお伝えいただくことが、先般の教区災害救援本部で決定されました。 震災以来、様々な憶測や伝聞が、信憑性の有無が確認できないままに拡散されてきました。教務所としては正しい情報を、必要な方に、そして適切にお伝えする手段を講じるため、可能な限りの情報収集を行ってまいりました。 各組の正副組長に資料が届くまで、期日は大きな誤差があるかと思いますが、その点ご容赦いただき、2月以降に組長または副組長にお尋ねいただければと思います(教区内寺院限定)。
●第8回「教勢調査」について、能登教区においては提出期限を延長し、2024年6月30日を期限とすることに改められました。
●能登教務所は、今も地震による被害は残っています。FAXは使用不可(電話は可)。水道の復旧は4月以降になるとのこと。
●各教区からの支援金、ならびに物資提供などボランティアの動きが活発化しております。心より感謝申し上げます(本日は小松大聖寺教区、東京教区埼玉組、東北教区。昨日は四国教区、九州教区から、ご支援の申し出をいただきました)。
●(雪の状況によってですが)本山隊による寺院の片づけを、明後日行います。今後、寺院のことをよく理解したボランティアをコーディネートしていきたいと考えています(要望はあらためて聞き取りをさせていただきます)。
●先日の「坊守さんの声をお聞きしたい」というメッセージに対して、本日とある坊守さんからアイデアをいただきました。現在本山と、このアイデアを形にしはじめています(詳細は後日)。
1/19 プレジデントオンライン1/19より
2024(令和6)年元日におきた能登半島地震では、仏教界にも大きな被害が及んだ。全容は不明だが、被災した寺院は判明しているだけでも数百施設に及ぶ。被災寺院の中には、曹洞宗の大本山總持寺祖院などの中核寺院も含まれている。能登半島を中心とする北陸地方は仏教に篤あつい地域で知られ、伽藍がらん規模も大きい。それだけに再建には、相当なコストと時間が必要となり、「自力再生」は極めて困難な状況だ。
1/21 能登教区 公式LINEより
<本日のこと>
●被災寺院へのお見舞い。ご寺院がニーズを聞き取ってくださった避難所への支援物資輸送。数日前まで孤立集落だった地域の寺院の現地調査を行いました。
●教務所と各組、そして組内寺院間の<情報伝達・共有の機能>を回復する動きをスピードアップします。正副組長さんには大変な中で恐縮ですが、ご協力をお願いします。
●他教区、諸団体・企業、個人、様々な方から所員・本山隊へご配慮をいただき(お食事やお菓子、食材など)、また被災されたみなさんからも温かいお言葉、感謝の言葉をかけていただき、目頭が熱くなります。今日の一番の喜びは、一時避難されていた住職・坊守さんが来所され再会できたこと。所員一同、自分たちに何ができるのか、考え続けています。
<明日のこと>
●宇出津を含む能登町エリアと珠洲日置エリアへ物資を配達します。
地域によっては、食料配布は最初だけで、今はほぼ乾パンという情報や、タンパク質が摂取できていないという状況もあります。また、避難所をめぐる様々な問題も聞き及んでおり、可能な限り具体的なニーズをお聞きしてすぐに対応するように宗派で取り組んでいます。
●一部地域、お見舞いに伺わせていただきます。
<その他>
●被災された女性の方々のことが心配です。男性が多い教団では見落としていることが多いはずです。坊守さんたちのご協力を今後お願いできたらと思っています。
以上。
1/20 能登教区 公式LINEより
本山・教区からのお知らせ(1月19日)
●本日は宇出津の避難所(8か所)へ物資の提供をさせていただきました。情報元のご住職が車で先導、そして顔つなぎをしていただきました。内容は、布団の下に敷くアルミシートを300枚。そして乾電池やラップ、ゴム手袋やキャットフードなど。「本山からいただいたよ」と皆さん喜んでくださったと、後ほどご連絡いただきました。
●これまで到達できなかった第6組の数カ寺の現地調査とお見舞いに行きましたが、いまだに土砂崩れのままの地域や、倒壊した家々を徒歩で越えて安否確認するなど、やはり今も困難な状況の地域は存在します。
●教務所には今日も支援物資の受け取りの方が大勢いらっしゃいました。保育園へおむつの提供や、生活用水の復旧が見通せない地域の方は紙皿などの使い捨て用品。必要な物資は、地域によって、人によって全く違います。「被災者」と一括りにできないことに気づかされます。
1/19 能登教区 公式LINEより
本日(1月18日)の報告
●引き続き物資ニーズの聞き取りと、ニーズに応えた支援へと結びつけるため、本山、そして宗派に関連する企業や団体、または個人に協力のお願いを行っております。
こちらからかなり強引なお願いをしているのですが、「そこまでしていただいて」と思うほどの惜しみない協力をいただき、言葉に詰まり、頭を下げるほかありません。
●支援のご要望をお聞かせください。特に、片付けの手伝い、物資のお届けなど、可能な限り形にしていきたいと思っています。
●物資については、以前の画像リストをご覧いただき、能登教務所携帯電話(090-5685-5611 午前9時~午後5時)まで、ご要望をお伝えください(積極的に、坊守さんからの要望をお届けください!)。
●明日、教区災害救援本部で今後の対応を協議・決定いたします。結果は後日報告いたします。
●教区教化委員長から
非常に厳しい、目を覆うような現実です。元旦からの気力も、目に見えて疲れてきています。
本山も教務所も刻苦し、また力を貸してくださる方々もいます。それでも現状は本当に厳しい。
車中泊で避難所の世話をしている住職・坊守。夜は避難所、日中は「どこから手を付けたらいいのか」と寺に帰る住職。憔悴した顔で「無理をしないで」と声かけする方々。
何度もまぶたを閉じて天を仰ぎます。
1/17 令和6年能登半島地震における被害状況について(第3報-1/14現在)
1/12 能登(穴水・珠洲)及び河北郡(内灘町)の道路被災写真について
能登写真は1/12撮影のものです。
①穴水→珠洲へ向かった折の写真です。
②珠洲市内へ入った折、家屋がなぎ倒されている写真です。
沿岸部は珠洲の東側の三崎町の道路写真です。集落を津波が襲い、民家から流されたタイヤや冷蔵庫などの家財道具が、道路のあちこちに散乱しています。
③内灘町の報道写真。他の被災地とは異なり、液状化現象で土地が落ちている現象が生じています。(1.5mくらいの落差)。
1/12 被災状況 各宗派対応 文化時報
文化時報の1/12号に記事が掲載されています。
1/13 被災状況 能登教区
金沢教区HPより Hさん投稿
1月12日、災害支援報告
現地救援本部の活動にご一緒し、珠洲市の被災寺院へのお見舞いと被害状況確認、避難所への物資搬送をさせていただく機会をいただきました。
珠洲市街地に入ると、バタバタ倒れて道が遮断されているなど、伝えにくい大変な状況を目のあたりにしました。
さらに東部沿岸の三崎町では津波で家屋などが流されるなど、さらなる深刻な被害でした。
小中学校も三学期が順次始まっていきますが、児童の半数以上が他へ避難されている現状です。
これから仮設住宅が設置されていくと同時に、市外にも一時的な避難場所を設けていき、地元以外に避難される方も多い中、残られた住民の暮らしを支え、共にその場で生きる方々へ何を届けていけるかは長い長い継続した活動が求められると思います。
その中で、被災された方に寄り添いながらお話しを聞いていく、お寺ならではの活動を継続していくことが必要と感じました。
ただ、まずはライフライン、特に断水対応、交通、電話やネットなどと生活に必須な施設を整えていただく、そのサポートしかできないと思いました。
復興にはかなりの資金が必要となります。 自ら何を思うか、何ができるかを考えていきたいと思います。
個人的な主観のもとの活動記録です。
↓
【日程】
4時半起床
5時、能登教務所にて打ち合わせ、物資詰め込み
6時、能登教務所から珠洲へ(6名・3台)
9時、珠洲に到着。市内、避難所へ物資搬送。(灯油・日用品)
10時〜珠洲市内の被災寺院お見舞い
15時、移動
19時半、金沢教務所到着
20時、活動反省
【交通状況】
金沢や富山から七尾までは渋滞も解消されてきた。遮断道路をここまで早く開通しているのはとても有り難い。ただ七尾から北部は自動車専用道路(のと里山海道)が通行止めで、下道は一本道しかないなめ、七尾→珠洲が3時間〜3時間半の渋滞(震災前90分)。道路陥没や建物倒壊により慎重な運転が必要。珠洲市内はさらに陥没箇所が多い。
【ライフライン・断水生活】
珠洲では電話不通。七尾市にある能登教務所も断水。トイレが大変。小便は外で、大便はトイレ後に雨水でためたバケツ水を2回流す。手洗いできずウェットティッシュ必要。思った以上、断水生活は大変。
能登教務所員は自教区で自坊被災の方・住まいも断水の中、救援活動に携わっている状況。
【七尾市内の物資】
物資はある程度(思った以上)、七尾市にあり。スーパー・コンビニ・薬局・ガソリンスタンドも整い、外食として「すき家」・「はま寿司」が開いていたのは驚きだった。
【珠洲市内の物資・避難所】
珠洲市はほぼ店は開いておらず、ガソリンスタンドも一箇所(定かでない)のみ開き、市役所や避難所が物資提供をしている。 規模の大小があるが自衛隊が物資搬送され最低限の生活物資はある。支援物資は常備薬や日用品など、ニーズが日々変わるため物資提供は難しい。普段付き合いの深い地元や寺院の方々からニーズを聞いてすぐに届けられたら良い。
【ボランティア】
寒い時期と断水のため、地域と連携して炊き出しとお風呂が喜ばれる。人と人との関係性を構築しつつ、定期的な炊き出しと会話の場を継続的に設けられると良い。宗派はその情報発信と下支えか。
以上、あくまで所感であります。
1/12 被災状況 能登教区
◎本日(1月12日)は、5:30に本山・教務所の三台の車で物資とともに珠洲に参りました。
事前の断片的な情報から推測していた状況とは、現実は大きく異なっていました。
訪問した正院小学校では、一時期800人の避難が、今は200人(避難所からの聞き取り)にまで減少。二次避難や遠く離れた家族・親類のもとへの避難が急速に進められているようです。そのため、珠洲市中心部の避難所には支援物資が豊富にあり、緊急的なニーズも聞き取ることはできませんでした。
しかし町の様子もお寺の現状も非常に深刻であり、今後の復興の動きにあわせて宗派で何ができるのか、珠洲の動向を注視して参ります。
1/11 石川県の被災状況 県発表
1/5 IさんFacebookより 氷見の状況について
新年の悲しい地震被害を痛み、嘗ての学寮生の報告を紹介させて頂きます。
新年早々、能登を中心に甚大な地震被害が石川県、富山県、新潟県など各地に発生して、心を痛めています。
38年前(昭和61年)から三年間、大谷大学知真学寮の学寮長を勤めましたが、その時、寮生でした氷見市の聞行寺の月光住職に昨夜、連絡がとれました。月光住職の話を概略紹介します。
聞行寺本堂は幸い被害免れましたが、住職家族の住まい(庫裡 クリ)は全滅に近く、手がつけられないくらいの被害を受けました。復興見通しは立ちません。氷見市は能登ほどでは無いが、門徒さんの家は大変な被害を受けられ、全壊した家を建て替える気力がないという状況です。いずれ氷見市を離れる門徒さんがあり、寺院経営は厳しくなります。ーーーーと悲観的な報告に唖然とし、元寮生を慰めることばがありませんでした。ただ住職の話を聞くだけでした。
月光住職は、更に、大谷大学空手部先輩の元平さん(中能登町、泉福寺)の被害状況について、次のように話されます。
能登は、被害が甚大で、連絡とれない寺院が多いですが、元平住職の泉福寺は、たまたま本堂の被害は免れましたが、庫裡は全滅し、悲惨な状況だという話です。
能登は真宗門徒、真宗寺院が多く、いずれも甚大な被害を受け、町や地域全体が壊滅状態で、復興は極めて厳しい状況だということです。月光住職の報告を聞いて、暗澹といたします。
能登には、大谷大学の同窓生が多いですが、連絡がとれません。いずれ全貌が明らかにされますが、日本過疎地の悲惨な状況が知らされると悲観します。特に東本願寺教団に与える影響は多大だと思います。
地震列島日本のどの地域においても、こんな酷い被害が発生しても不思議ではないと思います。大阪万博やカジノに税金を遣わないで、災害対策や福祉などに税金を遣うべきという意見や批判が高まりそうです。
住職として、どんな支援をしていけるか、難しいですが、非力ながら、この災害危機を乗り越えられるように少しでも協力できたら、と思います。復興は厳しいですが、なんとか立ち直ることができますよう陰ながら祈願いたします。
長くなりました。ご容赦ください。
1/4 Hさんより 金沢教区より
令和6年能登半島地震について
近隣、金沢教区の被災状況把握について、お知らせします。
昨日、金沢教区の北側(9金・9河北・10・11組)を中心に被災状況の連絡をさせていただきました。
かほく市や内灘、津幡町、また市街地でも被害があります。
一部地域では断水が続いており、また場所によって交通が遮断されている場所もあります。
寺院の被害も本堂土壁剥離、本堂床下の基礎のズレ、墓石の倒壊などが見られます。
(こちらは富山の寺院被災状況も同様ですね)
本日から6日までの本山職員6名派遣は、夕方には、金沢別院に到着され、寝泊まりもしながら6日まで甚大な被害がある能登の支援活動をされると思われます。
金沢教区としては引き続き、宗派の対策本部と連携しつつ、被害状況を把握してまいります。
※金沢教区ではグループライン110名に随時、情報を送信しております。
↓
本山ホームページ
https://www.higashihonganji.or.jp/news/relief/35015750/