日時:2025年10月17日(金)20時ー21時(日本時間)(日本時間)
テーマ:「人の言語産出はコーパスの代わりになるのか? ― 音象徴語と動詞の共起から考える」
講師:玉岡賀津雄(名古屋大学・名誉教授)
要旨:研究に使われる「コーパス」と,人が実際にしゃべったり書いたりする「生きた言葉」。両者はどこまで似ているのでしょうか?本講演では,日本語のオノマトペ(音象徴語)と動詞の組み合わせを例に,新聞記事コーパスと母語話者の産出データを比較した研究を分かりやすく紹介します。言語研究やコーパス研究に関心のある方はもちろん,日本語の豊かな表現の仕組みに触れてみたい方にも楽しんでいただける内容です。