函館を訪れる際の主な玄関口といえるのは、函館空港と北海道新幹線の新函館北斗駅でしょう。
計画から40年以上が経過した平成28年に、北海道新幹線の新青森-新函館北斗間が開通したことにより、列車での移動時間が大幅に短縮されました。
また、函館空港の就航都市・路線は、直行便で国際線 1路線、国内線 6路線となります。国内線のうち、道外への路線は3路線となります。
※新型コロナウイルスの影響により、一部路線が減便・欠航の場合がございます。最新情報は、各社の公式WEBサイトにてご確認ください。
函館帝産バスが運行するシャトルバスは、函館空港からJR函館駅まで運行しています。
空港からJR函館駅までの料金は大人500円。リーズナブルな上に、飛行機の発着時間に合わせた運行なのでタイムロスもありません。
運行ダイヤなどの詳細は、函館帝産バスのホームページで確認してください。
※「函館バス・市電1日、2日乗車券」「函館バス専用1日乗車券(カンパス)」は利用できません。
到着ロビーを出てすぐにタクシーのりばがあります。
函館空港からJR函館駅や元町西部エリアへは、普通車で約3,000円、大型車で約3,500円ぐらいが目安となります。
同じ便で着いた仲間たちと乗り合わせるとお安くすみそうですね。
函館空港近くには多くのレンタカー会社があります。
空港内にカウンターがあるレンタカー会社もありますので、予約する際に受付場所を確認しておくとスムーズですね。
夏休みも終わり比較的お求めやすいお値段になっている季節ですが、人気のホテルは争奪戦になる可能性もあります。そのため、早い時期に押さえておくのが安心です。
新幹線からのアクセスに便利なのは、JR函館駅周辺です。市電沿線にも多くのホテルがありますが、函館駅前停留場から十字街停留場の間辺りに宿を取ると、打ち上げなどに便利かもしれません。
また、レンタカーを借りる予定のある方は、湯の川温泉や大沼まで足を伸ばすと温泉も楽しめます。
函館エリアで交通系ICカードを利用するなら、ICAS nimocaが便利でお得です。
◆ お得
・ 函館バスと函館市電を乗り継いで利用する場合に乗継割引があります
(※他の交通系ICカードも利用できますが、割引はありません。)
・ 函館市電を利用するとポイントも貯まる
◆ 便利
・ 乗車時と降車時にタッチするだけ
・ カードは函館バスと函館市電の車内と、各営業所などで購入できます
・ チャージは24時間できるコンビニが便利
カード発行にはデポジット500円が必要です。
詳しくは、函館市のポータルサイトでご確認ください。
DohNa!は、道南地域で利用できるお得なチケットを販売しているサイトです。
アプリのダウンロードは不要!ブラウザだけで購入・利用ができます。
支払い方法はクレジットカード決済のみ。
利用方法は簡単3ステップ!
1 会員登録してログイン
2 チケットを購入
3 チケットは降車時にスマートフォンの画面を車内で見せるだけ
詳しい利用方法は、DohNa!のホームページでご確認ください。
函館市電は、自動車と同じ道路上にある線路を走る路面電車です。乗り慣れない方は,「どこから乗るの?」「どうやってお金を払うの?」「駅はどこにあるの?」「路面電車の専用信号ってなに?」など様々な疑問を感じるかもしれません。そのため,市電を利用する際の乗り方などの基本をまとめてみました。ちなみに、地元の人が「電車」と言ったら市電のことを指すそうですよ。
市電の運行系統は2系統あります。どちらに乗っても、湯の川温泉、五稜郭公園、函館駅、朝市、函館山ロープウェイなどの主要観光地に行くことができます。ただし、十字街から先へ行きたい場合には、運行系統が分かれていますので注意が必要です。どちらも日中は7分~14分間隔で運行されています。
1 二両編成の中央のドアから乗車
2 (現金) 整理券を取る
(ICカード) 整理券を取らずに乗車リーダーにタッチ
(スマホ乗車券DohNa!) 整理券を取らずにタッチも必要なし
3 車内アナウンスで降りたい停留場が近づいたら降車ボタンを押す
4 降りるときに整理券の番号から料金を確認
※料金箱はお釣りがでません。小銭がない場合は先に車内の両替機で両替しておきましょう。両替機で利用できるのは1000円札のみです。
5 (現金) 料金箱に整理券を入れ、表示された金額を入れる。
(ICカード) 降車リーダーにタッチ。
(スマホ乗車券Dohna!) 乗務員にスマートフォンの画面を見せる
市電のりばは、バス停などと違って道路の真ん中(中央分離帯のある部分)にあります。危険ですので、必ず横断歩道を渡って行き来してください。また、市電では上り・下りという言い方はしません。行き先は、停留場の行灯や電車の前面に表示されていますので確認しましょう。
自動車を運転する場合は、市電専用の進行信号に注意しましょう。通常の緑赤青の信号機の下についている黄色い矢印は、市電専用の進行信号です。黄色の矢印が出ている時は、自動車は進んではいけません。また、赤い☓印は市電専用ですので、自動車は進んでOKです。
他にも注意事項がありますので、レンタカーを借りる場合は事前に確認しておきましょう。(ドライバーの皆さまへ|函館市)
市電1日乗車券 / 24時間乗車券
1日乗車券は始発から終電までの乗り放題。チケットは紙製と電子チケットの2種類。電子チケットのご利用には、事前に登録と購入が必要です。
24時間券はスマートフォンのみの販売で、夕方から翌日の昼まで利用したい場合などに便利です。
電子チケットの場合は、降車時にスマートフォンの画面を乗務員に見せればOK。詳細はスマホ乗車券販売サイト「DohNa!」 でご確認ください。
【販売価格】
1日乗車券: 大人600円 小人300円
24時間乗車券: 大人900円 小人450円
【利用可能範囲】
市電全線
【有効期間】
1日乗車券: 利用開始~終電まで(当日限り)
24時間乗車券: 利用開始~24時間
市電・函館バス1日乗車券 / 2日乗車券
函館市電全線と函館バス指定区間が1日/2日間乗り放題の乗車券で、函館空港や函館山へバスを利用する場合に大変お得な乗車券です。 バスの乗車可能区間については、函館バスのホームページでご確認ください。
現在はスマートフォンのみで販売。スマホ乗車券販売サイト「DohNa!」 で事前にご購入ください。
利用方法は、降車時にフマートフォンの画面を乗務員に見せるだけ!
【販売価格】
1日乗車券: 大人1,400円 小人700円
2日乗車券: 大人2,400円 小人1,200円
【利用可能範囲】
市電全線、函館バス指定区間
【有効期間】
1日乗車券: 利用開始~終電・終バスまで(当日限り)
2日乗車券: 利用開始~翌日の終電・終バスまで(連続する2日間)
はこだて旅するパスポート
函館を含む、みなみ北海道エリアの観光に便利なきっぷです。詳しくは、はこだて旅するパスポートのホームページでご確認ください。
【有効区間】
市電全線・函館バス指定区間・JR北海道指定区間・道南いさりび鉄道全線
【販売価格】
1日間用/大人2,690円 小人1,340円
2日間用/大人3,650円 小人1,810円
【販売場所】
JR北海道の下記駅
〈駅〉函館・五稜郭・七飯・大沼公園・森・八雲・長万部・新函館北斗・木古内・奥津軽いまべつ
函館市内には坂がたくさんあります。そのため、バスを上手に利用すると急坂を登らずに市内観光が楽しめます。
また、4回以上乗るとお得になる乗り放題の電子チケットもあります。
函館バス専用スマホ1日乗車券「カンパス」 / カンパス24時間券
函館山登山バスを含む函館バスの指定範囲内の路線が乗り放題のチケットです。バスの乗車可能区間については、函館バスのホームページでご確認ください。
電子チケットのみの販売ですので,事前にスマホ乗車券販売サイト「DohNa!」 での購入が必要です。
【有効区間】
函館バス指定区間
【販売価格】
1日乗車券「カンパス」 : 大人1200円 小人600円
カンパス24時間券: 大人2100円 小人1050円
市電⇔バス、バス⇔バスと乗り継ぐ場合には、すべての電停(市電の駅)と指定のバス停留所・4ヶ所(※1)で降車のときに乗務員に申し出ることにより、乗り継ぎ券が手渡され、乗り継ぎ割引料金が摘要となります。
「ICAS nimoca」利用の場合には、自動的に乗継料金が適用になります。(※他の交通系ICカードには割引はありません)
※1 函館駅前(棒二森屋前)、五稜郭(市電五稜郭公園前)、深堀町、湯倉神社前(市電湯の川)の4ヶ所
道内観光をするならば、レンタカーがあると時間も節約できてドアtoドアで便利です。しかしアノマリーのエリアとなるであろう函館市内は渋滞などもあり時間の予測が難しい為、アノマリー中は徒歩や市電(路面電車)、自転車などがオススメです。
市内にはレンタサイクルやレンタルバイクなどもあります。数が多くないため台数には限りがあります。また、予約優先のものもありますので、検討している方は早めに押さえておく事をオススメします。
「はこりん♪」は、電動アシストつきのレンタサイクルです。坂の多い函館でもスイスイ進めます。
予約優先ですので、ご予約をオススメします。
【受付場所】
【利用料金(自転車総合保険付き)】
朝割(10:00-12:30) 880円
4時間まで 1,430円
1日(10:00-17:30)2,090円
※1泊2日のレンタルはできません。
【利用時に必要なもの】
本人確認書類、利用料金(前払い制)
ベイエリアにある金森赤レンガ倉庫のレンタサイクルです。こちらは電動アシストつきではない一般の自転車となります。
予約はできません。また、荒天時は利用できません。
【受付場所】 BAYはこだてインフォメーション
【利用料金】 1台1,650円(税込)
【利用時間】 10:00-17:00
函館周辺にはレンタルバイクのお店もあります。大型バイクから原付きバイクまで幅広く揃っているので、アノマリー中の機動力に一役買うかも?!利用には予約が必要なところが多いので、事前にお店に問い合わせることをおすすめします。