1990年6月、フィリピンの恵まれない子どもたちのための家を建てたいという呼びかけがシスター・イノセンシアからありました。1991年 未信徒からの要請もあって、ボランティアグループ「テレーズ・ファミリー」が発足。フィリピンのバーハイ・サンタマリアという子どもたちの施設維持の資金援助と子どもたちを育て教育するために、援助金を募集したり小豆島特産品「そうめん」「つくだ煮」「オリーブ油」を全国各地の教会などに販売し、送金しました。小豆島教会の守護聖人はテレーズ・マルタンです。マザー・テレサ(テレーズの英語の呼び名)も、テレーズマルタンの守護を受けておられるのを知って、彼女の生き方がそうであったように、住まい、年齢、性別、宗教などにはいっさいとらわれることなく、共に活動するという姿勢で援助活動を続けました。