城ケ丘中学校について

校区の概要


(1)地理的位置

 沖永良部の中央部に位置し,北は東シナ海,南は太平洋に面し,中央は海抜188mの越山を中心とする丘陵地帯で11の集落からなる。本校はほぼその中心にあり,和泊町役場から約4kmの距離にある。

(2)産業

 本校区は農村地帯で,ほとんどが兼業農家である。主な作物は,サトウキビ,ジャガイモ,サトイモ,花卉類などである。その他畜産も盛んである。

(3)教育・文化

 過疎現象はもろに生徒数の減少につながり,一時は400名を数えた生徒数も平成3年度からは2桁の生徒数になった。進学率は100%にちかく,その大部分が県立沖永良部高等学校に進学するが,数名は島外の高校へ進学している。

校区民はきわめて温厚で,教育への関心も高く,学校教育に積極的に協力する。

住民は祖先崇拝の念あつく,中世の島主世之主の居城地としての誇りを持っている。


校章・校歌

城ケ丘中学校歌 作詞:皆吉 平  作曲:赤地 信 作曲


一 島の鎮めの 世の主の

   古城の近く 城南に

   太平洋を  みおろして

   きぜんとたてり 城ケ丘


二 越山めぐる 村里の

   友呼び睦み 集いより

   互いに励む 姿こそ

   我が学び舎の 誇なれ


三 昔ながらの 負けじ魂

   時代の鐘を 耳にしめ

   強く正しく 鍛えゆき

   楽園郷土 築かなん