※この記事は、海外旅行保険を扱う株式会社ウィズハートの代表木代晃輔様に監修していただきました。
15年にわたり海外旅行保険を扱ってきた保険の専門家木代さんに、拙著「海外旅行で病気になった」を読んでいただき、「海外保険の仕組み」の解説と、「選ぶ際に注目すべきポイント」についてアドバイスしていただきました。
株式会社ウィズハート 代表 木代晃輔 様
1981年神奈川県横浜市出身。
関東学院高等学校を卒業後、早稲田大学に入学。
保険数理・確率論を勉強し、共栄火災海上保険に入社。
企業保険が中心の新種保険部門に所属し、主に商品開発・アクチュアリー業務を担当。 退職後に、株式会社ウィズハートを設立。
自社にて保険相談サイトを立ち上げ、日本全国からの保険の悩み・相談に回答しています。
株式会社ウィズハートの運営サイト
■保険ウィズHP
■AIG損害保険会社 海外旅行保険
海外旅行保険を扱う会社は、その規模や提供地域によって保険の仕組みが異なるようです。
顧客からの受電、現地病院とのやり取りなどのすべてを自社で対応。
間に保険会社のみが介入するため、対応がスピーディー。
こうしたワンストップ体制は、大手の保険会社だからこそできる。
一方、補償額に対して費用は高くなりがち。
※一部地域では外部委託会社・代理店を利用する場合もあるようです。
顧客からの受電、病院の手配、支払い確認業務などの一部または全部を現地の代理店・アシスタンス会社に外注で対応。
病院と顧客の間に複数社が絡むこともあり、保険契約情報の連携等がうまくいかなかった場合に時間を要することも。
一方、補償額に対して費用が安い商品が多い。
私がベトナムの病院で、治療開始までの時間や会計時に長時間待たざるを得なかったのは、中堅の保険会社だったために、間に複数社が関与したことで発生したトラブルだったかもしれません。
ワンストップの大手保険会社であれば、もう少しスムーズに治療や会計が済み、時間が短縮できた可能性もあります。
大手と中堅、どちらにもメリットデメリットがありますが、費用をとるかサポート体制をとるかということなのでしょう。
保険選びでは、私たち素人はどうしても補償内容やその金額に目が向いてしまします。
もちろんそれも大切な要素ですが、一味違ったプロ目線の保険選びのポイントをご紹介します。
1. アシスタンス体制の信頼性
保険会社が自社でアシスタンスセンターを運営している場合、トラブル対応が非常にスムーズです。
外部委託の場合、その委託先企業によっては現地医療機関との連携に時間がかかることがあります。
どこまで自社サービスで、どこから外注で提供しているのか、この点に着目するのもポイントです。
2. 世界におけるブランド知名度
実は病院がキャッシュレス治療に応じてくれるかどうかは「その保険会社のブランド知名度」もポイントになります。
例えば知名度が低くて支払いに不安がある保険会社だと、病院側がキャッシュレス治療を受け付けてくれなかったり、その確認作業に時間を要することもあります。
病院にとっての大きな不安事項は「費用がきちんと回収できるかどうか」であるため、支払い実績が十分にあり世界的知名度を誇る大手企業であれば安心感もあるでしょう。
3. 保険会社の保険金の支出実績
プロの視点では、決算資料などを確認して「実際にどれだけ保険金が支払われているか」を見ることもよいと言います。
もし業界平均に比べて保険金の支払い額が少ないとなると、保険金支払いの基準が厳しいか、もしくはお客様サポートにかかる経費が抑えられている可能性が考えられます。
保険金支払いの基準が厳しいということは受け取れる保険金に影響しますし、サポート経費が少ないとなると十分なサポート体制が整っていない可能性があります。
上記の観点から、大手保険会社でおすすめされたのは以下の3社でした。
AIG損害保険会社
東京海上日動火災保険
損保ジャパン
特にAIG損保は世界最大手の損害保険会社であり、東京海上日動は日本最大手の損害保険会社です。
アシスタンス体制や国際的な信頼性が高く、キャッシュレス治療への対応もスムーズに進んでいることが多いと感じます。
保険の仕組みや実際の対応体制は、ネットではなかなか見えてこないもの。
だからこそ、信頼できる代理店や保険の専門家に相談しながら、自分に合った保険を選ぶことが大切です。
海外旅行保険に迷ったら、ウィズハートの木代さんにぜひご相談してみてくださいね。
▼木代晃輔さんのXはこちら
https://x.com/a_kishiro
※本記事は、特定の保険会社を否定・批判・推奨するものではありません。