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2023年1月更新
長野県立屋代南高等学校 ライフデザイン科フードコース 2〜3年生を対象に、第2回目のきのこ料理コンテストを2022年10月に開催しました。今年も、若者たちのアイディア満載の創作きのこメニューが出品されました。
厳正な審査の結果、各賞に選ばれた作品を紹介します。
(2022.10.27に行われた試食審査会に出品された10作品)
正社員募集中 工場内作業スタッフ
各賞受賞作品
※※ 社 長 賞 ※※
3年 美齊津 大和 さんの作品
3種キノコとチューリップの
トマトクリームソース
※※ 優 秀 賞 ※※
3年 青木 嶺 さんの作品
新!キノコたっぷり かき揚げバーガー
※※ アイディア 賞 ※※
3年 後藤 亜利沙 さんの作品
キノコと大葉のつくねハンバーグ
キノコのパリパリサラダ
3年 石田 杏海 さんの作品
キノコとハムのチヂミ
2年 西沢 美楓 さんの作品
エリンギのパン粉焼き
3年 内山 智加 さんの作品
やみつきキノコの揚げ焼売
3年 山口 侑花 さんの作品
キノコたっぷり粕汁うどん
3年 高木 結梨 さんの作品
キノコのトマトパイ
2年 西部 咲那 さんの作品
キノコのマリネ
3年 滝澤 日和 さんの作品
第2回 屋代南高校ライフデザイン科フードコース 信州の幸(めぐみ)
きのこ料理コンテスト
<一次審査> 書類選考
昨年同様、屋代南高等学校ライフデザイン科フードコースの2〜3学年の33名の生徒の皆さんから応募があった作品の中から、書類選考の末、二次審査(試食会)進出者、上位10名を選考。
<二次審査> 試食会:2022年10月27日:屋代南高校 調理実習室にて開催
選出された10名の応募者が、審査員の前で実際に応募作品を調理。調理中も質問に答えながら、完成した順に試食。審査ポイントは、独創性・アイディア、盛り付け・彩り、調理のしやすさ、味付け、食感、原価等々を、各審査員が厳正に点数化して採点し、各賞対象作品を選考。
<審査員>
一般社団法人 日本きのこマイスター協会 理事長 前澤 憲雄 氏
農事組合法人 ひらの培養センター 代表理事 長島 政弘 氏
JA中野市 きのこ部会協議会 部会長 浅沼 正勝 氏
きのこマイスター(2期生) 栁澤 けさ子 氏 (屋代南高等学校卒)
株式会社アスク 取締役社長 山本 恵美子 氏
株式会社 三幸商事 代表取締役社長、副社長、統括部長<信州の幸(めぐみ) 店長>
審査会の様子
スライドしてご覧ください
同校中村校長先生、担当された井上先生出席のもと、当社より池田社長、名倉部長他が出席し、各賞を受賞した皆さんに、賞状ならびにトロフィーが授与されました。
写真左から、アイディア賞の後藤さん、社長賞の美齊津(みさいづ)さん、優秀賞の青木さん。
また、応募者全員にキノコの詰め合わせセットを副賞で贈呈いたしました。
第二回目のきのこ料理コンテスト開催に込めた当社の思い、取り組みを含め、コンテストに出品された創造力にあふれた作品への感想等、表彰式での当社代表取締役 池田幸正のご挨拶を、ご紹介します。
「本日は、第2回キノコ料理コンテスト表彰式を実施するにあたり、貴重な時間をお借りしここに実施できますことまずもって御礼申し上げます。
日頃は、屋代南高等学校、校長先生はじめライフデザイン科フードコースの皆様にはキノコの発信に大変お世話になっておりますこと重ねて感謝申し上げます。
今年のコンテストは約120点の多くの作品から書類審査と最終審査会の10名の中から上位3名の表彰をさせていただきます。
昨年も生徒さんの料理にかける熱い思いを肌で感じさせていただきましたが、今年は更にキノコ料理を発信したいとの思いを感じさせられた作品が数多くあり感動させられました。まずは、受賞されました「社長賞 美斉津大和(みさいず やまと)」様・「優秀賞 青木 嶺(あおき れい)」様・「アイディア賞 後藤亜利砂(ごとう ありさ)」様、誠におめでとうございます。
社長賞の美斉津大和さんは、味、創造性、等、総合的に評価され素晴らしい作品と思います。
優秀賞の青木 嶺さん・アイディア賞の後藤亜利砂さんは、健康と環境をテーマに表現されていたと思います。これは時代の先読みした作品として素晴らしく、更に研究を重ねて改良していただくようお願い致します。いずれも自分の思いが表現されており甲乙つけ難い素晴らしい作品で感動いたしました。
また、店舗販売検討には青木れいさんの「新!キノコたっぷりかき揚げバーガー」と高木ゆりさんの「キノコたっぷり粕汁うどん」が入っております。今後検討材料とさせていただきます。
又、8月の全日本和食グランプリには、石田さんと、後藤さんがキノコを使って審査員特別賞を受賞されましたことは、本当に努力の賜物と有難く心よりお祝い申し上げます。
キノコ産業の現状を少しお話させていただきます。
皆さんもご承知の通り、コロナ、ウクライナ戦争、円安によって原材料費、燃料、電気、等急激な高騰が続き、2年前と比べ生産資材は40~50%の値上がりとなりキノコ生産者の経営はほぼ成り立たないところまできています。
この、難題を克服するには、若者のきのこファンをつくり、家庭で当たり前にキノコを食べる食習慣の確立で安定的な消費拡大をめざすことが第一です。キノコの健康効果、新しいキノコ料理の発信は今の業界の活性化、健康社会にとって最も求められています。
そのためにも、皆様のような若者に新しい食文化の発信の要として期待しているものであり、信州の幸(めぐみ)のメニュー作りにも参考にし取り入れ、今後も継続してお手伝いできれば有難いと考えております。
最後に、皆様の益々のご活躍をご祈念申し上げますとともに、校長先生、教頭先生、井上先生には改めて感謝の意を申し上げご挨拶に代えさせていただきます。」