少子化の進行と共に企業においては慢性的に人材不足の課題を抱えています。

 私達はこの時代に適応した新たな発想と行動で魅力ある会社を目指す必要があります。社会は全てが縮小傾向の中で企業の後ろ向きは許されません。前を向き前進するには雇用環境の改善と殻を打ち破ることのできるマネジメント能力の高い人材の育成等人への投資が求められる時代です。

 弊社では、6月より新たに3工場目となる千曲工場が稼働いたしました。

 新しい千曲工場の拘りは異物対策、製品の均一性、ホコリ対策等で、研究開発をベースに品質アップと労働環境の改善等生産性の大幅な向上を目指します。

 又、きのこ業界の一員としてきのこ消費拡大に結びつく事業も積極的に行っています。まずは、千曲市の更埴文化会館あんずホールのネーミングライツを2022年4月に取得し「信州の幸(めぐみ)あんずホール」となり千曲市とともにキノコの発信拠点として重要な役割を担っています。そして2021年より若者にキノコの素晴らしさを知っていただくため屋代南高校フードデザインコースとのコラボでキノコ料理コンクール、キノコの講演会、栽培施設見学会等を毎年開催するなかで若者の熱意と柔軟な発想には益々期待が高まります。

 これからもキノコ業界が更に活性化できるよう生産者にとって必要とされる企業を目指しますので引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。