ついに2025年6月28日に奈良女子大学で池の水抜き作業を実施いたしました！
前日から排水ポンプを使って水を抜き、作業当日は水深20cmという段階でスタートしました。1週間前の天気予報では雨予報でしたが、実際は最高気温33.3度という真夏日☀️朝8:00に集合して涼しいうちに作業を開始しました。
うすうす予想はしていましたが、池の水を抜くと底には大量のヘドロが…！落ち葉が腐敗して堆積したものが長い年月を経て積み重なっていました…。新しい水を入れるにはまずはヘドロを除去しなければ！各自胴長を着用し、ショベルや網を両手に握り締めてヘドロを地上に出す作業を開始しました。
凝縮して堆積したヘドロたちは非常に重く、腕が悲鳴を叫ぶのを無視して作業を続けました！
猛暑の中胴長を着た作業は暑そうですが、意外とそんなこともなく、むしろ水の中に体が入った状態での作業だったので比較的涼しく活動することができました☺︎
作業をしていると遠くから熱い視線を感じる…。視線の先には鹿の家族が佇んでおり、じっとこちらを見つめていました👀🦌
「僕たちの水場を荒らすな！」と言わんばかりの無言の圧力。でもごめんね、これからはもっと綺麗な水を飲めるようにしてあげるからね！という気持ちで私たちは作業を続けました。
作業をしていて感動したのは、池にゴミが落ちていないということ。大学の隅っこの木陰にひっそりと存在している池なんて、ゴミの溜まり場になりそうですがそんなことはなく、非常に驚きでした😳
丸1日かかると思っていた作業はみんなが集中して取り組んだ成果もあり、午前中に完全終了することができました！ヘドロを完全に取り除くことは出来ませんでしたが、水路を塞いでいたヘドロを取り除くことは出来ました！
実は、池の水抜き作業は池を綺麗にすることにプラスしてもう一つ、「外来種の駆除」という目的がありました。池の水を抜いて、綺麗な水を入れて、メダカちゃんを入れてもこいつがいたら全てを無に帰されてしまう。そう！ウシガエルを捕獲することもまた今回私たちの課題だったのです。しかし、大量にいるはずのウシガエルがなかなか姿を現さない…💦かろうじて1匹捕まえるのに3人がかりという大仕事。
池の水を抜いてヘドロを除去した後はウシガエルをどう捕獲し、どう駆除するのかを考えなければいけないねと作業後にみんなでアイスを食べながら作戦会議をしました。
