2022.08.25
先日の揚水ポンプのトラブルはネットの設置で無事解決し、無事稼働するようになりました!、、、が、一難去ってまた一難、ポンプがバリバリ働いてくれるようになったのは良かったのですが、揚水した水が水路に滞留 + 水漏れ箇所が発覚し、ここ 1 週間ほどでどんどん池の水位が下がってしまいました(瀬戸調べによると、雨が少なかったこともありますが、先週からなんと水位が 3 cm も低下しておりました、、、)。
そこで、本日は遊佐先生と遊佐研究室の学生さん5名と瀬戸で、もう一度水路の整備を行いました。まず2つの部隊に分かれ、穴掘り部隊は水平器で水路の傾きを確認、水が流れやすいように掘り進める作業を行いました。水漏れ補修部隊はどうやらアナグマが噛んだか爪とぎしたかで空けたらしい?!ビニルシートの穴を補修、更にビニルシートを三重に重ねる作業を行いました。いつか犯人(犯獣?)を特定したいです。
↑ 推定アナグマ容疑者が空けた穴の補修部隊の皆さん。遊佐先生によると、過去に実験池(もちろんこことは別の場所です)で飼育していたスクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)がアナグマに食べられてしまったことがあるそうです。瀬戸はまだアナグマ被害は経験しておりませんが、鹿の皆様には何度か温度・照度観測用のタワーを倒されております。私のデータを返しておくれ。
↑ 水平器は液体中の気泡の位置で地面の傾きを確認するための道具です。上の写真の場合、左から右には水は自発的に流れますが(専門的に言いますと、熱力学第二法則に従うためです)、右から左に流すためにはエネルギーを要します。
↓ 下の写真は遊佐研究室の穴掘り部隊の皆さん。とっても頼りになりました!
これでしばらく様子を見て、水路の水が停滞せず流れるようであれば、漸くカワニナ(ゲンジボタルの餌生物)の放流となります。今度こそうまくいきますように!
(瀬戸)
2022.08.20
8月18日に遊佐先生がソーラーパネルと揚水ポンプを導入し、試運転していたのですが、なんとその翌日に揚水ポンプが動かなくなってしまいました。。分解してみたところ、内部に砂利が混入したことでモーター部分に負荷がかかっていたことが原因でした。異物が混入しないように揚水ポンプを覆っていたネットの目が粗すぎたようです。
そこで本日、目の細かい(80メッシュ)ネットを水の吸い込み口に設置した上で更に全体を覆い、再度池の中に設置してみました。これで無事稼働すると良いのですが...。
↑ 内部に大きな粒子状物質が混入しないようネットで保護した状態。
↑上の写真が揚水ポンプのカバーで、↓下の写真が揚水ポンプ本体です。
今日は曇りだったため揚水ポンプの稼働状況は確認できませんでした。積算流量計も設置してみたので、水路の流水の様子はまた後日ご紹介したいと思います。
尚ポンプの設置のために身をかがめた際、カラビナ(金属リング)で腰から下げていたツールポーチに収納していた鍵を池ポチャしました。。大変焦りましたが無事回収できました。チャック付きのツールポーチに買い換えようかと思います。
(瀬戸)