『佐保川の蛍』復活プロジェクトについて
『佐保川の蛍』復活プロジェクトについて
『佐保川の蛍』とは、奈良市の東大寺・興福寺周辺にみられる優れた風景として室町時代に選ばれた「南都八景」のひとつであり、古くから地域に親しまれてきたゲンジボタルの地域個体群です。
しかしながら近年、河川や水路の水質悪化やコンクリートによる護岸化、外来種の導入の影響により、他の都市河川と同様、ゲンジボタルの個体数は激減しています。
佐保地区自治会では毎年度、佐保川の清掃や環境整備を実施してこられました。その過程で佐保地区自治連合会元副会長の中川英幸さんがゲンジボタルの保護を志し、保護活動の実績のある奈良女子大学にご協力の依頼がありました。
そこで、奈良女子大学の有志メンバーと佐保地区自治会の皆様と共に,『佐保川の蛍』の風景を復活させるための活動を、地域の皆様のご協力も仰ぎながら、共に展開できればと考えております。
プロジェクトリーダー・ゲンジボタル保全手法の開発
ゲンジボタル保全手法の開発・水生生物調査
ビオトープエネルギー収支・水質測定
佐保地区自治会メンバー