2023.06.21
本プロジェクトの活動が「ならなび」で紹介されました。以下のサイトで動画配信中です。佐保地区自治会メンバーの中川英幸さんとプロジェクトリーダーの遊佐先生とインタビューに答えていらっしゃいます。(瀬戸)
奈良 佐保川の蛍
2023.06.15
水産教育・研究機構の伊藤真菜博士と伊藤克敏博士、理化学研究所の中村龍平博士にご協力いただき、池の底層の酸化還元電位を自動計測できるようになりました。
酸化還元電位は水質を表す指標の1つであり、測定場所で生じる酸化と還元の反応のバランスで決まる電位差を表します。表層環境では酸素の酸化の影響力が大きく、酸素の多いところでは電位は高く、酸素の少ないところでは電位は低くなります。また、電位の情報はその場所に生息する微生物がどのような反応を利用し、エネルギーを獲得しているかの情報も与えてくれます。
今まではポータブル計で酸化還元電位の測定をしていましたが、これからは15分おきに測定データを保存しておくことができ、水質管理ならびにデータ解析に役立ちそうです。
水路の方は現在こんな感じです。埋め戻した土が池の方に流れ込んで池の濁度も上がっております。。。(瀬戸)
2023.06.07
環境カウンセラー室賀泰二さんの指示の下、水路の防水シートを張り、土で埋め戻す作業を行いました。環境科学コースの1回生が1人、遊佐研の学生さんが1人、それぞれ手伝いに来てくれました。
途中で力尽き、埋め戻し作業はまた後日実施することになりました。ちなみに瀬戸は翌日身体中が痛かったです。とほほ。蛍飛び交うビオトープは来年にお預けですね。
来週は水産研究・教育機構の共同研究者が水質管理のための仕掛けを設置しに来てくださるので楽しみです。池の方の無酸素下がどんどん進んでしまっているので、なんとかせねば。(瀬戸)