Rの基礎2

パッケージ

  • 特定の目的を持った関数の集まりをパッケージと呼ぶ
  • 標準で実装されているパッケージ以外にもたくさんのパッケージがあるため,目的に応じてそれらをインストールする必要がある
  • パッケージは一度インストールすればよいが,標準以外のパッケージを使用するためには,毎セッション(起動するたび),読み込む必要がある


# パッケージをインストールする関数

install.packages()

# パッケージを読み込む関数

library()


日本地図を描画しよう

パッケージのインストール


# パッケージのインストール(最初の一回だけ)

install.packages("sp")

# パッケージを読み込む

library(sp)


日本地図データのダウンロード

  • まず,「データ処理演習」用フォルダを適当な場所に作る
    • フォルダ名はとりあえずData processingとしておく
  • 以下のURLにアクセスし,「Country」で「Japan」 で選択 → 「R (sp): level0 level1 level2」をそれぞれクリックする

https://gadm.org/download_country_v3.html

    • level1は,国レベル,level1は,県レベル,Level2は市町村レベルのデータ


地図データファイルを読み込む

# setwd()を使って,カレントディレクトリを地図データファイルのある場所に移動させておく

# わからない人は 「Session → Working Directory → Choose Directory」で選択する


# rdsファイルを読み込む

gadm <- readRDS("gadm36_JPN_1_sp.rds")


# 地図データに格納されている情報を確認する

gadm@data


地図データファイルをプロットする

# 色を設定

colors = rainbow(100)

# プロット,col= 色, border=線の色

plot(gadm, col = colors, border = 'darkgrey')


表示範囲を指定する

# 沖縄を無視する

xlim <- c(128, 146) # 経度

ylim <- c(30, 46) # 緯度

plot(gadm, col = colors, border = 'darkgrey', xlim=xlim, ylim=ylim)


特定の県のみ色を変える

colors = rep("#00FF0022",47)

colors[gadm@data$NAME_1 == "Shizuoka"] = "#cc0000FF"

plot(gadm, col = colors, border = 'lightgrey', xlim=xlim, ylim=ylim)