Rを使ったデータ処理

Rを使ったデータ処理

  • このサイトは静岡大学情報学部「データ処理演習」で使用する目的に最適化されていますが,情報学特有のコンテンツではありません。初歩的なRの使用法および,Rを用いた統計解析を学びたい方に役立つものとなっているかと思います(作成者の専門は心理学)。

  • 出力結果のグラフ等の画像は,出力された時の感動を奪わないように敢えてあまり載せていませんのでご了承ください。

  • 適宜アップデートします。講義資料なども追加するかもしれません。


はじめに

  • 大文字や小文字,全角や半角,「 ' 」や「 " 」,「 ( 」や「 [ 」を混同して使ってしまった場合,コンピュータはエラーを返します。「そんなかたいこと言わずになんとかしてよ!」と感じるかもしれませんが,相手はパソコンです。あきらめましょう。人間は間違える生き物ですが,間違いを見つけて直せるのも人間です。

  • プログラムが動かない場合には,順を追って「どこまでは正しいのか」をゆっくりと検証しましょう。プログラムがうまく書けないと,自己嫌悪に陥ったり,自信を無くしたりすることもあるかもしれませんが,そんな必要はありません。悪いのは「あなた」ではなく,「あなたの書いたコード」です。いくらでも直すことができます。

  • エラーメッセージをよく読もう。エラーメッセージは人間ではないからわかりやすい言葉は投げかけてくれないけど,少なくとも何が問題なのかは伝えてくれます。「動きません」「エラーが出ました」と言って手を止めるのはプログラムだけで十分。人間はそこで止まらず,このエラーはどういう意味か?どうすれば直るのか?を考えたり,調べたりしてください。みなさんが大学で学ぶべきは「自分で調べて解決する技術」です。教科書を覚えるだけの高校生活とは早めにおさらばしましょう。そして今の時代,ネットで調べたらだいたい全てのことは解決しますよ。


ちなみに(小言)

  • データ解析・統計処理といったものは,ある「モデル」を通して世界やデータを解釈する営み・試みです。

  • しかし,モデルが本当にその解釈に適しているかどうか,モデルが正しいかどうかはいつまで経っても不明です。

  • データ解析において「これをすれば正解」というものはありません(「これは間違い」はたくさんありますが)。

  • 目的とデータの性質に合わせて手法を考えることがとても大事です。考えるのをやめるなー。


LINK・参考資料

基礎編


発展編


統計的仮説検定の基礎


Rじゃないけどためになりそうなもの


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その他リンク