『琉球沖縄歴史』4号(2022年8月)

《目次》

 【論文】

  張子康「牧志朝忠の活動とその意義―近世末期琉球の一通事」

  前堂颯世「蔡文溥の生涯とその詩作―官生期を中心に」

 【研究ノート】

  網取汐音「19世紀後半のフランスにおける「日本」像―批評家フィリップ・ヒビュルティの《JAPONISME》を素材として」

 【小特集】疾病と健康から見た琉球沖縄史

  豊見山和行「疾病をめぐる琉球の社会と国家―研究の現状と展望」

  前田勇樹「明治沖縄の感染症対策をめぐって:せめぎ合う「旧慣」と「同化」」

  井上弘樹「腸管寄生虫症対策と1960年代の沖縄―日本寄生虫予防会との関わりから」

  市川智生「戦後沖縄の乳幼児の健康―「赤ちゃんコンクール」の目指したもの」

  総合討論要旨

 【書評】

  深澤秋人「真栄平房昭著『琉球海域史論』(上・下)」

  中村翼「真栄平房昭著『琉球海域史論』(上・下)」

  麻生伸一「真栄平房昭著『琉球海域史論』(上・下)」

 【新刊紹介】

  鈴木悠「宮城弘樹『琉球の考古学』」

  山田浩世「沖縄県教育委員会編『歴代宝案』訳注本第15冊」

琉球沖縄歴史学会活動報告

琉球沖縄歴史学会規約