例   会

今後の例会情報(予定含む)と過去の記録を掲載しております。

今後の例会予定

*(仮)のある例会は予告なく日程及び内容を変更する可能性があります。


5月例会 「歴史総合」「世界史/日本史探求」を現場でどう受け止めるか

日時 202411日(土)1500~17:40

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

 会場 (対面) 沖縄県立芸術大学 当蔵キャンパス教育棟3階大講義室

      (オンライン)ZoomおよびYouTube

*オンラインでの参加を希望する非会員は、こちらから事前の申し込みが必要です。(ここをクリック)

*対面参加は、非会員でも事前の申し込みは必要ありません。


趣旨説明:池上 大祐(琉球大学)15:00~15:05


第一報告:藤波 潔(沖縄国際大学)15:05~15:45

「非教育系・非歴史系学部における歴史教員養成-「外国史」を事例として」


第二報告:我如古 香奈子(沖縄県立美里高等学校)15:45~16:25

「琉球・沖縄史学習による「学びに向かう力」を育む歴史総合の授業試案

―「クロスロード」法を取り入れた単元デザインを通して―」


第三報告:大城 航(沖縄県平和祈念資料館)16:30~17:10

「歴史総合教科書の特徴と、琉球・沖縄史に関する記述について」


総合討論 17:10~17:40ごろ

2月例会(共催)「分散した琉球古文書の統合と活用に関する研究」報告会のお知らせ


〇日時 2024年2月18日(日)13:00~18:00

〇開催方法 オンライン ZoomおよびYouTube

〇内容

大城直也

「那覇士蒙姓糸数家文書について—史料紹介とその特徴—」

 麻生伸一

「琉球国末期の倹約令について—『御欠略付諸間切諸嶋江申渡候条々』を中心に—」(仮)

金城善 

「明治10年の『多良間島塩川村丑年惣頭物成帳』と同22年の『多良間島仲筋村丑年惣頭物成帳』に見る多良間の人々」

 豊見山和行 

「評定所筆者科に関する新出史料の紹介と検討—ハワイ大学図書館阪巻・宝玲文庫蔵『御評定所科文』を中心に—」


琉球沖縄歴史学会 2024年3月「学生報告会」報告者募集のお知らせ

琉球沖縄歴史学会では、2024 年 3 月 9 日(土)に 「学生報告会」を開催いたします。卒論・修論の内容や、現在取り組んでいるテーマなどご報告いただき、フロアとの議論を通してその研究をより深め、 琉球・沖縄での歴史学研究の裾野を広げ、次世代へ繋いでいく場になると存じます 。つきましては、報告者を募集いたします。ご希望の方は、当会事務局までお知らせいただきますようお願い申し上げます。

開催日時:2024年 3 9 日(土)10:00~18:00 の間

  ※開始・終了時間は報告者数に応じて変更致します。

  開催場所:沖縄県立芸術大学講義室 3階大講義室

  ※対面報告・参加のみの開催となります。


報告希望者は、以下3つの要件をすべて満たしてください。

 1.学部生または博士課程前期(修士)課程の大学院生であること。

 2.報告希望者あるいはその指導教員のどちらかが本会会員であること。 3.指導教員に推薦書の執筆および提出を依頼し、その承諾を得ること。

※指導教員におかれましては、お手数ですが推薦書用紙をリンクからダウンロードし、必要事項を入力の上、事務局へのメールでの提出をお願いいたします(捺印は必要ございません)。


報告希望者は、以下1~5をまとめたワードファイルを作成し、メール添付でお送りください。

1.お名前(グループの場合は全員分)

2.ご所属(大学と学部、学年 グループの場合は全員分

3.ご連絡先(メールアドレスか電話番号。グループの場合は代表者のみ)

4.報告題目(仮でも構いません)

5.報告要旨 8001000 字程度


申し込み期限   2024年 13日(火)


申し込み先   琉球沖縄歴史学会事務局 ryuokishigaku@gmail.com 

 報告の可否および開始・終了時間につきましては、追って事務局よりお知らせ致します。

法政大学沖縄文化研究所 共催シンポジウム横山重関係史料・久米村楚南家文書の世界―『法政大学沖縄文化研究所蔵 琉球関係史料目録』の刊行によせて」

日時 2023年12月9日(土)13:30~17:00

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

 会場 (対面沖縄県立芸術大学 当蔵キャンパス教育棟3階大講義室

      (オンライン)ZoomおよびYouTube

*オンラインでの参加を希望する非会員は、こちらから事前の申し込みが必要です。(ここをクリック)

*対面参加は、非会員でも事前の申し込みは必要ありません。


・渡辺美季(東京大学大学院総合文化研究科教授)

 横山重の琉球関係史料収集

・高津孝(放送大学鹿児島学習センター所長・特任教授、鹿児島大学名誉教授)

 楚南家文書紹介と横山重資料『中山花木図』について

・豊見山和行(琉球大学名誉教授)

 「羽地家家之伝物語」と「唐物方日記」の史料的意義について

・麻生伸一(琉球大学人文社会学部教授)

 「親見世旧記抜萃」について

・王尊龍(立教大学大学院文学研究科博士後期課程)

楚南家文書所収史料から見た琉球役人の情報収集活動―太平天国の乱を中心に―

・大里知子(法政大学沖縄文化研究所専任所員・准教授)

『法政大学沖縄文化研究所蔵 琉球関係史料目録』の刊行について・司会


2023年11月例会 近代尚家文書の研究

(近代尚家文書研究会 共催事業)

日時 2023年11月11日()14:00~17:00

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

 会場 (対面) 沖縄県立芸術大学 当蔵キャンパス教育棟3階大講義室

      (オンライン)ZoomおよびYouTube

*オンラインでの参加を希望する非会員は、こちらから事前の申し込みが必要です。(ここをクリック)

*対面参加は、非会員でも事前の申し込みは必要ありません。



【内容】

14:00~14:10 

櫻澤誠「趣旨について」 

14:10~14:55

 伊集守道「尚家文書の公開状況」

 14:55~15:40 

鈴木悠「近代尚家の家政組織について」

 15:50~16:35 

櫻澤誠「尚家文書からみる尚昌・尚裕の時代」 

16:35~17:00

 全体質問 


2023年10月例会 自由論題報告会

日時 2023年10月22日(日)14:00~17:30

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

 会場 (対面) 沖縄県立芸術大学芸術文化研究所(旧附属研究所)小講堂【MAP

 *通例使用しているキャンパス(当蔵キャンパス)とは異なりますのでご注意ください

      (オンライン)ZoomおよびYouTube

*オンラインでの参加を希望する非会員は、こちらから事前の申し込みが必要です。(ここをクリック)

*対面参加は、非会員でも事前の申し込みは必要ありません。



【内容】

14:00~14:45     

倉成多郎「平田典通の来歴と首里城龍頭棟飾について」

14:50~15:35

源清香「辻と真言信仰―ジュリによる信仰活動の実態―」

15:50~16:35 

座間味希呼「米軍占領期沖縄における山地開発の史的文脈:経済振興第一次五ヶ年計画と実際の開発過程に着目して」 

16:45~ 

 総合質疑


2023年8月例会合評会

日時 2023年8月26日(土)15:00~17:00

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

 会場 (対面)沖縄県立芸術大学 当蔵キャンパス教育棟3階大講義室

      (オンライン)ZoomおよびYouTube



【タイムスケジュール】

14:55           

 開会

15:00-15:40  

 報  告 1  田場 裕規(沖縄国際大学)

鈴木耕太『組踊の歴史と研究ー組踊本の校合から見えるものー』(榕樹書林、2022)

15:40-16:00

 リプライ1  鈴木 耕太


16:00-16:40 

 報  告 2  遠藤 美奈(沖縄県立芸術大学)

茂木仁史・古波蔵ひろみ著/国立劇場おきなわ監修『首里城の舞台と踊衣裳』(榕樹書林、2023)

16:40-17:00 

 リプライ2  茂木 仁史・古波蔵 ひろみ

17:00        

 閉会


2023年年7月例会『東アジアは「儒教社会」か?』書評会

日時 2023年7月30日(日)14:00~17:00

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

 会場 (対面)沖縄県立芸術大学 当蔵キャンパス教育棟3階大講義室

      (オンライン)ZoomおよびYouTube



【タイムスケジュール】

14:00           

 開会

14:05-14:20  

 内容について 望月直人(琉球大学)

14:20-15:00 

 書評者1 水越知(関西学院大学)

15:00-15:40 

 書評者2 萩尾俊章(沖縄民俗学会)

16:00-16:55 

 総合討論  

17:00        

 閉会


2023年4月例会 歴史・考古学による中城御殿をめぐる最新知見

日時 2023年4月15日(土)13:30~18:00

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

会場 (対面)琉球大学附属図書館2階 ラーニングコモンズ(プレゼンテーションエリア)

   (オンライン)ZoomおよびYouTube



【プログラム】

 配付資料:中城御殿関係年表

司会:宮城弘樹

・近世期の中城御殿(旧中城御殿)(亀島慎吾)

 *旧中城御殿の発掘報告書は以下のリンク先(全国遺跡報告総覧)参照

 ・中城御殿跡(首里高校内) https://sitereports.nabunken.go.jp/21500 

 ・中城御殿跡(首里高校内)・櫨園跡 https://sitereports.nabunken.go.jp/114979 

・近代の中城御殿(新中城御殿)(宮城淳一)*田村薫より変更

 ・中城御殿跡 https://sitereports.nabunken.go.jp/130793 

・中城御殿の移転と尚家文書(山田浩世)レジュメ

・文献資料にみる近代の中城御殿(前田勇樹)

・総合質疑(中城御殿研究の今後の課題と展望)


【関連資料】

沖縄県立埋蔵文化財センター 2015 『沖縄県立埋蔵文化財センター企画展:ふたつの中城御殿跡』  

https://sitereports.nabunken.go.jp/17007 

中城御殿跡地整備検討委員会 https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/shurijo/suishin/nakagushikuudwun.html



2023年学生報告会

日時 2023年11日()13:25~17:00

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

会場 (対面)沖縄県立博物館・美術館実習室

   (オンライン)ZoomおよびYouTube



タイムテーブル *報告時間40分(報告20分 質疑20分目安)

13:25~13:30

 趣旨説明

13:30~14:10 

 陳 紹林(琉球大学 人文社会学部)

 「明代中後期の漳州人―中琉関係を中心に―」

14:10~14:50

 島尻登夢 井上実歩子 名幸直利 (琉球大学 国際地域創造学部)

 「染織文化のグローカル・ヒストリー-八重山ミンサー織を中心に-」

15:00~15:40

 宮城翔大(沖縄国際大学 総合文化学部)

 「列車爆発事故を軍隊の視点から考える」

15:40~16:20

  島尻登夢(琉球大学 国際地域創造学部)

 「沖縄の中のベトナム反戦運動-在沖反戦団体の活動を中心に-」

16:20~17:00

 本間涼子(沖縄国際大学 総合文化学部)

 「沖縄の学校教育で「基地問題」を扱うことの可能性」




2023年2月例会 復帰50年における沖縄関係企画展—何を見せ/見ようとしたのか

日時 2023年2月23日(木)14:00~17:40

開催方法 対面とオンラインによるハイブリッド開催

会場 (対面)琉大文系講義棟106教室

   (オンライン)ZoomおよびYouTube



報告者 

麻生清香 (沖縄県公文書館)

「復帰 50 周年連続企画展を振り返って ― 『 日本復帰と沖縄展 』 を中心に」


 宮城修 (沖縄県立博物館・美術館)

「沖縄 復帰「前」「後」展をふり 返る」


大里知子(法政大学沖縄文化研究所)

「東京における「復帰 50 年」関連企画展に ついて 法政大学沖縄文化研究所企画展を中心に」


琉球沖縄歴史学会 2023年「学生報告会」報告者募集のお知らせ

琉球沖縄歴史学会では、2023 3 11 日(土)にオンラインで 「学生報告会」を開催いたします。卒論・修論の内容や、現在取り組んでいるテーマなどご報告いただき、フロアとの議論を通してその研究をより深め、 琉球・沖縄での歴史学研究の裾野を広げ、次世代へ繋いでいく場になると存じます 。つきましては、報告者を募集いたします。ご希望の方は、当会事務局までお知らせいただきますようお願い申し上げます。

開催日時:2023 年 3 11 日(土)10:00~18:00 の間

  ※開始・終了時間は報告者数に応じて変更致します。

  開催方法:zoom および Youtube 配信によるオンライン開催


報告希望者は、以下3つの要件をすべて満たしてください。

 1.学部生または博士課程前期(修士)課程の大学院生であること。

 2.報告希望者あるいはその指導教員のどちらかが本会会員であること。 3.指導教員に推薦書の執筆および提出を依頼し、その承諾を得ること。

※指導教員におかれましては、お手数ですが推薦書用紙をリンクあるいは本会 HP からダウンロードし、必要事項を入力の上、事務局へのメール提出をお願いいたします(捺印は必要ございません)。


報告希望者は、以下1~5をまとめたワードファイルを作成し、メール添付でお送りください。

1.お名前(グループの場合は全員分)

2.ご所属(大学と学部、学年 グループの場合は全員分

3.ご連絡先(メールアドレスか電話番号。グループの場合は代表者のみ)

4.報告題目(仮でも構いません)

5.報告要旨 8001000 字程度


申し込み期限   2023 年 13日(月)


申し込み   琉球沖縄歴史学会事務局 ryuokishigaku@gmail.com 

 報告の可否および開始・終了時間につきましては、追って事務局よりお知らせ致します。

2023年1月例会 史料からみる琉球芸能―尚家文書の芸能関係史料を中心に―

日時 2023年1月21日(土)13:00~17:30

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催



13:00~ 趣旨説明(5分) 


13:05~13:55 報告①(報告30分・質疑応答20分)

我部大和(沖縄国際大学)

 漢訳された「老人老女」の翁の口上(仮)


13:55~14:45 報告②(報告30分・質疑応答20分)

鈴木耕太(沖縄県立芸術大学)

 組躍を読み直す―「儀礼」という観点から―


14:45~ 休憩(10分) 


14:55~15:35 報告③(報告30分・質疑応答20分)

麻生伸一(琉球大学)

 王権儀礼と首里・那覇のひとびと(仮)


15:35~16:25 報告④(報告30分・質疑応答20分)

茂木仁史(国立劇場おきなわ)

 琉球国の花火―『火花方日記』を中心に―(仮)


16:30~17:30 クロストーク 


東アジアにおける影幀を用いた人霊祭祀研究報告会

 主催 東アジアにおける影幀を用いた人霊祭祀研究

 共催 琉球沖縄歴史学会

日時 2022年1217日()13:30~17:30

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催



13:30 

井上智勝(埼玉大学・日本史)「趣旨説明」 


 第1部 日本における影幀の展開

1340

井上智勝「釈奠と人麻呂・天神祭祀」

1425~

松浦清(大阪工業大学・美術史)「天神信仰と天神像の展開」


 部 東アジアの帝王像

1515

岩佐伸一(大阪歴史博物館・美術史)「天皇の御寺泉涌寺に残された天皇の肖像画」

16:00

平川信幸(沖縄県教育庁文化財課・美術史)「中国の帝王像からみる御後絵の正面性」


16:45~ 総合討論


琉球沖縄歴史学会 202212月例会 

『沖縄県史各論編7現代』 をどう読むか

 共催 沖縄社会学会

日時 2022年12月10日(土)13:30~18:00

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催



13:30~ 趣旨説明

秋山道宏(沖縄国際大学)

13:40~ 合評①(概要整理と論点の提示)

第1~2部 座間味希呼(大阪大学・院)

第3~4部 元山仁士郎(一橋大学・院)

第5~6部 平安萌恵(立命館大学・学振DC)

15:25~ 合評②(全体的な観点からのコメント)

岸政彦(立命館大学)

高江洲昌哉(神奈川大学)

16:25~ リプライ

鳥山淳(琉球大学)

17:00~ 総合討論


琉球沖縄歴史学会 202211月例会 

復帰50年における研究とその地平「歴研特集 日本復帰50年 琉球・沖縄史研究の到達点」を読む

 共催 歴史学研究会

日時 2022年11月23日(水)15:00~18:00

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催



15:00~

古波藏 契

「趣旨説明」

15:10~

吉本 秀子

「琉球列島米国民政府(USCAR)の解体過程にみる沖縄返還」

15:55~

成田 千尋

「東アジア冷戦と沖縄」

16:40~

総合討論

琉球沖縄歴史学会 202210月例会 

「八重山ZEROマラリア」60年特集

 共催 Team Yaeyama Zero Malaria

日時 2022年10月15日(土)15:00~17:00

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催



15:00~

前田 勇樹(沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員)

「趣旨説明」

15:00~

斉藤 美加(琉球大学医学研究科助教)

「感染症時代の今、八重山ゼロマラリアの教訓を次世代に伝え世界に発信する」

15:45~

北上田 源(琉球大学教育学部准教授)

「『八重山ゼロマラリア』教材化のポイント・模擬授業の提案」

16:30~

質疑応答&総合討論

琉球沖縄歴史学会 202210月例会

合評会 土井智義『米国の沖縄統治と「外国人」管理―強制送還の系譜―』を読む

日時 2022年10月1日(土)16:00~18:00

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催



合評① 戸邉秀明(東京経済大学)

合評② 野入直美(琉球大学)

リプライ(応答) 土井智義(明治学院大学)

司会 秋山道宏(沖縄国際大学)


16:05~ 合評

17:05~ 応答

17:30~ 討論

琉球沖縄歴史学会 20228月例会

日時 2022年8月21日(日)14:00~17:00

琉球大学文系講義棟114教室

*オンラインとのハイブリッド開催

Zoom・YouTube配信

オンライン参加の場合、会員以外の方は申し込みが必要です。

申し込み締め切り2022年8月18日(木)

趣旨説明 (14:00~14:20)

山田 浩世(報告資料

報告 (報告30分、質疑応答10分)

14:25〜15:05

  「首里王府における文書発給に関する一考察」

   矢野 美沙子報告資料


15:10〜15:50

  「乾隆期における親見世関係の任職文書」

   濵地 龍磨報告資料1 報告資料2 報告資料


15:55〜16:35

  「三司官の任用と起請文」

   麻生 伸一報告資料


コメント (各自10分程度)

  屋良 健一郎

  豊見山 和行

  高良 倉吉

琉球沖縄歴史学会 20227月例会

日時 2022年730日(土)15:00~17:00

開催方法 ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催

会員以外の方は学会HP登録フォームから申し込みが必要です。

申し込みは728日(木)が締め切りです。


報告者1 

浜恵介(大阪大学大学院文学研究科博士課程後期)「非核自治体運動と1999年の石垣市平和港湾宣言」


報告者2 

木土博成(京都大学文学研究科助教)「泡盛の初出をめぐって」

*報告時間は30分以内、質疑30分

琉球沖縄歴史学会 2022月例会

日時 2022年5月21日(土)15:00~17:30(開場14:30)

琉球大学文系講義棟114教室

Lecture Room 114,University of the Ryukyus


*オンラインとのハイブリッド開催

Zoom・YouTube配信

オンライン参加の場合、会員以外の方は申し込みが必要です。

申し込み締め切り2022年5月19日(木)

申し込みは左のFormsもしくは ここ から。

趣旨説明 Introduction (15:00~15:10)

池上 大祐(琉球大学准教授)Daisuke Ikegami, Associated Professor at University of the Ryukyus


報告 Lecture(15:10~ 15 :50 )

A. G. Hopkins

Emeritus Professor at the University of Cambridge

グローバリゼションと帝国

“Globalization and Empires”


コメント Comment(16:10-16:50)

[逐次通訳あり with consecutive interpretation]

藤波 潔(沖縄国際大学 教授 )

Kiyoshi Fujinami, Professor at Okinawa International University


総合討論 discussions(16:50-17:30)

[逐次通訳あり with consecutive interpretation]


2022年3月学生報告会

日時 2022年3月19日(土)13:35~18:30

*オンライン開催 zoomおよびYouTube配信


会員以外の方は、下記の登録フォームから申し込みが必要です。

申し込みは、3月17日が締め切りです。


【タイムスケジュール修正版】当初掲載した時間帯から若干変更がありますので、お間違いないようこちらの修正版のタイムスケジュールをご確認ください。

13:35~ 趣旨説明(5分)

13:40~14:20 報告①

嘉数崇(琉球大学 人文社会学部)

「琉球国後期の短期的・中長期的サイクルの災害」

14:20~15:00 報告②

金城愛香(琉球大学 人文社会学部)

「打花鼓の変遷と伊集の打花鼓のルーツについて」

  休憩(5分)

15:05~15:45 報告③

横田夢未・古賀大登・徳永早希(琉球大学 国際地域創造学部)

「地域から見た世界史-読谷村のなかの世界史-」

15:45~16:25 報告④

伊差川鈴子(琉球大学 人文社会学部)

「津堅島の沖縄戦―日本軍史料と住民の体験記録・聞き取りを中心に―」

16:25~17:05 報告⑤

松田栞奈(琉球大学 人文社会学部)

「沖縄国際海洋博覧会および海洋博公園が本部町に与えた影響」

  休憩(5分)

17:10~17:50 報告⑥

綱取汐音(琉球大学大学院 人文社会科学研究科)

「19世紀後半のフランスにおけるジャポニスム―パリ万国博覧会と「日本」の観測者達―」

17:50~18:30 報告⑦

喜友名朝輝(東京大学大学院 人文社会系研究科)

「ヨーロッパから見るアジア・琉球のカトリック宣教―17世紀前半のローマ・スペイン関係の視点から―(仮)」

琉球沖縄歴史学会 20222月例会

日時 2022年2月5日(土)15:00~17:15


*オンライン開催 ZoomとYouTube配信

会員以外の方は申し込みが必要です。

申し込み締め切り2022年2月3日(木)


絵図・古地図と琉球史研究

趣旨説明 15:00~

 麻生伸一(沖縄県立芸術大学)


報告① 15:05~16:05(報告40分、質疑20分)

正保琉球絵図を読み解く

黒嶋  敏(東京大学)


報告② 16:15~17:15(報告40分、質疑20分)

古地図のなかの琉球と台湾

高橋公明(公益財団東洋文庫/名古屋大学名誉教授)

琉球沖縄歴史学会 202111月例会

日時 2021年11月27日(土)15:00~18:00

*オンライン開催 ZoomとYouTube配信

会員以外の方は申し込みが必要です。

申し込み締め切り11月25日(木)

https://forms.gle/imX2FLPB7p4EpRjx7

『琉球沖縄歴史』3号(2021年8月発行)合評会

論文合評① 15:00~

琉球国の「対欧米発給文書」の基礎的考察

小禄隆司(大阪大学大学院博士後期課程)


論文合評② 16:00~

沖縄戦体験記録を活用した平和学習教材開発研究

山口剛史(琉球大学教育学部)

山城彰子(元南城市教育委員会文化課市史編さん)

山内優希(元南城市教育委員会文化課市史編さん)


小特集合評 17:00~

琉球沖縄歴史とデジタルアーカイブー課題と展望ーその後

小特集報告者

琉球沖縄歴史学会 

2021年度シンポジウム

疾病と健康から見た琉球沖縄史

日時 2021年9月18日(土) 13:00~17:30

*共催:科研「近現代東アジアにおける「健康観」形成の比較史研究」(代表:市川智生)

*オンライン開催 ZoomとYouTube配信  申し込み締め切り6日(

*報告タイトルに下線があれば、レジュメのダウンロードができます。報告タイトルをクリックすると別ウインドウでレジュメが開きます。


13:00~13:10 趣旨説明

13:10~13:50 報告① 豊見山和行(琉球大学)

          疾病をめぐる琉球社会と国家―研究の現状と展望

13:55~14:35 報告② 前田勇樹(琉大図書館)

          明治沖縄の感染症対策をめぐって―せめぎ合う「旧慣」と「同化」

14:40~15:20 報告③ 市川智生(沖縄国際大学)

          戦後沖縄の乳幼児の健康―「赤ちゃんコンクール」の目指したもの

15:25~16:05 報告④ 井上弘樹(東京医科大学)

         腸管寄生虫症と米軍政下の沖縄

16:15~16:35 コメント報告 飯島渉(青山学院大学)

16:35~17:30 総合討論

琉球沖縄歴史学会 2021年8月例会

日時 2021年8月28日(土)14:00~18:00

*共催:海域アジア史研究会

*オンライン開催 ZoomとYouTube配信  申し込み締め切り8月26日(木)

真栄平房昭『琉球海域史論』(上・下) 合評会

「レジュメ」をクリックすると別ウインドウでレジュメが開きます。

合評者:―海域史の視点から―

    中村 翼(京都教育大学)

      レジュメ1   レジュメ2

    岡本弘道(県立広島大学)

    ―琉球史の視点から―

    麻生伸一(沖縄県立芸術大学)

      レジュメ

    深澤秋人(沖縄国際大学)

      レジュメ 

琉球沖縄歴史学会 2021年7月例会<合評会>

日時 2021年7月17日(土)15:00~18:00

Zoom およびYouTubeによるオンライン開催

登録は当日12時に締め切ります。


桐山節子『沖縄の基地と軍用地料問題:地域を問う女性たち』(有志社、2019年)を読む 


評者 上原こずえ(東京外国語大学教員)・謝花直美(沖縄大学地域研究所特別研究員)

応答 桐山節子(同志社大学人文科学研究所嘱託研究員)

司会 秋山道宏(沖縄国際大学教員)


書評15:10〜 

応答:16:40〜 

討論:17:20〜(予定)

琉球沖縄歴史学会 2021年6月例会

2021年6月19日(土) 13時30分~15時50分

Zoom およびYouTubeによるオンライン開催

*事務局よりZoomとYouTube配信のURLを事前に連絡します。

*参加希望の非会員は6月16日までに学会HPの登録フォームでお申し込みください。


タイムテーブル

報 告1 13:30~14:00

宮城弘樹(沖縄国際大学准教授)

鈴木悠(那覇市市民文化部文化財課学芸員)

「厨子甕銘書からみた近世琉球の人口変動に関する予備的研究」

 

報 告2 14:00~14:40 

比嘉吉志(琉球大学大学院/日本学術振興会特別研究員DC2)

近世琉球における人口の歴史―文献資料からみる課題と論点―

 

総合討論 14:50~15:50

ディスカッション

琉球沖縄歴史学会 2021年4月例会

2021年4月3日(土) 午後3時~午後6時

Zoom およびYouTubeによるオンライン開催


*会員には、事務局よりZoom配信とYouTube配信のURLを事前に連絡します。

*参加希望の非会員は、4月1日までに学会HPの登録フォームで受けつけています。


タイムテーブル (報告40分 質疑20分)


趣旨説明  15001510


報 告1  15:10~16:10  

豊見山 和行(琉球大学)「徳川帝国論―琉球の視座から―」

 

報 告2  16:20~17:20 

秋田 茂(大阪大学)「駒形丸事件―グローバルヒストリー研究の文脈で―」

 

総合討論  17:20~18:00


琉球沖縄歴史学会 2021年3月例会 

2021年3月27日(土) 午後3時から

Zoom およびYouTubeによるオンライン開催

*会員には、事務局よりZoom配信とYouTube配信のURLを事前に連絡します。

*参加希望の非会員は、3月25日までに学会HPの登録フォームで受けつけています。

タイムテーブル 報告時間:35分(報告20分、質疑15分目安)

報告➀15:00 ~15:35

石川勇人(沖縄国際大学総合文化学部社会文化学科4年)

「慶良間諸島の「集団自決」を語る言葉の隙間―2007年の教科書検定問題に焦点をあてて―」


報告②15:40 ~16:15

梅村素子(沖縄国際大学総合文化学部社会文化学科4年)

「那覇空港と強制土地接収―小禄の土地接収と社会変容から見る軍事占領の姿ー」


報告③16:20 ~16:55

石橋佐紀子(沖縄県立芸術大学大学院音楽芸術研究科音楽学専攻音楽学専修2年)

「田里朝直が大和在番の接待に供した芸能―家譜における「新編狂言六番」の解釈をめぐって―」


報告④17:00 ~17:35

小禄隆司(琉球大学大学院人文社会科学研究科博士前期課程2年)

「琉球国那覇地方官に関する基礎的考察」

学生交流会 17:40 ~18:20

報告終了後に、短い時間ですが学生交流会をそのままZoomで開催します。コロナ禍のなか、学外の学生同士で交流する機会は少なくなっている状況ですが、学部生・院生問わずご参加ください。日頃の研究の悩みから自身の研究テーマの話まで、ざっくばらんに交流できたらと思います。*参加は会員の学生に限ります。

話題)コロナ禍での史料調査や論文執筆、院進、学振DC・PDなど

琉球沖縄歴史学会 2021年2月例会

共催:海域アジア史研究会

2021年2月6日(土)

ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催

事務局よりZoom配信とYouTube配信のURLを事前に連絡します

*参加希望の非会員は2月4日(木)までに学会HP登録フォームで登録

(フォームは1月上旬に開設予定)

*URLもしくは報告タイトルをクリックすると別ウインドウでレジュメが開きます。

報告1 15:00~16:15(報告45分 質疑応答30分)

 山内  晋次(神戸女子大学)

 日宋・日元貿易期における「南島路」と硫黄交易

https://drive.google.com/file/d/1N9Ph63Pw-UkPP-41DbziN7DeAFAJTKld/view?usp=sharing


報告2 16:30~17:45 (報告45分 質疑応答30分)

 森  達也(沖縄県立芸術大学)

 福建・那覇間の海上ルートの考古学的研究ー古琉球期の陶磁器分布の分析からー

https://drive.google.com/file/d/1eaeATy1DVferaeqkT1_fauskBV8WheRS/view?usp=sharing

 2021年 3月学生報告会 発表者募集のお知らせ

日時:2021年3月27日(土)13時~

(開始時間は報告者数に合わせて変更することがあります)

開催方法:zoomおよびYoutube配信によるオンライン開催

報告時間:質疑応答含め30~40分

【募集要項】(下記の事項をメールに記載ください)

 1.ご氏名(グループの場合は全員分)

 2.ご所属(大学と学部、学年 ※グループの場合は全員分)

 3.ご連絡先(メールアドレスなど、グループの場合は代表者のみ)

 4.報告題目(仮でも構いません)

 5.報告要旨 800~1000字程度


なお、今回の学生報告会から、①発表希望者あるいはその指導教員のどちらかが本会の会員であること、②指導教員の推薦書の提出、の二点を新たに要件に加えております。②の推薦書用紙は本メールに添付しています。必要事項を入力の上、メールに添付し提出してください(捺印は不要です)。

前回に引き続き、募集発表者は学部生、また大学院の修士課程に在籍する者に限らせていただきます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

推薦書フォーマットのダウンロードは下のボタンからどうぞ

過去の例会

これまでの例会情報と参加記をご覧いただけます。

2018年

2019年

2020年

Archives

琉球沖縄歴史学会 2021年度1月例会

琉球沖縄歴史とデジタルアーカイブ−課題と展望−

2021年1月9日(土)14:30~18:00

ZoomおよびYouTubeによるオンライン開催

参加希望の非会員は1月7日(木)までに学会HP内の非会員登録フォームより登録ください。事務局よりZom配信とYouTube配信のURLを事前に連絡します。

報告14:30~16:30 (報告タイトルは仮称/URLもしくは報告タイトルをクリックすると別ウインドウでレジュメが開きます。)

琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブについて(冨田千夏:琉球大学附属図書館)

https://drive.google.com/file/d/16ti6TsCT4vEX_DtBYKRKwkrpOZsxQyCi/view?usp=sharing

南城市におけるデジタルアーカイブについて(新垣瑛士:南城市教育委員会文化課)

https://drive.google.com/file/d/1X0IJLtdlu4wzmUdq8Qhngj-aMJJpmspm/view?usp=sharing

県教育庁文化財課史料編集班におけるデジタルアーカイブについて(山田浩世・城間恒宏:沖縄県教育庁文化財課)

https://drive.google.com/file/d/1v_6N4eeegDuzjwaGYHsw3k1qbhcZYt6w/view?usp=sharing

読谷村教育委員会「沖縄戦後教育史・復帰関連資料」について(村岡敬明:明治大学)

https://drive.google.com/file/d/1cGvpSnmcwFqjBV7_Ew_r82jytfqkxSSr/view?usp=sharing

コメント16:40~17:00

伊集守道(那覇市歴史博物館)

https://drive.google.com/file/d/11olMvrLvL6IJcYCDNiaUFZ9SWHKJ0PNd/view?usp=sharing

小野百合子(沖縄県公文書館)

https://drive.google.com/file/d/13h2cqtnsDWl2lY38HC37rDaxY7YcdUxI/view?usp=sharing

総合討論 17:00~18:00

・司会:麻生伸一

琉球沖縄歴史学会 2020年12月例会

日時:2020年12月5日(土)15:00~18:00

開催形態:zoomおよびYoutubeによるオンライン開催


【タイムスケジュール】

 書評 15:00~15:40

  屋良健一郎(名桜大学上級准教授)


 コメント 15:40~15:55

  島村幸一(立正大学教授)


 著者コメント・全体討議 16:00~18:00

  村井章介(東京大学名誉教授)

2020年9月例会のご案内

<日時・開催形態>

2020年9月26日(土)15:00~18:30

zoom およびYoutubeによるオンライン開催

*各報告時間30~40 分程度、質疑時間20 分程度

*司会進行:池上大祐(琉球大学)

<プログラム>

15:05~16:05

報 告1:麻生 伸一(沖縄県立芸術大学)「18,19 世紀における琉球の対清貿易について―「球商」との取引を中心に―」

16:10~17:10

報 告2:石井 龍太(城西大学)「身代わり豚と化ける豚―近世・近代琉球諸島の豚概念―」

17:15~18:15

報 告3 :高江洲昌哉(神奈川大学)「日本兵研究と沖縄戦研究の再架橋を考える」

18:15~18:30 質問対応 :各報告時間内に拾えなかったご質問の紹介

19:00~ オンライン意見交換会:任意で

<オンライン配信に際しての補足事項>

*例会への参加方法について・・・Zoom 配信(実名による参加)とyoutube 配信(聞くだけでしたら匿名参加可能)のど ちらかを任意で選ぶことができます。ただし、youtube 配信については、音声会話はできませんので、ご質問は コメント欄をご活用ください。なおコメント欄でいただいたご質問について口頭で補足していただくことはでき ないことを申し添えます。

*非会員の方の参加について・・・本例会への参加を希望される方は、9 月24 日(木)までにメールにて事務局まで申し込み ください。受付終了したのち、zoom ミーティングURL・ID、Youtube チャンネルのURL および報告資料を例会前日までにメールにてご案内いたします。 

2020年度7月例会のご案内

日時:2020年7月25日(土)11:00~

     書評11:30~、応答12:00~、討論12:30~(予定)

合  評  会

上原こずえ『共同の力:一九七〇~八〇年代の金武湾闘争とその生存思想』(世織書房、2019年)を読む 

評者:秋山道宏(沖縄国際大学)

応答:上原こずえ(東京外国語大学)

司会:古波藏契(明治学院大学 ・日本学術振興会特別研究員PD)

本例会は、Zoomを使用したオンライン例会を行います。

本例会ではオンライン会議システムであるZoomを利用します。

参加を希望する会員の方は、あらかじめご準備をお願いします。

例会開始前に会員のみなさまへミーティングIDとパスワードをメールにてお知らせします。

Zoomの使い方については、本案内とは別にホームページで行いますのでご参照ください。その他、ご不明な点は、事務局までご連絡ください。

【琉球沖縄歴史学会  2020年度9月例会自由論題報告の募集のお知らせ】

2020年9月26日(土) に2020年9月例会を開催いたします。

つきまして、研究発表を募集いたしますので、下記の通りご案内いたします。

多くの方々のお申し込みを、心よりお待ちしております。 

なお、9月例会はzoomによるオンライン配信となりますので、報告のエントリーには一部条件があります。詳しくは、下記募集要項概要および添付の「琉球沖縄歴史学会9月例会自由論題報告の募集のお知らせ」をご確認ください。

日時・テーマ・開催形態

日 時 :2020年9月26日(土)15:00~最長で18:00

テーマ :自由論題報告会

開催形態:zoomによるオンライン配信

報告エントリー方法 

記入項目:

      ①お名前、②ご所属、③メールアドレス、④題目(仮題も可)、⑤報告要旨800字程度 (※書式は任意)

締 切:2020年7月31日(金)

提出先 :琉球沖縄歴史学会事務局あて               ryuokishigaku@gmail.com

※エントリー多数の場合には、学会事務局で報告者の選考を行い決定したいと思います。ご理解いただければ幸いです。

※報告者は、開催形態の都合上、自宅等よりzoomを通じて報告を行える方のみとなります。

【琉球沖縄歴史学会  2020年3月例会の延期・中止のお知らせ】

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月21日に開催予定の書評会を無期限延期、学生報告会は中止とする対応をさせていただくこととなりました。

ご参加を予定されていたみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ならびにご了承のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年3月の合評会・例会のお知らせ

琉球沖縄歴史学会企画 合評会のご案内

【日時】2020年3月21日(土)9:30~12:00

【場所】県立芸術大学当蔵キャンパス一般教育棟3階大講義室

 9:30~ 開会

 9:40~ 合評➀

10:10~ 合評➁

合評者:屋良健一郎(名桜大学上級准教授)・島村幸一(立正大学教授)

10:40~ 休憩

10:50~ 著者コメント・総合討論

12:00~ 閉会

琉球沖縄歴史学会2020年3月例会のご案内

【日時】2020年3月21日(土)12:50~17:50

【場所】県立芸術大学当蔵キャンパス一般教育棟3階大講義室

12:50~   報告①   琉球大学 西洋史ゼミ

「伊江島のなかの世界史ー阿波根昌鴻と戦後の平和教育ー」

13:20~   報告➁   儀保碧(琉球大学4年)

「19世紀琉球における欧米人との問題について―女性との関わりを中心に―」

13:50~   報告③   橋口まなつ(琉球大学4年)

「琉球国における科試について―京都大学所蔵「琉球資料」所収の科試関係資料の分析を中心に―」
―休憩(10分)―

14:30~   報告④   渡部史織(琉球大学4年)

「近世琉球の下層身分について-遊行民・障碍者・非人を中心に-」

15:00~  報告 ⑤   前堂颯世(琉球大学大学院)

「『四本堂詩文集』の成立過程と初版本について」

15:30~   報告➅   豊見山青希(琉球大学大学院)

「近世琉球における土地問題らみた地方の問題解決能力-模合仕明地・墓地・質入地の検討から-」
―休憩(10分)―

16:10~   報告➆   大城直也(沖縄国際大学大学院)

「近世琉球後期の異国船対応規定―「異国御用帳」を中心にー」

16:40~   報告➇   伊佐知弥子(琉球大学大学院)

「近世から近代における旅妻・賄女・宿引女に関する研究―宮古・八重山地域を対象に―」

17:20~   報告➈   伊波春奈(沖縄国際大学大学院)

「Aサインバーホステスからみる「アメリカニズム」の諸相-1960年代コザにおける美容師・洋裁師との関係-」

17:50 閉会 

琉球沖縄歴史学会2020年3月例会「学生報告会」 

報告者募集のお知らせ 


 琉球沖縄歴史学会では、2020年の3月例会は昨年につづき「学生報告会」を開催いたします。学部生および大学院修士課程(博士前期課程)の学生による卒論・修論の内容や、現在取り組んでいるテーマなどご報告いただき、フロアとの議論を通してその研究をより深め、琉球沖縄での歴史研究の裾野を広げ、次世代へ繋いでいく場になると存じます。つきましては、下記の内容にて報告者を募集いたします。学年・単独/複数名問いませんので、ご希望の方は、以下の詳細を当会事務局までお知らせいただきますようお願い申し上げます。

【日時】2020 年3 月21日(土)13:00~(予定) ※開始時間は報告者数に応じて変更致します。 

【場所】沖縄県立芸術大学当蔵キャンパス一般教育棟3階 大講義室(仮) 

  *報告希望の方は、以下の内容を事務局へメールにてお知らせください。 

  *報告の可/否と報告時間につきましては追って事務局よりお知らせ致します。 

     1.ご氏名(グループの場合は全員分) 

     2.ご所属(大学と学部、学年 ※グループの場合は全員分) 

     3.ご連絡先(メールアドレスなど、グループの場合は代表者のみ) 

     4.報告題目(仮でも構いません) 

     5.報告要旨 800~1000 字程度 

  

申込期限:2020 年1 月31日(金) 

 

【問い合わせ先】 

琉球沖縄歴史学会事務局 ryuokishigaku*gmail.com     *〔at〕をアットマークに置き換えてください。

〒903‐8602 沖縄県那覇市首里当蔵 1‐4 沖縄県立芸術大学麻生研究室 

琉球沖縄歴史学会 2020年1月例会のご案内

【日時】2020年1月26日(日) 10:00~15:30

【場所】沖縄県立芸術大学 金城キャンパス  2階AV講義室

 ※当蔵キャンパスではありません。

     <アクセス>ゆいレール首里駅より南へ徒歩20分                             沖縄バス7・8系統首里城下町線「芸大第3キャンパス前」で下車                             詳細はこちら☞http://www.okigei.ac.jp/access/access-index.html 

【プログラム】 

 司会 新垣 力(沖縄県立埋蔵文化財センター)

 10:00~10:10    趣旨説明 (沖縄県立埋蔵文化財センター 瀬戸哲也)

 10:10~10:50    本書の概要(仮) (沖縄県教育庁文化財課 濵地龍磨) 

 10:50~11:50    文献史の視点より(仮)(那覇市市民文化部文化財課 鈴木悠)

  ~昼 食~ 

 13:00~14:00    先島の視点より(仮)(宮古島市生涯学習振興課 久貝弥嗣)

 14:00~15:30    出席者参加による全体討論 

○コメント   高橋慎一朗   東京大学史料編纂所

                          黒嶋敏            東京大学史料編纂所 

                                                    画像史料解析センター ほか

琉球沖縄歴史学会 2019年11月例会のご案内

11月例会は10月26日(土)に開催いたします。

 

【日時】 2019年10月26日(土)13:00~17:00

【場所】 沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス 一般教育棟3階  大講義室

【プログラム】

     ○パネリスト(報告時間 各40分/13:00~)

上里隆史(浦添市立図書館 館長):歴史学から見た琉球の倭寇について

島村幸一(立正大学 文学部教授):琉球の歌謡と伝承から「倭寇」を考える

瀬戸哲也(沖縄県立埋蔵文化財センター 主任専門員):14~16世紀の琉球列島における陶磁交易からみた倭寇

○討論 (約60分/16:00~)

司会:久貝弥嗣(宮古島市教育委員会)

討論者:上里隆史    島村幸一    瀬戸哲也


共催:宮古島市教育委員会           後援:沖縄県立博物館・美術館

琉球沖縄歴史学会2019年9月例会参加記

 

     2019年10月5日に沖縄県立芸術大学で琉球沖縄歴史学会9月例会が開催された。本例会は、当初、9月21日に土井智義氏、シモン・グレジュク氏(報告タイトル「1771年に奄美大島に寄港した東欧人たちの琉球の体験とその予期せぬ余波」)による研究報告が行われる予定であったが、台風17号の影響により延期となった。10月5日に土井氏より「奄美返還以降における非琉球人管理制度の再編―米国民政府布令第125号(第二入管令)の成立と強制送還の展開について―」との題で報告が行われた(なおグレジュク氏の報告は諸事情により未報告となった)。また、報告後に鳥山淳氏よりコメント報告が行われた。

    報告では、1953年の奄美返還(奄美の日本復帰)に前後して発布・展開した入管令(第一次・第二次)とそれによる非琉球人の扱いをめぐる問題について、とりわけ非琉球人として強制送還の対象になった奄美の人びとの問題などが具体的な事例や統計を挙げながら示された。非琉球人の概念内には、仕事などで沖縄に滞在していた日本人建設労働者などが含まれるが、もっとも多かったのが日本復帰以後に非琉球人となった奄美の人びとであった。入管令の発布と適用の事例(=強制送還)、その法的概念などを精緻に整理した報告により、米国による沖縄統治の様相や戦後沖縄における人の管理の問題が具体的に明らかになった。

    報告後の鳥山氏からのコメントでは、報告内容にかかる確認が行われるとともに、これら非琉球人に向けられた統治のあり方はどのように琉球人へも向けられていたのか(または連動していたのか否か)といった問題が示され、活発な討議が行われた。強制送還という問題をさぐることで、国家間の関係や法の適用をめぐる政府・社会・歴史背景などにかかわる幅広い問題が明らかになった。

(山田浩世)

琉球沖縄歴史学会 2019年9月例会・総会のご案内

【日時】2019年9月21日(土)15:00~17:00

【場所】沖縄県立芸術大学 当蔵キャンパス一般教育棟3階302号教室

【プログラム】

14:00   総会(会員のみ)

15:00   研究報告①  シモン・グレジュク(名桜大学非常勤講師)

「1771年に奄美大島に寄港した東欧人たちの琉球の体験とその予期せぬ余波―“ベニョフスキ航海記”及び“リュミン記録”の史的検討」

16:00    研究報告② 土井智義(日本学術振興会特別研究員PD)

「奄美返還以降における非琉球人管理制度の再編―米国民政府布令第125号(第二次入管令)の成立と強制送還の展開について」 

琉球沖縄歴史学会2019年7月例会参加記

 

     2019年7月27日に沖縄県立芸術大学で琉球沖縄歴史学会7月例会が開催された。例会では、「ティネッロ・マルコ『世界史からみた「琉球処分」』合評会」と題し、2名の報告者(大城直也・小禄隆司)による合評の後、討議が行われた。

    合評の対象となった本書は、榕樹書林より2017年に刊行されたもので、「琉球処分」をめぐる歴史状況を欧米諸国からの関与を踏まえ議論したものとして徳川賞特別賞を受賞するなど、高い評価を受けている。琉球国が日本へと併合されていく過程=「琉球処分」(琉球併合)を捉える視点として、従来、琉中日間の問題として描き出す視点が主流をなしてきたが、本書ではこれら三者(中琉日)の中に問題を閉じ込めず、さまざまな形で三国に関与した「西洋諸国」を新たな立脚点として描き出すことで、よりグローバルな視点=世界史の中に「琉球処分」を位置づけようとしたものとなっている。

    本書は、主に①幕末における江戸立と呼ばれた徳川幕府への使節派遣の延期・解体過程をとりあげながら琉球の日本の中での位置づけの変遷について(1部1章、2部1・2・3章)、②琉球が西洋列強(アメリカ・フランス・オランダ)との条約締結と条約がどのようにその後の琉球処分の過程で問題となり影響を与えたのか(1部2・3、3部1・2章)について論究している。

    最初の合評者である大城直也氏(沖縄国際大学修士2年)は、本書の内容を紹介した後、琉球側の西洋諸国への対応方針となっていった「御用帳」「例抜」の作成と条約体制の受容について報告した。二人目の合評者である小禄隆司氏(琉球大学大学院修士1年)は、同じく本書の内容を示した後、琉球側が通商を求める西欧側の要求を断るレトリックの変化の可能性などについて報告した。

    総合討議では、最初に著者のマルコ氏から合評内容へのコメントが行われ、議論が進められた。討議では、フランスとの条約締結が武力をともなう強圧的な状況下で行われたことについて(正常に)締結された条約とみなせるのか、「御用帳」およびそれを抜粋した「例抜」の関連性や成立過程について質問があった。また、条約を締結した後、批准まで進んだ国はアメリカだけであったが、(条約の)効力の有無という問題とは別に条約を(批准はせずとも)結んだことそのものに意義があるのではないか、条約締結の当事者それぞれにとってその取り扱いや位置づけが異なっていた点をどのように捉えるか、ペリー来航における老中阿部正弘の対応と隠蔽政策の転換などについて議論が行われた。

(山田浩世)

琉球沖縄歴史学会 2019年7月例会のご案内

  

  【日時】7月27日(土)15:00~


  【場所】沖縄県立芸術大学首里当蔵キャンパス一般教育棟3階302号教室


   対象文献  :  ティネッロ・マルコ『世界史からみた「琉球処分」』(榕樹書林、2017年)


   話題提供者1:大城直也(沖縄国際大学修士課程)


   話題提供者2:小禄隆司(琉球大学修士課程)

琉球沖縄歴史学会 2019年5月例会研究報告概要

当ホームページでは、各大会・例会のレジュメを公開しております。下記リンクよりご覧いただけます。

池上大祐氏(琉球大学) 

古波蔵契氏(明治学院大PD)  

  琉球沖縄歴史学会 2019年5月例会参加記

       2019年5月12日に開催された5月例会(@沖縄県立芸術大学)では、「合評会 信夫隆司『米軍基地権と日米密約―奄美・小笠原・沖縄返還を通して』を読む」と題し、2名の報告者による合評の後、全体での討議を行った。

     本書の著者によれば「基地権」とは、米軍が日本に駐留することにともなう特権(日米行政協定・日米地位協定に規定されている)と、これにとどまらず基地の機能を維持するうえで必要とされる広範な権利を含んだアメリカの基地特権の事である(合評書4~5頁)。そして、基地権をめぐる日米交渉の中で生成されてきたのが密約による処理であった。本書では、基地権を物的面(施設・区域)と人的面(米軍属に対する刑事裁判権)に分けつつ、基地権をめぐる日米の相克を時系列に描いている。なお、本書の構成は以下のとおりである。

序章 基地権をめぐる日米の相克

第一章 刑事裁判権密約

第二章 奄美返還

第三章 ジラード事件

第四章 小笠原返還

第五章 沖縄返還

第六章 伊江島事件

終章 日米密約の構造

      一人目の合評者である池上大祐氏(琉球大学)は、アメリカ現代史の専門家である。池上氏の報告では、冒頭で議論の前提となる日米安全保障条約の構造、地位協定第17条(刑事裁判権)の概要と本書の枠組みおよび内容が簡潔にまとめられた。池上氏はまず本書の意義として従来別々に議論されていた「物的面」と「人的面」を基地権という用語によって併せて論じた点を挙げる。そして、この切り口(基地権)により、沖縄だけにとどまらず小笠原やミクロネシアの信託統治領など米軍基地全体をグローバルな視点から照射できる可能性を指摘した。一方、課題としては本書の研究史上の意義が不明瞭であり、結論の弱さに繋がっている点が指摘された。また、昨今の米軍基地研究において基地が置かれた地域の住民に着目する研究潮流の中、本書の記述から現地住民の姿が見えてこない点も課題として挙げられた。

     二人目の合評者である古波蔵契氏(日本学術振興会特別研究員PD)は、今をときめく沖縄戦後史の若手研究者である。古波蔵氏の報告では、冷戦構造における密約の意義と法的空白状態(“戒厳令”と表現)の2点を中心に議論が展開された。冷戦構造においては外部の敵だけでなく、体制内部の抵抗・反発をいかに抑制するかに大きな力が注がれた。そして、日米間においては両国の目的(日本―政治問題化の回避・親米保守政権の維持、米―自由な軍事的展開)を両立するための調整機能として「密約」が機能したという。そして、戦後沖縄の様々な場面(読谷の「像の檻」、沖国大ヘリ墜落事件など)において度々顕在化する「法的空白状態」こそ「基地権」そのものであった。このような超法規的に展開する(法を無効化する)軍事的暴力の現出を古波蔵氏は「戒厳令」として読み替え、伊江島事件を例に挙げながら軍隊が有している理不尽なまでの暴力の発動に対する正当化の論理を指摘した。

    以上2名の合評報告を踏まえて、全体討論では改めて本書が提示しきれなかった本書の意義や現地住民が見えてこない点が議論の的となった。また、自衛隊のイラク・クエート派遣の際の専属的裁判権(ある種の基地権)の問題が議論された。

    現在、日本の対米従属が強まる中、それ以前の密約の時代から密約が要らない時代へと変化してきている。本書で提示された枠組みや展望を足掛かりとしつつ、米軍基地問題をよりグローバルな視点へと拡げながら地域の視点と擦り合わせていく研究成果が今後希求されているように思われる。 

前田勇樹(琉球沖縄歴史学会事務局) 

琉球沖縄歴史学会 2019年5月臨時総会・例会のご案内

【日時】2019年5月12日(日)14:00~ 

【場所】沖縄県立芸大 当蔵キャンパス一般教育棟302教室

臨時総会(14:00~)

   議題:規約の一部改正について

 例会:新刊の合評会(15:00~)

    対象文献: 信夫隆司『米軍基地権と日米密約』岩波書店、2019年

    話題提供者1:池上大祐氏(琉球大学)

    話題提供者2:古波蔵契氏(明治学院大PD)  

琉球沖縄歴史学会 2019年3月例会のご案内

【日時】2019年3 月10日(日)11:00から

【場所】沖縄県立芸大 当蔵キャンパス一般教育棟大講義室

【プログラム】報告時間:40分(20、質疑目安)

報告 ①11 :00 ~11 :40

     琉球大学西洋近現代史研究室 (合同報告 )

「地域から見た世界史研究 ―久松五勇士と世界 ― 」

報告 ➁ 11 :45 ~12 :25

     小禄 隆司 (琉球 大学法文部 国際言語文化学科 4年)

「嘉慶 21 年から道光 26 年における琉球国の対欧米外交性格ついて―「外交文書」の分析を中心に ―」 

報告 ➂ 13 :30 ~14 :10

     伊良波 賢弥 (琉球大学法文部国際言語化科 4年)

「王家の墓所における御清明変遷と尚・向姓門中 ―1879 年から現在までを中心に ―」 

報告 ④ 14 :15 ~14 :55

     屋冨祖 泰志 (琉球大学法文部国際言語化科 4年)

「三月日考」 

報告⑤ 15 :00 ~15 :40

     陣野原 知行 (琉球大学 大学院 人文社会科学研究間専攻 )

「唐代前半期東突厥羈縻支配に対する一考察」 

 報告 ⑥ 15 :45 ~16 :25

     伊波 春奈 (沖縄国際大学院地域 文化研究科南島専攻歴史領域)

「1960 年代コザにおける女性文化ついての一考察 ―美容・服飾業からみる「アメリカニズム」の諸相 」

 報告 ⑦ 16 :30 ~17 :10

     木谷 彰宏 (同志社大学院グローバル・スタディズ研究科博士後期課程 )

「〈教室の風景 〉からみる戦後沖縄 ―作文を中心に ―」 

報告 ⑧ 17 :15 ~17 :55

     比屋根 亮太 (台湾大学政治研究所博士候補生 )

「琉球・沖縄史観の発展沿革」

琉球沖縄歴史学会 2019年1月例会のご案内

【日時】2019 年1 月26日(土)15:30から

【場所】沖縄県立芸大 当蔵キャンパス一般教育棟302 教室

【プログラム】

15:30-16:10

琉球沖縄の歴史人物教材について - 儀間真常の教材化-

          下地治人(浦添市立港川小学校)

16 :10ー16 :50

玉城朝薫を題材 とした教材

          玉城政宙(那覇市立真嘉比小学校)

17 :00-17 :30

コメント

          里井洋一(琉球大学教育学部)

17 :30-18 :00

全体討議


琉球沖縄歴史学会2019年3月例会「学生報告会」

報告者募集のお知らせ 

琉球沖縄歴史学会では、2019年3月例会として「学生報告会」を開催いたします。卒論・修論の内容や、現在取り組んでいるテーマなどご報告いただき、フロアとの議論を通してその研究をより深め、琉球沖縄での歴史研究の裾野を広げ、次世代へ繋いでいく場になると存じます。つきましては、下記の内容にて報告者を募集いたします。学年・単独/複数名問いませんので、ご希望の方は、以下の詳細を当会事務局までお知らせいただきますようお願い申し上げます。 

【日時】2019年10日(日)13:00~(予定)  ※開始時間は報告者数に応じて変更致します。 

【場所】沖縄県立芸術大学

*報告希望の方は、以下の内容を事務局へメールにてお知らせください。

*報告の可/否と報告時間につきましては追って事務局よりお知らせ致します。

1.ご氏名(グループの場合は全員分)

2.ご所属(大学と学部、学年 ※グループの場合は全員分)

3.ご連絡先(メールアドレスなど、グループの場合は代表者のみ)

4.報告題目(仮でも構いません)

5.報告要旨 800~1000字程度

6.希望時間帯(遠方からエントリーされる方)      

                  午前 ・ 午後 ・ どちらでもよい

※申込期限:2019年1月31日(木)

【問い合わせ先】

琉球沖縄歴史学会事務局

琉球沖縄歴史学会事務局 ryuokishigaku〔at〕gmail.com

     *〔at〕をアットマークに置き換えてください。

〒903‐8602 沖縄県那覇市首里当蔵1-4 沖縄県立芸術大学麻生研究室

琉球沖縄歴史学会 2018年12月例会研究報告概要

    2018年12月1日に例会は、「琉球史料学の基礎的構築に基づく近世琉球史研究」科研中間報告会との共催で行われた。まず、会長により例会の趣旨が説明され、次第に沿って報告があった。

    真栄平房昭「琉球の外交文書・モノが語る〈流転の歴史〉」では、島津氏の琉球侵略や明治国家による琉球併合に際して、琉球に所在していた国書や芸術品などが戦利品などとして琉球外に持ち出されていたことが取りあげられた。これらの外交文書やモノが琉球から〈略奪〉され、そのうちの一部は〈転売〉されてきた点、また政治的思惑により〈隠蔽〉されてきた点などが指摘され、伝来過程も追跡する必要性が強調された。

    屋良健一郎「近世における琉球船の日本漂着」では、近世期に日本に漂着した琉球線・琉球人の送還についての報告があった。報告で、近世初期には漂着琉球船の対応が確立していなかったが、宝永2年(1705)の土佐国漂着時の薩摩藩からの要請が契機となって長崎経由ではなく、薩摩経由での帰国が基本方針となったことが指摘された。

    豊見山和行「台湾大学図書館蔵田代文庫における琉球史料の意義」では、台湾大学図書館の田代安定文庫に所蔵されている田代安定史料の概要と史料的価値が報告された。これまで八重山関係史料のみと認識されていた史料群だったが、実際には宮古・沖縄・奄美・久米島といった幅広い史料が含まれていたことが明らかとなった。各村・各間切からの報告書であり、田代の調査時期も明確であるため、本史料群が特定の時期の地域横断的な史料という特質を持ち、改変や修正の少ない史料で、人口・社会経済・山林・民俗・村落など豊富な情報を持っていることなどが指摘された。

    麻生伸一「摂政・三司官起請文について」では、島津家文書に所収される摂政・三司官起請文の所蔵状況の変遷が紹介された。報告を通して、17世紀の摂政・三司官起請文の残存が少ないのは17世紀末の鹿児島城の火災による焼失の可能性があること、18世紀の薩摩藩内のアーカイブ政策の変更を受けて、それまで国王起請文と別置されていた摂政・三司官起請文が、同一の場所に保管されるようになったことが指摘された。

    赤嶺守「歴代宝案と档案史料」では、琉球国王から発給された中国向け公文書の性格についての報告があった。なかで、琉球国王から中国皇帝へ送られる奏摺について、上奏権の有無を朝鮮やベトナムの事例と比較して分析すべきこと、いわゆる「空道」の意義が指摘された。

    知名定寛「「琉球藩王尚泰訴状」の原本について」では、新出史料である「琉球国内務省出張所往復書藩庁往復並応接記綴込」に含まれる「琉球藩王尚泰訴状」原本の分析を通して、田原法水らの尚泰への提訴取り下げの経緯が、これまでの先行研究での理解とは異なっている点などが明らかになった。また、「琉球処分」以前の「真宗開放」について再考が要されることなどが指摘された。

    深澤秋人「尚家文書333・334号のなかの鹿児島県庁関係史料」では、鹿児島県庁から発給された「御添書」「御次書」「御書付」の用語・用法と文書自体の性質や機能についての報告がなされた。文書の内容(依頼・布達)や手交方法(直接か否か)によって表記が異なることなどが指摘された。

    全体討議では、生の史料の持つ情報量の多さ、伝来過程の重要性などが確認された。

 

麻生伸一(沖縄県立芸術大学)

琉球沖縄歴史学会 第2回例会 

「戦琉球史料学の構築と新たな展望」

【日時】2018 年12 月1日(土)13:00-18:30                【場所】沖縄県立芸大 当蔵キャンパス一般教育棟大講義室

【プログラム】

13:00-13:10/ これまで成果と若干の課題                                                                                      豊見山和行(琉球大学)

13:10-13:50/ 琉球処分と王府文書のゆくえ                                                                                  真栄平房昭(琉球大学)

13:50-14:20/ 近世における琉球船の日本漂着                                                                             屋良健一郎(名桜大学)

14:20-15:00/ 台湾大学図書館蔵田代文庫における琉球史料の意義                                    豊見山和行(琉球大学)

15:10-15:50/ 摂政・三司官起請文について(仮)                                                      麻生伸一(沖縄県立芸術大学)

15:50-16:30/ 歴代宝案と档案史料                                                                                                            赤嶺 守(琉球大学)

16:30-17:10/「琉球藩王尚泰訴状」の原本について                                                            知名定寛(神戸女子大学)

17:10-17:50/尚家文書333・334 号のなかの鹿児島県庁関係史料                                      深澤秋人(沖縄国際大学)

17:50-18:30/全体討議

琉球沖縄歴史学会 2018年11月例会研究報告概要

    2018年11月23日(金)に「戦争遺跡が語るもの」とのテーマで4名の報告者および1名のコメント報告者による発表が行われた。沖縄における「戦争遺跡」は、近年、考古学的な調査成果が積み重ねられ、吉浜忍『沖縄の戦争遺跡』(吉川弘文館、2017)が刊行されるなど注目が集まっている。戦争体験者(証言者)の高齢化が進む中で、戦争の記憶と実相をどのように継承していくのかとの観点(ヒトからモノへ)も含め本例会が企画された。

    最初に瀬戸哲也(沖縄県立埋蔵文化財センター)氏から「沖縄県における戦争遺跡調査成果の普及-文化財調査担当者による実践例から-」と題し、文化財行政(主に普及担当者 )の立場から遺跡調査を行い学術的に報告する際と成果普及(出前授業など)に際しての語りのギャップやあり方などについて問題提起がなされた。「戦争遺跡」をめぐる語りのあり方は場面毎に多様であるが、そもそも沖縄において「戦争遺跡」を通じて語ることの位置づけは、規模や唯一性を強調する語り、軍事史的語りなどだけでは回収しえない問題を抱えていることなどが報告された。

    次に片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター)氏から「戦争遺跡を科学する-沈没船USSエモンズと特攻に関する調査研究」との題で、古宇利島沖に沈没し、現在有名なダイビングスポットとなっている駆逐艦エモンズの水中考古調査の最新手法を用いた成果報告が行われた。高解像度の海底地形図やエモンズの船体状況を把握できる三次元モデルの作成、文献(日米両軍の記録や新聞)情報などからエモンズを焦点にした詳細な沖縄戦の復元が行い得ることが示された。質疑では平和教育への素材としてどのように活用できるのかなどについて、艦砲射撃との関係などから海と陸の語りを結びつけることでエモンズを焦点にしながら沖縄戦の実相を理解する教材開発が可能ではないかなどの応答が交わされた。

    休憩を挟んで吉川由紀(沖縄国際大学非常勤講師)氏から「沖縄戦研究における戦争遺跡について」と題し、膨大な蓄積を持つ沖縄戦研究の中で「戦争遺跡」の持つ研究上の位置づけや展望などについて報告が行われた。これまで文書記録や映像記録のほか証言などを中心に進められてきた沖縄戦研究において、「戦争遺跡」が持つ特徴や可能性について陣地跡や弾痕などが残る遺跡、ガマなどを紹介しながら、戦争遺跡を記録し資料化することで従来利用されてきた諸資料による成果(理解)のクロスチェックやさらなる検討を行うことができること、その上で沖縄戦像をより深めることができることなどが指摘された。

     最後に平良次子(南風原文化センター)氏から「南風原町における戦争遺跡と平和学習利用」と題し、戦争遺跡の保護と活用を積極的に展開してきた南風原町の取り組みについて報告が行われた。南風原陸軍病院壕を文化財保護の対象として整備するとともに、戦跡を案内するガイド養成や子供の学習を通じて経年的な積み上げを行っていることが報告された。センターにおける史跡の保存・活用と平和学習、沖縄戦の記憶の継承が連動し蓄積となっていること、展示におけるアジアへの視点やアート利用の事例などが示された。

    4つの報告を受けて、北上田源(琉球大学非常勤講師・沖縄平和ネットワーク事務局)氏より「こどもの学び」の視点からコメント報告が行われた。こどもの学びにとって五感を使った学習が重要であることを踏まえ、戦争遺跡が科学的検証を経た学び・体験の場となる可能性を持っていること、戦争遺跡を軍隊の論理や沖縄戦の全体像を学ぶ工夫によって活用していくことで高い学習効果を得られることなどの指摘を得た。

    戦争遺跡の活用において、戦争遺跡「を」学ぶのではなく、戦争遺跡「から」学ぶ、戦争遺跡「で」学ぶなどの視点の転換が重要であり、沖縄戦研究の深化や平和学習の効果的な教材開発において科学的な知見から得られた成果の共有が重要であることなどが会場で共有されたのではないかと考える。

山田浩世(沖縄県教育庁文化財課史料編集班専門員)

琉球沖縄歴史学会 第1回例会 

「戦争遺跡が語るものー発掘・平和学習・沖縄戦研究」

【日時】11月23日14時〜17時半

【場所】沖縄県立芸大 当蔵キャンパス一般教育棟302教室

【プログラム】

沖縄県における戦争遺跡調査の成果普及 -文化財調査担当者による実践例から- 

           瀬戸哲也(沖縄県立埋蔵文化財センター)

戦争遺跡を科学する ー沈没船USSエモンズと特攻に関する調査研究

           片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター) 

沖縄戦研究における戦争遺跡について 

           吉川由紀(沖縄国際大学非常勤講師) 

南風原町における戦争遺跡と平和学習利用

            平良次子(南風原町立南風原文化センター)

コメント報告

            北上田源(琉球大学非常勤講師)


第2回準備例会「地域と世界史をつなぐ―琉球・沖縄の視点から―」

 【趣旨】地域(沖縄など)の歴史と世界史をつなぐ教材化・展示化の展望や課題を、高校・大学・博物館(行政)での経験や研究成果をもとにして共有する。

 【概要】『地域史の世界史』(ミネルヴァ書房、2016年)、『地域から考える世界史―日本と世界を結ぶ』(勉誠 出版、2017年)など、「地域」という視点から世界史を読み直す作業が近年、注目されている。また新高等学 校学習指導要領(案)では、新設科目として「歴史総合」が設置されることになっており、日本史と世界史を融 合させた新しい方法論や視点の導入が要求される。そこで本企画では、大学、小中高、博物館における世界史/ 歴史実践(歴史研究、歴史教育、歴史展示を含む)の在り方を「地域」という視点(特に琉球・沖縄の視点)か ら問い直すこと目指す。報告者には、現場での実践経験、自身の研究成果をベースにしていただき、「地域と世 界史をつなぐ」というレンズをかけてみると何が見えてきそうか、逆にどういう課題がでてくることが想起され るのかを、幅広く議論していきたい。

 【日時】 6月16日(土曜)15:00~17:40頃(開場14:30)

 【場所】沖縄県立芸術大学首里当蔵キャンパス 一般教育棟302教室

 【プログラム】

      趣旨説明:池上 大祐(琉球大学) 15:00~15:10 

     ①  神山 英(沖縄市立コザ小学校教諭)15:10~15:55 (報告30分、質疑15分)

             沖縄の歴史(戦後史)を学び合う授業づくり

                      ―初代琉球政府主席「比嘉秀平」の立場で土地取り上げ問題を考える―

     ②  山田 雄三(福岡大学 福岡・東アジア・地域共生研究所PD)16:00~16:45

             日常から世界史へ―福岡・東アジア・地域共生研究所の実践からー」

     ③  浦崎 綾奈(沖縄市 市史編纂担当)16:55~17:40

             コザを展示する―ヒストリートの取り組み―」

第1回準備例会(共催:海域アジア史研究会)

【日時】:2018年3月10日(土)15:00から

【場所】:沖縄県立芸術大学首里当蔵キャンパス一般教育棟302号室

【報告】

     ①  新里亮人(伊仙町教育委員会)15:00~15:45

             食器類からみたグスク時代の琉球列島社会

    ②  瀬戸哲也(沖縄県埋蔵文化財センター)  15:45~16:30

             グスク時代における陶磁の機能

    ③  深澤秋人(沖縄国際大学) 16:30~17:15

             那覇港への渡唐銀の搬送―御銀船と御銀宰領について―(仮)

    ④  山内晋次(神戸女子大学) 17:15~18:00

             11-16世紀海域アジアにおける硫黄流通